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752 バイト追加 、 2013年9月11日 (水) 02:28
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[[横浜|横浜中華街]]の料理店である明謝楼の一人娘。<br />
 
[[横浜|横浜中華街]]の料理店である明謝楼の一人娘。<br />
[[南アタリア島]]で、[[異星人]]との交戦に巻き込まれて[[マクロス]]に乗艦し、艦内に収容された市街地に住むことになり、叔父の経営する娘々の看板娘となる。
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2009年、[[南アタリア島]][[異星人]]との交戦に巻き込まれて[[マクロス]]に乗艦する。こうして、マクロス艦内に収容された市街地に住むことになり、叔父の経営する娘々の看板娘となる。
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マクロス艦内で開催された[[ミス・マクロスコンテスト]]での優勝後、芸能界入りして人気アイドルとなる。第一次星間大戦終結に貢献することとなるが、次第に人気が凋落していき、婚約者の[[リン・カイフン|カイフン]]とも別れることになる。最終話では[[一条輝|輝]]や恋敵の[[早瀬未沙|未沙]]からの励ましもあり、歌手として再起することを決意した。<br />
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マクロス艦内で開催された[[ミス・マクロスコンテスト]]での優勝後、芸能界入りして人気アイドルとなる。リン・ミンメイは第一次星間大戦終結に貢献することとなるが、戦後は次第に人気が凋落していき、婚約者の[[リン・カイフン|カイフン]]とも別れることになる。最終話では[[一条輝|輝]][[早瀬未沙|未沙]]から励まされて、歌手として再起することを決意した。<br />
[[主人公]]である輝へのミンメイの感情は「お友達」までに止まっており、恋愛感情までには至っていない。そのため、第27話で輝から直接告白されるまで彼の好意に気付けなかった(なお、輝の想いを結果的に無にしていた事については、輝から直接告白を受けた第27話にて謝っている)。
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[[主人公]]である輝へのミンメイの感情は「お友達」程度までに止まっており、恋愛感情までには至っていない。そのため、第27話で輝から直接告白されるまで彼の好意に気付けなかった(なお、輝の想いを結果的に無にしていた事については、輝から直接告白を受けた第27話にて謝っている)。
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劇場版では当初から人気アイドルであり、カイフンも実兄でマネージャーという設定である。また、劇場版のリン・ミンメイは、上述のTV版で見られた欠点部分の描写が一切無く、円満な性格のアイドル歌手として描かれている。またTV版の彼女とは逆に、[[マクロス]]の閉鎖ブロックにて輝と三日間も一緒に過ごしたことを切っ掛けに彼に好意を持ち、積極的に近付いていっている。
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一方、劇場版では当初から人気アイドルであり、カイフンも実兄にしてミンメイのマネージャーという設定である。また、劇場版のリン・ミンメイは、上述のTV版で見られた欠点部分の描写が一切無く、円満な性格のアイドル歌手として描かれている。またTV版の彼女とは逆に、[[マクロス]]の閉鎖ブロックにて輝と三日間も一緒に過ごしたことを切っ掛けに彼に好意を持ち、積極的に近付いていっている。
    
戦後の2012年、[[早瀬未沙]]が艦長を務める宇宙移民船メガロード-01に乗り込み[[宇宙]]へと旅立つが、2016年に「ブラックホールから流れる歌を追って新しい宇宙に旅に出る」というメッセージを残して船団ごと'''行方不明'''になっており、その事実は新統合政府によって隠蔽されている。その後の『[[マクロス7]]』の時代でも[[マクロスシリーズ]]の世界観における伝説のアイドルとして扱われている。
 
戦後の2012年、[[早瀬未沙]]が艦長を務める宇宙移民船メガロード-01に乗り込み[[宇宙]]へと旅立つが、2016年に「ブラックホールから流れる歌を追って新しい宇宙に旅に出る」というメッセージを残して船団ごと'''行方不明'''になっており、その事実は新統合政府によって隠蔽されている。その後の『[[マクロス7]]』の時代でも[[マクロスシリーズ]]の世界観における伝説のアイドルとして扱われている。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[リン・カイフン]]
 
;[[リン・カイフン]]
:TVでは従兄、劇場版では兄。
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:ミンメイの肉親で彼女のマネージャー。TV版では従兄、劇場版では兄という設定。
 
;[[一条輝]]
 
;[[一条輝]]
:マクロス所属の[[スカル小隊]]のパイロット。ミンメイにとっては「お友達」程度の認識だったのだが…。
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:[[マクロス]]所属の[[スカル小隊]]のパイロット。ミンメイにとっては「お友達」程度の認識だったのだが…。
 
;[[早瀬未沙]]
 
;[[早瀬未沙]]
:マクロスのブリッジオペレーター。輝を巡って[[三角関係]]となる。
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:マクロスのブリッジオペレーター。輝を巡って[[三角関係]]となる。劇場版では、それが主題となる。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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=== [[マクロスシリーズ]] ===
 
=== [[マクロスシリーズ]] ===
 
;[[熱気バサラ]]
 
;[[熱気バサラ]]
:[[マクロスシリーズ]]を代表するシンガー同士で、『[[マクロスF]]』の時代においてはバサラはミンメイと並ぶ伝説の存在となっている。<br />[[第3次α]]では彼からも敬意を表され、後に共に「[[GONG]]」を製作した。
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:[[マクロスシリーズ]]を代表するシンガー同士で、『[[マクロスF]]』の時代においてはバサラは「リン・ミンメイと並ぶ伝説の存在」となっている。<br />[[第3次α]]では彼からも敬意を表され、後に共に「[[GONG]]」を製作した。
 
;[[ミレーヌ・フレア・ジーナス]]
 
;[[ミレーヌ・フレア・ジーナス]]
 
:『[[マクロス7]]』のヒロインで、第3次αにて初共演。
 
:『[[マクロス7]]』のヒロインで、第3次αにて初共演。
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:『[[マクロスF]]』のダブル[[ヒロイン]]の一人。「超時空シンデレラ」と呼ばれ、ミンメイの歌った数々の名曲をカヴァーしていくが…。
 
:『[[マクロスF]]』のダブル[[ヒロイン]]の一人。「超時空シンデレラ」と呼ばれ、ミンメイの歌った数々の名曲をカヴァーしていくが…。
 
;[[グレイス・オコナー]]
 
;[[グレイス・オコナー]]
:[[マクロスF]]』の黒幕。ランカを自らの野望のための駒とし、あろうことかマクロス世界の伝説となっているミンメイの名曲「愛・おぼえていますか」をランカやバジュラを利用した銀河中の大量虐殺のために用いた。
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:TV版『[[マクロスF]]』の黒幕。ランカを自らの野望のための駒とし、あろうことかマクロス世界の伝説となっているミンメイの名曲「愛・おぼえていますか」をランカや[[バジュラ]]を利用した銀河中の大量虐殺のために用いた。
    
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
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:[[α]]の時にミンメイからサイン入りのディスクを貰ったことがあり、[[第3次α]]の後半に入手可能である。
 
:[[α]]の時にミンメイからサイン入りのディスクを貰ったことがあり、[[第3次α]]の後半に入手可能である。
 
;[[渚カヲル]]
 
;[[渚カヲル]]
:直接は絡まないが、[[α]]では「愛・おぼえていますか」のプレートは彼からシンジに渡り、そしてミンメイの手に渡った。また、[[第3次α]]では彼も「[[GONG]]」の制作に協力している。
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:直接は絡まないが、[[α]]では「愛・おぼえていますか」のプレートは彼から[[碇シンジ|シンジ]]に渡り、そしてミンメイの手に渡った。また、[[第3次α]]では彼も「[[GONG]]」の制作に協力している。
 
;[[パイパー・ルウ]]
 
;[[パイパー・ルウ]]
 
:[[第3次α]]ではバサラの熱唱にテンションが上がり興奮状態の彼を、子守唄で寝かしつける一幕も。
 
:[[第3次α]]ではバサラの熱唱にテンションが上がり興奮状態の彼を、子守唄で寝かしつける一幕も。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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=== TV版 ===
 
;「ホントに何でもないの。ただのお友達よ」
 
;「ホントに何でもないの。ただのお友達よ」
 
:第5話にて「輝と共に[[マクロス]]の閉鎖ブロックに閉じ込められていた間、彼とは何かあったのかい?」という「[[娘々]]」の客から矢継ぎ早に質問されたミンメイの回答。
 
:第5話にて「輝と共に[[マクロス]]の閉鎖ブロックに閉じ込められていた間、彼とは何かあったのかい?」という「[[娘々]]」の客から矢継ぎ早に質問されたミンメイの回答。
:ミンメイの年相応の少女としての羞恥心から出た台詞なのだが、彼女の言葉を耳にした輝は「単なるお友達…か」と落胆する。ちなみに同話において、輝はミンメイ達を守るために地球統合軍の軍人になることを決意している。
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:ミンメイの年相応の少女としての羞恥心から出た台詞なのだが、彼女の言葉を耳にしてしまった輝は「単なるお友達…か」と落胆した。
 
;「うわ!ハンサム!」
 
;「うわ!ハンサム!」
:TV版第8話で[[一条輝|輝]]の部下である[[マクシミリアン・ジーナス|マックス]]に言った台詞でその前に[[柿崎速雄|柿崎]]が握手を求めたらストレートに嫌がった。
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:第8話で[[一条輝|輝]]の部下である[[マクシミリアン・ジーナス|マックス]]に言った台詞でその前に[[柿崎速雄|柿崎]]が握手を求めたらストレートに嫌がった。
 
;「あなたの望んでいたことが、実現できるかもしれないのよ。協力しましょう」
 
;「あなたの望んでいたことが、実現できるかもしれないのよ。協力しましょう」
:TV版第26話より。[[ゼントラーディ]]軍との和平交渉とはいえ地球統合軍に招集されたことにいきり立つ従兄の[[リン・カイフン|カイフン]]を制止して。
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:第26話より。[[ゼントラーディ]]軍との和平交渉とはいえ地球統合軍に招集されたことにいきり立つ従兄の[[リン・カイフン|カイフン]]を制止して。
 
:自分が戦争終結の役に立つならば、地球統合軍にも協力を惜しまないあたり、彼女の思考の柔軟性がうかがえる。
 
:自分が戦争終結の役に立つならば、地球統合軍にも協力を惜しまないあたり、彼女の思考の柔軟性がうかがえる。
 
;「…お友達だとしか思ってなかったから…お友達だとしか…あたし……」
 
;「…お友達だとしか思ってなかったから…お友達だとしか…あたし……」
:TV版第27話で輝から告白された後、出撃前の彼の部屋を訪れ、これまでの接し方について懸命に謝罪しようとするが、この時点ではカイフンの事もあって自身の中でも迷いが生じていた様子。
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:第27話で輝から告白された後、出撃前の彼の部屋を訪れ、これまでの接し方について懸命に謝罪しようとするが、この時点ではカイフンの事もあって自身の中でも迷いが生じていた様子。
 
;「ええ…今日だけは、貴方の為に!」
 
;「ええ…今日だけは、貴方の為に!」
:TV版第27話。輝からの「ミンメイアタック」の提案を了承後、彼の為だけに歌う意思を告げ別れの[[キスシーン|口付け]]を交わす。
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:第27話。輝からの「ミンメイアタック」の提案を了承後、彼の為だけに歌う意思を告げ別れの[[キスシーン|口付け]]を交わす。
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=== 劇場版 ===
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;「好きよ…。『あの人』との間に何があったかは、知らないわ。でもね、それでもね…。あたしはあなたが好き」
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:劇場版より。しばらく会えなかった輝と再会できた時のミンメイの台詞。『あの人』とは未沙の事。TV版とは違い、劇場版のミンメイは積極的に輝への想いを告白している。
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:なお、輝と親しげな未沙の存在を感じ取ったことからもわかるように、劇場版のミンメイはTV版の彼女と比較して、精神的に成熟した女性として描写されている。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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