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;「フ、皮肉なものだ。ブリタニアを否定し続けてきた俺がブリタニア皇帝になるしかないなんて…。だが、やるしかない。俺は、皆のためにも!」
 
;「フ、皮肉なものだ。ブリタニアを否定し続けてきた俺がブリタニア皇帝になるしかないなんて…。だが、やるしかない。俺は、皆のためにも!」
 
:第22話の[[次回予告]]。確かに皮肉な展開である。しかし、黒の騎士団を追放された彼が変革を為すには、これが最も確実であると思われる。
 
:第22話の[[次回予告]]。確かに皮肉な展開である。しかし、黒の騎士団を追放された彼が変革を為すには、これが最も確実であると思われる。
;スザク「即位早々、ルルーシュ皇帝は歴史に名を残した。ブリタニアの文化を、全て破壊したんだから……」<br />ルルーシュ「序の口だよ、まだ。これから俺は、さらに多くの血を流す」<br />「虐殺皇女の名が霞み、人々の記憶から消え去るほどに」<br />スザク「!?  ルルーシュ、君は……」<br />ルルーシュ「ユフィだけじゃない……ナナリーも、俺達は失った……失い過ぎた」<br />それでも明日を迎えるためには、まず世界征服から……フ、口にすると笑ってしまうな」
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;スザク「即位早々、ルルーシュ皇帝は歴史に名を残した。ブリタニアの文化を、全て破壊したんだから……」<br />ルルーシュ「序の口だよ、まだ。これから俺は、さらに多くの血を流す」<br />「虐殺皇女の名が霞み、人々の記憶から消え去るほどに」<br />スザク「!?  ルルーシュ、君は……」<br />ルルーシュ「ユフィだけじゃない……ナナリーも、俺達は失った……失い過ぎた」<br />「それでも明日を迎えるためには、まず世界征服から……フ、口にすると笑ってしまうな」
 
:エグゼリカ宮殿にて、即位後の一幕。取り返しのつかない失敗にして癒えない傷である、ユフィの悲劇……それをしのぐほどの憎しみの象徴となるべく、ルルーシュはゼロレクイエム・第二段階を発動する。
 
:エグゼリカ宮殿にて、即位後の一幕。取り返しのつかない失敗にして癒えない傷である、ユフィの悲劇……それをしのぐほどの憎しみの象徴となるべく、ルルーシュはゼロレクイエム・第二段階を発動する。
 
;「くっくっくっくっく……お前のため? わが妹ながら図々しいことだな」<br />「人からお恵みを頂くことが当たり前と考えているのか? 自らは手を汚さず、他人の行動だけを責める…お前は俺が否定した古い貴族そのものだな」<br />「誰のためでもない。俺は俺自身のために世界を手に入れる。お前がシュナイゼルと手を組み、我が覇道の前に立ち塞がるというのなら、容赦はしない。叩き潰すだけだ!」
 
;「くっくっくっくっく……お前のため? わが妹ながら図々しいことだな」<br />「人からお恵みを頂くことが当たり前と考えているのか? 自らは手を汚さず、他人の行動だけを責める…お前は俺が否定した古い貴族そのものだな」<br />「誰のためでもない。俺は俺自身のために世界を手に入れる。お前がシュナイゼルと手を組み、我が覇道の前に立ち塞がるというのなら、容赦はしない。叩き潰すだけだ!」
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;「ナナリー…。お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺も…俺の道を歩むことが出来る…」<br />「ありがとう…。愛してる、ナナリー……」
 
;「ナナリー…。お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺も…俺の道を歩むことが出来る…」<br />「ありがとう…。愛してる、ナナリー……」
 
:最終決戦にて、ギアスをかけてフレイヤのスイッチを渡したナナリーに(再世篇黒の騎士団ルートではロロのギアスによって動きを止められたナナリーに)「ルルーシュ」としての別れの言葉を述べた。
 
:最終決戦にて、ギアスをかけてフレイヤのスイッチを渡したナナリーに(再世篇黒の騎士団ルートではロロのギアスによって動きを止められたナナリーに)「ルルーシュ」としての別れの言葉を述べた。
;「全世界に告げる! 私は、神聖ブリタニア帝国皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである!」<br />「シュナイゼルは我が軍門に下った。これによってダモクレスもフレイヤも、全て私のものとなった」<br />「黒の騎士団も、私に抵抗する力は残っていない。それでも抗うというのなら、フレイヤの力を知ることになるだけだ」<br />「我が覇道を阻むものはもはや存在しない。そう! 今日この日、この瞬間を以って、世界は我が手に落ちた!」<br />「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる……世界は! 我に従え!!」
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;「全世界に告げる! 私は、神聖ブリタニア帝国皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである!」<br />「シュナイゼルは我が軍門に下った。これによってダモクレスもフレイヤも、全て私のものとなった」<br />「黒の騎士団も、私に抵抗する力は残っていない。それでも抗うというのなら、フレイヤの力を知ることになるだけだ」<br />「我が覇道を阻むものはもはや存在しない。そう! 今日この日、この瞬間を以って、世界は我が手に落ちた!」<br />「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる……世界よ! 我に従え!!」
 
:最終話における勝利宣言。あらゆる手を、あらゆる力を尽くし、ついにこの日、ルルーシュによる世界征服が完了。ジェレミアを筆頭に「オール・ハイル・ルルーシュ!」の声が戦場に響き、世界全ての感情が、全ての目がルルーシュを捉える。これで全ての条件はクリアされた。後は、旧世界への鎮魂歌が流れる、その時を待つだけである……。
 
:最終話における勝利宣言。あらゆる手を、あらゆる力を尽くし、ついにこの日、ルルーシュによる世界征服が完了。ジェレミアを筆頭に「オール・ハイル・ルルーシュ!」の声が戦場に響き、世界全ての感情が、全ての目がルルーシュを捉える。これで全ての条件はクリアされた。後は、旧世界への鎮魂歌が流れる、その時を待つだけである……。
 
;「独裁者、悪逆皇帝、魔王。 嘘という名の仮面に隠れ、手にした反逆の果実は怒りと悲しみ、絶望と憎悪…その全てが、俺のものだ…!」<br/>「世界を見ろ、そして待つがいい。 真実の瞬間の訪れを…!」
 
;「独裁者、悪逆皇帝、魔王。 嘘という名の仮面に隠れ、手にした反逆の果実は怒りと悲しみ、絶望と憎悪…その全てが、俺のものだ…!」<br/>「世界を見ろ、そして待つがいい。 真実の瞬間の訪れを…!」
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;ルルーシュ「スザク。約束通り、おまえが俺を殺せ」<br />スザク「やるのか、どうしても……」<br />ルルーシュ「予定通り、世界の憎しみは今、この俺に集まっている」<br />「後は俺が消えることで、この憎しみの連鎖を断ち切るだけだ」<br />「黒の騎士団には、ゼロという伝説が残っている。シュナイゼルもゼロに仕える」<br />「これで世界は軍事力ではなく、話し合いという一つのテーブルに着くことが出来る」<br />「明日を迎えることが……できる」<br />スザク「それが……」<br />ルルーシュ「ああ……」<br />スザク「ゼロ……レクイエム……」
 
;ルルーシュ「スザク。約束通り、おまえが俺を殺せ」<br />スザク「やるのか、どうしても……」<br />ルルーシュ「予定通り、世界の憎しみは今、この俺に集まっている」<br />「後は俺が消えることで、この憎しみの連鎖を断ち切るだけだ」<br />「黒の騎士団には、ゼロという伝説が残っている。シュナイゼルもゼロに仕える」<br />「これで世界は軍事力ではなく、話し合いという一つのテーブルに着くことが出来る」<br />「明日を迎えることが……できる」<br />スザク「それが……」<br />ルルーシュ「ああ……」<br />スザク「ゼロ……レクイエム……」
 
:最終回、玉座前でのスザクとのやり取り。明日への生贄を自分に、執行人たるゼロをスザクに託し、ルルーシュはゼロレクイエムを発動する。
 
:最終回、玉座前でのスザクとのやり取り。明日への生贄を自分に、執行人たるゼロをスザクに託し、ルルーシュはゼロレクイエムを発動する。
;スザク「Cの世界で、僕らは知った……人々が明日を望んでいることを」<br />ルルーシュ「フッ……なぁ、スザク。願いとは、ギアスに似ていないか?」<br />スザク「え……?」<br />ルルーシュ「自分の力だけでは叶わないことを、誰かに求める……」<br />スザク「願い……か」<br />ルルーシュ「そう。俺は人々を、『願い』という名のギアスにかける。世界の明日のために……」<br/>「撃っていいのは、撃たれる覚悟の在る奴だけだ……」<br />(スザク。お前は英雄になるんだ。世界の敵、皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアから世界を救った救世主……『ゼロ』に……)
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;スザク「Cの世界で、僕らは知った……人々が明日を望んでいることを」<br />ルルーシュ「フッ……なぁ、スザク。願いとは、ギアスに似ていないか?」<br />スザク「え……?」<br />ルルーシュ「自分の力だけでは叶わないことを、誰かに求める……」<br />スザク「願い……か」<br />ルルーシュ「そう。俺は人々の、『願い』という名のギアスにかかる。世界の明日のために……」<br/>「撃っていいのは、撃たれる覚悟の在る奴だけだ……」<br />(スザク。お前は英雄になるんだ。世界の敵、皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアから世界を救った救世主……『ゼロ』に……)
 
:全ての憎しみを、怒りを、ただ一身に背負い、ルルーシュは刃をその身に受ける。そして……。
 
:全ての憎しみを、怒りを、ただ一身に背負い、ルルーシュは刃をその身に受ける。そして……。
;「これは……お前にとっても罰だ……お前は正義の味方として、仮面をかぶり続ける……『枢木スザク』として生きることは……もう、ない……人並みの幸せも……全て世界に捧げてもらう……永遠に……」
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;「これは……お前にとっての罰だ……お前は正義の味方として、仮面をかぶり続ける……『枢木スザク』として生きることは……もう、ない……人並みの幸せも……全て世界に捧げてもらう……永遠に……」
 
:スザクに託した最後の「ギアス」。世界を手にしようとした独裁者はゼロによって討たれ、世界全てを巻き込んだ大芝居・ゼロレクイエムは幕を引いた。
 
:スザクに託した最後の「ギアス」。世界を手にしようとした独裁者はゼロによって討たれ、世界全てを巻き込んだ大芝居・ゼロレクイエムは幕を引いた。
 
;「ああ……俺は……世界を、壊し………世界を……創る……」
 
;「ああ……俺は……世界を、壊し………世界を……創る……」
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