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高まった評価と後ろ盾を利用し、内乱後の復興を他所に、国防力強化の為のエウリードⅡ開発を推し進め、かつての過ちを繰り返しかねない専横を始めた所でアンティラス隊に止められる事になる。
 
高まった評価と後ろ盾を利用し、内乱後の復興を他所に、国防力強化の為のエウリードⅡ開発を推し進め、かつての過ちを繰り返しかねない専横を始めた所でアンティラス隊に止められる事になる。
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COEにおいてはPOJでの行動を問題視されたため、発言力や権限は大きく制限されていたものの、同時テロ事件時に見せた有能さから、干されることなくネミベア市駐留の南部方面軍の司令補佐として赴任。
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魔装機神FにおいてはPOJでの行動を問題視されたため、発言力や権限は大きく制限されていたものの、同時テロ事件時に見せた有能さから、干されることなくネミベア市駐留の南部方面軍の司令補佐として赴任。
 
マグゥーキ出没によりラ・ギアス各国が大混乱に陥る中、彼の呼びかけによってシュテドニアス軍の残存戦力を集められた事が後々の反攻作戦、ひいてはヨーテンナイ並びに巨人討伐に繋がった(とはいえ、戦力をかき集めるために一部地域を切り捨てるという事と同義であったため[[レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア|反発を覚える者]]もいたが)。なお、前述の通りこの時点の彼は大した権限を有しておらず、出来たのはあくまで呼びかけだけ。そのため、南部に留まる事を選択した兵士も少なからずいたという。この模様はキャンペーンマップ「七人の操者」で一端が明らかになる。また南部軍には盗賊まがいの行動に出るものすらいた。
 
マグゥーキ出没によりラ・ギアス各国が大混乱に陥る中、彼の呼びかけによってシュテドニアス軍の残存戦力を集められた事が後々の反攻作戦、ひいてはヨーテンナイ並びに巨人討伐に繋がった(とはいえ、戦力をかき集めるために一部地域を切り捨てるという事と同義であったため[[レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア|反発を覚える者]]もいたが)。なお、前述の通りこの時点の彼は大した権限を有しておらず、出来たのはあくまで呼びかけだけ。そのため、南部に留まる事を選択した兵士も少なからずいたという。この模様はキャンペーンマップ「七人の操者」で一端が明らかになる。また南部軍には盗賊まがいの行動に出るものすらいた。
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:余談だが、彼の体の大部分はラ・ギアスの再生治療で置き換えらえた代替品。自業自得とはいえ、今もその後遺症に苦しんでいる。
 
:余談だが、彼の体の大部分はラ・ギアスの再生治療で置き換えらえた代替品。自業自得とはいえ、今もその後遺症に苦しんでいる。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
:今作では一貫して味方として登場する。シュテドニアス首都攻略戦において、サンドリーブ姉妹を庇って致命傷を負い、ハッチが溶融した[[エウリードII]]のコクピットの中で息を引き取るが、彼の魂はレッフェン同様、霊子の一つとなって[[ギゾース・グラギオス|グラギオス]]と戦うサキトに力を貸した。なお、スポット参戦時はトロフィーの条件に関わるので、アクレイドに1機も撃墜させなかった場合は、ロヨラかレッフェンでちゃんと1機撃墜させること。
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:今作では一貫して味方として登場する。シュテドニアス首都奪回戦において、サンドリーブ姉妹を庇って致命傷を負い、ハッチが溶融した[[エウリードII]]のコクピットの中で息を引き取るが、彼の魂はレッフェン同様、霊子の一つとなって[[ギゾース・グラギオス|グラギオス]]と戦うサキトに力を貸した。なお、スポット参戦時はトロフィーの条件に関わるので、アクレイドに1機も撃墜させなかった場合は、ロヨラかレッフェンでちゃんと1機撃墜させること。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[マサキ・アンドー]]
 
;[[マサキ・アンドー]]
:連邦軍時代から嫌っていた。余談だが、彼とはゲーム内ではPOJの1話で一度会っただけで終わっている。交戦機会はキャンペーンマップ「誇り高き者達」のみ。
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:彼とは本編ゲーム内では『POJ』の1話で一度会っただけで終わっている。交戦機会はキャンペーンマップ「誇り高き者達」のみ。そこでのやり取りから「地上人召喚事件」の前、連邦軍時代から嫌っていた様子。
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;[[シュウ・シラカワ]]
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:『魔装機神F』にて接触する。直接首都奪回作戦には参加しなかったが、シュウが所有するヴィーラを整備基地兼仮設司令部として提供を受けた。
    
=== [[アンティラス隊]] ===
 
=== [[アンティラス隊]] ===
 
;[[テュッティ・ノールバック]]
 
;[[テュッティ・ノールバック]]
:「プラーナ増幅装置」の処遇をめぐって交戦。
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:『POJ』では「プラーナ増幅装置」の処遇をめぐって交戦。『魔装機神F』では共闘し、首都奪回作戦で戦力の一部を預け一翼を任せている。
 
;[[レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア]]
 
;[[レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア]]
 
:治癒術士。瀕死の重傷に倒れたロヨラを救った命の恩人だが、仲は非常に険悪。
 
:治癒術士。瀕死の重傷に倒れたロヨラを救った命の恩人だが、仲は非常に険悪。
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:テュッティ同様、鉾を交える。ヤンロンの故事成語を理解した上で切りかえす場面が2度ほどあり、博学さが伺える。
 
:テュッティ同様、鉾を交える。ヤンロンの故事成語を理解した上で切りかえす場面が2度ほどあり、博学さが伺える。
 
;[[ゲンナジー・I・コズイレフ]]
 
;[[ゲンナジー・I・コズイレフ]]
:彼からラスコーリニコフ<ref>ロシア文学である罪と罰の主人公。</ref>に例えられ、その意味を正しく理解して切りかえしている。
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:彼からラスコーリニコフ<ref>ロシア文学である「罪と罰」の主人公。</ref>に例えられ、その意味を正しく理解して切りかえしている。
    
=== [[シュテドニアス連合国]] ===
 
=== [[シュテドニアス連合国]] ===
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:軍内でも政界でもよどみなく泳ぎわたる彼に羨望に近い念をもっており、DLCキャンペーンマップ「誇り高き者達」エンドデモにおいて、思わず嫉妬を爆発させてしまっている。
 
:軍内でも政界でもよどみなく泳ぎわたる彼に羨望に近い念をもっており、DLCキャンペーンマップ「誇り高き者達」エンドデモにおいて、思わず嫉妬を爆発させてしまっている。
 
;[[ニコ・サンドリーブ]]、[[リコ・サンドリーブ]]
 
;[[ニコ・サンドリーブ]]、[[リコ・サンドリーブ]]
:上述の通り、オンガレッドの元で非道な作戦を立案してきたこと、友好関係にあるアンティラス隊にけしかけられそうになったこと、また辛辣な言動から彼女達に嫌悪されているが、魔装機神Fでは首都攻略作戦時に彼女達を庇い致命傷を負う。
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:上述の通り、オンガレッドの元で非道な作戦を立案してきたこと、友好関係にあるアンティラス隊にけしかけられそうになったこと、また辛辣な言動から双方ともから嫌悪されているが、『魔装機神F』では首都奪回作戦時に彼女達を庇い致命傷を負う。
 
;[[レッフェン・ダスドレーシュ]]
 
;[[レッフェン・ダスドレーシュ]]
:POJではロヨラの横暴を止めるために再起した彼と戦う。COEでは国家の危機を前に共闘。ベイレン要塞で率いる残存軍ともども指揮下に入る。影響される部分もあったのか、最期はこれまでの彼らしくなく、部下を庇っての戦死だった。二人の遺志は後にサンドリーブ姉妹を守るためにサキトに同時に同調したことから、報国の理念には通ずる部分もあったのかもしれない。
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:『POJ』ではロヨラの横暴を止めるために再起した彼と戦う。『魔装機神F』では国家の危機を前に共闘。率いる残存軍ごとベイレン要塞司令の彼の指揮下に入る。影響される部分もあったのか、最期はこれまでのロヨラらしくなく、部下を庇っての戦死だった。二人の遺志は後にサンドリーブ姉妹を守るためにサキトに同時に同調したことから、報国の理念には通ずる部分もあったのかもしれない。
    
=== [[アルメラ共和国]] ===
 
=== [[アルメラ共和国]] ===
 
;[[エリシア・ゼフィール]]
 
;[[エリシア・ゼフィール]]
:『COE』にてアンティラス隊ともども共闘関係となる。彼女を始めとするアルメラ共和国関係者を全軍を援護する予備戦力として配置・指揮した。
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:『魔装機神F』にてアンティラス隊ともども共闘関係となる。彼女を始めとするアルメラ共和国関係者を全軍を援護する予備戦力として配置・指揮した。
 
;[[サキト・アサギ]]
 
;[[サキト・アサギ]]
 
:直接会話する機会はなかったが、サンドリーブ姉妹を守り、シュテドニアスを救わんとするロヨラの遺志は、レッフェンとともに霊子となってサキトと同調する。
 
:直接会話する機会はなかったが、サンドリーブ姉妹を守り、シュテドニアスを救わんとするロヨラの遺志は、レッフェンとともに霊子となってサキトと同調する。
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;[[ライオネル・ニールセン]]
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:場所は違うが「地上人召喚事件」でラ・ギアスに来た連邦軍所属のパイロット同士。地上でのロヨラの風評を知っていた。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;ヤンロン「狗猛しければ則ち酒酸にして售れず……ロヨラ、貴様の行いは、国に報いるものではない!」
 
;ヤンロン「狗猛しければ則ち酒酸にして售れず……ロヨラ、貴様の行いは、国に報いるものではない!」
 
;ロヨラ「ふん、中国古典の言葉か。ならば私も言わせてもらおう。貴様らの行いは、影を畏れ、迹を悪むだ。他国の政治に関わるのはやめてもらおう」
 
;ロヨラ「ふん、中国古典の言葉か。ならば私も言わせてもらおう。貴様らの行いは、影を畏れ、迹を悪むだ。他国の政治に関わるのはやめてもらおう」
:ヤンロンのものは《「韓非子》より、「酒屋の番犬があまりにも獰猛であるため、酒が売れず酸化して飲めなくなってしまった」転じて「国で姦臣が重用されると、賢臣は寄り集まらず、その国はいずれ衰亡する」ことの喩え。
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:ヤンロンのものは《「韓非子」》より、「酒屋の番犬があまりにも獰猛であるため、酒が売れず酸化して飲めなくなってしまった」転じて「国で姦臣が重用されると、賢臣は寄り集まらず、その国はいずれ衰亡する」ことの喩え。
:対するロヨラは《影から逃れようとして走りつづけたり、足跡をつけまいとして足を上げ下げしつづけたりしていた人が、ついに死んでしまったという「荘子」漁父の故事》より「自分で悩みごとを作り、心の平静を得られない」ことの喩えで返している。
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:対するロヨラは《「荘子」》より「影から逃れようとして走りつづけたり、足跡をつけまいとして足を上げ下げしつづけたりしていた人が、ついに死んでしまったという漁父の故事」から「自分で悩みごとを作り、心の平静を得られない」ことの喩えで返している。
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:実際のところロヨラが錬金学協会に手を出したために対応することとなったものの、アンティラス隊があらゆる国家の事情に武力で逐一介入しているのは一面の事実ではある。
 
;ゲンナジー「貴様の所業……まるでラスコーリニコフだな」
 
;ゲンナジー「貴様の所業……まるでラスコーリニコフだな」
 
;ロヨラ「戯言を……貴様もまとめて消し炭にしてやる!」
 
;ロヨラ「戯言を……貴様もまとめて消し炭にしてやる!」
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