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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*この機体は[[ゲッターロボ]]の3機合体変形に対し、よりリアリティを追求して生み出された。アクエリオンの総監督の河森正治氏は組み立てブロックによる検証(この手法は氏が変形・合体機構を考案する際によく用いられている)を行い、その案がバンダイ関係者で通ったため、完全変形の超合金「アクエリオン」が生み出された。
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*この機体は[[ゲッターロボ]]の3機合体変形に対し、よりリアリティを追求して生み出された。アクエリオンの総監督の河森正治氏は組み立てブロックによる検証(この手法は河森氏が変形・合体機構を考案する際によく用いられている)を行い、その案がバンダイ関係者で通ったため、完全変形の超合金「アクエリオン」が生み出された。
 
**ちなみに、元祖であるゲッターも『[[ゲッターロボ號]]』にてリアリティのある完全変形を採用している(但し完全変形の玩具は後年になって発売されている)。
 
**ちなみに、元祖であるゲッターも『[[ゲッターロボ號]]』にてリアリティのある完全変形を採用している(但し完全変形の玩具は後年になって発売されている)。
 
*本機の代名詞である「無限拳」だが、『Z』では[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]がアポロに対し'''「度々月面に拳を打ち付けていた奴」'''と言っている。また、[[地球]]から[[月]]が見えない昼間のマップや、月面上、果ては[[パラダイムシティ]]等の別次元の空間からであっても問答無用に月面に叩きつける。'''演出上の問題とはいえ、次元の壁を超えているとしか形容しようがない'''技と化している(『Z』第58話において、[[マリン・レイガン|マリン]]が[[バルディオス]]の亜空間飛行ですらパラダイムシティから脱出できないと語っているが、無限拳は問題無く月に届く。「アクエリオンだから」と言ってしまえばそれまでだが)。『再世篇』ではさらに、地上から[[メメントモリ]]の防衛艦隊を攻撃するという場面もある他、演出上とはいえ、'''[[カテドラル・ラゼンガン|月に匹敵するサイズの敵]]を月面に叩きつける事が出来る'''……のだが、前述の御大将の発言を考えると、恐ろしいことに'''演出ではなく本当に月面送りにしている可能性がある'''。
 
*本機の代名詞である「無限拳」だが、『Z』では[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]がアポロに対し'''「度々月面に拳を打ち付けていた奴」'''と言っている。また、[[地球]]から[[月]]が見えない昼間のマップや、月面上、果ては[[パラダイムシティ]]等の別次元の空間からであっても問答無用に月面に叩きつける。'''演出上の問題とはいえ、次元の壁を超えているとしか形容しようがない'''技と化している(『Z』第58話において、[[マリン・レイガン|マリン]]が[[バルディオス]]の亜空間飛行ですらパラダイムシティから脱出できないと語っているが、無限拳は問題無く月に届く。「アクエリオンだから」と言ってしまえばそれまでだが)。『再世篇』ではさらに、地上から[[メメントモリ]]の防衛艦隊を攻撃するという場面もある他、演出上とはいえ、'''[[カテドラル・ラゼンガン|月に匹敵するサイズの敵]]を月面に叩きつける事が出来る'''……のだが、前述の御大将の発言を考えると、恐ろしいことに'''演出ではなく本当に月面送りにしている可能性がある'''。
 
**無限拳については、フィクションにおける表現を真面目に科学法則に基づいて分析することで知られる柳田理科雄氏が考察している。その内容は現在でも[http://www.aquarion.info/mugen/index.html 公式サイトで閲覧できる]。
 
**無限拳については、フィクションにおける表現を真面目に科学法則に基づいて分析することで知られる柳田理科雄氏が考察している。その内容は現在でも[http://www.aquarion.info/mugen/index.html 公式サイトで閲覧できる]。
 
*前述である『Another Century's Episode:R』のイベント技「超時空無限拳」については、後に『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』にて同じ名前の技が登場する(ただし、読み方と技の中身は'''全て別物''')。
 
*前述である『Another Century's Episode:R』のイベント技「超時空無限拳」については、後に『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』にて同じ名前の技が登場する(ただし、読み方と技の中身は'''全て別物''')。
*2025年1月放送のアニメ『戦隊レッド 異世界で冒険者になる』(SRW未参戦)第8話にて本機体と思しきロボットが登場、無限拳を放って主役ロボであるマキシマム・キズナカイザーのピンチを救うという一幕を見せた。両作品ともに制作がサテライトであったことから実現したコラボレーションと言える。
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*2025年1月放送のアニメ『戦隊レッド 異世界で冒険者になる』(SRW未参戦)第8話にて本機体と思しきロボットが異次元を越えて登場。無限拳を放って主役ロボであるマキシマム・キズナカイザーのピンチを救うという一幕を見せた。ちなみに同作の主人公は、自分達のピンチを救ってくれた謎の機体について「[[創聖のアクエリオン #楽曲|一万年と二千年前から知ってるような気がするぜ]]」とコメントしている。両作品ともに制作がサテライトであったことから実現したコラボレーションと言える。
**同作の原作漫画では、一部名称がアクエリオンシリーズと被ることを避けるために変更されたことが作者によって明言されていた<ref>[https://x.com/nakayos_koyos/status/1788682836221763677 中吉 虎吉氏の2024年5月10日のポスト]より。</ref>が、まさかのコラボレーションにより本家そのものが出演する珍事となった。
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**同作の原作[[漫画]]では、一部名称がアクエリオンシリーズと被ることを避けるために変更されたことが作者によって明言されていた<ref>[https://x.com/nakayos_koyos/status/1788682836221763677 中吉 虎吉氏の2024年5月10日のポスト]より。</ref>が、まさかのコラボレーションにより本家そのものが出演する珍事となった。
**なお、敵対していたロボットは同時期放送のアクエリオンシリーズ第4作『想星のアクエリオン Myth of Emotions』(SRW未参戦)に登場するアクエリオンティール<ref>こちらは[[アクエリオンマーズ]]に酷似した機体。そのため'''アクエリオンにそっくりなロボットが本家アクエリオンに横槍を入れられる'''という凄まじい絵面となっている。</ref>のCGモデルのカラーリングを変えたものとなっている(きちんとメカデザインとして河森氏の名前もクレジットされている)。更にこのコラボの直前回である『想星』の第8話ラストでは「敵を追ったアクエリオンが異次元に消える」という引きだったため、リアルタイム視聴者からすれば'''時空を超えた先が別番組だった'''かのような流れにもなっている。
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**一方、同作の主人公達と敵対していたロボットは、同時期放送のアクエリオンシリーズ第4作『想星のアクエリオン Myth of Emotions』(SRW未参戦)に登場するアクエリオンティール<ref>こちらは[[アクエリオンマーズ]]に酷似した機体。そのため'''アクエリオンにそっくりなロボットが本家アクエリオンに横槍を入れられる'''という凄まじい絵面となっている。</ref>のCGモデルのカラーリングを変えたものとなっている(きちんとメカデザインとして河森氏の名前もクレジットされている)。
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***更に、このコラボの直前回である『想星』の第8話ラストでは「敵を追ったアクエリオンが異次元に消える」という引きだったため、リアルタイム視聴者からすれば'''時空を超えた先が別番組だった'''かのような流れにもなっている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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