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第3世代の[[アーム・スレイブ]]。
第3世代の[[アーム・スレイブ]]。
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生産工場の違いなどにより、A系列、C系列、D系列、E系列など複数の系列が存在する。通常、M9といった場合は[[ミスリル]]で運用されているE系列の本機のことを指す。D系列は2機存在し、うち1機が本編で使用されている。詳細は'''[[ファルケ]]'''の項を参照。また、試作機がC系列として[[ラムダ・ドライバ]]を搭載し、'''[[アーバレスト]]'''が開発された。また、原作終盤に登場した米軍仕様機はA系列とされ、『フルメタル・パニック! アナザー』で正式に採用されている。[[メリッサ・マオ|マオ]]機は頭部に通信用アンテナが搭載されている。
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生産工場の違いなどにより、A系列、C系列、D系列、E系列など複数の系列が存在する。このうちA系列は生産開始前に生産中止、D系列も試作機を作った時点でキャンセルとなっていて、ミスリル用、米軍用問わず通常のM9はすべてE系列に該当する。D系列は2機存在し、うち1機が本編で使用されている。詳細は'''[[ファルケ]]'''の項を参照。また、試作機がC系列として[[ラムダ・ドライバ]]を搭載し、'''[[アーバレスト]]'''が開発された。[[メリッサ・マオ|マオ]]機は頭部に通信用アンテナが搭載されている。
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なお型式番号については「すべての系列が『M9』、シリアルナンバーはD◯◯やE◯◯といった形で工場ごとに区別」であり、A系列だからM9A、D系列だからM9Dとされるわけではないと2024年に作者の賀東から声明がだされている。
「世界の10年先を行く」と言われるほどの超高性能機体で、アメリカ軍の配備に先駆けて[[ミスリル]]に配備されている。[[動力]]が第二世代型ASで採用されていたガスタービンエンジンからパラジウムリアクターに変更され、マッスル・パッケージと呼ばれる人工筋肉による完全電気駆動となっている。それによる軽量化で運動性が上昇し、ロボット離れしたアクロバティックな機動性を発揮する他、高い静粛性を誇る。さらにマッスル・パッケージ自体が防弾性を備えているために華奢な見かけに反して耐久性も向上している。また、駆動系の省スペース化によってペイロードに余裕ができ、電子兵装やウェポンラック、不可視モード実装型ECSを搭載できるようになった。
「世界の10年先を行く」と言われるほどの超高性能機体で、アメリカ軍の配備に先駆けて[[ミスリル]]に配備されている。[[動力]]が第二世代型ASで採用されていたガスタービンエンジンからパラジウムリアクターに変更され、マッスル・パッケージと呼ばれる人工筋肉による完全電気駆動となっている。それによる軽量化で運動性が上昇し、ロボット離れしたアクロバティックな機動性を発揮する他、高い静粛性を誇る。さらにマッスル・パッケージ自体が防弾性を備えているために華奢な見かけに反して耐久性も向上している。また、駆動系の省スペース化によってペイロードに余裕ができ、電子兵装やウェポンラック、不可視モード実装型ECSを搭載できるようになった。
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;M9 ガーンズバック 米軍仕様
;M9 ガーンズバック 米軍仕様
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:『フルメタル・パニック! アナザー』に登場するA系列の実機配備型。ミスリルで試験運用されている機体と違い、パラジウムリアクターの変更により出力の低下と引き換えに作戦行動時間の延長、装甲強化とマッスルパッケージの仕様変更で防御力強化と引き換えに自重増加による運動性の低下、固定武装の変更、電子兵装の強化等と大幅に変更された。この仕様変更はM6からの機種変更を容易に行える前提がある。なお、本機の無印モデルは通称「オリジナル・ガーンズ」と呼ばれているが、'''ミスリル仕様を知っている者は決してこの通称を使わない'''。ミスリル仕様M9の設計に関わったマオに至ってはM9とすら認めていない。賀東氏のコメントによると、海老川氏との打ち合わせでの通称は「がっかりM9」。頭部のデザインは残念な感じになっており、「こりゃあマオも文句言うわな」と味気なさを醸し出している。
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:『フルメタル・パニック! アナザー』に登場するE系列の実機配備型。ミスリルで試験運用されている機体と違い、パラジウムリアクターの変更により出力の低下と引き換えに作戦行動時間の延長、装甲強化とマッスルパッケージの仕様変更で防御力強化と引き換えに自重増加による運動性の低下、固定武装の変更、電子兵装の強化等と大幅に変更された。この仕様変更はM6からの機種変更を容易に行える前提がある。なお、本機の無印モデルは通称「オリジナル・ガーンズ」と呼ばれているが、'''ミスリル仕様を知っている者は決してこの通称を使わない'''。ミスリル仕様M9の設計に関わったマオに至ってはM9とすら認めていない。賀東氏のコメントによると、海老川氏との打ち合わせでの通称は「がっかりM9」。頭部のデザインは残念な感じになっており、「こりゃあマオも文句言うわな」と味気なさを醸し出している。
:アナザーの前エピソードのアニメ『フルメタル・パニック! Invisible Victory』11話にも数機登場。実戦配備がはじまったのかと宗介達を驚かせていたが、1発も発砲できずに[[プラン1059 コダールm|コダールm]]に瞬殺されてしまったりと完全にやられ役である。
:アナザーの前エピソードのアニメ『フルメタル・パニック! Invisible Victory』11話にも数機登場。実戦配備がはじまったのかと宗介達を驚かせていたが、1発も発砲できずに[[プラン1059 コダールm|コダールm]]に瞬殺されてしまったりと完全にやられ役である。
:;M9A1 ガーンズバック アーマード
:;M9A1 ガーンズバック アーマード
::改良型モデルで『アナザー』では最も配備数の多いタイプ。「アーマード」とあるが、装甲をふっ飛ばして中から細身のかっこいいM9が出てくるというロボットアニメの定番は用意されていない。
::改良型モデルで『アナザー』では最も配備数の多いタイプ。「アーマード」とあるが、装甲をふっ飛ばして中から細身のかっこいいM9が出てくるというロボットアニメの定番は用意されていない。
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::このモデルがM9A1と書かれることから米軍仕様はA系列と勘違いされがちだが、このAは「Advanced」のAで、現実のアメリカ陸軍でよく使われる表現である。
:;M9A1E1 ガーンズバック アーセナル
:;M9A1E1 ガーンズバック アーセナル
::アーマードの更なる改良型でM6A2E2 ブッシュマスターの後継的な位置付け。頭部の巨大なセンサ・電子戦モジュールが大きな特徴で初期のM9とは別の機種にすら見える。また、セワード・アーセナル社製のAGS-3榴弾砲(デモリッションガン3とも呼ばれる)という'''155mmの砲弾を発射できる兵装'''を装備している。
::アーマードの更なる改良型でM6A2E2 ブッシュマスターの後継的な位置付け。頭部の巨大なセンサ・電子戦モジュールが大きな特徴で初期のM9とは別の機種にすら見える。また、セワード・アーセナル社製のAGS-3榴弾砲(デモリッションガン3とも呼ばれる)という'''155mmの砲弾を発射できる兵装'''を装備している。