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:エタニティ・フラットに対しての見解。こうして見るとわかるのだが、時獄篇におけるフロンタルの行動・言動には彼自身の意志というものが全く介在しておらず、アムロをして「'''シャアから迷いを取り去った、誰も愛していない空っぽの存在'''」と言わしめている。
 
:エタニティ・フラットに対しての見解。こうして見るとわかるのだが、時獄篇におけるフロンタルの行動・言動には彼自身の意志というものが全く介在しておらず、アムロをして「'''シャアから迷いを取り去った、誰も愛していない空っぽの存在'''」と言わしめている。
 
;「アムロ…」<br />「君は、私を迷いを捨てたシャアと言ってくれた。ならば、その言葉に応えよう」
 
;「アムロ…」<br />「君は、私を迷いを捨てたシャアと言ってくれた。ならば、その言葉に応えよう」
:直後、アンチスパイラルの意を受けたニアが差し向けた手勢が加わったのを見てフロンタルは自分は宇宙の意思に認められたと増長する。そして、アムロの言葉をそのまま形にするかのようにフロンタルはアクシズへと撤退するという狡猾な手段を取った。
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:直後、アンチスパイラルの意を受けたニアが差し向けた手勢が加わったのを見てフロンタルは自分は宇宙の意思に認められたと増長する。そして、アムロの言葉をそのまま形にするかのようにフロンタルは'''アクシズへと撤退するという狡猾な手段'''を取った。
 
:戦わずしてアクシズが落ちるのを傍観するという暴挙……それは、戦略的には理にかなった行動であり、同時にどこまでも「戦士」であるシャアが決してとるはずのないものであった。これを見たアムロ(あるいは逃げたフロンタルに対してプレイヤーも)はとうとう堪忍袋の尾が切れ、フロンタルをシャア・アズナブルでも赤い彗星でもないと断じた。
 
:戦わずしてアクシズが落ちるのを傍観するという暴挙……それは、戦略的には理にかなった行動であり、同時にどこまでも「戦士」であるシャアが決してとるはずのないものであった。これを見たアムロ(あるいは逃げたフロンタルに対してプレイヤーも)はとうとう堪忍袋の尾が切れ、フロンタルをシャア・アズナブルでも赤い彗星でもないと断じた。
 
;「さあ、改めて始めよう」<br />「''アクシズ、行け! 忌まわしい記憶と共に!''」
 
;「さあ、改めて始めよう」<br />「''アクシズ、行け! 忌まわしい記憶と共に!''」
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;「並行世界間の同一人物は基本的に同じ世界には存在しないそうですよ」
 
;「並行世界間の同一人物は基本的に同じ世界には存在しないそうですよ」
 
:シャアとの[[戦闘前会話]]の一部。これを言われたシャア本人からは「不快だな」と、断言されている。自分に都合の良い形でシャア・アズナブルという人間を曲解しているフロンタルの態度には、流石のシャアも腹に据えかねていただろう。
 
:シャアとの[[戦闘前会話]]の一部。これを言われたシャア本人からは「不快だな」と、断言されている。自分に都合の良い形でシャア・アズナブルという人間を曲解しているフロンタルの態度には、流石のシャアも腹に据えかねていただろう。
;シャア「違うな、フロンタル。お前は未来など求めていない!」<br />フロンタル「だから?」<br />シャア「ようやく生の感情を見せたな」<br />フロンタル「そうまでして私を怒らせたいか、シャア・アズナブル!!」
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;シャア「違うな、フロンタル。お前は未来など求めていない!」<br />「だから?」<br />シャア「ようやく生の感情を見せたな」<br />「そうまでして私を怒らせたいか、シャア・アズナブル!!」
 
:同上。あくまでもフロンタルを「己の中にある『シャア・アズナブル』を模倣しているに過ぎない」と断ずるシャアに激昂。本作でようやく'''フロンタルの素が出た'''場面である。
 
:同上。あくまでもフロンタルを「己の中にある『シャア・アズナブル』を模倣しているに過ぎない」と断ずるシャアに激昂。本作でようやく'''フロンタルの素が出た'''場面である。
 
;「口が達者な分だけ可愛げというものがない……!」
 
;「口が達者な分だけ可愛げというものがない……!」
 
:ヒビキとの戦闘前会話において。時獄篇のフロンタルは原作に比べやや感情的な面が強い。
 
:ヒビキとの戦闘前会話において。時獄篇のフロンタルは原作に比べやや感情的な面が強い。
 
:フロンタルの言うとおり、ヒビキが敵と見做した相手に対しては容赦無く不遜かつ辛辣な態度をとるキャラであるのも事実ではあるが。
 
:フロンタルの言うとおり、ヒビキが敵と見做した相手に対しては容赦無く不遜かつ辛辣な態度をとるキャラであるのも事実ではあるが。
;シャア「不思議だ……こんな状況なのに恐怖は感じない。むしろ暖かくて、安心を感じるとは……」<br />フロンタル「だが、この暖かさを持った人間が感情を制御しきれず、自滅の道を歩んでいる……ならば、よりよき世界に導く指導者が必要になる!」<br />アムロ「わかってるよ! だから、世界に人の心の光を見せなきゃならないんだろ!」
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;シャア「不思議だ……こんな状況なのに恐怖は感じない。むしろ暖かくて、安心を感じるとは……」<br />「だが、この暖かさを持った人間が感情を制御しきれず、自滅の道を歩んでいる……ならば、よりよき世界に導く指導者が必要になる!」<br />アムロ「わかってるよ! だから、世界に人の心の光を見せなきゃならないんだろ!」
 
:「BEYOND THE TIME」クリア時のやり取り。ある意味、時獄篇におけるフロンタルの立ち位置を明確にした場面である。
 
:「BEYOND THE TIME」クリア時のやり取り。ある意味、時獄篇におけるフロンタルの立ち位置を明確にした場面である。
 
:ここからわかるとおり、本作のフロンタルは原作におけるシャアの負の部分を担当している形になっている。
 
:ここからわかるとおり、本作のフロンタルは原作におけるシャアの負の部分を担当している形になっている。
 
;「それは、まさに神の存在と言えるでしょう」
 
;「それは、まさに神の存在と言えるでしょう」
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』予告及び第40話「赤い彗星の未来」にて、[[ラプラスの箱]]を評して曰く。フロンタルの思惑の真意を知るため、自ら捕らわれの身となったシャアに対して、彼はラプラスの箱の真の意味、そして自らの本当の目的について淡々と語り出す。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』予告及び第40話「赤い彗星の未来」にて、[[ラプラスの箱]]を評して曰く。フロンタルの思惑の真意を知るため、自ら捕らわれの身となったシャアに対して、彼はラプラスの箱の真の意味、そして自らの本当の目的について淡々と語り出す。
; シャア「フル・フロンタル!」(打撃音)<br />フロンタル「ぐっ!シャアめ!」(打撃音)<br />シャア「殴り返してきたか!どうやら、まだ完全に器になったというわけではないようだな!」<br />フロンタル「私を挑発しているのか、シャア!」「ならば、相手をしてやる![[サザビー]]に乗れ!」
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; シャア「フル・フロンタル!」(打撃音)<br />「ぐっ!シャアめ!」(打撃音)<br />シャア「殴り返してきたか!どうやら、まだ完全に器になったというわけではないようだな!」<br />「私を挑発しているのか、シャア!」「ならば、相手をしてやる![[サザビー]]に乗れ!」
 
:同じく『第3次Z天獄篇』ネオ・ジオンルート第40話「赤い彗星の未来」にて、シャアと'''生身で殴りあって'''。
 
:同じく『第3次Z天獄篇』ネオ・ジオンルート第40話「赤い彗星の未来」にて、シャアと'''生身で殴りあって'''。
 
:逆上して殴り返したり「シャア!」と感情的に言い捨てるなど、前作に引き続き'''フロンタルの素が出た'''場面であり、自らを冷たく「器」と言い続けてきた彼の、血の通った偽らざる「地」が垣間見えるシーン。
 
:逆上して殴り返したり「シャア!」と感情的に言い捨てるなど、前作に引き続き'''フロンタルの素が出た'''場面であり、自らを冷たく「器」と言い続けてきた彼の、血の通った偽らざる「地」が垣間見えるシーン。
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:虚無の世界に集った「ガンダム」達を見て。真化への最後の階梯、火の文明……その真理は、自ら生み出したものによって力を手に入れ、その力によって何かを生み出しながら進化していくこと。一人で背負うのではなく、誰かと共によりよき明日を信じ、続く戦いの中に「それでも」希望を見つけようとする力。いつの世も、その先駆けとなったのは「ガンダム」だった。
 
:虚無の世界に集った「ガンダム」達を見て。真化への最後の階梯、火の文明……その真理は、自ら生み出したものによって力を手に入れ、その力によって何かを生み出しながら進化していくこと。一人で背負うのではなく、誰かと共によりよき明日を信じ、続く戦いの中に「それでも」希望を見つけようとする力。いつの世も、その先駆けとなったのは「ガンダム」だった。
 
;「バナージ君……ガンダムに導かれた者達……そして、シャア・アズナブル……君達ならば、私が超えられなかった絶望の向こうに虹を見つけられるかも知れない」<br />「そして、それすら超えた向こうに未来を見つけてくれ」<br />「君に……託す……。為すべきと……思ったことを……」
 
;「バナージ君……ガンダムに導かれた者達……そして、シャア・アズナブル……君達ならば、私が超えられなかった絶望の向こうに虹を見つけられるかも知れない」<br />「そして、それすら超えた向こうに未来を見つけてくれ」<br />「君に……託す……。為すべきと……思ったことを……」
:最期。ララァの導きにより絶望を払われた「赤い彗星」は、ガンダムに導かれた少年達、そしてもう一人の自分自身に可能性を委ね、刻の彼方へ去っていった。
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:最期。ララァの導きにより絶望を払われた「赤い彗星」は、ガンダムに導かれた少年達、そしてもう一人の自分自身に可能性を委ね、刻の彼方へ去っていった……。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
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