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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
上記の通り、ジャミトフは原作ではバスクほど過激な[[アースノイド]]至上主義者では無い。しかし、SRWシリーズにおいてはそうした内面のニュアンスが反映されることはなく、'''バスクと同様にアースノイド至上主義で地球圏の実権掌握とスペースノイドの粛清を図る完全な悪役に描かれている場合が殆ど'''で、特に[[αシリーズ]]ではその傾向が強い。
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上記の通り、ジャミトフは原作ではバスクほど過激な[[アースノイド]]至上主義者では無い。しかし、SRWシリーズにおいてはそうした内面のニュアンスが反映されることはなく、'''バスクと同様にアースノイド至上主義で地球圏の実権掌握とスペースノイドの粛清を図る完全な悪役に描かれている場合が殆ど'''で、特に[[αシリーズ]]ではその傾向が強い。元々アニメでは上項のような深層政治観がほとんど出ない地味な黒幕だったので、戦闘主体のSRWではバスク達寄りに引きずられるのも致し方ないのかもしれない。
元々アニメでは上項のような深層政治観がほとんど出ない地味な黒幕だったので、戦闘主体のSRWではバスク達寄りに引きずられるのも致し方ないのかもしれない。
      
基本的には[[ティターンズ]]或いはそれに近い組織の長として地球圏全体の実権を握ろうと、プレイヤー部隊やその系統の将軍達と激しく対立するが、大抵は原作通りにシロッコ等に[[暗殺]]される結末を迎える。
 
基本的には[[ティターンズ]]或いはそれに近い組織の長として地球圏全体の実権を握ろうと、プレイヤー部隊やその系統の将軍達と激しく対立するが、大抵は原作通りにシロッコ等に[[暗殺]]される結末を迎える。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:階級は准将であったが、元[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]のメンバーを集め、「DC残党狩り」と称して[[ティターンズ]]を組織し、中将となる。
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:初登場作品。階級は准将であったが、元[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]のメンバーを集め、「DC残党狩り」と称して[[ティターンズ]]を組織し、中将となる。
 
:中盤においてはドレイク軍と結託し、[[ジョン・コーウェン|コーウェン]]中将を[[暗殺]]したり[[ロンド・ベル]]の兵器を接収しようとしたりとするが、ダカールでのブレックス(またはシャア)の演説で野望を阻止された。その後は潜伏先のラサで再起を図ったが、原作と違いシロッコがいなかったためか、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の手によって最期の場面が無いままに[[暗殺]]されてしまう。
 
:中盤においてはドレイク軍と結託し、[[ジョン・コーウェン|コーウェン]]中将を[[暗殺]]したり[[ロンド・ベル]]の兵器を接収しようとしたりとするが、ダカールでのブレックス(またはシャア)の演説で野望を阻止された。その後は潜伏先のラサで再起を図ったが、原作と違いシロッコがいなかったためか、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の手によって最期の場面が無いままに[[暗殺]]されてしまう。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
:おおまかな位置づけは[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]と一緒。傘下に[[OZ]]のメンバーも加わっている。声が付いたが、ユニットには乗らない。ちなみに後半の方の声を担当した西村知道氏の方を採用している。
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:おおまかな位置づけは『第4次』と一緒。傘下に[[OZ]]のメンバーも加わっている。原作後半で演じた西村知道氏による声が付いたが、ユニットには乗らない。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
:ティターンズとドレイクの密約を暴くべく奔走するロンド・ベルに対し、先んじて地球連邦とドレイクとの同盟を公表することでその意図を摘み取るなど序盤はそれなりに立ち回る。しかし議会の掌握を阻止されたほか、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の排除に失敗したことで一気に形成を覆される。
 
:ティターンズとドレイクの密約を暴くべく奔走するロンド・ベルに対し、先んじて地球連邦とドレイクとの同盟を公表することでその意図を摘み取るなど序盤はそれなりに立ち回る。しかし議会の掌握を阻止されたほか、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の排除に失敗したことで一気に形成を覆される。
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:ロームフェラ派の[[OZ]]重鎮。[[インターミッション]]での会話も多い。現時点では最も原作に近い扱いの作品であり、今作では単なる地球至上主義の人物ではない<ref>もっとも今作の世界観として、ストーリー開始前には地球が異星人に制圧されている上にその際の攻撃で地上の都市の70%が焼失した事、更に地球上では地底勢力が侵攻してきている上に地球に住まう人類でもその支配に従順な者と反発する者同士、即ち'''地球に住む人間同士で争い合っている上に人類自体が存亡の危機に瀕している'''など地球が原作以上に荒廃しており、ジャミトフは反帝国派を鎮圧しつつも裏では打倒異星人の準備を進めるという立場であったため、スペースノイド粛清までやっている余裕が無いという事も挙げられる。</ref>。また、地球圏の現状を語るモノローグではスパロボでは描かれなかった彼本来の思想を見せている(後述)など、同じOZ重鎮の[[デルマイユ]]とは対照的で、それなりの良識とある程度は共感出来る地球圏の将来像を持っており、特にデルマイユの思想や[[ロームフェラ財団]]については内心'''「古き良き伝統など無用なもの」「戦争を続ける事で経済に打撃を与えるだけの財団など過去の遺物」'''と断じるなど原作同様'''「敵対組織の人間だが根っからの悪人ではなくきちんと地球圏の事を考えている思慮深い人物」'''として描写されたのは今作くらいである。OZルートでは派閥抗争前に、互いに警戒しながらも[[マーチウィンド]]のメンバーと同志として会談を行う。しかし、どのようなルートを通っても、最終的に死ぬ事になる。
 
:ロームフェラ派の[[OZ]]重鎮。[[インターミッション]]での会話も多い。現時点では最も原作に近い扱いの作品であり、今作では単なる地球至上主義の人物ではない<ref>もっとも今作の世界観として、ストーリー開始前には地球が異星人に制圧されている上にその際の攻撃で地上の都市の70%が焼失した事、更に地球上では地底勢力が侵攻してきている上に地球に住まう人類でもその支配に従順な者と反発する者同士、即ち'''地球に住む人間同士で争い合っている上に人類自体が存亡の危機に瀕している'''など地球が原作以上に荒廃しており、ジャミトフは反帝国派を鎮圧しつつも裏では打倒異星人の準備を進めるという立場であったため、スペースノイド粛清までやっている余裕が無いという事も挙げられる。</ref>。また、地球圏の現状を語るモノローグではスパロボでは描かれなかった彼本来の思想を見せている(後述)など、同じOZ重鎮の[[デルマイユ]]とは対照的で、それなりの良識とある程度は共感出来る地球圏の将来像を持っており、特にデルマイユの思想や[[ロームフェラ財団]]については内心'''「古き良き伝統など無用なもの」「戦争を続ける事で経済に打撃を与えるだけの財団など過去の遺物」'''と断じるなど原作同様'''「敵対組織の人間だが根っからの悪人ではなくきちんと地球圏の事を考えている思慮深い人物」'''として描写されたのは今作くらいである。OZルートでは派閥抗争前に、互いに警戒しながらも[[マーチウィンド]]のメンバーと同志として会談を行う。しかし、どのようなルートを通っても、最終的に死ぬ事になる。
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
:'''なんとバスク共々逮捕・拘束されてる'''という凄い設定で原作を知るプレイヤーを噴かせた。
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:'''なんとバスク共々逮捕・拘束されている'''という凄い設定で原作を知るプレイヤーを驚愕させた。
 
:ただ、拘束されているのは確かだが、粛清されただの処刑されただのといった話は出てこないので、収監されているか、あるいは更迭もしくは罷免された可能性が高い。そのため最後まで生存している可能性が高いだけ原作より扱いは良いのかもしれない。
 
:ただ、拘束されているのは確かだが、粛清されただの処刑されただのといった話は出てこないので、収監されているか、あるいは更迭もしくは罷免された可能性が高い。そのため最後まで生存している可能性が高いだけ原作より扱いは良いのかもしれない。
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
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