差分

2400:4050:22A0:D500:6DD7:12E6:3D11:2C08 (トーク) による編集を 忠犬キャット による直前の版へ差し戻しました
41行目: 41行目:     
策士型で、冷静沈着かつ類稀な頭脳の持ち主であり、チェスなどの思考ゲームを得意としている。持論は「戦略は戦術に勝る」「王は前線に出ねば兵は付いてこない」など。必要とあらば人的損失も気にせず、目的のためには手段を問わない。このように一見は「冷徹な軍師」タイプのキャラクターなのだが、その一方で、自分の計画外のイレギュラーな出来事には全く対処できない融通の悪さや、プライベートで心を許した人物に関しては非情になりきれない甘さ、歳相応の思春期の悩みに惑わされる精神的な脆弱さなど、メンタル面で結構な弱点を持つ。また、過去の失態で失った信頼を取り戻せず、寧ろ、自身の言動が原因で信頼を失墜させてばかりと組織における人間関係に関してもかなり問題があるという弱点もある。
 
策士型で、冷静沈着かつ類稀な頭脳の持ち主であり、チェスなどの思考ゲームを得意としている。持論は「戦略は戦術に勝る」「王は前線に出ねば兵は付いてこない」など。必要とあらば人的損失も気にせず、目的のためには手段を問わない。このように一見は「冷徹な軍師」タイプのキャラクターなのだが、その一方で、自分の計画外のイレギュラーな出来事には全く対処できない融通の悪さや、プライベートで心を許した人物に関しては非情になりきれない甘さ、歳相応の思春期の悩みに惑わされる精神的な脆弱さなど、メンタル面で結構な弱点を持つ。また、過去の失態で失った信頼を取り戻せず、寧ろ、自身の言動が原因で信頼を失墜させてばかりと組織における人間関係に関してもかなり問題があるという弱点もある。
  −
結果を何よりも重視する考え方で、要は「結果としてブリタニアを打倒してナナリーの居場所を確保出来ればいい」そのためにはどのような非道にも手を染める、正に修羅なのである。そうした考え方で正体が暴露したときにも『結果として日本が解放されるんだから、文句はないだろう。』とカレンに言い放つなど、組織において自分に近い立場の相手側の心情を殆ど考えない致命的な弱点がある。戦線離脱も話が組織崩壊に繋がりかねない上にギアスなど誰も信じないような話だったこともあり、『結果として日本を取り戻せればいい』として信用回復をしようとしなかった点も大きい。結果を重視しすぎる余りにその過程で生じる犠牲や人間の心情を全く顧みないのが、彼の最大の弱点。そうした点も含めてスザクからは『世界が自分を中心に動いている』、『傲慢にして卑劣こそが本質』と終盤まで唾棄されるきっかけとなった。
      
ファンの間で殊更誇張され「運動音痴」と誤解されがちだが運動神経はそこそこ優秀(ただしスタミナが無く、同年代の女子以下)。KMFの操縦も基本的な技術は習得しており、劇中ではKMFを使って巨大ピザを焼いてみせるなどセンスにも長けているが、周囲にエース級の搭乗者が多く、その対比からかなり弱く見えてしまっている([[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]の[[ロボット大図鑑]]の解説文でもその旨のフォローが有り)。その為、彼専用のKMFが登場するまでは、かなりの数の機体に乗り換えている(小説ではC.C.に皮肉を言われた)。ガウェインに乗り換えてからは今までの不遇な立場を押しのけるがの如く無双ぷりを見せつけ中盤では一時期共闘したスザクとは絶妙なチームワークを見せ付けた。
 
ファンの間で殊更誇張され「運動音痴」と誤解されがちだが運動神経はそこそこ優秀(ただしスタミナが無く、同年代の女子以下)。KMFの操縦も基本的な技術は習得しており、劇中ではKMFを使って巨大ピザを焼いてみせるなどセンスにも長けているが、周囲にエース級の搭乗者が多く、その対比からかなり弱く見えてしまっている([[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]の[[ロボット大図鑑]]の解説文でもその旨のフォローが有り)。その為、彼専用のKMFが登場するまでは、かなりの数の機体に乗り換えている(小説ではC.C.に皮肉を言われた)。ガウェインに乗り換えてからは今までの不遇な立場を押しのけるがの如く無双ぷりを見せつけ中盤では一時期共闘したスザクとは絶妙なチームワークを見せ付けた。
432行目: 430行目:  
;ルルーシュ「全ては過去。終わったことだ」<br />スザク「過去!?」<br />ルルーシュ「お前も父親を殺しているだろう。懺悔など後でいくらでもできる」
 
;ルルーシュ「全ては過去。終わったことだ」<br />スザク「過去!?」<br />ルルーシュ「お前も父親を殺しているだろう。懺悔など後でいくらでもできる」
 
:第一期ラストでスザクにゼロの仮面をはがされたあと、ナナリーがさらわれたことを教え、一時休戦と共闘を持ち掛けるがユフィを殺したことで拒絶されたときの返答。
 
:第一期ラストでスザクにゼロの仮面をはがされたあと、ナナリーがさらわれたことを教え、一時休戦と共闘を持ち掛けるがユフィを殺したことで拒絶されたときの返答。
:スザクの過去を抉るような言動で動揺を誘っているようだが、スザクは尚更憎悪を募らせていく。スザクにとっては自分の野望のためにユーフェミアを陥れたことを、それで大勢の犠牲が出たことも過去の一言で済ませ、あまつさえナナリーを救うために共闘を持ちかけるなど、もはや身勝手以外の何物でもなく『世界が自分を中心に動いている』と思い込んでいる本質を確信させるにも充分だった。ルルーシュも既に死人になったユーフェミアに想いを馳せるよりも今は生きているナナリーを助け出すために焦っているようにも思える。
+
:スザクの過去を抉るような言動で動揺を誘っているようだが、スザクは尚更憎悪を募らせていく。ルルーシュも既に死人になったユーフェミアに想いを馳せるよりも今は生きているナナリーを助け出すために焦っているようにも思える。
 
;「スザァァァク!!」
 
;「スザァァァク!!」
 
:第一期最終話ラストの叫び。自身の存在をスザクに全否定され、激昂する。スザクも同様に「'''ルルーシュゥゥッ!!'''」と吼える。この場面と響く銃声を最後に物語は『R2』へと続く。
 
:第一期最終話ラストの叫び。自身の存在をスザクに全否定され、激昂する。スザクも同様に「'''ルルーシュゥゥッ!!'''」と吼える。この場面と響く銃声を最後に物語は『R2』へと続く。