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| + | '''マシンナリー・チルドレン'''とは、「[[バンプレストオリジナル]]」の[[人造人間]]。 |
| == 概要 == | | == 概要 == |
| 科学者[[イーグレット・フェフ]]が開発した、人間と「[[マシンセル]]」との融合により生み出された[[人造人間]]の総称。 | | 科学者[[イーグレット・フェフ]]が開発した、人間と「[[マシンセル]]」との融合により生み出された[[人造人間]]の総称。 |
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| === [[スーパーロボット大戦α外伝]] === | | === [[スーパーロボット大戦α外伝]] === |
| シリーズ初登場。新西暦の時代における地下勢力との戦いで、配備していた防衛用機動兵器では対処できず彼等アースクレイドルの住人達は苦戦を強いられていた。この事態を打開すべくイーグレット博士がマシンセルを用いてマシンナリーチルドレンを生み出した事が始まりである。 | | シリーズ初登場。新西暦の時代における地下勢力との戦いで、配備していた防衛用機動兵器では対処できず彼等アースクレイドルの住人達は苦戦を強いられていた。この事態を打開すべくイーグレット博士がマシンセルを用いてマシンナリーチルドレンを生み出した事が始まりである。 |
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| 彼らの誕生直後に生みの親であるフェフが[[ゼンガー・ゾンボルト]]に殺されているため、彼らを指揮する役割は、同じくマシンセルにより変貌を遂げた[[アースクレイドル]]の管理コンピュータ「[[メイガス]]」が担っている。そして、メイガスは残されたマシンナリーチルドレンを指揮し、見事地下勢力の撃退に成功する。 | | 彼らの誕生直後に生みの親であるフェフが[[ゼンガー・ゾンボルト]]に殺されているため、彼らを指揮する役割は、同じくマシンセルにより変貌を遂げた[[アースクレイドル]]の管理コンピュータ「[[メイガス]]」が担っている。そして、メイガスは残されたマシンナリーチルドレンを指揮し、見事地下勢力の撃退に成功する。 |
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| 本作では未来世界では[[メイガス]]を中心として組織された地球の守護者「[[アンセスター]]」の一員として、洗脳されたゼンガーと共にプリベンターの前に立ち塞がる。 | | 本作では未来世界では[[メイガス]]を中心として組織された地球の守護者「[[アンセスター]]」の一員として、洗脳されたゼンガーと共にプリベンターの前に立ち塞がる。 |
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| 『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』及び、そのリメイク作品『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]』に登場。この作品では、彼らを誕生させるために強靭な肉体を持つ人間の遺伝子が必要とされており、選ばれたのが[[アードラー・コッホ]]や[[アギラ・セトメ]]らが育てたブーステッド・チルドレンの[[アラド・バランガ]]…彼がマシンナリーチルドレンの素体になったという設定である。(第2次αで彼が登場した時から「マシンナリーチルドレンの面々に顔が似ている」との噂が立っていたが、実際にその通りになった)。故にマシンナリー・チルドレンはアラドの遺伝子から生まれた[[クローン]]の一群ということになる。その誕生経緯を知った彼らはアラドを憎み、彼に殺意を抱いている。アースクレイドルでの戦闘で、チルドレンは全滅しフェフも死亡したかに見えたのだが、第2次OGでウルズとフェフの両名の生存が判明した。 | | 『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』及び、そのリメイク作品『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]』に登場。この作品では、彼らを誕生させるために強靭な肉体を持つ人間の遺伝子が必要とされており、選ばれたのが[[アードラー・コッホ]]や[[アギラ・セトメ]]らが育てたブーステッド・チルドレンの[[アラド・バランガ]]…彼がマシンナリーチルドレンの素体になったという設定である。(第2次αで彼が登場した時から「マシンナリーチルドレンの面々に顔が似ている」との噂が立っていたが、実際にその通りになった)。故にマシンナリー・チルドレンはアラドの遺伝子から生まれた[[クローン]]の一群ということになる。その誕生経緯を知った彼らはアラドを憎み、彼に殺意を抱いている。アースクレイドルでの戦闘で、チルドレンは全滅しフェフも死亡したかに見えたのだが、第2次OGでウルズとフェフの両名の生存が判明した。 |
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− | その後、フェフは[[ガイアセイバーズ (OG)|ガイアセイバーズ]]指揮官[[アルテウル・シュタインベック]]の元で研究を再開。共同研究において[[イーグレット・イング]]を生み出した。しかし、その両名とも[[グランド・クリスマス]]での(アルテウルの茶番劇)戦いで死亡。以降の研究は不可能となった… | + | その後、フェフは[[ガイアセイバーズ (OG)|ガイアセイバーズ]]指揮官[[アルテウル・シュタインベック]]の元で研究を再開。共同研究において[[イーグレット・イング]]を生み出した。しかし、その両名とも[[グランド・クリスマス]]での(アルテウルの茶番劇)戦いで死亡。以降の研究は不可能となった……。 |
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| === 主なチルドレン === | | === 主なチルドレン === |
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| ;[[イーグレット・イング]] | | ;[[イーグレット・イング]] |
| :「イングシリーズ」と呼ばれる、ウルズらとは別グループのチルドレン。今のところ、彼の誕生経緯や素性は判明していない。見た目は幼い少年そのもの。第2次OGではデザインが変更され、ウルズたちと同じ様に青年になった。正体は[[ハイブリッド・ヒューマン]][[バルシェム]]シリーズのデータと掛け合わせた[[念動力]]を身に付けた存在。そのかわり、マシンセルは投与されてない。 | | :「イングシリーズ」と呼ばれる、ウルズらとは別グループのチルドレン。今のところ、彼の誕生経緯や素性は判明していない。見た目は幼い少年そのもの。第2次OGではデザインが変更され、ウルズたちと同じ様に青年になった。正体は[[ハイブリッド・ヒューマン]][[バルシェム]]シリーズのデータと掛け合わせた[[念動力]]を身に付けた存在。そのかわり、マシンセルは投与されてない。 |
| + | ;量産型マシンナリー・チルドレン |
| + | :量産型のマシンナリー・チルドレン。製造コストを抑えており、外見は普通のロボットのようになっている。 |
| + | :SRWでは[[一般兵]]として登場する。 |
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− | ==== [[ベルゲルミル]] ==== | + | == 関連用語 == |
− | マシンナリーチルドレンの搭乗機。チルドレン専用機の他、自律回路が操縦する黒色の量産機も多数存在する。[[マシンセル]]を投与された[[量産型ヒュッケバインMk-II]]が形状変化したもので、非常に優れた機動力と、マシンセルの自己修復機能による強靭な耐久性を兼ね備えた高性能機。[[OGシリーズ]]では[[ゲイム・システム]]が搭載されることで、その機動力に更なる向上が図られている。
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− | == 関連する用語 ==
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| ;[[マシンセル]] | | ;[[マシンセル]] |
| :自己修復、自己増殖、自己進化といった機能を兼ね備えている自律金属細胞。元々は[[アースクレイドル]]の機能を維持するために開発されたものだが、フェフは人間と[[マシンセル]]との融合によってマシンナリー・チルドレンを誕生させた。本来ならば、彼等はアースクレイドルの防衛の為に生み出されたはずなのだが、フェフの野心により歯車が狂う事に。 | | :自己修復、自己増殖、自己進化といった機能を兼ね備えている自律金属細胞。元々は[[アースクレイドル]]の機能を維持するために開発されたものだが、フェフは人間と[[マシンセル]]との融合によってマシンナリー・チルドレンを誕生させた。本来ならば、彼等はアースクレイドルの防衛の為に生み出されたはずなのだが、フェフの野心により歯車が狂う事に。 |
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| :彼らが誕生した[[施設]]。元々は人類を生きたまま長期間保存するための冷凍睡眠用施設。 | | :彼らが誕生した[[施設]]。元々は人類を生きたまま長期間保存するための冷凍睡眠用施設。 |
| ;[[メイガス]] | | ;[[メイガス]] |
− | :[[アースクレイドル]]の管理コンピュータ。[[α外伝]]ではフェフが死んでいるため、チルドレンはメイガスに付き従っていた。 | + | :[[アースクレイドル]]の管理コンピュータ。『[[α外伝]]』ではフェフが死んでいるため、チルドレンはメイガスに付き従っていた。 |
| ;[[ゲイム・システム]] | | ;[[ゲイム・システム]] |
| :フェフが開発したマン・マシン・インターフェイス。機体を直接パイロットの脳とリンクさせることで機体との同調を促し、その潜在能力を大幅に引き出すことが可能となる。普通の人間では戦意の異常高揚等の副作用から暴走状態に陥る危険が高いが、身体がマシンセルで強化されたチルドレンはこのシステムを自在に操作することが出来る。 | | :フェフが開発したマン・マシン・インターフェイス。機体を直接パイロットの脳とリンクさせることで機体との同調を促し、その潜在能力を大幅に引き出すことが可能となる。普通の人間では戦意の異常高揚等の副作用から暴走状態に陥る危険が高いが、身体がマシンセルで強化されたチルドレンはこのシステムを自在に操作することが出来る。 |
| + | ;[[ベルゲルミル]] |
| + | :マシンナリーチルドレンの搭乗機。チルドレン専用機の他、自律回路が操縦する黒色の量産機も多数存在する。[[マシンセル]]を投与された[[量産型ヒュッケバインMk-II]]が形状変化したもので、非常に優れた機動力と、マシンセルの自己修復機能による強靭な耐久性を兼ね備えた高性能機。[[OGシリーズ]]では[[ゲイム・システム]]が搭載されることで、その機動力に更なる向上が図られている。 |
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