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本作の舞台は「リギルド・センチュリー」という年号が使われるR.C.1014年で、[[宇宙世紀]]の延長線上にあり、宇宙世紀から1000年以上後、『∀ガンダム』より前(富野監督曰く『∀』より後という説もある)にあたる設定がされている。作中には実際に宇宙世紀の[[モビルスーツ|MS]](発掘・放棄されたもの)や名称が登場する。
 
本作の舞台は「リギルド・センチュリー」という年号が使われるR.C.1014年で、[[宇宙世紀]]の延長線上にあり、宇宙世紀から1000年以上後、『∀ガンダム』より前(富野監督曰く『∀』より後という説もある)にあたる設定がされている。作中には実際に宇宙世紀の[[モビルスーツ|MS]](発掘・放棄されたもの)や名称が登場する。
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富野監督が全話の脚本を直接担当しており、そのためか歴代シリーズや富野作品の中でも特に「富野節」の効いた台詞が多い。
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富野監督が全話の脚本を直接担当しており、
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;・海賊行為を働き軍事総監の娘でありながら「大尉は、アメリア軍を背負っていける人だったんです!」「弟は人殺しの汚名をかぶることになったのです!」など一切の加害者意識がないアイーダ(2・16話)
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;・深く考えもせず祖国を三度も襲撃した海賊についていく士官候補生の主人公(3話)
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;・救出しにきた友軍と戦闘することになっても自身の行動を全く自覚しない(4話以降)
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;・自身を助けに来た恩師デレンセンを殺害してもその後の話に全く反映されない(7話以降)
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;・身勝手な行動をした息子を叱りもせず平然と他国の軍事総監と手を結び海賊認定された部隊を連れて領内で自国の軍を攻撃するよう指示するキャピタルタワー運行長官(8話)
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;・記憶が戻っても大して話に影響しないラライア(14話)
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;・Gセルフの出自が確認できたのに不自然な形でメガ・ファウナに居座りドレッド艦隊が深刻な被害を受けても眉一つ動かさないリンゴ(16・24話)
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;・待機命令を無視して勝手に出撃して暴れたベルリを誰も咎めない(ヴィーナス・グロゥブからフォトン・バッテリーの供給が絶え地球圏全土がエネルギー不足に発展しかねない行為)(16話)
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;・ビーナス・グロゥブの使者が来るから大人しくしていろと言われたにも関わらず率先して騒動を起こす各陣営(17話)
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;・不自然な仕掛けが施されているクレッセント・シップ(この仕掛けによって航続期間を大幅に短縮できたがベルリ達が地球圏に戻ってくるころにはキャピタル・アーミィとドレッド軍の密約が決裂するなどむしろ時間を掛けたことにしたほうが説得力の増す展開であり、何の意味も無い仕掛け)(18話)
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;・どの勢力でも杜撰な捕虜の扱い(3・15・21話)
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;・自分の居住地に穴を開けるジット団の団長(20話)
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;・勝手にジーラッハを持ち出したマニィを放置するメガ・ファウナクルー(22話)
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……など過去最高にハジけたストーリーと濃密な富野節が多くの視聴者を魅了した。
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全5部作による劇場版の企画が進行中。
 
全5部作による劇場版の企画が進行中。
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