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*主な搭乗機:[[ディスィーブ]]
 
*主な搭乗機:[[ディスィーブ]]
 
*キャラクターデザイン:下口智弘(原作漫画版)、平井久司(アニメ版)
 
*キャラクターデザイン:下口智弘(原作漫画版)、平井久司(アニメ版)
[[ディスィーブ]]の[[ファクター]]。[[遠藤シズナ|シズナ]]の双子の弟であり、熱しやすい彼女の諫め役でもある。姉とは違い標準語で話し、また姉とは対照的におとなしい性格であるが、ナーブクラックの際にかなりえげつないイメージを送り込んだり、場の空気を読まず聞きにくい質問をズケズケとする一面もある(特に色恋沙汰で多く見かけられる)。
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[[ディスィーブ]]の[[ファクター]]。[[遠藤シズナ|シズナ]]の双子の弟である。勝気で男勝りな姉とは対照的に大人しい性格をしており、熱しやすい姉の諫め役でもある。言葉使いも姉とは違い、標準語で話す。[[山下サトル]]と同様に中性的な容姿をしているが、彼とは違いはっきりと男として描かれている</br>
 
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心優しい性格だが、敵には一切容赦はせず、ナーブクラックの際にはかなりえげつないイメージを送り込んでいる。また、場の空気を読まず聞きにくい質問をズケズケとする一面もある(特に色恋沙汰で多く見かけられる)。</br>
=== アニメ版 ===
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[[ディスィーブ]]の特徴から前線で活躍する事は少なく、専らJUDAのラボにて牧やレイチェルのサポートを務めていることが多い。内心では歯がゆく思っているらしく、原作での[[プリテンダー]]との戦いでそれを吐露したことがある。
濃い他のJUDAの面々と比べれば目立たない性格であり、番組制作スタッフからもメインキャラのうち唯一次回予告で登場させるのを忘れ去られていた。
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=== 原作漫画版 ===
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ラインバレルが暴走した翌日に、石神から紹介されて[[早瀬浩一|浩一]]と出会う。浩一の事は事前に聞かされていたらしく、出会うのを楽しみにしていたが、前日の出来事に激怒していた[[遠藤シズナ|シズナ]]が暴走した為、ロクに会話も出来ないまま終わってしまう。その後は姉と共に[[ディスィーブ]]でマキナ調査へ向かうが、待ち伏せていた加藤機関のアルマからの奇襲を受けて窮地に陥った所を[[ラインバレル]]に救われる。シズナを無理やり引っ張って浩一の前に押し出し、仲直りの手助けをしていた。[[王政陸]]が東京タワーを襲った際には、飛行不可の状態となっていた[[ラインバレル]]を[[ディスィーブ]]の背に乗せて出撃。[[早瀬浩一|浩一]]をサポートし、勝利に大きく貢献する。</br>
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ちなみに[[山下サトル]]同様、中性的な容姿の持ち主だが、彼とは違い入浴や水着シーンなどがはっきりと描かれている。
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その後しばらくは[[アパレシオン]]の修理に専念してラボに籠りきりとなっており、[[ジャック・スミス|ジャック]]がJUDA本社を襲った際にも出撃できなかった。修理完了後は前線復帰し、核ミサイル撃墜の為にロシアに向かっている。</br>
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[[加藤機関]]とキリヤマ重工がJUDA本社を襲った際に[[桐山英治]]の乗る[[プリテンダー]]と対峙。無線式のナーブブラックを撃ち込まれ、両腕が壊死する幻覚を見せられて窮地に陥るが、自分自身にナーブブラックを撃ち込んで無理やり幻覚から脱出。自身の精神に多大な負荷をかけながらもナーブブラックで幾多のアルマの残骸を人形のように操り、無人型迅雷に追い詰められていた仲間を救う。この時のイズナは、普段とは別人に思えるほど口調が荒くなっていた。
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=== 原作漫画版 ===
   
最終章において、ディスィーブのファクターとなった経緯が明かされている。イズナには、精神感応や未来予知、いわゆる「超能力」とも呼ぶべき異能が備わっており、科学者であった父・柘人はこの事実が認められず、「ただの欠陥」だとして否定。最終的には、「致死レベルの欠陥」ということを証明するために柘人によってディスィーブと引き合わされ、ファクターとされる。しかし、その直後に柘人はナーブクラックで磔にされ、死亡。この直前にイズナが描いていた絵は、「'''紐のようなもので磔にされて死んでいる柘人の絵'''」だった。この時イズナは特に死に瀕している様子はなかったが、ディスィーブはイズナが「死に至る要因」を持っているとしてナノマシン移植を行っている。これは、心神耗弱状態の美海を「精神的な生命の危機」と判断したペインキラーと同じ現象であり、道明寺はこの点から「マキナの方が問題」と結論付けている。実際、能力封印以前のイズナの目には光がなく、自身を欠陥扱いする父の存在もあって精神的負荷は相当なものだったと言える。あるいはファクターを得た直後にディスィーブが父親を殺している点から、「放置すると(父親の手で)死に至る」と判断したためとも考えられる。
 
最終章において、ディスィーブのファクターとなった経緯が明かされている。イズナには、精神感応や未来予知、いわゆる「超能力」とも呼ぶべき異能が備わっており、科学者であった父・柘人はこの事実が認められず、「ただの欠陥」だとして否定。最終的には、「致死レベルの欠陥」ということを証明するために柘人によってディスィーブと引き合わされ、ファクターとされる。しかし、その直後に柘人はナーブクラックで磔にされ、死亡。この直前にイズナが描いていた絵は、「'''紐のようなもので磔にされて死んでいる柘人の絵'''」だった。この時イズナは特に死に瀕している様子はなかったが、ディスィーブはイズナが「死に至る要因」を持っているとしてナノマシン移植を行っている。これは、心神耗弱状態の美海を「精神的な生命の危機」と判断したペインキラーと同じ現象であり、道明寺はこの点から「マキナの方が問題」と結論付けている。実際、能力封印以前のイズナの目には光がなく、自身を欠陥扱いする父の存在もあって精神的負荷は相当なものだったと言える。あるいはファクターを得た直後にディスィーブが父親を殺している点から、「放置すると(父親の手で)死に至る」と判断したためとも考えられる。
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この一件はシズナや道明寺に大きな影を落とし、美海もこの一件以来行方をくらませるなど、加藤機関に対して大きな衝撃を与えるコトとなった。
 
この一件はシズナや道明寺に大きな影を落とし、美海もこの一件以来行方をくらませるなど、加藤機関に対して大きな衝撃を与えるコトとなった。
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=== アニメ版 ===
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原作と展開が違うため、戦闘での見せ場は終盤までほぼ無くなっている。戦闘以外でもシズナに無理やり女装させられる、南の島でユリアンヌに迫られる、野球拳で全裸に剥かれて号泣するなどロクな目にあってない。</br>
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最終決戦の際にはナーブブラックで量産型マキナを同士討ちさせるが、異常な言動を発しながら高笑いを行うなど狂乱状態に陥っている。その後に見せた疲労顔も鬼気迫る形相になっており、原作以上に負荷がかかっていた事が伺える。</br>
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本編の次回予告ではメインキャラのうち唯一登場していない。番外編であるOVAにてようやく次回予告を任せられるが、終始自分の影が薄い事を嘆いている内容であり、予告というよりただの愚痴になっていた。
    
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
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:ファイナルフェイズ発動時の台詞。浩一なら世界を救うと信じており、イズナもそれに頷いた。[[L]]ではこの台詞をアレンジして採用された。
 
:ファイナルフェイズ発動時の台詞。浩一なら世界を救うと信じており、イズナもそれに頷いた。[[L]]ではこの台詞をアレンジして採用された。
 
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
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;「分かったか 霧山ァ!!」<br/>「無線にタイムラグがある以上 有線(ダイレクト)には勝てないんだよ!!」
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:イズナの有線で操られているアルマを、霧山が無線で操り返そうとして失敗したのを見た時。勝ち誇ったような薄ら笑いを浮かべており、別人のようになった弟をシズナは無言のまま見つめていた。
 
;「お父さんは どうしてボクが怖いの?」
 
;「お父さんは どうしてボクが怖いの?」
 
:97話「与えられた証明」より。
 
:97話「与えられた証明」より。
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