轟龍改は『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の登場メカであり、同作のスーパー系女主人公の前半の主役メカの一つ。

轟龍改
登場作品

バンプレストオリジナルαシリーズ

デザイン 宮武一貴[1]
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 鋼機人(ヒューマシン)
生産形態 量産試作機
型式番号 YMD-01D
全高 29.5 m
重量 160.2 t
動力 気動器
補助MMI T-LINKシステム
開発者 ロバート・H・オオミヤ
安西エリ
リシュウ・トウゴウ
開発 テスラ・ライヒ研究所
パイロット クスハ・ミズハ
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概要編集

グルンガストシリーズのノウハウと、『第2次スーパーロボット大戦α』にて負傷した龍王機グルンガスト系のパーツを組み合わせて龍人機に改造したときのノウハウを元に設計・開発された鋼機人(ヒューマシン)先行量産型・轟龍の改良型。

クスハ用にカスタマイズされており、T-LINKシステムを組み込んである。また、本来は背部パーツが換装型となる予定であったが、急ごしらえのため山海霊気砲が固定兵装として装備されている。

龍虎王のデザインを元にしているのか、青を基調としたカラーリングが施されている。クスハの恋人のブルックリン・ラックフィールドは白を基調としたYMD-02T雷虎改に乗っているため、2機が並ぶと龍王機と虎王機が並んでいるように見えなくもない。実際、外見でカラーリング以外に大きく異なるのは背中の兵装のみで、轟龍改・雷虎改がともに量産試作機であることがわかる。龍がモチーフ、背部に砲撃戦兵装と、オーダー製の「轟龍」を思わせる。

登場作品と操縦者編集

αシリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。射撃がメインの機体であり、マシンライフルはロングレンジ用で、ライトニングスマッシャーは射程が雷虎改より長く、必殺技は最大射程を持つ山海霊気砲である。しかし、運動性・装甲が共に雷虎改に劣り、移動後攻撃可能な武器がサンダー・ブーストナックルのみなので、雷虎改と比較して使いにくいという印象が強い。ただし、気力さえ上がれば強力な山海霊気砲が撃てるので、一気に化ける。作品における全体攻撃の重要性が高い為、気力上げは急務である。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

マシンライフルLB(ロングバレル)
携帯火器で、エネルギーを発射する。
サンダー・ブーストナックル
腕を電撃ワイヤーで相手に発射、命中後に電撃を加える。
ライトニング・スマッシャー
胸部の発射口から、高圧縮したプラズマをエネルギーとして発射する。
山海霊気砲
背部に内蔵された本機唯一の念動力で増幅された射撃武器。

移動タイプ編集

サイズ編集

M

関連機体編集

グルンガストシリーズ
雷虎改
龍人機
轟龍

余談編集

  • 設定画で確認する限りでは、雷虎改共々、背中と肩から特徴的な形のスラスターが伸びているが、開発の参考となったグルンガストシリーズのうち、この形のスラスターを持っているのはグルンガスト零式である。シリーズでは一切言及されていないが、ここからすると零式もα世界に存在した可能性が高い。

脚注編集

  1. メディアワークス『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ ザ・コンプリートガイド』5頁。