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| ブリタニアに対抗するための力として建国されたが、第二次トウキョウ決戦でゼロが黒の騎士団を追放されたことを切っ掛けに屋台骨が揺らいでしまう。結局、神聖ブリタニア帝国皇帝[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]](すなわち、黒の騎士団によって追放されたゼロ本人である)によって事実上乗っ取られてしまうことになり、ブリタニア打倒という建国目的を果たすことなく事実上終焉。 | | ブリタニアに対抗するための力として建国されたが、第二次トウキョウ決戦でゼロが黒の騎士団を追放されたことを切っ掛けに屋台骨が揺らいでしまう。結局、神聖ブリタニア帝国皇帝[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]](すなわち、黒の騎士団によって追放されたゼロ本人である)によって事実上乗っ取られてしまうことになり、ブリタニア打倒という建国目的を果たすことなく事実上終焉。 |
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− | ルルーシュ政権下でも超合集国は解体されずに残されたがルルーシュが最高評議会議長を兼任しており、ブリタニアの独裁支配に利用されている。既に崩壊状態だったE.U.の構成自治州も超合集国憲章批准を強要されたため、E.U.は消滅。[[ゼロレクイエム]]でブリタニア帝国の帝政が崩壊後は再びカグヤが議長に戻ったが、その後の動向は不明。一応はピクチャードラマにて1年後も超合集国体制は健在である事が明確になっている。 | + | ルルーシュ政権下でも超合集国は解体されずに残されたがルルーシュが最高評議会議長を兼任しており、ブリタニアの独裁支配に利用されている。既に崩壊状態だったE.U.の構成自治州も超合集国憲章批准を強要されたため、E.U.は消滅。[[ゼロレクイエム]]でブリタニアの帝政崩壊後は再びカグヤが議長に戻ったが、その後の動向は不明。一応、ピクチャードラマにて1年後も超合集国体制は健在である事が確認できる。 |
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− | よく「超合衆国」と[[誤字|誤記]]されがちだが、正しくは超合「'''集'''」国である。
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| == 関連用語 == | | == 関連用語 == |
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| :正式名称Euro Universe(ユーロ・ユニバース)。世界三極の一つで、神聖ブリタニア帝国に次ぐ世界第二位の大国だったが、ブリタニアとの戦争で半分以上の領土を奪われていた。 | | :正式名称Euro Universe(ユーロ・ユニバース)。世界三極の一つで、神聖ブリタニア帝国に次ぐ世界第二位の大国だったが、ブリタニアとの戦争で半分以上の領土を奪われていた。 |
| :結果、超合集国が設立するとイタリアやポーランドを始めとする大部分の構成自治州から見限られた。その多くが超合集国への加盟を目指して次々と脱退し、連合国家としては事実上崩壊した。 | | :結果、超合集国が設立するとイタリアやポーランドを始めとする大部分の構成自治州から見限られた。その多くが超合集国への加盟を目指して次々と脱退し、連合国家としては事実上崩壊した。 |
− | :『亡国のアキト』や『双貌のオズ』ではユーロピア共和国連合という別名称が登場し、英語表記の正式名もEuropia United(ユーロピア・ユナイテッド)となっており、E.U.の窮状と改革勢力の失敗、その後の衰退が描写されている。 | + | :『コードギアス 亡国のアキト|亡国のアキト』や『コードギアス 双貌のオズ|双貌のオズ』においてはユーロピア共和国連合という別名称が登場し、英語表記の正式名もEuropia United(ユーロピア・ユナイテッド)となっており、E.U.の窮状と改革勢力の失敗、その後の衰退が描写されている。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *ルルーシュが掌握したブリタニアが加盟申請をした際、(表割の関係で乗っ取られる)制度の不備に気付きながら(難癖同然の要求を飲ませた上だが)'''何故か加盟を認める方向で話が進んでいた'''。実は、'''加盟を拒否するか投票権の無いオブザーバーに留め置けば何の問題もなかった'''のである。 | + | *しばしば「超合衆国」と[[誤字|誤記]]されがちだが、正しくは超合「'''集'''」国である。 |
− | **加盟を認めない事自体には、外交上何も問題ない(現実世界でもEU加盟を申請しているトルコが前身であるEC(ヨーロッパ共同体)時代から数十年単位で加盟を保留されている事実すらある)。「加盟国の同意が得られない」「加盟の条件を満たしていない」との理由で充分である。そして、その間に(ブリタニアに乗っ取られないよう)制度の不備を正せば問題ない(当て付けがましく見えるが、そもそもブリタニアは加盟国でないのだから、加盟国間で何をしようと関係ない。前述のトルコも色々とケチを付けられまくっている)。それで、ブリタニア(ルルーシュ)から「加盟を認めないなら戦争だ」と言われ戦争になったのなら非はブリタニアにあるので、仮に戦争になっていたとしても'''国家元首を人質に捕ると言う「事実上の宣戦布告」をして、敵に「元首救出」の大義名分を与え戦争状態になった本編よりはマシ'''になっていたであろう。
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− | **敢えて擁護すれば'''超合集国の事実上の前進である「黒の騎士団」の構成員の殆どが軍人気質で外交がズブの素人であった'''事と、'''前シャルル政権の在り方を否定し続けていたルルーシュの政策に超合集国の各国代表が好意的で、ブリタニアの加盟に意欲的な者が多かった'''事であろう。本来の私服組(政治家)の方向性に制服組(軍人)である「黒の騎士団」側から加盟反対を真っ向から主導するのは「シビリアンコントロール(文民統制:政治家による軍部統制を是とする基本方針)の観点」からも難しいのは仕方がない。ただし、上記の方法が完全な悪手であった事は否定しにくい。やらかした後でさえ「しまった」「ルルーシュは敵となった」「この様なやり口」と言っている事からも自分たちの蒔いた種だと誰一人気付いていないのも政治感覚の鈍さを痛感させられる。
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− | **また、ルルーシュを壁(モニター付き)で囲ったのはルルーシュのギアス能力を恐れていた事も理由である。確かにルルーシュにギアスを使われ各国の代表が乗っ取られたら目も当てられないが、それならば'''ルルーシュではなく、自分達が別室でモニター越しにルルーシュと会談(リモート会議)すれば済む話'''であって、ルルーシュを捕らえて良い理由にはならない。リモート会議自体は光通信やネット回線の高速化に伴い、(コードギアス放送当時でも)ごく当たり前に行われている方法であり失礼でも何でもない。「会いに来たのに会わないのは失礼だ」との理屈もあるが'''会いに来た相手を他国の代表の面前で捕縛し難癖付ける方が余程失礼である'''。
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