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*{{登場作品 (メカ)|勇者王ガオガイガーFINAL}}
 
*{{登場作品 (メカ)|勇者王ガオガイガーFINAL}}
 
| 声優 = {{声優|岩田光央|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|岩田光央|SRW=Y}}
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| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]
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| 初登場SRW = [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
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}}
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
 
| 分類 = AI搭載型宇宙環境対応型ロボット / [[勇者ロボ|Death Weapon]]
 
| 分類 = AI搭載型宇宙環境対応型ロボット / [[勇者ロボ|Death Weapon]]
 
| 型式番号 = [[型式番号::XCR-13]]
 
| 型式番号 = [[型式番号::XCR-13]]
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常にハイテンションでノリの良い[[性格]]。兵装コンテナとフライトユニット、音響増幅器を兼ねたサポートユニット「バリバリーン(スタジオ7)」を標準装備としている。振動によって特定の物質を破砕するまったく新しい広域破壊兵器であり、[[ギャレオン]]のもたらしたオーバーテクノロジーによって抑止力として意味をなさなくなった[[核ミサイル|核兵器]]の代替を兼ねている。胸部に各種のディスクをセットすることで、様々な波動や振動波を操るが、中でも「ディスクX」は理論上(固有振動周波数を解析できれば)この世のあらゆる物質を破壊できる。その他のディスクも使い方を間違えれば人命を脅かしかねないものが多く、「デス・ウェポン(死の兵器)」のカテゴリにふさわしい破壊力を秘めている。
 
常にハイテンションでノリの良い[[性格]]。兵装コンテナとフライトユニット、音響増幅器を兼ねたサポートユニット「バリバリーン(スタジオ7)」を標準装備としている。振動によって特定の物質を破砕するまったく新しい広域破壊兵器であり、[[ギャレオン]]のもたらしたオーバーテクノロジーによって抑止力として意味をなさなくなった[[核ミサイル|核兵器]]の代替を兼ねている。胸部に各種のディスクをセットすることで、様々な波動や振動波を操るが、中でも「ディスクX」は理論上(固有振動周波数を解析できれば)この世のあらゆる物質を破壊できる。その他のディスクも使い方を間違えれば人命を脅かしかねないものが多く、「デス・ウェポン(死の兵器)」のカテゴリにふさわしい破壊力を秘めている。
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平時はコミカルな外見のコスモロボ形態を取る事で戦闘能力を封印しており、この形態では精神[[年齢]]も幼く、護やそのクラスメートとも対等の友達として仲良くなる。しかし、人格のベースとなった[[スタリオン・ホワイト]]の影響からか、妹のスワンが危機に陥ると、封印を自力で解除してブームロボ形態となることもあった。また、解析能力・ハッキング能力はGGG諜報ロボ並みであり、本人の意思と関わり無くGGGが所持していた[[ゾンダー]]との実戦データをハッキングしていた。
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平時はコミカルな外見のコスモロボ形態を取る事で戦闘能力を封印しており、この形態では精神[[年齢]]も幼く、[[天海護]]やそのクラスメートとも対等の友達として仲良くなる。しかし、人格のベースとなった[[スタリオン・ホワイト]]の影響からか、妹の[[スワン・ホワイト]]が危機に陥ると、封印を自力で解除してブームロボ形態となることもあった。また、解析能力・ハッキング能力はGGG諜報ロボ並みであり、本人の意思と関わり無くGGGが所持していた[[ゾンダー]]との実戦データをハッキングしていた。
    
1号機から12号機までを加えたソリタリーウェーブライザーは[[原種]]との戦いにおいても多大な戦果を残したが、[[Zマスター]]には通用せず1号機から12号機も全機破壊されてしまう。13号だけが生き残れたのは、隊長機として、若干高い性能を持っていたためである。
 
1号機から12号機までを加えたソリタリーウェーブライザーは[[原種]]との戦いにおいても多大な戦果を残したが、[[Zマスター]]には通用せず1号機から12号機も全機破壊されてしまう。13号だけが生き残れたのは、隊長機として、若干高い性能を持っていたためである。
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:初登場作品。担当声優の岩田光央氏は当作品でスパロボ初参加。[[補給]]装置を持つ事に加え、[[空]]が飛べてコストが低く、[[移動力]]も高いため、小隊員として優秀。小隊長としても、強力な[[全体攻撃]]武器である「ディスクM」や「ディスクX」、味方の[[気力]]を上げる「ディスクP」を持ち、有用である。なお、同作ではブームロボ形態は各ディスクの演出でのみ登場し、敵の攻撃はコスモロボ形態で[[回避]]・[[防御]]する。
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:初登場作品。担当声優の岩田光央氏は本作品でスパロボ初参加。[[補給]]装置を持つ事に加え、[[空]]が飛べてコストが低く、[[移動力]]も高いため、小隊員として優秀。小隊長としても、強力な[[全体攻撃]]武器である「ディスクM」や「ディスクX」、味方の[[気力]]を上げる「ディスクP」を持ち、有用である。なお、本作ではブームロボ形態は各ディスクの演出でのみ登場し、敵の攻撃はコスモロボ形態で[[回避]]・[[防御]]する。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:同作のみブームロボ形態への[[変形]]がユニット能力で再現されている。コスモロボ形態とブームロボ形態では[[精神コマンド]]が別々であり、計12種類の精神コマンドが使用可能。ただし[[SP]]は両形態で共有するため、消費されたSPはそのまま。
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:本作のみブームロボ形態への[[変形]]がユニット能力で再現されている。コスモロボ形態とブームロボ形態では[[精神コマンド]]が別々であり、計12種類の精神コマンドが使用可能。ただし[[SP]]は両形態で共有するため、消費されたSPはそのまま。
 
:ゾンダープラント以外に[[ラダム]]樹を破壊するなど、ディスクXがクロスオーバーに有効利用されている。
 
:ゾンダープラント以外に[[ラダム]]樹を破壊するなど、ディスクXがクロスオーバーに有効利用されている。
 
:今回、ブームロボ形態で攻撃すると始めにマイクに設定した戦闘[[BGM]]が流れるが、マイクがディスクを胸部にセットするとBGMが武器専用のBGMに変更される。
 
:今回、ブームロボ形態で攻撃すると始めにマイクに設定した戦闘[[BGM]]が流れるが、マイクがディスクを胸部にセットするとBGMが武器専用のBGMに変更される。
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;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
:中黒なしの「'''マイクサウンダース13世'''」名義で登場。参戦は第16話で、他の勇者ロボ軍団と同タイミング。αシリーズ同様、ブームロボ形態は攻撃演出時の変形のみとなった。
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:中黒なしの「'''マイクサウンダース13世'''」名義で登場。参戦は第16話で、他の勇者ロボ軍団と同タイミング。『第3次α』同様、ブームロボ形態は攻撃演出時の変形のみとなった。
:破格の性能を誇る特殊コマンド「ディスクP」が何よりも強力。出撃させられるマップでは気力制限がほとんど意味を為さなくなる、完全なバランスブレイカーである。範囲・上昇量ともに優秀なため、1ターン目に密集陣形を取るだけで十分に気力が上がるので、ターン制限があるマップでも問題ない。また[[修理装置]]・機体ボーナスの[[バリア]]・最低限の攻撃などサブとしてもなかなか優秀。
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:破格の性能を誇る特殊コマンド「ディスクP」が何よりも強力。出撃させられるマップでは気力制限がほとんど意味を為さなくなる、完全なバランスブレイカーである。範囲・上昇量ともに優秀なため、1ターン目に密集陣形を取るだけで十分に気力が上がるので、ターン制限があるマップでも問題ない。また[[修理装置]]・機体ボーナスの[[バリア]]・最低限の攻撃などサブとしてもなかなか優秀。
 
:反面マイク自身の性能はお世辞でも高いとは言い切れず、ディスクPも自身(とパートナー)は非対象である。精神コマンド要員とのツインで出撃させ、ディスクP専属ユニットにしてしまうのも良いだろう。戦闘にも積極的に使うならば、自身かパートナーに[[ヒット&アウェイ]]がほぼ必須。
 
:反面マイク自身の性能はお世辞でも高いとは言い切れず、ディスクPも自身(とパートナー)は非対象である。精神コマンド要員とのツインで出撃させ、ディスクP専属ユニットにしてしまうのも良いだろう。戦闘にも積極的に使うならば、自身かパートナーに[[ヒット&アウェイ]]がほぼ必須。
:原作と違い[[ゾヌーダ]]事件では護達と共に東京タワーに遊びに来ていた為、W同様にオービットベース内での物質昇華を逃れている。さらに今作ではゾヌーダ戦に参加できる(他の機体同様、終盤ゾヌーダと戦闘すれば一発で撤退してしまうが)。
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:原作と違い[[ゾヌーダ]]事件では護達と共に東京タワーに遊びに来ていた為、『W』同様にオービットベース内での物質昇華を逃れている。さらに今作ではゾヌーダ戦に参加できる(他の機体同様、終盤ゾヌーダと戦闘すれば一発で撤退してしまうが)。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;ディスクP
 
;ディスクP
 
:GSライドやジュエルジェネレーターを活性化させるディスク。ドカドカーンVを片手に「Power of Desire」を熱唱する。
 
:GSライドやジュエルジェネレーターを活性化させるディスク。ドカドカーンVを片手に「Power of Desire」を熱唱する。
:SRWでは味方の[[気力]]が上がる。『第3次α』と『W』では歌属性(後者では専用)だが、マイクはバサラとミレーヌと異なり、歌魂と歌ENのパラメータを持たない為か、気力上昇は+5で固定(「熱血」も作用しない)で、弾数制。
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:SRWでは味方の[[気力]]が上がる。『第3次α』と『W』では歌属性(後者では専用)だが、マイクは[[熱気バサラ]]と[[ミレーヌ・フレア・ジーナス]]と異なり、歌魂と歌ENのパラメータを持たない為か、気力上昇は+5で固定(「熱血」も作用しない)で、弾数制。
 
:『BX』では範囲内の味方の気力を+10する特殊コマンドとして登場。移動後に使えないことを差し引いても方向指定形(扇型・射程4)で35スクエアは破格の範囲を誇る。代わって特殊行動では弾数が設定できないためか、EN消費式に。
 
:『BX』では範囲内の味方の気力を+10する特殊コマンドとして登場。移動後に使えないことを差し引いても方向指定形(扇型・射程4)で35スクエアは破格の範囲を誇る。代わって特殊行動では弾数が設定できないためか、EN消費式に。
 
;ディスクM
 
;ディスクM
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:*'''最終段階:照準値+30 資金+30% バリア1500 [[分身|特殊回避]]15%'''
 
:*'''最終段階:照準値+30 資金+30% バリア1500 [[分身|特殊回避]]15%'''
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
『W』では[[防御]]が非常に高く、甲児と同レベル。反面命中は低く、戦闘に投入するなら養成か精神コマンドの支援が必須。
 
『W』では[[防御]]が非常に高く、甲児と同レベル。反面命中は低く、戦闘に投入するなら養成か精神コマンドの支援が必須。
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;[[兜シロー]]
 
;[[兜シロー]]
 
:『第3次α』で護同様に親友として接する。[[ボス]]から悪態を吐かれた際、彼に庇ってもらった。
 
:『第3次α』で護同様に親友として接する。[[ボス]]から悪態を吐かれた際、彼に庇ってもらった。
<!--作品不明
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;[[ボス]]
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:彼の搭乗機・[[ボスボロット]]とのクロスオーバーが存在する。-->
   
;[[ボン太くん]]
 
;[[ボン太くん]]
 
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』にて遊園地で共演を遂げる。マイクいわく「マイフレンド」らしい。
 
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』にて遊園地で共演を遂げる。マイクいわく「マイフレンド」らしい。
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:[[ZX-03|顎門原種]]の妨害により多大な被害を受けつつも、ソリタリーウェーブの連続照射で巡行形態のまま現れた[[機界31原種]]の撃滅に成功したかに思われたが、原種核を破壊しきるには至っておらず、生き延びたコアは地球各地に降り注ぎ行方をくらました。これは新たなる戦いのほんの序章に過ぎなかったのである。
 
:[[ZX-03|顎門原種]]の妨害により多大な被害を受けつつも、ソリタリーウェーブの連続照射で巡行形態のまま現れた[[機界31原種]]の撃滅に成功したかに思われたが、原種核を破壊しきるには至っておらず、生き延びたコアは地球各地に降り注ぎ行方をくらました。これは新たなる戦いのほんの序章に過ぎなかったのである。
 
:もっとも、ゾンダーのマスタープログラムを止めるには、全ての原種核=ゾンダークリスタルが必要なので、核が無事だったのは返って良かったのだが。
 
:もっとも、ゾンダーのマスタープログラムを止めるには、全ての原種核=ゾンダークリスタルが必要なので、核が無事だったのは返って良かったのだが。
   
;対[[合体原種]]
 
;対[[合体原種]]
 
:圧倒的な戦闘力を誇る[[合体原種]]にはジェイクォースもソリタリーウェーブも通用せず、勝機はないかに思われた。
 
:圧倒的な戦闘力を誇る[[合体原種]]にはジェイクォースもソリタリーウェーブも通用せず、勝機はないかに思われた。
 
:しかし、[[獅子王凱|凱]]の機転で、ガトリングドライバーで形成した重力リングによりマイク部隊のソリタリーウェーブをごく一点に収束させる最後の攻撃が行われる。
 
:しかし、[[獅子王凱|凱]]の機転で、ガトリングドライバーで形成した重力リングによりマイク部隊のソリタリーウェーブをごく一点に収束させる最後の攻撃が行われる。
 
:マイク部隊はディスクXの連続仕様により満身創痍に陥りながらもこれに応え、[[戒道幾巳]]と[[キングジェイダー]]の援護もあり遂に合体原種の撃破に成功した。
 
:マイク部隊はディスクXの連続仕様により満身創痍に陥りながらもこれに応え、[[戒道幾巳]]と[[キングジェイダー]]の援護もあり遂に合体原種の撃破に成功した。
   
;対[[ペルクリオ]]
 
;対[[ペルクリオ]]
 
:[[ソール11遊星主]]の一人であり、共に音響兵器同士の対決。レプリ地球のイギリス・ロンドンで激突し、切り札のディスクFで一度は勝利するも、パスキューマシンで復元されたペルクリオの前に全ての装備を破壊される程のダメージを受けてしまう。
 
:[[ソール11遊星主]]の一人であり、共に音響兵器同士の対決。レプリ地球のイギリス・ロンドンで激突し、切り札のディスクFで一度は勝利するも、パスキューマシンで復元されたペルクリオの前に全ての装備を破壊される程のダメージを受けてしまう。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ロボットアニメにおけるコメディリリーフの始祖である[[ボスボロット]]のような三枚目的立ち位置を担うマイクだが、実際に米たにヨシトモ監督は当初「狂言廻し」役としてボロットを強く意識していた。しかし実際に完成を見たマイクの設定に関して「ボロットというより『超力ロボ '''ガラット'''』(SRW未参戦)みたいになった」と感想を述べている。  
 
*ロボットアニメにおけるコメディリリーフの始祖である[[ボスボロット]]のような三枚目的立ち位置を担うマイクだが、実際に米たにヨシトモ監督は当初「狂言廻し」役としてボロットを強く意識していた。しかし実際に完成を見たマイクの設定に関して「ボロットというより『超力ロボ '''ガラット'''』(SRW未参戦)みたいになった」と感想を述べている。  
*作曲の田中公平氏曰く、マイクの曲、とりわけディスクXはかなりの難産だったとのこと。ガオガイガーの曲のほぼ全ては監督の比喩表現を交えたオーダーで比較的やりやすい環境だったそうだが、ディスクXだけは他の曲と比べてオーダーが桁違いに多かったため相当の時間をかけて作り上げた逸話がある。
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*作曲の田中公平氏曰く、マイクの曲、とりわけディスクXはかなりの難産だったとのこと。『ガオガイガー』の曲のほぼ全ては監督の比喩表現を交えたオーダーで比較的やりやすい環境だったそうだが、ディスクXだけは他の曲と比べてオーダーが桁違いに多かったため相当の時間をかけて作り上げた逸話がある。
    
{{DEFAULTSORT:まいく さうんたあす13せい}}
 
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