31行目:
31行目:
[[ヒトマキナ]]の襲来後は、自らがマキナの操縦者である事を明かしてしまったのが原因で社会的信用を失っており(いうなれば、テロリスト扱いされた上に所属事務所からもアイドル界からの引退を勧告される)、情緒不安定が加速している。
[[ヒトマキナ]]の襲来後は、自らがマキナの操縦者である事を明かしてしまったのが原因で社会的信用を失っており(いうなれば、テロリスト扱いされた上に所属事務所からもアイドル界からの引退を勧告される)、情緒不安定が加速している。
−
そんな中、イズナとの対話で互いを理解し合い、若干歯止めがかかったかに見えたのも束の間、ラストライブで観客の悪意(しかも直前応援していた人まで掌を返している)を受けた際に殺意を抱いてしまい、それに感応したイズナと引きずられてヒトマキナ化した[[ディスィーブ]]の暴走を招いてしまう。<br/>事態を収拾すべくペインキラーを転送し、随伴機と合体した真の姿となってディスィーブを迎撃。最後にはイズナの頼みを受け、涙しながらディスィーブを破壊、そのまま行方を晦ませている。なお、この時起きた観客の虐殺は、ディスィーブが来なければ美海とペインキラーが行っていた事象であり、ディスィーブが現れたのはこの時、介入しなければイズナが殺されるというビジョンを彼を通じて見ていたからであった(20巻末の見開きはこのビジョン)。<br/>
+
そんな中、イズナとの対話で互いを理解し合い、若干歯止めがかかったかに見えたのも束の間、ラストライブで観客の悪意(しかも直前応援していた人まで掌を返している)を受けた際に殺意を抱いてしまい、それに感応したイズナと引きずられてヒトマキナ化した[[ディスィーブ]]の暴走を招いてしまう。<br/>事態を収拾すべくペインキラーを転送し、随伴機と合体した真の姿となってディスィーブを迎撃。最後にはイズナの頼みを受け、涙しながらディスィーブを破壊、そのまま行方を晦ませている。<br/>
+
なお、この時起きた観客の虐殺は、ディスィーブが来なければ美海とペインキラーが行っていた事象であり、ディスィーブが現れたのはこの時、介入しなければイズナが殺されるというビジョンを彼を通じて見ていたからであった(20巻末の見開きはこのビジョン)。
その後は沢渡と接触し、加藤機関と共闘を持ちかけているが、一蹴された挙句に「偽りの善」を抉られた後、[[ロストバレル]]の支配下に置いたパルドとロックに食い殺されてしまう。
その後は沢渡と接触し、加藤機関と共闘を持ちかけているが、一蹴された挙句に「偽りの善」を抉られた後、[[ロストバレル]]の支配下に置いたパルドとロックに食い殺されてしまう。
−
これらのエピソードを総合するに、彼女が「アイドル」や「正義の味方」に憧れたのは'''「皆に愛されたい」'''という願望があったようだが、それだけで戦ったコトで「アイドル」としての地位を失い、「正義の味方」にもなれずに悲惨な末路を辿る事となってしまった。
+
これらのエピソードを総合するに、彼女が「アイドル」や「正義の味方」に憧れたのは'''「皆に愛されたい」'''という願望があったようだが、それだけで戦った事で「アイドル」としての地位を失い、「正義の味方」にもなれずに悲惨な末路を辿る事となってしまった。
===アニメ版===
===アニメ版===
87行目:
88行目:
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
;[[早瀬浩一]]
;[[早瀬浩一]]
−
:ラインバレルのファクター。JUDAに来た当初から気にかけていたが、その後の戦闘で助けられてからは密かに好意を抱く。原作漫画版ではそれどころではないレベルなのだが……。
+
:ラインバレルのファクター。JUDAに来た当初から気にかけていたが、その後の戦闘で助けられてからは密かに好意を抱く。原作漫画版ではそれどころではないレベルなのだが……
−
:原作漫画版では同じ境遇を経験した者同士である為、本来ならば互いを理解し合えるはずだったかもしれないが、浩一が行方不明になってしまったのが原因で、美海は孤立を深めていく事になってしまうのだった。
+
:原作漫画版では同じ境遇を経験した者同士である為、本来ならば互いを理解し合えるはずだったかもしれないが、浩一が行方不明になってしまったのが原因で、美海は孤立を深める結果に。
;[[城崎絵美]]
;[[城崎絵美]]
:もう一人のラインバレルのファクター。原作漫画版では彼女に嫉妬される場面がよく描かれ、UXでは美海に嫉妬するたびに'''ファクターアイで浩一を睨みつけ'''、彼を震え上がらせる。
:もう一人のラインバレルのファクター。原作漫画版では彼女に嫉妬される場面がよく描かれ、UXでは美海に嫉妬するたびに'''ファクターアイで浩一を睨みつけ'''、彼を震え上がらせる。
95行目:
96行目:
:アニメ版における浩一を巡るライバルその2。絵美とは違い真っ向から張り合うことが多かったが、浩一を抜きにすれば仲はそれほど悪くない。
:アニメ版における浩一を巡るライバルその2。絵美とは違い真っ向から張り合うことが多かったが、浩一を抜きにすれば仲はそれほど悪くない。
;[[中島宗美]]
;[[中島宗美]]
−
:[[JUDA]]の同僚。<br/>アニメ版では[[加藤機関]]二番隊隊長なので敵対者の立場であり、初交戦以来執拗に狙われる。<br/>彼も美海同様、原作漫画版とアニメ版で設定が大幅に異なっている。
+
:[[JUDA]]の同僚。
+
:アニメ版では[[加藤機関]]二番隊隊長なので敵対者の立場であり、初交戦以来執拗に狙われる。
+
:彼も美海同様、原作漫画版とアニメ版で設定が大幅に異なっている。
;[[山下サトル]]
;[[山下サトル]]
:同僚。<br/>アニメ版では原作と異なり付き合いが古いせいか彼とコンビを組むことが多い。
:同僚。<br/>アニメ版では原作と異なり付き合いが古いせいか彼とコンビを組むことが多い。
;[[道明寺誠]]
;[[道明寺誠]]
:『[[L]]』ではアイドルコンテストの際にナース服を貰い、それを着て参加。
:『[[L]]』ではアイドルコンテストの際にナース服を貰い、それを着て参加。
−
:原作漫画版では、非常に険悪な関係となっていき、最終章では事ある毎に衝突する程仲が悪かったらしい。その為、已む無くイズナの命を奪ってしまった事も、本来ならば美海が犯すはずであったからか、それ以降も憎まれる事になっている。
+
:原作漫画版では非常に険悪な関係となっていき、最終章では事ある毎に衝突する程仲が悪かったらしい。その為、已む無くイズナの命を奪ってしまった一件も否定的な見解を抱かれていた。
;[[遠藤イズナ]]
;[[遠藤イズナ]]
:原作漫画版における、恐らく最大にして現状唯一の理解者。だが、皮肉にもその彼を手にかけるコトになってしまった。
:原作漫画版における、恐らく最大にして現状唯一の理解者。だが、皮肉にもその彼を手にかけるコトになってしまった。
124行目:
127行目:
=== ガンダムシリーズ ===
=== ガンダムシリーズ ===
;[[刹那・F・セイエイ]]
;[[刹那・F・セイエイ]]
−
:[[UX]]にて直接の絡みこそないが、初対面時に心中で美海を『戦う意志こそ本物だが同時に危うさも感じる』と評している。この危うさというのは生きる意味を他人にゆだねていたかつての自分のような危うさのことである。
+
:[[UX]]にて直接の絡みこそないが、初対面時に心中で美海を『戦う意志こそ本物だが同時に危うさも感じる』と評している。この危うさというのは生きる意味を他人に委ねていたかつての自分のような危うさのことと取れる。
==名台詞==
==名台詞==