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== 概要 ==
== 概要 ==
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大破していた謎の人型機動兵器が、[[キサブロー・アズマ]]博士の手によって修復・改造され生まれ変わった姿。別名バトルフォース・ロボ。素体となった機体「コンパチカイザー」は異世界から流れ着き、[[戦士ロア|ロア]]から博士に託されたものである。
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[[戦士ロア]]が操る人型機動兵器で、別名バトルフォース・ロボ。、[[キサブロー・アズマ]]博士の手によって修復・改造されている。エミィの駆る[[Gサンダーゲート]]とともにダークブレインを追い詰めだが、最後の戦いで次元の彼方へ逃走するダークブレインに特攻を仕掛けて大破、そのまま残骸同然の状態でOG世界に漂着。この時の出現先は札幌の[[最上重工|モガミ重工]]であり、[[赤月瑞雲|ズイウン・アカツキ]]もカイザーのことを知っている。
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素体のカイザーがほぼ全損していたため、修理というよりはパーツを流用した新造と言える状態である。異世界の技術であったためそれも一筋縄ではいかず、完成までには実に20年以上の歳月が費やされており、エンジンや一部のパーツ以外は[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]] (DGG) の技術で補われている。そのため、フレームはDGGと同一の物が使用されていると推測され、同系機に似たシルエットを持つ機体に仕上がっている(そのためDGGの一機と思われたことも)。
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キサブローが回収した段階ではほぼ全損していたため、修理というよりはパーツを流用した新造と言える状態である。異世界の技術であったためそれも一筋縄ではいかず、完成までには実に20年以上の歳月が費やされており、エンジンや一部のパーツ以外は[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]] (DGG) の技術で補われている。そのため、フレームはDGGと同一の物が使用されていると推測され、同系機に似たシルエットを持つ機体に仕上がっている(そのためDGGの一機と思われたことも)。
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こうして修復された本機であったが、起動には戦士ロアに選ばれし者の覚醒と搭乗を必要としており、その選ばれし者が長い事現れていなかったため、[[BFベース]]の地下格納庫で眠りについていた。だが、[[修羅]]と[[デュミナス]]配下の部隊の暴力を目の当たりにし、怒りに燃えた[[コウタ・アズマ]]が新生[[ファイター・ロア]]として覚醒した事で長い眠りから目覚める事となる。コウタからは名前を略され、素体同様「コンパチカイザー」と呼ばれる。
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こうして修復された本機であったが、起動には戦士ロアに選ばれし者の覚醒と搭乗を必要としており、その選ばれし者が長い事現れていなかったため、[[BFベース]]の地下格納庫で眠りについていた。だが、[[修羅]]と[[デュミナス]]配下の部隊の暴力を目の当たりにし、怒りに燃えた[[コウタ・アズマ]]が新生[[ファイター・ロア]]として覚醒した事で長い眠りから目覚める事となる。コウタからは名前を略され「コンパチカイザー」「カイザー」と呼ばれる。
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本機は動力源として、[[オーバーゲートエンジン]](OGエンジン)と呼ばれる装置を搭載している。[[ダークブレイン]]の発言や最近のスパロボとの関連性から[[次元力]]や[[因果律の番人]]に関連するものであろう事は想像に難くないが、詳細は不明。ロアの台詞からすると、次元の扉を開く機能を備えているらしい。事実、カイザー単体でも短距離の空間転移を行い、Gサンダーゲートとの共鳴により異世界への扉を開いている。既存の作品の技術で近いものを挙げるとすれば、[[天のゼオライマー|次元連結システム]]であろう。何にしても、今後の展開のキーとなる要素だと思われる。『OG外伝』初期の頃は、このエンジンの稼働率が低かったため、本来の半分の力も出せていなかったが、「[[Gサンダーゲート]]」と合体する事によりエンジンが本格稼働を開始し、本来のものに近い力を引き出す事が可能になった。しかし、これでも真の力を発揮できた訳ではないらしい。
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本機は動力源として、[[オーバーゲートエンジン]](OGエンジン)と呼ばれる装置を搭載している。[[ダークブレイン]]の発言や最近のスパロボとの関連性から[[次元力]]や[[因果律の番人]]に関連するものであろう事は想像に難くないが、詳細は不明。ロアの台詞からすると、次元の扉を開く機能を備えているらしい。事実、カイザー単体でも短距離の空間転移を行い、Gサンダーゲートとの共鳴により異世界への扉を開いている。既存の作品の技術で近いものを挙げるとすれば、[[天のゼオライマー|次元連結システム]]であろう。何にしても、今後の展開のキーとなる要素だと思われる。『OG外伝』初期の頃は、このエンジンの稼働率が低かったため、本来の半分の力も出せていなかったが、「[[Gサンダーゲート]]」と合体する事によりエンジンが本格稼働を開始し、本来のものに近い力を引き出す事が可能になった。しかし、これでも真の力を発揮できてはいない。
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まさかの懐かしの作品からの参戦で古参ファンを狂喜させ、概ね良好に受け入れられたが、対象が古参ファンであるはずなのにバリバリしたマシンへと改修されてしまったため、それに拒否感を持つファンも少なくなく、喜びを中途半端なものとしてしまった感は否めない。大本のコンパチカイザーは元々4機合体のロボットである(しかもその内3機は版権キャラが操縦し、おまけに一人はSDガンダム)ため、合体機構のオミットはOGの都合上仕方のないことではあるが。
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ちなみに「コンパチ」は「コンパチブル」、「互換性」のことである。
合体形態については「[[Gコンパチブルカイザー]]」を参照。
合体形態については「[[Gコンパチブルカイザー]]」を参照。
=== コンパチカイザー ===
=== コンパチカイザー ===
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特殊部隊「バトルフォース」が誇るスーパーロボット。[[コンパチヒーローシリーズ]]の『ザ・グレイトバトルIV』に登場する。
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リファイン元の機体で、特殊部隊「バトルフォース」が誇るスーパーロボット。[[コンパチヒーローシリーズ]]の『ザ・グレイトバトルIV』に登場する。
この機体は各ステージの通常ボス戦の後にある巨大ボス戦で、ファイター・ロア、[[V2ガンダム]]、ウルトラマンパワード、仮面ライダーZOが乗るカイザーマシンが4体[[合体]]して完成する[[スーパー戦隊シリーズ|戦隊モノ]]のロボのポジションにあった。<ref>余談だがデザイナーのMがんぢー氏がコンパチカイザーにはこの4ヒーローを意識したデザイン取り込んでいると語っており、頭部がロア、腰がライダーZO、足はパワード、V2は腕を…とそれぞれ反映させているとのこと。[https://twitter.com/ganzycfe/status/1638132009351667712 Mがんぢー氏の2023年3月22日のツイート]Twitter</ref>敵側のスキャンによると出力ポイントは16000でかなりの高出力らしい。更に、戦うたびに性能が向上していき、最終決戦直前では戦闘によるダメージを自動回復する機能まで身につけ、生みの親の[[キサブロー・アズマ|キサブロー博士]]すら性能を把握できない未知の存在となっていった。
この機体は各ステージの通常ボス戦の後にある巨大ボス戦で、ファイター・ロア、[[V2ガンダム]]、ウルトラマンパワード、仮面ライダーZOが乗るカイザーマシンが4体[[合体]]して完成する[[スーパー戦隊シリーズ|戦隊モノ]]のロボのポジションにあった。<ref>余談だがデザイナーのMがんぢー氏がコンパチカイザーにはこの4ヒーローを意識したデザイン取り込んでいると語っており、頭部がロア、腰がライダーZO、足はパワード、V2は腕を…とそれぞれ反映させているとのこと。[https://twitter.com/ganzycfe/status/1638132009351667712 Mがんぢー氏の2023年3月22日のツイート]Twitter</ref>敵側のスキャンによると出力ポイントは16000でかなりの高出力らしい。更に、戦うたびに性能が向上していき、最終決戦直前では戦闘によるダメージを自動回復する機能まで身につけ、生みの親の[[キサブロー・アズマ|キサブロー博士]]すら性能を把握できない未知の存在となっていった。
『ザ・グレイトバトルIV』のエンディングでは、ラスボスの悪あがきでニューコンパチネイションめがけて発射された巨大ミサイルを食い止めるためにヒーロー達がコンパチカイザーを発進させたところ、突如脱出装置が勝手に起動。それは最後の戦いの中で自意識を獲得し、共に戦ってきたヒーロー達を巻き込むまいとしたカイザーの意思だった。そのままカイザーは巨大ミサイルに特攻し爆発に飲まれ姿を消す。
『ザ・グレイトバトルIV』のエンディングでは、ラスボスの悪あがきでニューコンパチネイションめがけて発射された巨大ミサイルを食い止めるためにヒーロー達がコンパチカイザーを発進させたところ、突如脱出装置が勝手に起動。それは最後の戦いの中で自意識を獲得し、共に戦ってきたヒーロー達を巻き込むまいとしたカイザーの意思だった。そのままカイザーは巨大ミサイルに特攻し爆発に飲まれ姿を消す。
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『OGシリーズ』では上記と経緯が異なり、エミィの駆るGサンダーゲートとともにダークブレインを追い詰め、最後の戦いで次元の彼方へ逃走するダークブレインに特攻を仕掛けて大破、そのまま残骸同然の状態でOG世界に漂着したらしい。出現先は札幌の[[最上重工|モガミ重工]]であり、[[赤月瑞雲|ズイウン・アカツキ]]もコンパチカイザーのことを知っている。
『ザ・グレイトバトルIV』は2人同時プレイ可能なゲームだが、カイザーの操縦は一人でしかできない。もう一人はボタン連打でエネルギーを回復させる役を担う事となる。カイザーは燃費が悪く、この回復が無いと苦戦を強いられる。上述の通り『OG外伝』のコンパチブルカイザーはGサンダーゲートと合体するまでは出力が本来の半分にも満たなかったとされるが、これはこの2人プレイのネタの再現である。
『ザ・グレイトバトルIV』は2人同時プレイ可能なゲームだが、カイザーの操縦は一人でしかできない。もう一人はボタン連打でエネルギーを回復させる役を担う事となる。カイザーは燃費が悪く、この回復が無いと苦戦を強いられる。上述の通り『OG外伝』のコンパチブルカイザーはGサンダーゲートと合体するまでは出力が本来の半分にも満たなかったとされるが、これはこの2人プレイのネタの再現である。
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まさかの懐かしの作品からの参戦で古参ファンを狂喜させ、概ね良好に受け入れられたが、対象が古参ファンであるはずなのにバリバリしたマシンへと改修されてしまったため、それに拒否感を持つファンも少なくなく、喜びを中途半端なものとしてしまった感は否めない。大本のコンパチカイザーは元々4機合体のロボットである(しかもその内3機は版権キャラが操縦し、おまけに一人はSDガンダム)ため、合体機構のオミットはOGの都合上仕方のないことではあるが。
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ちなみに「コンパチ」は「コンパチブル」、「互換性」のことである。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
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== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
;コンパチカイザー
;コンパチカイザー
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:オリジナル機。
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:SRW未登場。リファイン元の機体で、コウタはこちらの名で呼ぶことが多い。
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:なお'''キサブローによる修復前の機体がコンパチカイザーであるとは一切言及されていない。'''改修前のカイザーと交戦経験のあるクリスタルドラグーンは「コンパチブルカイザー」と述べているため、OGの世界観にはコンパチカイザーは存在しない可能性が高い。
;[[Gサンダーゲート]]
;[[Gサンダーゲート]]
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:コンパチブルカイザーの背部と接続し[[Gコンパチブルカイザー]]となる。
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:支援機。コンパチブルカイザーの背部と接続し[[Gコンパチブルカイザー]]となる。
;[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]]
;[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]]
:この系統の技術を用いて修復されている。
:この系統の技術を用いて修復されている。