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==石神邦生(Kunio Ishigami)==
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== 石神邦生(Kunio Ishigami) ==
 
*[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]]
 
*[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]]
 
*[[声優]]:中田譲治
 
*[[声優]]:中田譲治
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*種族:地球人(日本人)
 
*性別:男
 
*性別:男
 
*[[年齢]]:不明(原作漫画版では外見と経過年数からすると、100歳前後と思われる)
 
*[[年齢]]:不明(原作漫画版では外見と経過年数からすると、100歳前後と思われる)
*身長:186 cm
+
*身長:186cm
*体重:70 kg
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*体重:70kg
 
*血液型:O型
 
*血液型:O型
 
*所属:[[加藤機関]]→[[JUDA]]
 
*所属:[[加藤機関]]→[[JUDA]]
 
*搭乗機:[[ジュダ]](原作)、フラッグ(アニメ・ゲーム)
 
*搭乗機:[[ジュダ]](原作)、フラッグ(アニメ・ゲーム)
*役職・称号など:加藤機関一番隊隊長→JUDAコーポレーション社長
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*役職:加藤機関一番隊隊長→JUDAコーポレーション社長
 
*趣味:料理
 
*趣味:料理
 
*キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版)
 
*キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版)
   −
JUDAコーポレーションの社長。元加藤機関の幹部であり、過程に至る方法のすれ違いにより機関を離脱した。内閣総理大臣とも対等に話せるなど政界に太いパイプを持つ。
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[[JUDA]]コーポレーションの社長。元[[加藤機関]]の幹部であり、過程に至る方法のすれ違いにより機関を離脱した。内閣総理大臣とも対等に話せるなど政界に太いパイプを持つ。
   −
=== アニメ版 ===
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戸惑う[[早瀬浩一|浩一]]を諭す一方で、着替え中の[[城崎絵美|絵美]]の部屋に浩一を誘導するなど悪戯好きな面や、パーティーが大好きで事あるごとに自身の料理(ちらし寿司)の腕前を見せたがる部分など子供っぽい面もある。
戸惑う[[早瀬浩一|浩一]]を諭す一方で、着替え中の[[城崎絵美|絵美]]の部屋に浩一を誘導するなど悪戯好きな面や、パーティーが大好きで事あるごとに自身の料理(ちらし寿司)の腕前を見せたがる部分など子供っぽい面もある。後に[[桐山英治|桐山]]のクーデターが起こった際、[[森次玲二|森次]]に射殺されるが、後にJUDAメインシステムのホログラムとして復活。
     −
その全ては[[統一意志セントラル]]に対抗するための措置であり、それに必要な戦艦「フラッグ」の起動のためであった。その後はホログラムとしてJUDAの面々を導いたが、最終作戦テルミノ・クレメンティアにおいて久嵩とともにシャングリラで[[グラン・ネイドル]][[特攻]]をかけ、消滅した。
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=== 原作漫画版 ===
 
+
10体目の[[マキナ]][[ジュダ]]」の[[ファクター]]。<br/>
ゲーム版ではフラッグ起動後も存命。悪戯の度合いがますます激しくなっている。
+
[[加藤機関]]1番隊隊長であり、[[加藤久嵩|久嵩]]が最も信を置いていた腹心だった。<br/>
 
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===原作漫画版===
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10体目のマキナ「[[ジュダ]]」のファクター。
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[[加藤機関]]1番隊隊長であり、久嵩が最も信を置いていた腹心だった。
   
ファクターにも関わらず外見年齢が中年であるのは彼がファクターになったのがおよそ50歳の時であり、その時点から老化が止まっているため。なお、ファクターになったことで持病の腰痛が治っており、マキナにとっては病気も死の要因と見なされていることがわかる。
 
ファクターにも関わらず外見年齢が中年であるのは彼がファクターになったのがおよそ50歳の時であり、その時点から老化が止まっているため。なお、ファクターになったことで持病の腰痛が治っており、マキナにとっては病気も死の要因と見なされていることがわかる。
   −
「やり直された」世界における「新」西暦1941年当時海軍中尉だった若き日の彼は長崎で久嵩と出会う。久嵩には石神が自ら中尉の立場に止まっていることを見抜かれており、今後の時代情勢を的確に読む読む想像力を認めた彼によって世界の真実を知らされ、加藤機関へと誘われる。その後は加藤機関で専用アルマ・スサノオに乗り、[[ツクヨミ]]を駆る久嵩とともにマキナ狩りを行っていた。
+
「やり直された」世界における「新」西暦1941年当時海軍中尉だった若き日の彼は長崎で久嵩と出会う。久嵩には石神が自ら中尉の立場に止まっていることを見抜かれており、今後の時代情勢を的確に読む読む想像力を認めた彼によって世界の真実を知らされ、加藤機関へと誘われる。その後は加藤機関で専用アルマ・スサノオに乗り、[[ツクヨミ]]を駆る久嵩と共にマキナ狩りを行っていた。
   −
新西暦1956年12月、北海道でのマキナ狩りの最中に[[ネイキッド]]に乗っていた[[菅原マサキ|マサキ]]を保護。以後息子同然に可愛がる。同1968年2月、久嵩より発見された出自不明のハグレマキナ・ジュダがヒトマキナの中枢に存在した機体である可能性が高くジュダの持つ情報を手に入れるためにファクターが必要であり、信頼できる石神にしかジュダのファクターになることを頼めないと告げられる。この時の石神は既に妻子ある身であり、時の流れから外れてしまうファクターとなることは家族を捨てることに等しかったが、人類を救う「正義の味方」となるため、妻子を信頼できる人物に託してジュダのファクターとなる。
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新西暦1956年12月、北海道でのマキナ狩りの最中に[[ネイキッド]]に乗っていた[[菅原マサキ|マサキ]]を保護。以後息子同然に可愛がる。同1968年2月、久嵩より発見された出自不明のハグレマキナ・ジュダが[[ヒトマキナ]]の中枢に存在した機体である可能性が高くジュダの持つ情報を手に入れるためにファクターが必要であり、信頼できる石神にしかジュダのファクターになることを頼めないと告げられる。この時の石神は既に妻子ある身であり、時の流れから外れてしまうファクターとなることは家族を捨てることに等しかったが、人類を救う「正義の味方」となるため、妻子を信頼できる人物に託してジュダのファクターとなる。
    
同年4月、ファクターとなった石神はジュダから膨大な情報を与えられ、ある事実とそのための計画を突きつけられる。だが、計画の成功の為には久嵩に計画の内容を打ち明けず、なおかつ久嵩の『敵』となることで彼の目を向けさせる必要があったため、石神は加藤機関より[[ジュダ]]を始めとした数機のマキナを強奪して[[JUDA]]を設立。加藤機関を裏切り敵対する道を選ぶ。
 
同年4月、ファクターとなった石神はジュダから膨大な情報を与えられ、ある事実とそのための計画を突きつけられる。だが、計画の成功の為には久嵩に計画の内容を打ち明けず、なおかつ久嵩の『敵』となることで彼の目を向けさせる必要があったため、石神は加藤機関より[[ジュダ]]を始めとした数機のマキナを強奪して[[JUDA]]を設立。加藤機関を裏切り敵対する道を選ぶ。
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その後はマキナを研究し、表向きはマキナ研究の副産物である医療器具を販売する医療系大手企業「JUDAコーポレーション」として各方面にコネクションを築き、水面下では加藤機関と対等に立ち向かえるだけの戦力を整える。それと並行して2009年7月[[森次玲二|森次]]と[[桐山英治|桐山]]の間に起きた事件をテストケースとし、そして2019年、[[早瀬浩一|「正義の味方」]]という計画遂行のための重要な因子を得た石神は、全てのマキナにファクターを生むため本格的な行動を開始する。
 
その後はマキナを研究し、表向きはマキナ研究の副産物である医療器具を販売する医療系大手企業「JUDAコーポレーション」として各方面にコネクションを築き、水面下では加藤機関と対等に立ち向かえるだけの戦力を整える。それと並行して2009年7月[[森次玲二|森次]]と[[桐山英治|桐山]]の間に起きた事件をテストケースとし、そして2019年、[[早瀬浩一|「正義の味方」]]という計画遂行のための重要な因子を得た石神は、全てのマキナにファクターを生むため本格的な行動を開始する。
   −
加藤機関の『世界征服』を阻止しつつ、キリヤマ重工を吸収するなどして戦力を高め、久嵩の意表を突く作戦と[[ラインバレル]]の力により情勢を徐々にJUDA優勢に傾けていき、最後の詰めとして力を欲する[[沢渡拓郎|沢渡]]を唆し最後のマキナであるロストバレルのファクターとさせてヒトマキナ達の襲来(オーバーライド)を引き起こしたことでついに彼の計画は重大な局面を迎える。
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加藤機関の『世界征服』を阻止しつつ、[[キリヤマ重工]]を吸収するなどして戦力を高め、久嵩の意表を突く作戦と[[ラインバレル]]の力により情勢を徐々にJUDA優勢に傾けていき、最後の詰めとして力を欲する[[沢渡拓郎|沢渡]]を唆し[[ロストバレル]]のファクターとさせてヒトマキナ達の襲来(オーバーライド)を引き起こしたことでついに彼の計画は重大な局面を迎える。
 +
 
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ジュダによれば、石神が人類を救うことは不可能であったが、彼にもできることがあった。<br/>
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それは「人類を救える存在」たる久嵩を絶望から救い、真に人類の存続のため立ち上がらせること。浩一と石神の説得によりついに久嵩は世界征服を止め、JUDAと協力してヒトマキナと戦う道を選ぶ。そして、石神は[[デウスエクスマキナ|ヒトマキナの主]]によって開かれた転送フィールドを閉じるため、ジュダのフィールドをぶつけて相殺しパラドックスを引き起こす。だが、それもまた人類を救うために必要な事象のひとつであり、最後の最後まで久嵩の思惑を裏切ったまま、石神は虚空へと消えていった。
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=== アニメ版 ===
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[[桐山英治|桐山]]のクーデターが起こった際、[[森次玲二|森次]]に射殺されるが、後にJUDAメインシステムのホログラムとして復活。<br/>
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その全ては[[統一意志セントラル]]に対抗するための措置であり、それに必要な戦艦「フラッグ」の起動のためであった。その後はホログラムとしてJUDAの面々を導いたが、最終作戦テルミノ・クレメンティアにおいて久嵩と共に[[シャングリラ]]で[[グラン・ネイドル]]に[[特攻]]をかけ、消滅した。
   −
ジュダによれば、石神が人類を救うことは不可能であったが、彼にもできることがあった。
+
ゲーム版ではフラッグ起動後も存命。悪戯の度合いがますます激しくなっている。
それは「人類を救える存在」たる久嵩を絶望から救い、真に人類の存続のため立ち上がらせること。浩一と石神の説得によりついに久嵩は世界征服を止め、JUDAと協力してヒトマキナと戦う道を選ぶ。そして、石神は[[デウスエクスマキナ|ヒトマキナの主]]によって開かれた転送フィールドを閉じるため、ジュダのフィールドをぶつけて相殺しパラドックスを引き起こす。だが、それもまた人類を救うために必要な事象のひとつであり、最後の最後まで久嵩の思惑を裏切ったまま、石神は虚空へと消えていった…。
      
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
   
===携帯機シリーズ===
 
===携帯機シリーズ===
;[[スーパーロボット大戦L]]:初参戦作。今回は[[JUDA]]本社が[[LOTUS]]の拠点となり、度々ちらし寿司を振る舞うなどで出番が多い。悪戯好きな部分もキチンと再現されている。
+
;[[スーパーロボット大戦L]]
 +
:初参戦作。今回は[[JUDA]]本社が[[LOTUS]]の拠点となり、度々ちらし寿司を振る舞うなどで出番が多い。悪戯好きな部分もキチンと再現されている。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:原作漫画版設定で参戦。作中で見せた味方側の黒幕ぶりをみせている。その反面、悪戯好きな部分は序盤で多少描写される程度。本作でもちらし寿司は健在で、初登場早々に[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]たちに振る舞うほか、[[スキルパーツ]]として「石神特製ちらし寿司」が登場している。また、中田譲治氏がスパロボシリーズの収録に参加したのは(ドラマCDを除けば)[[新スーパーロボット大戦]]にて[[ゴッドワルド・ハイン]]役で参加してから'''実に17年ぶりである'''([[スーパーロボット大戦α|スパロボα]]でもハインは登場していたが新録がなかった。最も、このあと立て続けに[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|新作]][[ロヨラ・ブラックバーン|の収]][[スーパーロボット大戦Operation Extend|録に]][[ギロロ伍長|参加]]しているのだが)。
 
:原作漫画版設定で参戦。作中で見せた味方側の黒幕ぶりをみせている。その反面、悪戯好きな部分は序盤で多少描写される程度。本作でもちらし寿司は健在で、初登場早々に[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]たちに振る舞うほか、[[スキルパーツ]]として「石神特製ちらし寿司」が登場している。また、中田譲治氏がスパロボシリーズの収録に参加したのは(ドラマCDを除けば)[[新スーパーロボット大戦]]にて[[ゴッドワルド・ハイン]]役で参加してから'''実に17年ぶりである'''([[スーパーロボット大戦α|スパロボα]]でもハインは登場していたが新録がなかった。最も、このあと立て続けに[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|新作]][[ロヨラ・ブラックバーン|の収]][[スーパーロボット大戦Operation Extend|録に]][[ギロロ伍長|参加]]しているのだが)。
:「ユダ」でスポット参戦した後原作通り特攻してしまうが、このステージまでに条件を満たしているとSEED主人公の三人に止められ、部隊全員の力を合わせて転送フィールドを破壊することで生存し、正式に参戦してくれる。射程その他の関係で久嵩と組ませるのがベター。エンディングではなんと森次に社長職を譲って自分は引退、加藤機関の一番隊隊長に収まっている。同じく生存したジュダがメインコンピュータに復帰している可能性は高いので、多少は森次の負担も軽いだろうが…。<br>余談だがUXの世界は所謂「現代」より200年ほど後の年代設定の為、第二次大戦頃から加藤と行動を共にしていた石神の年齢も200は軽く超えている物と思われる。
+
:「ユダ」でスポット参戦した後原作通り[[特攻]]してしまうが、このステージまでに条件を満たしているとSEED主人公の三人に止められ、部隊全員の力を合わせて転送フィールドを破壊することで生存し、正式に参戦してくれる。射程その他の関係で久嵩と組ませるのがベター。エンディングではなんと森次に社長職を譲って自分は引退、加藤機関の一番隊隊長に収まっている。同じく生存したジュダがメインコンピュータに復帰している可能性は高いので、多少は森次の負担も軽いだろうが…。
 +
:余談だがUXの世界は所謂「現代」より200年ほど後の年代設定の為、第二次大戦頃から加藤と行動を共にしていた石神の年齢も200は軽く超えている物と思われる。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== 能力値 ===
 
=== 能力値 ===
さすがに元加藤機関だけあり、全ての能力がトップクラスに高い(参戦直後、養成なしの状態で全能力が250超え)。長らく実戦に出ていなかったとは思えない強さであり、丙型相手なら無双が狙えるほど。
+
流石に元加藤機関だけあり、全ての能力がトップクラスに高い(参戦直後、養成なしの状態で全能力が250超え)。長らく実戦に出ていなかったとは思えない強さであり、[[ヒトマキナ丙型|丙型]]相手なら無双が狙えるほど。
 +
 
 
=== 精神コマンド ===
 
=== 精神コマンド ===
 
;[[直感]]、[[てかげん]]、[[脱力]]、[[正義]]、[[魂]]
 
;[[直感]]、[[てかげん]]、[[脱力]]、[[正義]]、[[魂]]
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;[[ファクター]]、[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L1、[[見切り]]、[[全体攻撃]]L2、[[指揮官]]L2
 
;[[ファクター]]、[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L1、[[見切り]]、[[全体攻撃]]L2、[[指揮官]]L2
 
:技能の方は防御より。
 
:技能の方は防御より。
 +
 
=== 戦術指揮効果 ===
 
=== 戦術指揮効果 ===
 
;[[精神耐性]]付加、格闘武器の攻撃力+10%、シナリオクリア時にスキルパーツ入手
 
;[[精神耐性]]付加、格闘武器の攻撃力+10%、シナリオクリア時にスキルパーツ入手
 
:スキルパーツがとにかくありがたい。また、乗機の[[ジュダ]]は格闘武器オンリーなので、戦術指揮に据えるだけで強化される。
 
:スキルパーツがとにかくありがたい。また、乗機の[[ジュダ]]は格闘武器オンリーなので、戦術指揮に据えるだけで強化される。
:なお、スキルパーツは「隠しユニット入手時やDLCでのみ入手出来るレア物以外」の一般的なパーツが入手出来るが、どれが手に入るかはランダムである。また、パーツはシナリオ開始時に決定されるため、シナリオクリア直前のデータをロードしてやり直しても、もらえるパーツは変わらない。
+
:なお、[[スキルパーツ]]は「隠しユニット入手時やDLCでのみ入手出来るレア物以外」の一般的なパーツが入手出来るが、どれが手に入るかはランダムである。また、パーツはシナリオ開始時に決定されるため、シナリオクリア直前のデータをロードしてやり直しても、もらえるパーツは変わらない。
:…とはいえ、本作のスキルパーツは一部を除いて次周回に持ち越せることもあり、いくつあっても困らないのでやはりありがたいことに変わりはないが。
+
:とはいえ、本作のスキルパーツは一部を除いて次周回に持ち越せることもあり、いくつあっても困らないのでやはりありがたいことに変わりはないが。
    
==人間関係==
 
==人間関係==
;[[早瀬浩一]]:正義の味方となる事を期待し、彼の行く末を見守る。悪ふざけの対象にされる事も。
+
;[[早瀬浩一]]
;[[城崎絵美]]:記憶喪失となった彼女を保護する。が、彼女も同様に悪ふざけの対象にされる事も。
+
:正義の味方となる事を期待し、彼の行く末を見守る。悪ふざけの対象にされる事も。
;[[森次玲二]]:部下。上司の悪ふざけにはあまりいい思いをしていない様子。後に彼によって殺されてしまうのだが……。
+
;[[城崎絵美]]
;[[緒川結衣]]:秘書。悪ふざけの諫め役でもある。
+
:記憶喪失となった彼女を保護する。が、彼女も同様に悪ふざけの対象にされる事も。
;[[加藤久嵩]]:かつての同志にして「敵」。最終的には彼のために(アニメ版では彼とともに)血路を開き、散った。
+
;[[森次玲二]]
;[[菅原マサキ]]:原作漫画版では幼少の頃の彼を保護し、実の息子の様に育てた。
+
:部下。上司の悪ふざけにはあまりいい思いをしていない様子。<br/>アニメ版では彼によって殺されてしまうのだが……。
;[[沢渡拓郎]]:原作漫画版では彼にロストバレルの在り処を教え、久嵩の計画を潰すための決め手に仕立てた。
+
;[[緒川結衣]]
;[[五十嵐忍]]:特殊自衛隊の隊長だが、[[JUDA]]に協力的であるため面識がある。
+
:秘書。悪ふざけの諫め役でもある。
;児玉:日本の内閣総理大臣。理解者でもあり、友人の様な関係。<br/>その実は石神がファクターになったことで外見年齢を追い越された息子。SRW未登場(UXの石神は200歳越えなので出したくても出せなかったというのが正解かもしれない)。
+
;[[加藤久嵩]]
;大二郎:原作漫画版番外編に登場したペットのネズミ。Dソイルの研究の中で、劣化コピーのソイルを投与されて変貌した実験ネズミで、名前は石神がつけた。情が移って大事にしていたが暴走して逃げ出し、騒ぎを起こしたため特務室が追撃に出る。結局最後はラインバレルに両断されたが、後に再生していたところを捕獲、牧の処置で元に戻った。石神が死亡した現在どうしているかは不明。
+
:かつての同志にして「敵」。最終的には彼のために(アニメ版では彼と共に)血路を開き、散った。
 +
;[[菅原マサキ]]
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:原作漫画版では幼少の頃の彼を保護し、実の息子の様に育てた。
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;[[沢渡拓郎]]
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:原作漫画版では彼にロストバレルの在り処を教え、久嵩の計画を潰すための決め手に仕立てた。
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;[[五十嵐忍]]
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:[[特殊自衛隊]]の隊長だが、[[JUDA]]に協力的であるため面識がある。
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;児玉
 +
:[[日本]]の内閣総理大臣。理解者でもあり、友人の様な関係。<br/>その実は石神がファクターになったことで外見年齢を追い越された息子。SRW未登場。
 +
;大二郎
 +
:原作漫画版番外編に登場したペットのネズミ。Dソイルの研究の中で、劣化コピーのソイルを投与されて変貌した実験ネズミで、名前は石神がつけた。情が移って大事にしていたが暴走して逃げ出し、騒ぎを起こしたため特務室が追撃に出る。結局最後はラインバレルに両断されたが、後に再生していたところを捕獲、牧の処置で元に戻った。石神が死亡した現在どうしているかは不明。
    
==他作品との人間関係==
 
==他作品との人間関係==
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==名台詞==
 
==名台詞==
=== アニメ版 ===
  −
;「何を言ってるの?これは…」<br/>「切実な願いだ!」
  −
:半ば自棄になっていた[[早瀬浩一|浩一]]に対して、彼の助けを促す。
  −
;「私は犠牲を肯定できない。たとえ、それが絵空事だと謗られようとも、誰も犠牲にならずに済む道を探したい」
  −
:「南海より愛を込めて」における久嵩との会話。その真意を理解し、納得してはいても、犠牲を払ってでも突き進む加藤機関を受け入れることはない。
  −
;「君たちがこれを見ている時、私は既に死んでいるだろう」
  −
:システムのホログラムとなった際のセリフ。最初はもちろん、石神が死んでホログラムが初めて起動された時の第一声なのだが、その後も都合が悪くなると、この台詞を連呼しつつエラーを起こす。
   
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
 
;「あ それともアレか?君としては昔の自分を見てるようでどっかもどかしいって感じ?」
 
;「あ それともアレか?君としては昔の自分を見てるようでどっかもどかしいって感じ?」
144行目: 151行目:  
;「俺は加藤機関 私設部隊一番隊隊長 石神邦生」<br/>「参る」
 
;「俺は加藤機関 私設部隊一番隊隊長 石神邦生」<br/>「参る」
 
:原作漫画版でジュダに乗って登場した時の名乗り。当時を思い出しているのか、一人称が俺になっている。上記の会話で預けていたモノはこの事である。
 
:原作漫画版でジュダに乗って登場した時の名乗り。当時を思い出しているのか、一人称が俺になっている。上記の会話で預けていたモノはこの事である。
:中田譲治氏がTwitterでこの台詞を演じるのを熱望していた事もあり、UXでは下記のセリフともどもオリジナルのDVEで収録。
+
:中田譲治氏がTwitterでこの台詞を演じるのを熱望していた事もあり、UXでは下記のセリフ共々オリジナルのDVEで収録。
 
;「愛おしき人類たちよ……さようなら」
 
;「愛おしき人類たちよ……さようなら」
 
:原作漫画版の最期。ジュダと共にヒトマキナの転送フィールドに特攻をかけ、未来への布石となって石神は空に消えた……。
 
:原作漫画版の最期。ジュダと共にヒトマキナの転送フィールドに特攻をかけ、未来への布石となって石神は空に消えた……。
:UXではこちらもDVE。生存フラグが立つとこのセリフまで行かなくなるので、そのデータでは以降'''二度と聞くことができない'''。ただし、その代わりに非常に熱いイベントが見られる(サコミズや呂布が参戦すれば尚更)ため、どちらがいいかは悩みどころ。
+
:UXではこちらもDVE。生存フラグが立つとこのセリフまで行かなくなるので、そのデータでは以降'''二度と聞くことができない'''。ただし、その代わりに非常に熱いイベントが見られる(サコミズや呂布が参戦すれば尚更)ため、できれば二週目以降に回したい所である。
 
;「フィールド最大出力で展開!!!」
 
;「フィールド最大出力で展開!!!」
 
:ヒトマキナの転送フィールドに特攻をかける前の台詞。UXでも上記の台詞の前にでる。
 
:ヒトマキナの転送フィールドに特攻をかける前の台詞。UXでも上記の台詞の前にでる。
155行目: 162行目:  
:84話「遺された未来」にて、久嵩に届けられたメッセージより。自身の死後に久嵩に渡すよう緒川に指示していたらしい。
 
:84話「遺された未来」にて、久嵩に届けられたメッセージより。自身の死後に久嵩に渡すよう緒川に指示していたらしい。
 
:映し出された石神は、久嵩の知る当時と全く変わらぬマイペースで飄々とした物腰だったが、途中で特務室の誰かが入って来たのか話が中断されてしまう。そして、そんな彼がもうこの世界にいないことを実感し、加藤機関の総司令、人類の未来を託された男は一人、涙する……。
 
:映し出された石神は、久嵩の知る当時と全く変わらぬマイペースで飄々とした物腰だったが、途中で特務室の誰かが入って来たのか話が中断されてしまう。そして、そんな彼がもうこの世界にいないことを実感し、加藤機関の総司令、人類の未来を託された男は一人、涙する……。
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 +
=== アニメ版 ===
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;「何を言ってるの?これは…」<br/>「切実な願いだ!」
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:半ば自棄になっていた[[早瀬浩一|浩一]]に対して、彼の助けを促す。
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;「私は犠牲を肯定できない。たとえ、それが絵空事だと謗られようとも、誰も犠牲にならずに済む道を探したい」
 +
:「南海より愛を込めて」における久嵩との会話。その真意を理解し、納得してはいても、犠牲を払ってでも突き進む加藤機関を受け入れることはない。
 +
;「君たちがこれを見ている時、私は既に死んでいるだろう」
 +
:システムのホログラムとなった際のセリフ。最初はもちろん、石神が死んでホログラムが初めて起動された時の第一声なのだが、その後も都合が悪くなると、この台詞を連呼しつつエラーを起こす。
    
==スパロボシリーズの名台詞==
 
==スパロボシリーズの名台詞==
165行目: 180行目:  
;久嵩「君のその想いは、これから先、時に自身を傷つけることになるだろう……」<br/>石神「だが、その想いは触れた人々の心も少しずつ変え、紡いでいくのだろう……まるで一つの線で結ぶかのようにね」<br/>石神「だからこそ、これから先もどうか今のままの君でいてほしい」<br/>石神「……これは我々の切実なる願いだ……」
 
;久嵩「君のその想いは、これから先、時に自身を傷つけることになるだろう……」<br/>石神「だが、その想いは触れた人々の心も少しずつ変え、紡いでいくのだろう……まるで一つの線で結ぶかのようにね」<br/>石神「だからこそ、これから先もどうか今のままの君でいてほしい」<br/>石神「……これは我々の切実なる願いだ……」
 
:L第36話にてシャングリラで久嵩と共に特攻をかける直前、仲間の犠牲を拒む浩一に向けた言葉。何気に主題歌「鬼帝の剣」とかかっている。
 
:L第36話にてシャングリラで久嵩と共に特攻をかける直前、仲間の犠牲を拒む浩一に向けた言葉。何気に主題歌「鬼帝の剣」とかかっている。
 +
 
=== UX ===
 
=== UX ===
 
==== 戦闘台詞 ====
 
==== 戦闘台詞 ====
175行目: 191行目:  
;「九条君、君はもう下がっていなさい」
 
;「九条君、君はもう下がっていなさい」
 
:美海への援護攻撃時。今作の彼女への援護台詞はダメ出しを喰らわせるモノが多いのだが、石神のこれは遠まわしながら意外とキツい部類。
 
:美海への援護攻撃時。今作の彼女への援護台詞はダメ出しを喰らわせるモノが多いのだが、石神のこれは遠まわしながら意外とキツい部類。
 +
 
==== インターミッション ====
 
==== インターミッション ====
 
;「まあまあ、とにかく孫権君達が人間であるコトは身体検査で証明されたんだ」
 
;「まあまあ、とにかく孫権君達が人間であるコトは身体検査で証明されたんだ」
192行目: 209行目:     
==搭乗機体・関連機体==
 
==搭乗機体・関連機体==
;[[ヴァーダント]]、[[ハインド・カインド]]、[[ディスィーブ]][[ペインキラー]]:加藤機関から離脱する際にこれらの[[マキナ]]を強奪していった。
+
;[[ヴァーダント]]、[[ハインド・カインド]]、[[ディスィーブ]]
;[[アパレシオン]]:原作漫画版では大破したアパレシオンを回収、修復させた。
+
:加藤機関から離脱する際にこれらの[[マキナ]]を強奪していった。
;[[ジュダ]]:原作漫画版ではこのマキナのファクター。社長室の真下にあり、JUDAのメインシステムとして機能していた。'''望むべき結果を意図的に引き起こし、そのための方法を伝える'''というとんでもない能力を持っている。<br/>その正体は同胞の計画に反対し、マキナを裏切って人類側にコンタクトを取ったヒトマキナであり、乗り手とパイロットと言うよりは相棒か共犯者といった関係である。
+
;[[ペインキラー]]
;フラッグ:アニメ版におけるJUDA本社そのものにして、シャングリラの片割れ。起動には誰かが一度死亡し、その意志をメインシステムに移植する必要があったため、石神は森次を介して死亡、メインシステムとなった。
+
:アニメ版では上記のラインナップに加わる。
;スサノオ:加藤機関在籍時に乗っていた、[[ツクヨミ]]と同型機のアルマ。「マキナ狩り」に使用されていた。
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;[[アパレシオン]]
 
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:原作漫画版では大破したアパレシオンを回収、修復させた。
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;[[ジュダ]]
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:原作漫画版ではこのマキナのファクター。社長室の真下にあり、JUDAのメインシステムとして機能していた。'''望むべき結果を意図的に引き起こし、そのための方法を伝える'''というとんでもない能力を持っている。<br/>その正体は同胞の計画に反対し、マキナを裏切って人類側にコンタクトを取ったヒトマキナであり、乗り手とパイロットと言うよりは相棒か共犯者といった関係である。
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;フラッグ
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:アニメ版におけるJUDA本社そのものにして、シャングリラの片割れ。起動には誰かが一度死亡し、その意志をメインシステムに移植する必要があったため、石神は森次を介して死亡、メインシステムとなった。
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;スサノオ
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:加藤機関在籍時に乗っていた、[[ツクヨミ]]と同型機のアルマ。「マキナ狩り」に使用されていた。
 
{{DEFAULTSORT:いしかみ くにお}}
 
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[[Category:登場人物あ行]]
 
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[[category:鉄のラインバレル]]
 
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