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*故国オーブに向けられる偏った言動<ref>「[[第1次連合・プラント大戦|前大戦]]でウズミが理念を優先して、国民を見殺しにした」と激しく非難しているにも関わらず、[[第2次連合・プラント大戦|今次大戦]]でカガリが理念を捨ててまでも国民を活かす道を選んだ事に対して、面と向かって罵倒する等。</ref>。
 
*故国オーブに向けられる偏った言動<ref>「[[第1次連合・プラント大戦|前大戦]]でウズミが理念を優先して、国民を見殺しにした」と激しく非難しているにも関わらず、[[第2次連合・プラント大戦|今次大戦]]でカガリが理念を捨ててまでも国民を活かす道を選んだ事に対して、面と向かって罵倒する等。</ref>。
 
*一兵士でありながら、他国のトップであるカガリに罵声を浴びせ、わざと肩をぶつける等、国際問題に成りかねない行為を何度もする(しかし、何故か罰せられる事は無かった)<ref>一方、小説版ではシンが「綺麗事はアスハのお家芸」と罵倒した際に、レイがシンに対してカガリへ謝罪させようとする場面が有る。</ref>。
 
*一兵士でありながら、他国のトップであるカガリに罵声を浴びせ、わざと肩をぶつける等、国際問題に成りかねない行為を何度もする(しかし、何故か罰せられる事は無かった)<ref>一方、小説版ではシンが「綺麗事はアスハのお家芸」と罵倒した際に、レイがシンに対してカガリへ謝罪させようとする場面が有る。</ref>。
*上官であるアスランへの挑発や増長した態度<ref>ただし、アスランの上官としての行動の問題を指摘する、視聴者の意見もまた少なくない。</ref>。
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*上官であるアスランへの挑発や増長した態度<ref name="アスラン">ただし、アスランの行動が原因と見ることができる事態も多く、その問題を指摘する視聴者の意見もまた少なくない。</ref>。
 
*勝手にステラを返還する等、周囲の迷惑を省みない軍人として問題の有る行動(しかも結果的にステラはデストロイに搭乗させられてしまい、この行為は何の意味も持たなかった)<ref>まあ、[[組織]]の迷惑を省みない問題行動に関しては'''[[ガンダムシリーズ]]において「よくある事例」'''でもあるのだが。</ref>。
 
*勝手にステラを返還する等、周囲の迷惑を省みない軍人として問題の有る行動(しかも結果的にステラはデストロイに搭乗させられてしまい、この行為は何の意味も持たなかった)<ref>まあ、[[組織]]の迷惑を省みない問題行動に関しては'''[[ガンダムシリーズ]]において「よくある事例」'''でもあるのだが。</ref>。
 
*終盤におけるまで妹のマユやステラの死を乗り越える事が出来なかった事。
 
*終盤におけるまで妹のマユやステラの死を乗り越える事が出来なかった事。
*'''「常に」と言って良いほどに都合の悪い結果を他者になすり付ける自己正当化'''や自分の行動に対する結果に対する自覚や責任が乏しい傾向が強かったが、ロゴスという'''ある種の責任転嫁の対象'''が示された後半からそれがより悪化していく。小説版では'''ステラがベルリンで行ったことはロゴスのせいだから悪くない、さらには自分がこれまで命を奪ってきたのもロゴスのせいだから自分は悪くない'''とあまりにも醜悪且つ傲慢な考えを持ち、[[ラウ・ル・クルーゼ]]の『正義と信じ、分からぬと逃げ、知らず、聞かず』(デュランダルの理念とそれに着く自分だけを正義と信じて、自分の行動の結果は全てキラやネオになすり付けて逃げ、その側面や本質を全て他者のせいにして知ろうとせず、その負の側面を知るアスランの言葉を聞こうとせず)がシン一人に集約されていると言っても過言ではなく、結果として『他人のせいにすれば、自分の言い分が認められる』というような状態に陥り、放送終了後も否定的な見解が多い要因の一つにもなっている。
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*「常に」と言って良いほどに都合の悪い結果を他者になすり付ける自己正当化や、自分の行動に対する結果に対する自覚や責任が乏しい傾向が強かったが、ロゴスという'''ある種の責任転嫁の対象'''が示された後半からそれがより悪化していく。小説版では'''ステラがベルリンで行ったことはロゴスのせいだから悪くない、さらには自分がこれまで命を奪ってきたのもロゴスのせいだから自分は悪くない'''とあまりにも醜悪且つ傲慢な考えを持ち、[[ラウ・ル・クルーゼ]]の『正義と信じ、分からぬと逃げ、知らず、聞かず』(デュランダルの理念とそれに着く自分だけを正義と信じて、自分の行動の結果は全てキラやネオになすり付けて逃げ、その側面や本質を全て他者のせいにして知ろうとせず、その負の側面を知るアスランの言葉を聞こうとせず<ref name="アスラン" />)がシン一人に集約されていると言っても過言ではなく、結果として『他人のせいにすれば、自分の言い分が認められる』というような状態に陥り、放送終了後も否定的な見解が多い要因の一つにもなっている。
 
*デュランダルが大量破壊兵器による敵国民間人の虐殺を選択肢に入れてもなお、彼に従った等<ref>もっとも、高山瑞穂氏の漫画版(ボンボン版)等では「平和な世界を作る為に最良な方法を自分なりに懸命に考えた結果として、デュランダルに従う事を選んだ」とフォローされている。</ref>。
 
*デュランダルが大量破壊兵器による敵国民間人の虐殺を選択肢に入れてもなお、彼に従った等<ref>もっとも、高山瑞穂氏の漫画版(ボンボン版)等では「平和な世界を作る為に最良な方法を自分なりに懸命に考えた結果として、デュランダルに従う事を選んだ」とフォローされている。</ref>。
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その反面、精神面における導き手の役割を期待されたアスランや周囲の大人達が全くそれをなせなかったが為に、成長する機会を失った不運なキャラクターとも言える。シンから見れば、自分の置かれた状況を深く考えず自分の感情のまま行動した末に増長しており、自分を優遇してくれる人物に甘えていたとも言える。凄惨な経験と、そこから来る他人との精神的な壁により、怒りと絶望に凝り固まり盲目になってしまったため、一人では客観的に自分を見ることができないでいた。
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その反面、精神面における導き手の役割を期待されたアスランや周囲の大人達が全くそれをなせなかったが為に、成長する機会を失った不運なキャラクターとも言える。シンから見れば、自分の置かれた状況を深く考えず自分の感情のまま行動した末に増長しており、自分を優遇してくれる人物に甘えていたとも言える。凄惨な経験と、そこから来る他人との精神的な壁により、怒りと絶望に凝り固まり盲目になってしまったため、一人では客観的に自省できぬまま泥沼と負の連鎖に陥った結果、先述のように後半は明らかに情緒不安定で正常な考えが不可能になっており、最終決戦では錯乱までしてしまった。
    
歴代の主人公達が多くの人間に出会って成長していった事に比べると、シンは良き理解者や人との出会いに全く恵まれていない。比較的良好な関係であったトダカやハイネはあまりにも出会った期間が短く、アスランもシンを導くのには未熟、同期であるレイは友情はあるもののシンを利用しようとし、ルナマリアとは恋人になる終盤までこれといったものはなく、キラに直接出会って和解したのも最後の最後でステラの死後は彼自身の人間関係の希薄さ(オーブ時代の人間関係が不明なのもあるが)も含めて、'''「ガンダムシリーズの主人公の中でも孤独な境遇だった」'''と言える。<ref>漫画『機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE Desire』では、家族を失ったことが原因でトラウマにより頑なに心を閉ざし、士官学校時代から同期含め他者との交流を自分から避けていたことが語られている。だが、名台詞の項にもある通り、同作ではヴィーノも悲観的なシンを心配して怒っているシーンもあり、塞ぎ込みがちで他者と壁を作りがちな割に'''同期にだけは'''恵まれていたのかもしれない。</ref>
 
歴代の主人公達が多くの人間に出会って成長していった事に比べると、シンは良き理解者や人との出会いに全く恵まれていない。比較的良好な関係であったトダカやハイネはあまりにも出会った期間が短く、アスランもシンを導くのには未熟、同期であるレイは友情はあるもののシンを利用しようとし、ルナマリアとは恋人になる終盤までこれといったものはなく、キラに直接出会って和解したのも最後の最後でステラの死後は彼自身の人間関係の希薄さ(オーブ時代の人間関係が不明なのもあるが)も含めて、'''「ガンダムシリーズの主人公の中でも孤独な境遇だった」'''と言える。<ref>漫画『機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE Desire』では、家族を失ったことが原因でトラウマにより頑なに心を閉ざし、士官学校時代から同期含め他者との交流を自分から避けていたことが語られている。だが、名台詞の項にもある通り、同作ではヴィーノも悲観的なシンを心配して怒っているシーンもあり、塞ぎ込みがちで他者と壁を作りがちな割に'''同期にだけは'''恵まれていたのかもしれない。</ref>
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そうした境遇もあって、主人公という立場の割には重大な情報を得る機会が乏しく、本人も積極的に情報を集める描写は無かった。その結果、レイ以外の主要人物が有する「秘密」や抱えている「事情」と「背景」、そしてアークエンジェル隊がデュランダルに敵対する切っ掛けとなったラクス暗殺未遂やミーアの死等、重大事件が戦いの裏で起きていた事も文字通り「何も知らない」状態だった。これがシンの思考が(良くも悪くも)一方向に固まってしまう原因だったと言える。
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そうした境遇もあって、主人公という立場の割には重大な情報を得る機会が乏しく、本人も積極的に情報を集める描写は無かった。その結果、レイ以外の主要人物が有する「秘密」や抱えている「事情」と「背景」、そしてアークエンジェル隊がデュランダルに敵対する切っ掛けとなったラクス暗殺未遂やミーアの死等、重大事件が戦いの裏で起きていた事も文字通り「何も知らない」状態だった。
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これら全ての複合が、シンの思考が主に悪い意味で一方向に固まってしまい、先述のマイナス面を生む原因だったとも言える。
    
作中における主人公であるものの、全体的に出番や活躍が多いとは言えず、特にストーリー後半はメイン視点が前作主人公であるキラ・ヤマトに移ってしまい、終盤はキラ側に敗北する結末も手伝って、実質主人公の座を失ってしまったといえる。EDのキャストクレジットではシンがリストの一番上だったが、'''終盤ではキラに奪われてしまった(シンはアスランより下の三番目に)'''。さらに雑誌のインタビューにて遂に福田己津央監督自ら「主人公はキラ・ヤマトです」と言われてしまう。
 
作中における主人公であるものの、全体的に出番や活躍が多いとは言えず、特にストーリー後半はメイン視点が前作主人公であるキラ・ヤマトに移ってしまい、終盤はキラ側に敗北する結末も手伝って、実質主人公の座を失ってしまったといえる。EDのキャストクレジットではシンがリストの一番上だったが、'''終盤ではキラに奪われてしまった(シンはアスランより下の三番目に)'''。さらに雑誌のインタビューにて遂に福田己津央監督自ら「主人公はキラ・ヤマトです」と言われてしまう。
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=== 他媒体での描写 ===
 
=== 他媒体での描写 ===
[[小説]]版・[[漫画]]版3種の各作者もシンの扱いに対して思う所が有ったらしく、いずれの作品も最後は敗北するものの、扱いは格段に良くなっている。特に、「平和な世界を作りたい」という想いを共有しながらも[[理想]]を追うアスランと対峙する道を選び、互いの信念を懸けて対決する高山瑞穂版(「ボンボン版」とも言われる)の評価が高い。後述するスパロボシリーズや他のガンダム関連の[[コンピュータゲーム|ゲーム]]でも、シンが主人公として成長し活躍していく作品が少なくない。
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[[小説]]版・[[漫画]]版3種の各作者もシンの扱いに対して思う所が有ったらしく、いずれの作品も最後は敗北するものの、扱いは格段に良くなっている。特に、「平和な世界を作りたい」という想いを共有しながらも[[理想]]を追うアスランと対峙する道を選び、互いの信念を懸けて対決する高山瑞穂版(「ボンボン版」とも言われる)の評価が高い。後述するスパロボシリーズや他のガンダム関連の[[コンピュータゲーム|ゲーム]]でも、シンが主人公として成長し活躍していく作品が少なくない。原作再現が行われる作品では、他作品のキャラクターとの交流によって心境が変わったり成長することも多く、シン自体の問題点も緩和される傾向にある。
    
逆にいえば原作及び後述するSRWを含めたシンの扱いと人物像、また設定等は各メディアによって大きく違い、視聴者も大きく見解が異なり、一部原作と相反する展開の作品も存在する等、『SEED DESTINY』のキャラクターの中ではデュランダルと並んで非常に評価の難しい人物とも言える。
 
逆にいえば原作及び後述するSRWを含めたシンの扱いと人物像、また設定等は各メディアによって大きく違い、視聴者も大きく見解が異なり、一部原作と相反する展開の作品も存在する等、『SEED DESTINY』のキャラクターの中ではデュランダルと並んで非常に評価の難しい人物とも言える。
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:シン自身はキラ達の事で優柔不断な態度ばかりを見せるアスランを否定し反発していたが、彼を撃墜し、そのまま敵対関係になってしまった事に苦悩するなど完全に嫌っていた訳では無かった。だが、皮肉にもそれは自分が否定していたアスランの悩みと同様のものであり、結果としてそれが敗北へ繋がった。
 
:シン自身はキラ達の事で優柔不断な態度ばかりを見せるアスランを否定し反発していたが、彼を撃墜し、そのまま敵対関係になってしまった事に苦悩するなど完全に嫌っていた訳では無かった。だが、皮肉にもそれは自分が否定していたアスランの悩みと同様のものであり、結果としてそれが敗北へ繋がった。
 
:ボンボン版ではアニメ本編以上に彼との関係が深く描かれており、彼に反発しつつもアニメ版よりもずっと良好な関係を築いていたが、最後は袂を分かつ事になり、彼の心情を理解しながらも互いの信念を激しくぶつけ合い死闘を繰り広げた。
 
:ボンボン版ではアニメ本編以上に彼との関係が深く描かれており、彼に反発しつつもアニメ版よりもずっと良好な関係を築いていたが、最後は袂を分かつ事になり、彼の心情を理解しながらも互いの信念を激しくぶつけ合い死闘を繰り広げた。
:『THE EDGE』でもハイネのアスランへのアドバイス等があったこともあり、一時良好な関係を築いている。そのためか、事あるごとにアスランの言葉を思い出しており、その言葉と現実との差異に迷い苦しんでいる様子も描かれている。
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:『THE EDGE』でもハイネのアスランへのアドバイス等があったこともあり、一時良好な関係を築いている。そのためか、事あるごとにアスランの言葉を思い出しており、その言葉と現実との差異に迷い苦しんでいる様子も描かれ、'''アスラン自身がシンを絶望させる原因を作っていた'''ことにアスランは衝撃を受けていた。
 
:また漫画版ではどちらも、シンとかつてのアスランが似ていることが強調されている。
 
:また漫画版ではどちらも、シンとかつてのアスランが似ていることが強調されている。
 
:SRWにおいて原作後が描かれた『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』や『[[スーパーロボット大戦K|K]]』、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではある程度関係は修復し、後半の展開が異なるLでは対立関係が無くなった。
 
:SRWにおいて原作後が描かれた『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』や『[[スーパーロボット大戦K|K]]』、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではある程度関係は修復し、後半の展開が異なるLでは対立関係が無くなった。
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:Zシリーズにおいての、上官であり自軍の司令官。父親のような存在でもあり、タリアには反発する事は多いシンだったが彼は信頼していたようである。
 
:Zシリーズにおいての、上官であり自軍の司令官。父親のような存在でもあり、タリアには反発する事は多いシンだったが彼は信頼していたようである。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:Zシリーズにおける最高の親友の一人。<br />原作の放送中の時点から類似性が指摘されており(『SEED』が「21世紀の[[機動戦士ガンダム|1stガンダム]]」を目指し製作された関係から、続編である『SEED DESTINY』は『[[機動戦士Ζガンダム]]』を強く意識した作品となっている)、『SEED DESTINY』のスパロボ参戦前からクロスオーバーが期待されていた。『SEED DESTINY』の初参戦となったSC2では絡みは無かったが、[[スーパーロボット大戦Z|スパロボZ]]においてはファンの期待以上の絡みを見せ、最高の友人関係を築いている。<br />スパロボZのΖガンダム勢は劇場版設定での参戦であるため、カミーユはTV版ほどにはシンと似ているわけではないが、カミーユ自身は「シンと自分は似ており、少しのきっかけで自分もシンのように(すなわち、TV版のように)なってしまう」と発言しており、シンにアドバイスを与えられるような立場を心がけることによって劇場版のような、成熟した自分で居られるという設定である。もっともシンはギリギリの所で精神崩壊しなかった分、TV版カミーユよりはマシであったともいえるが。ちなみに、カミーユは'''[[ガンダムMk-II|盗んだガンダム]]で戦っている'''のだが、シンがその事を知っているのかは定かではない…というか、'''カミーユが戦争に巻き込まれた理由はシンには伏せられている'''事が時獄編で明かされている。
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:Zシリーズにおける最高の親友の一人。<br />原作の放送中の時点から類似性が指摘されており(『SEED』が「21世紀の[[機動戦士ガンダム|1stガンダム]]」を目指し製作された関係から、続編である『SEED DESTINY』は『[[機動戦士Ζガンダム]]』を強く意識した作品となっている)、『SEED DESTINY』のスパロボ参戦前からクロスオーバーが期待されていた。『SEED DESTINY』の初参戦となったSC2では絡みは無かったが、[[スーパーロボット大戦Z|スパロボZ]]においてはファンの期待以上の絡みを見せ、最高の友人関係を築いている。<br />スパロボZのΖガンダム勢は劇場版設定での参戦であるため、カミーユはTV版ほどにはシンと似ているわけではないが、カミーユ自身は「シンと自分は似ており、少しのきっかけで自分もシンのように(すなわち、TV版のように)なってしまう」と発言しており、シンにアドバイスを与えられるような立場を心がけることによって劇場版のような、成熟した自分で居られるという設定である。もっともシンはギリギリの所で精神崩壊しなかった分、TV版カミーユよりはマシであったともいえるが。ちなみに、カミーユは'''[[ガンダムMk-II|盗んだガンダム]]で戦っている'''のだが、'''カミーユが戦争に巻き込まれた理由はシンには伏せられている'''事が時獄編で明かされているため、おそらくそれも知らない。
 
:時獄篇ではZの時とは逆にクワトロがシャア・アズナブルとなったことに苦悩する彼を心配し、叱咤激励している。
 
:時獄篇ではZの時とは逆にクワトロがシャア・アズナブルとなったことに苦悩する彼を心配し、叱咤激励している。
 
;[[ファ・ユイリィ]]
 
;[[ファ・ユイリィ]]
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:第11話、オーブが地球連合と同盟を結んだ事で謝罪に来たカガリに向けて怒りをぶつける。結果的にこの発言は本当に実行してしまう事となる。
 
:第11話、オーブが地球連合と同盟を結んだ事で謝罪に来たカガリに向けて怒りをぶつける。結果的にこの発言は本当に実行してしまう事となる。
 
:当時のオーブは地球連合軍に国を攻め落とされている前例があり、ウズミ存命時の時の様な不可侵状態にある訳ではない。タリアもカガリの立場を察しており、謝罪を受け入れて理解を示していたが、シンはこのオーブの選択には全く納得しておらず、立ち去る際にはわざとカガリにぶつかるという暴挙を行う。
 
:当時のオーブは地球連合軍に国を攻め落とされている前例があり、ウズミ存命時の時の様な不可侵状態にある訳ではない。タリアもカガリの立場を察しており、謝罪を受け入れて理解を示していたが、シンはこのオーブの選択には全く納得しておらず、立ち去る際にはわざとカガリにぶつかるという暴挙を行う。
:シンはこの時は怒りのあまりに気付いていなかったが、このカガリとオーブの選択は以前にシンが糾弾した「理念を守るために国民が死ぬことを考えなかったのか」を考慮して、判断した結果ともいえる。小説版ではダーダネルス戦前付近でシンもアスランの指摘によりこの事実に思い当たるが、なぜ自分が納得できないのかまでは分からなかった。'''更に言えば、自分がオーブを滅ぼすことが自分で新しい自分や妹を作るという事実に気付いていなかった。'''もっとも、後半の精神状態からすればロゴスやオーブを言い訳に正当化していた可能性の方が高い。
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:シンはこの時は怒りのあまりに気付いていなかったが、このカガリとオーブの選択は以前にシンが糾弾した「理念を守るために国民が死ぬことを考えなかったのか」を考慮して、判断した結果ともいえる。小説版ではダーダネルス戦前付近でシンもアスランの指摘によりこの事実に思い当たるが、なぜ自分が納得できないのかまでは分からなかった。'''更に言えば、自分がオーブを滅ぼすことが自分で新しい自分や妹を作るという事実に気付いていなかった。'''もっとも、後半の精神状態からすれば激情のあまり思い至らなかったか、ロゴスやオーブを言い訳に正当化していた可能性がある。
 
;(こんな所で…こんな所で俺はッ!!)
 
;(こんな所で…こんな所で俺はッ!!)
 
:第12話、[[ザムザザー]]の強襲に圧倒され撃墜寸前に追い込まれる中、[[SEED]]が覚醒し連合軍艦隊を返り討ちにした。その時の鬼神のような戦いぶりはルナマリアも驚愕する程。
 
:第12話、[[ザムザザー]]の強襲に圧倒され撃墜寸前に追い込まれる中、[[SEED]]が覚醒し連合軍艦隊を返り討ちにした。その時の鬼神のような戦いぶりはルナマリアも驚愕する程。
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