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→‎テューディ・ラスム・イクナート(Thudy Lasm Ikunart): 作品ごとに節分け、魔装機神Iについて再構成
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*役職:練金学士
 
*役職:練金学士
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[[ウェンディ・ラスム・イクナート|ウェンディ]]の双子の姉。生まれてすぐに死んでしまうが、ウェンディの中で思念という形で生き続けており、記憶や感情も共有している。一人の人間として生きることができなかったことに怨念を抱いている。<br/>ラングラン王都壊滅の際ウェンディの負った傷が原因で、時々ウェンディに語りかけてくるようになる。はじめはウェンディに協力的だったようだが、次第にウェンディ曰く「闇しかなかった」という本性を露にし、ウェンディの意識が弱っている時は体を乗っ取るまでとなった(その際本来青系の髪の毛が赤くなる)。
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[[ウェンディ・ラスム・イクナート|ウェンディ]]の双子の姉。生まれてすぐに死んでしまったが、ウェンディの中で思念という形で生き続けており、記憶や感情も共有している。
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愛情に飢えている面があり、ウェンディと感情を共有していたせいか、その欲求は[[マサキ・アンドー|マサキ]]に向けられる。一種の霊体であるせいか、[[プラーナ]]の強さは魔装機神LOEに登場するキャラの中でナンバー1である。そのためか、[[魔装機]]に搭乗することは容易かった。
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=== 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL ===
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ラングラン王都壊滅の際のウェンディの負傷を契機として、時々ウェンディに語りかけてくるようになる。はじめはウェンディに協力的だったようだが、次第にウェンディ曰く「闇しかなかった」という本性を露にし、ウェンディの意識が弱っている時は体を乗っ取るまでになった(その際彼女の青い髪の毛が赤くなる)。
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おそらくウェンディ以上の頭脳の持ち主であり、幻の17番目の[[魔装機]][[イスマイル]]を最強クラスの性能にまで引き上げたり、[[デュラクシール]]の設計図を完璧に記憶し、その記憶だけで機体を作り上げるなど、元々は全てにおいて天性の資質を持っていたことになる。
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一人の人間として生きることができなかったことに怨念を抱いている。また、愛情に飢えている面があり、ウェンディと感情を共有していたせいか、その欲求は[[マサキ・アンドー|マサキ]]に向けられる。一種の霊体であるせいか、[[プラーナ]]の強さは魔装機神LOEに登場するキャラの中でナンバー1である。そのためか、[[魔装機]]に搭乗することは容易かった。
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[[ラセツ・ノバステ]]らと共謀するが、内心では[[ラ・ギアス]]そのものを破壊せんと目論む。しかしマサキと[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の説得により、ウェンディが持っていたオリハルコニウムの[[ペンダント]]が共鳴して、テューディの人格は打ち消された。だが、なおも憎しみの心は消えず、思念が実体化して再びマサキの前に立ちふさがるが、遂に倒された。内心ではウェンディの明るい未来を共に歩みたかったと望みを語り、イスマイルと共に消滅した。ルートによってはウェンディの身体を支配することに成功し、マサキたちと戦う場合もある。逆にイブンの手によって完全にウェンディと切り離されてしまう展開もある。
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おそらくウェンディ以上の頭脳の持ち主であり、幻の17番目の[[魔装機]][[イスマイル]]を最強クラスの性能にまで引き上げたり、[[デュラクシール]]の設計図を完璧に記憶し、その記憶だけで機体を作り上げたりするなど、魔装機の設計・整備については天性の資質を持っていたようである。
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[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]』のルートによってはその魂が報われず、ウェンディに対する愛憎を抱いていたが、今度はウェンディのほうから諌められることになり、ウェンディと共に意思を共有することを望み、テューディ自身もそれを望む形となり、完全和解。人格という形で生き続ける事となった。この辺りの関係は『[[αシリーズ]]』おける[[イルイ・ガンエデン|イルイ]][[ナシム・ガンエデン|ナシム]]との似たケースといえる。
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第二章終盤で[[ラセツ・ノバステ]]らと共謀するが、内心では[[ラ・ギアス]]そのものを破壊せんと目論む。しかしマサキと[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の説得により、ウェンディが持っていた[[オリハルコニウム]][[ペンダント]]が共鳴して、ウェンディの中のテューディの人格は打ち消された。それでもなお憎しみの心は消えず、思念を実体化させて再びマサキの前に立ちふさがるが、遂に倒された。内心ではウェンディの明るい未来を共に歩みたかったと望みを語り、イスマイルと共に消滅した。この最終決戦時には「思念の実体化は珍しいか」とマサキ達に問いかけているが、破壊神[[ヴォルクルス]]もまた思念が実体化した存在であり、時同じくしてヴォルクルスと一体化した[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル|ルオゾール]]が復活していることからして、この当時はラ・ギアスのプラーナは闇に傾いていたのだろう。
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『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]』では仲間として登場、ウェンディと時々入れ替わってはマサキにあれこれ言ってくる。今までは腹黒い部分が際立っていたが、今作では余興でウェンディに代わって歌を唄ったり、マサキのある褒め言葉に大きく動揺する、ウェンディに代わってマサキに女心を説く、エリアルの工具に見惚れる等、ある意味ウェンディの姉らしい一面を見せている。
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ルートによってはウェンディの身体を支配することに成功し、マサキたちと戦う場合もある。逆にイブンの手によって完全にウェンディと切り離されてしまう展開もある。
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彼女曰く「思念の実体化は珍しいか」と語っている。破壊神[[ヴォルクルス]]もまた思念が実体化した存在であり、時同じくしてヴォルクルスと一体化した[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル|ルオゾール]]が復活していることからして、この当時は[[ラ・ギアス]]のプラーナは闇に傾いていたのだろう。
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=== 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD ===
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ルートによってはその魂が報われず、ウェンディに対する愛憎を抱いていたが、今度は彼女から諌められることになり、ウェンディと共に意思を共有することを望み、完全和解。人格という形で生き続ける事となった。この辺りの関係は『[[αシリーズ]]』おける[[イルイ・ガンエデン|イルイ]][[ナシム・ガンエデン|ナシム]]との似たケースといえる。
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=== 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE ===
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仲間として登場し、ウェンディと時々入れ替わってはマサキにあれこれ言ってくる。今までは腹黒い部分が際立っていたが、今作では余興でウェンディに代わって歌を唄ったり、マサキのある褒め言葉に大きく動揺する、ウェンディに代わってマサキに女心を説く、エリアルの工具に見惚れる等、ある意味ウェンディの姉らしい一面を見せている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==