差分
→ティターンモデル
TSX001〜004の全4機が製造され、全機が「L計画」にて運用された。ティターンはギリシア神話に出てくる巨人から。ノートゥングモデルにほぼ倍するサイズで機体色は紅色。
TSX001〜004の全4機が製造され、全機が「L計画」にて運用された。ティターンはギリシア神話に出てくる巨人から。ノートゥングモデルにほぼ倍するサイズで機体色は紅色。
動力炉はエーギルモデルよりは小型化したが、技術的にまだ未成熟であったためジークフリード・システムは内蔵型となっている(後にノートゥングモデルに搭載されることになる分割型ではない'''フル規格のもの''')。
武装も内蔵された機関砲とミサイル、試作型ガンドレイク(射撃機能を強化したルガーランス系の兵装)と、後に開発される装備と比較すると至って心許ないが、ノートゥングモデルに匹敵するパワーを持っていた。また、当時はフェストゥムが海中で活動出来ないと認識されていたため、いざという時に海中に逃げるために背部にサイレーンド(水中用推進装置)を装備している。コクピットは胸部にあり、頭部を喪失してもハッチを解放した状態で有視界戦闘が可能。ニーベルング・システムなど、インターフェース周りはノートゥング・モデルに比して洗練されておらず、シナジェティック・スーツも露出の全く無いデザインとなっている。
武装も内蔵された機関砲とミサイル、試作型ガンドレイク(射撃機能を強化したルガーランス系の兵装)と、後に開発される装備と比較すると至って心許ないが、ノートゥングモデルに匹敵するパワーを持っていた。また、当時はフェストゥムが海中で活動出来ないと認識されていたため、いざという時に海中に逃げるために背部にサイレーンド(水中用推進装置)を装備している。コクピットは胸部にあり、頭部を喪失してもハッチを解放した状態で有視界戦闘が可能。ニーベルング・システムなど、インターフェース周りはノートゥング・モデルに比して洗練されておらず、シナジェティック・スーツも露出の全く無いデザインとなっている。
L計画に参加したパイロットの大半は、戦闘よりも同化現象の末期症状により結晶化して砕け散り「いなくなった」。パイロットの一人であった将陵僚も'''「敵よりもファフナーの方が怖い」'''と語っていた。この凄惨な状況にパイロットの一人は'''「どうせみんないなくなる」'''という落書きを書いてしまった。
L計画に参加したパイロットの大半は、戦闘よりも同化現象の末期症状により結晶化して砕け散り「いなくなった」。パイロットの一人であった将陵僚も'''「敵よりもファフナーの方が怖い」'''と語っていた。この凄惨な状況にパイロットの一人は'''「どうせみんないなくなる」'''という落書きを書いてしまった。
しかし、僚の機体のコクピットブロックが島に漂着し、そこから得られた運用データによって皮肉にも問題点の洗い出しに成功。それが開発中のノートゥングモデルに反映され、後輩達に希望を残したのが、僅かな救いだった。
=== エーギルモデル ===
=== エーギルモデル ===