特攻人形
特攻人形は『リーンの翼』に登場する人形。
概要 編集
シンジロウ・サコミズが戦争当時に搭乗していた桜花に残していた、文金高島田の特攻人形。
『リーンの翼』終盤にて、ジャコバ・アオンの導きにより紙人形を作った少女達の想いがサコミズの元に届き、暴走した彼を改心させる切っ掛けとなった。
登場作品と役柄 編集
携帯機シリーズ 編集
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。原作同様にホウジョウ軍との決着において、ジャコバの導きでサコミズの下にその想いが届けられる。
- スキルパーツとして「文金高島田の紙人形」も登場し、主にサコミズ搭乗のオウカオーが落とす。
人間関係 編集
名台詞 編集
- 「生き神様でした…」
余談 編集
- 特攻人形とは、太平洋戦争末期に飛行兵に与えられた慰問人形のこと。戦時中の日本では、学生や婦人会など銃後の人々が戦地の無事を祈って作ったお守りを慰問品として兵士に送っており、「特攻人形」は特攻の際に身代わりになってくれるお守りとして信仰され、多くの飛行兵がコックピットや飛行服にぶら下げていた。
- サコミズの言う文金高島田(ぶんきんたかしまだ)とは、花嫁が白無垢や打掛を着る際の代表的な日本髪。未婚女性の代表的な髪型で、髷(まげ)を一回縛る島田髷の髷の根を上げて髷を高くし、額の方へ前に出した髪の結い方で、上品で優雅な髪型とされる。