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129 バイト追加 、 2020年12月31日 (木) 18:00
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同級生となった[[ヒイロ・ユイ]]を挑発したり、金色のシャトルで[[ホワイトファング]]に乗り込み傘下に収まったりした奔放な人物。[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]は「本当は自分よりもずっと優しい」と本心を評価した。
 
同級生となった[[ヒイロ・ユイ]]を挑発したり、金色のシャトルで[[ホワイトファング]]に乗り込み傘下に収まったりした奔放な人物。[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]は「本当は自分よりもずっと優しい」と本心を評価した。
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エキセントリックかつ挑発的な台詞回しでミスリードしているが、本来は途方もない戦争嫌いであり、それ故に人類全てが戦争嫌いになるほどの悲惨な最終戦争を起こさなければ人類が滅ぶと思っていた。その派手さで武装した脆い本心から[[トロワ・バートン]]に「泣くことの出来ない女」と言われた。
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エキセントリックかつ挑発的な台詞回しでミスリードしているが、本心では父の命を奪った戦争を誰よりも憎んでおり、それ故に人類全てが戦争嫌いになるほどの悲惨な最終戦争を起こさなければ人類が滅ぶと思っていた。その派手さで武装した脆い本心から[[トロワ・バートン]]に「泣くことの出来ない女」と言われた。
    
テレビ版では本心を吐き出した上に実際にリーブラ落としが敢行されようという様子を見て抜け殻のようになっていたが、その後ドロシー節は復活したらしく、『劇場版Endless Waltz』においては、[[マリーメイア軍]]に対して民衆が立ち上がるきっかけを作る。
 
テレビ版では本心を吐き出した上に実際にリーブラ落としが敢行されようという様子を見て抜け殻のようになっていたが、その後ドロシー節は復活したらしく、『劇場版Endless Waltz』においては、[[マリーメイア軍]]に対して民衆が立ち上がるきっかけを作る。
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:ちなみに、TV版の数十年後を描いた『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』では、当のドロシー本人が大統領の職に就いている。
 
:ちなみに、TV版の数十年後を描いた『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』では、当のドロシー本人が大統領の職に就いている。
 
;キーリア・カタロニア  
 
;キーリア・カタロニア  
:父親。名前は小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』で判明した設定。SRW未登場。
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:父親。名前は小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』で判明した設定。SRW未登場。本編の時点で戦死しており、彼の死がドロシーを戦争嫌いにする要因となった。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「あなた達は、ご主人に尻尾を振る犬ではなく、犬に振られる尻尾なのよ」
 
;「あなた達は、ご主人に尻尾を振る犬ではなく、犬に振られる尻尾なのよ」
 
:劇場版『Endless Waltz』において追加(OVA版では未登場)。市民を挑発した台詞で、この言葉によって民衆の決起を促す。
 
:劇場版『Endless Waltz』において追加(OVA版では未登場)。市民を挑発した台詞で、この言葉によって民衆の決起を促す。
;「あら、どこにそんな男がいるというの?私の知っている男は、墓の下か、あそこにしかいないわ!」
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;「あら、どこにそんな男がいるというの?私の知っている男達は、墓の下か、あそこにしかいないわ!」
 
:上の台詞で挑発されて「俺は昔ホワイトファングと戦った男だぞ!」と見栄を張る一市民に対し、サーペント軍団とガンダムが実際に死闘を展開している戦場を指差し一喝する。かつてトレーズやミリアルドが願った'''「市民が平和を求めて自分達の力で立ち上がる理想」'''を後押しし、最終的にデキムの野望を打ち砕く役割を果たした。
 
:上の台詞で挑発されて「俺は昔ホワイトファングと戦った男だぞ!」と見栄を張る一市民に対し、サーペント軍団とガンダムが実際に死闘を展開している戦場を指差し一喝する。かつてトレーズやミリアルドが願った'''「市民が平和を求めて自分達の力で立ち上がる理想」'''を後押しし、最終的にデキムの野望を打ち砕く役割を果たした。
 
=== 漫画版 ===
 
=== 漫画版 ===
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;「理想に縛られたあなたに出来ない事を陛下はやってのけられましたわ」<br/>「連邦内で私利私欲を肥やすだけだった俗物共を全て粛清されたのは、ご存知でしょう?」<br/>リリーナ「それらは話し合いと法を以って行なわれるべきものでした」<br/>「それは無理でしょう。だって連中は、その法を自ら曲げて自らの地位を確立していたのですから」<br/>「それを変えるには、戦いが必要でした。つまり、全てを破壊する戦争こそが平和を創るのです」
 
;「理想に縛られたあなたに出来ない事を陛下はやってのけられましたわ」<br/>「連邦内で私利私欲を肥やすだけだった俗物共を全て粛清されたのは、ご存知でしょう?」<br/>リリーナ「それらは話し合いと法を以って行なわれるべきものでした」<br/>「それは無理でしょう。だって連中は、その法を自ら曲げて自らの地位を確立していたのですから」<br/>「それを変えるには、戦いが必要でした。つまり、全てを破壊する戦争こそが平和を創るのです」
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』のゼロ・レクイエムルート第57話『ゼロ・レクイエム』より。皇帝となった[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]の支配体制に眉を顰めたリリーナに対して。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』のゼロ・レクイエムルート第57話『ゼロ・レクイエム』より。皇帝となった[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]の支配体制に眉を顰めたリリーナに対して。
:対話による解決は確かに最良の手段だが、ドロシーが語ったように、法を悪用して私利私欲を肥やした汚職官僚を説得するのは容易ではなく、むしろ良くも悪くも平和的な理想が力ではなく枷となる可能性も否めない。
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:対話による解決は確かに最良の手段だが、ドロシーが語ったように、法を悪用して私腹を肥やした汚職官僚を説得するのは容易ではなく、むしろ良くも悪くも平和的な理想が力ではなく枷となる可能性も否めない。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
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