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褐色の肌と紫がかった銀髪に加え、がっしりした体格と長身が特徴。第1期では首に巻いたアフガンストールが特徴。第2期では団長という立場からスーツ姿となっており、その上に鉄華団の証であるコートを羽織っており、さながらマフィアのボスの様な風格を見せる。
 
褐色の肌と紫がかった銀髪に加え、がっしりした体格と長身が特徴。第1期では首に巻いたアフガンストールが特徴。第2期では団長という立場からスーツ姿となっており、その上に鉄華団の証であるコートを羽織っており、さながらマフィアのボスの様な風格を見せる。
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不良っぽい荒々しい口調をしているが、本質的には真面目で義理堅い人物で、仲間や部下からの信頼も厚く、多くの少年兵から尊敬されるカリスマ性も秘めた偉丈夫。特に幼馴染の[[三日月・オーガス]]との絆は強く、幼少期より実の兄弟以上の繋がりで育った彼の事を誰よりも深く理解し、その性格や行動原理に信頼を置いている。左腕には三日月との信頼関係が絶対的な物となった「証」とも言える傷がある。
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口調は相応にガラが悪いが、本質的には真面目で義理堅い人物で、仲間や部下からの信頼も厚く、多くの少年兵から尊敬されるカリスマ性も秘めた偉丈夫。特に幼馴染の[[三日月・オーガス]]との絆は強く、幼少期より実の兄弟以上の繋がりで育った彼の事を誰よりも深く理解し、その性格や行動原理に信頼を置いている。左腕には三日月との信頼関係が絶対的な物となった「証」とも言える傷がある。
    
一方、三日月が自分の為にいかなる汚れ役等も担う事に内心重圧を感じていたり、冷徹な判断を下せても非常に徹しきれない等、年相応の精神的な脆さも持つ。また、「自分達の本当の居場所」を手に入れる事を夢見るというロマンチストさを持つ反面、[[火星]]の下層階級の中で貧困の中を苦しみ続ける日々を送っていた経験から、常人離れとも言える上昇志向も持ち合わせており、更に鉄華団結成後は徐々に「団員達の犠牲」というリスクをも度外視する形で目先の利益を求める方針に先鋭化していく等、非常に危うい面も持ち合わせるようになり、参謀格である[[ビスケット・グリフォン]]と衝突してしまう要因にもなっている。
 
一方、三日月が自分の為にいかなる汚れ役等も担う事に内心重圧を感じていたり、冷徹な判断を下せても非常に徹しきれない等、年相応の精神的な脆さも持つ。また、「自分達の本当の居場所」を手に入れる事を夢見るというロマンチストさを持つ反面、[[火星]]の下層階級の中で貧困の中を苦しみ続ける日々を送っていた経験から、常人離れとも言える上昇志向も持ち合わせており、更に鉄華団結成後は徐々に「団員達の犠牲」というリスクをも度外視する形で目先の利益を求める方針に先鋭化していく等、非常に危うい面も持ち合わせるようになり、参謀格である[[ビスケット・グリフォン]]と衝突してしまう要因にもなっている。
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少年兵達の中でも頭の回転の速さと高い洞察力を持っており、相手の言葉の節々からその真偽を読み取る事にも長けている。更には各団員の性格や調書に関しても適切に把握しており、それを踏まえた作戦の立案もこなす等、[[指揮官]]としての優れた才能を持っている。しかし、上昇志向の強さや目先の利益重視の方針、そして団員達の感情を優先させてしまう考えが仇になってしまう事で大局的な判断がし辛くなっており、戦略家としての能力には欠けている。
 
少年兵達の中でも頭の回転の速さと高い洞察力を持っており、相手の言葉の節々からその真偽を読み取る事にも長けている。更には各団員の性格や調書に関しても適切に把握しており、それを踏まえた作戦の立案もこなす等、[[指揮官]]としての優れた才能を持っている。しかし、上昇志向の強さや目先の利益重視の方針、そして団員達の感情を優先させてしまう考えが仇になってしまう事で大局的な判断がし辛くなっており、戦略家としての能力には欠けている。
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なお、ガンダムシリーズの主人公格でありながらもガンダムに搭乗しなかった珍しい人物で、その立ち位置は宇宙世紀シリーズの[[ブライト・ノア]]に近い。
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なお、ガンダムシリーズの主人公格でありながらもガンダムに(というかMS自体に)搭乗しなかった珍しい人物で、その立ち位置は宇宙世紀シリーズの[[ブライト・ノア]]に近い。
    
===劇中での様相===
 
===劇中での様相===
火星の下級下層の中で生まれ育ったオルガは、三日月と共に幼少期を過ごし、後に民間警備会社である「CGS」へと入隊。そこで[[阿頼耶識|阿頼耶識システム]]を組み込まれ、大人達から不当な扱いを受けながらも、三番組隊長として活躍し、自分と同格の少年兵達からの信頼を得ていく事になる。そんな中、[[ギャラルホルン]]の襲撃を受け、大人達が逃げ出したのに乗じる形で、CGS本部施設地下に電源設備として流用されていた[[ガンダム・バルバトス]]を三日月に起動させ、ギャラルホルンの撃退に成功。その後、大人達にクーデターを起こし、少年兵達で構成された三番組を「鉄華団」という組織に改め、クリュセ独立自治区首相ノーマン・バーンスタインの娘である[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]の依頼を受け、鉄華団の仲間達やクーデリアと共に「[[イサリビ]]」と命名した戦艦で[[地球]]を目指す事になる。
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火星の下級下層の中で生まれ育ったオルガは、三日月と共に幼少期を過ごし、後に民間警備会社である「CGS」へと入隊。そこで[[阿頼耶識|阿頼耶識システム]]を組み込まれ、大人達から不当な扱いを受けながらも、参番組隊長として活躍し、自分と同格の少年兵達からの信頼を得ていく事になる。そんな中、[[ギャラルホルン]]の襲撃を受け、大人達が逃げ出したのに乗じる形で、CGS本部施設地下に電源設備として流用されていた[[ガンダム・バルバトス]]を三日月に起動させ、ギャラルホルンの撃退に成功。その後、大人達にクーデターを起こし、少年兵達で構成された参番組を「鉄華団」という組織に改め、クリュセ独立自治区首相ノーマン・バーンスタインの娘である[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]の依頼を受け、鉄華団の仲間達やクーデリアと共に「[[イサリビ]]」と命名した戦艦で[[地球]]を目指す事になる。
    
だが、地球へと目指す道は非常に過酷で、ギャラルホルンの追撃を受けながら資金難と地球への案内人探しに苦しめられ、木星圏の複合企業である「テイワズ」に頼る事になるも、その下部組織である「タービンズ」と激突。その末に自らの実力を見込んだ[[名瀬・タービン]]の紹介によって鉄華団はテイワズの傘下となり、またオルガ自身も名瀬と義兄弟の盃を交わす事になった。
 
だが、地球へと目指す道は非常に過酷で、ギャラルホルンの追撃を受けながら資金難と地球への案内人探しに苦しめられ、木星圏の複合企業である「テイワズ」に頼る事になるも、その下部組織である「タービンズ」と激突。その末に自らの実力を見込んだ[[名瀬・タービン]]の紹介によって鉄華団はテイワズの傘下となり、またオルガ自身も名瀬と義兄弟の盃を交わす事になった。
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===単独作品===
 
===単独作品===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
:初登場作品。序章ワールド4より登場。ゲームシステムの都合上イサリビがユニットアイコンのみの登場なのでパイロットとしては未実装。
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:初登場作品。序章ワールド4より登場。ゲームシステムの都合上イサリビがユニットアイコンのみの登場なのでパイロットとしては未実装。2023年10月に支援ユニットパーツとして実装され、ボイスが収録された。
:2023年10月に支援ユニットパーツとして実装され、ボイスが収録される。
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:1章初期では協力を余儀なくされた大人たちへ原作さながらに不信を露わにする場面もあったが、原作との環境の差異や彼らの真摯さもあって打ち解けるのは早く、Part5で一度別れる頃には完全に仲間意識を持つようになっている。
:原作では大人に対する反抗心が強かったが、原作以上に世界情勢が過酷な本作では鉄華団だけではどうにもならない事実を理解しているのか、そして原作と違い団の子供達に負い目がなく純粋に頼れる大人に囲まれているためか、無暗に大人達に反発せず柔軟さを見せている。
   
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
:シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]」で追加参戦。鉄華団メンバーの戦闘アニメにも掛け合いで参加するため、上記『DD』に先駆け音声初収録。
 
:シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]」で追加参戦。鉄華団メンバーの戦闘アニメにも掛け合いで参加するため、上記『DD』に先駆け音声初収録。
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===[[ガンダムシリーズ]]===
 
===[[ガンダムシリーズ]]===
 
;[[ブライト・ノア]]
 
;[[ブライト・ノア]]
:『DD』における頼りがいのある大人の代表格であり、オルガにとって名瀬クラスの恩師的ポジションに位置する。
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:『DD』では序章ラストでの転移以降、自軍部隊としては彼の指揮のもとで行動することになる。
:[[アクシズ]]落下阻止作戦への協力を依頼されたときにも、'''「色々と世話になったブライトの大将に頭を下げられちゃ、断れねえ」'''と大半の戦力を貸している。
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:立場的にも人物的にも「大人代表」である彼に対し、打ち解けてからは「'''ブライトの大将'''」と呼ぶまでになっており、本作のオルガにとっては名瀬に匹敵する恩師的ポジションと言えるだろう。
 
;[[マリュー・ラミアス]]
 
;[[マリュー・ラミアス]]
:『DD』1章にて、[[アークエンジェル]]との別れ際に'''「今となっちゃ、身内みてえなもんだ」'''と言っている。
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:『DD』では序章ラストでの転移以降、立場を同じくした者同士。
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:女性とはいえ典型的な大人の軍人ということで不信の対象だったと思われるが、1章での[[アークエンジェル]]との別れ際には'''「今となっちゃ、身内みてえなもんだ」'''と言っている。
    
===リアル系===
 
===リアル系===
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;[[指南ショーコ]]
 
;[[指南ショーコ]]
 
:『DD』にて、[[新生ジオール]]独立の際に防衛を担当する。テイワズとの交渉にもクーデリアと共に参加する。
 
:『DD』にて、[[新生ジオール]]独立の際に防衛を担当する。テイワズとの交渉にもクーデリアと共に参加する。
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:同世界ながら大きく断絶のある平和ボケした価値観に対しては、多少苦言を呈する程度で、割り切った付き合いをしている。
 
;[[エルエルフ]]
 
;[[エルエルフ]]
:『DD』では彼の案でテイワズに接触する。その後も同じ世界のブレインとして方針を決める会議に参加することが多い。
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:『DD』では彼の案でテイワズに接触する。以降も同じ世界のリーダー格として会話の機会は多い。
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===[[バンプレストオリジナル]]===
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;[[ディド]]
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:『DD』序章ワールド4では彼が参番組に拾われたため、原作キャラと同等の「家族」として扱っている。[[ディーダリオン]]に変身できることが発覚しようがそれは変わらなかった。
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:ディドの訪れた世界が択一になる1章以降は、ワールド4から来た場合とそれ以外で明らかに関係性が変わってしまうため、ワールド4の場合限定でのやり取りが存在している。
    
==名台詞==
 
==名台詞==
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==スパロボシリーズの名台詞==
 
==スパロボシリーズの名台詞==
 
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''
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;「ちょっと待て。それはウチのディドをモルモットみたいに好き勝手調べるってことか?」
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:1章Part1「箱庭」より。「帰還の可能性を増やすためにディーダリオンを調査する」という発言に対して、ワールド4から来たパターン限定で口を挟む。
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:ある種の人体実験が常態化した環境で生きていたオルガが警戒を強めるのも当然だろう。ディド本人に制されたことで渋々引き下がる。
 
;「だが、どこの世界だろうと軍人は簡単に信用できねえ。俺たち鉄華団に割を食わせるような指示に従うつもりはねえよ」
 
;「だが、どこの世界だろうと軍人は簡単に信用できねえ。俺たち鉄華団に割を食わせるような指示に従うつもりはねえよ」
 
:1章Part1「箱庭」より。境界空間に跳ばされたことで軍人と行動を共にすることになったが、この時点ではユージンにこのように語っている通り、信用していない。
 
:1章Part1「箱庭」より。境界空間に跳ばされたことで軍人と行動を共にすることになったが、この時点ではユージンにこのように語っている通り、信用していない。
 
;「もちろん条件はつけさせてもらった。成功すれば、これまでの俺たちに課せられた制限を多少は緩めてもらう」<br>「同時にそのうっとうしいことを言ってきた連中だが、俺たちの後ろ盾であるのも事実だ。潰れちまったらゲートを探すどころじゃねえ」
 
;「もちろん条件はつけさせてもらった。成功すれば、これまでの俺たちに課せられた制限を多少は緩めてもらう」<br>「同時にそのうっとうしいことを言ってきた連中だが、俺たちの後ろ盾であるのも事実だ。潰れちまったらゲートを探すどころじゃねえ」
:1章Part2「飛べ、宇宙に向けて」より。[[フィフス・ルナ]]落下阻止作戦に参加する理由について団員にこう諭す。
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:1章Part2「飛べ、宇宙に向けて」より。リスクの高い[[フィフス・ルナ]]落下阻止作戦に参加する理由について団員にこう諭す。
 
;「…お前らモジュール77の連中とは生きてる世界が違うんだよ」<br>「甘かねえんだよ、お前らが片足を突っ込んじまった世界は。学園の連中だって、全員が生き残れる保証はねえ」
 
;「…お前らモジュール77の連中とは生きてる世界が違うんだよ」<br>「甘かねえんだよ、お前らが片足を突っ込んじまった世界は。学園の連中だって、全員が生き残れる保証はねえ」
 
:1章Part5「仲間と家族」より。仲間のためならいつだって死ぬと名瀬へ語った彼に驚いたショーコへこう返す。現に同じ頃、モジュール77がドルシア軍の襲撃を受け、新たな犠牲者が出ていた。
 
:1章Part5「仲間と家族」より。仲間のためならいつだって死ぬと名瀬へ語った彼に驚いたショーコへこう返す。現に同じ頃、モジュール77がドルシア軍の襲撃を受け、新たな犠牲者が出ていた。
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;「お前らも止まるんじゃねぇぞ!」
 
;「お前らも止まるんじゃねぇぞ!」
 
:『30』中断メッセージ「オルガの次回予告」での〆の台詞。原作で発した台詞のアレンジだが、シチュエーションが違い予告風であるためかなりポジティブな用法。
 
:『30』中断メッセージ「オルガの次回予告」での〆の台詞。原作で発した台詞のアレンジだが、シチュエーションが違い予告風であるためかなりポジティブな用法。
:ただ、元が後述の物議を醸した終盤の台詞であるためか、ネットのノリを引きずってかプレイヤーの受け取り方も賛否大いに分かれている。
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:ただ、元が後述の物議を醸した終盤の台詞故に、ネットのノリを引きずってかプレイヤーの受け取り方も賛否大いに分かれている。
    
==搭乗機体==
 
==搭乗機体==
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