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ブラックリベリオン後は、ユーフェミアの名誉の回復と[[行政特区日本]]での虐殺事件の真相を探るために単独行動を取っていた。小説版では、ベアトリス・ファランクスの協力を得て極秘に国外に脱出していた(コーネリアの母親も専任騎士のギルフォードも彼女の所在を知らなかったと事実をシュナイゼルがカノンに語っている)。
 
ブラックリベリオン後は、ユーフェミアの名誉の回復と[[行政特区日本]]での虐殺事件の真相を探るために単独行動を取っていた。小説版では、ベアトリス・ファランクスの協力を得て極秘に国外に脱出していた(コーネリアの母親も専任騎士のギルフォードも彼女の所在を知らなかったと事実をシュナイゼルがカノンに語っている)。
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『双貌のオズ』SIDE:オルフェウスにて、ギアス嚮団に辿り着いた経緯が書かれており、先の戦闘で負った損傷を応急的に処置したグロースターで行動している。ブラックリベリオンでMIAとされた事を利用して「ギアス」を追う。その途中に訪れた中華連邦のとある街が強盗団に襲われていたので撃退。その縁で人々に請われて数週間滞在していた時に、依頼を受けたオルフェウスと出会う。そこで彼の知っているギアスの情報を得る代わりに強盗団を倒す協力をした。左腕が不自由な状態だが、ナイトメアの操縦は技量でカバーしており戦闘に支障はなかった。
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正史とされる『双貌のオズ』SIDE:オルフェウスにて、ギアス嚮団に辿り着いた経緯が書かれており、先の戦闘で負った損傷を応急的に処置したグロースターで行動している。ブラックリベリオンでMIAとされた事を利用して「ギアス」を追う。その途中に訪れた中華連邦のとある街が強盗団に襲われていたので撃退。その縁で人々に請われて数週間滞在していた時に、依頼を受けたオルフェウスと出会う。そこで彼の知っているギアスの情報を得る代わりに強盗団を倒す協力をした。左腕が不自由な状態だが、ナイトメアの操縦は技量でカバーしており戦闘に支障はなかった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:『双貌のオズ』SIDE:オルフェウスにて出会う。彼と会ったことでギアス嚮団があるとおぼしき位置のおよその座標などを知る。彼はコーネリアの顔を知らず、彼女も偽名を使っていたが、その腕前と物腰から最後には正体を察していた。
 
:『双貌のオズ』SIDE:オルフェウスにて出会う。彼と会ったことでギアス嚮団があるとおぼしき位置のおよその座標などを知る。彼はコーネリアの顔を知らず、彼女も偽名を使っていたが、その腕前と物腰から最後には正体を察していた。
 
;[[マリーカ・ソレイシィ]]
 
;[[マリーカ・ソレイシィ]]
:侍従をしていた時期がある。
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:ノベライズ版では侍従をしていた時期がある。
 
<!-- == 他作品との人間関係 == -->
 
<!-- == 他作品との人間関係 == -->
 
<!-- 版権キャラ専用の項目。他作品にはバンプレオリジナルキャラも含む。 -->
 
<!-- 版権キャラ専用の項目。他作品にはバンプレオリジナルキャラも含む。 -->
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== 第一期 ===
 
=== 第一期 ===
;「待っていろ、ゼロ! クロヴィスの仇!」
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;(待っていろ、ゼロ! クロヴィスの仇!)
:第5話より。[[エリア11]]の総督に就任することになり、その前の最後の戦場で言った決意の言葉。
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:第5話より。[[エリア11]]の総督に就任することになり、その前の最後の戦場での決意の言葉。部下に「愚弟」と言いながらも彼に情があったことを窺わせた。
 
;「抜けている、呆けている、堕落している。ゼロはどうした!! 帝国臣民の敵を捕まえろ!! ゼロを!!」
 
;「抜けている、呆けている、堕落している。ゼロはどうした!! 帝国臣民の敵を捕まえろ!! ゼロを!!」
 
:エリア11に到着した時、歓迎の宴の準備ができていることを告げた文官に剣を突きつけてこの言葉を告げる。
 
:エリア11に到着した時、歓迎の宴の準備ができていることを告げた文官に剣を突きつけてこの言葉を告げる。
:武人であるコーネリアにとって、「まだ何もしていないうちからそんな事に構っている暇は無い」ということであり、[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]の統治体制を明確に否定している言葉でもある。
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:「そんな事に構っている暇は無い」ということであり、[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]の統治体制を明確に否定している言葉でもある。
 
;「脆弱者が!」
 
;「脆弱者が!」
 
:コーネリアが弱い相手等を罵倒する時によく言いまわす台詞。
 
:コーネリアが弱い相手等を罵倒する時によく言いまわす台詞。
:なお、コーネリアが言う「脆弱者」とは「信念も理想も無く、ただその場しのぎに生きている」or「己を支えるものが無く、簡単に朽ちて消える」ような人間のことを指す。
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:なお、コーネリアが言う「脆弱者」とは「信念も理想も無く、ただその場しのぎに生きている」or「生きているようで死んでいる。己を支えるものが無いから、簡単に朽ちて消える」ような人間のことを指す。
 
;「劇場型の犯罪者」
 
;「劇場型の犯罪者」
 
:第7話より。[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の犯行をこう表現する。
 
:第7話より。[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の犯行をこう表現する。
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:コーネリアが常に強気で「女傑」であるとわかる台詞である。
 
:コーネリアが常に強気で「女傑」であるとわかる台詞である。
 
;「私は投降はせぬ。皇女として、最後まで戦うのみ!」
 
;「私は投降はせぬ。皇女として、最後まで戦うのみ!」
:第11話より。窮地に追い込まれようとも屈せず最後まで自分の生き方を貫く姿勢を見せた。
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:第11話より。グロースターの両腕を失い窮地に追い込まれようとも屈せず最後まで自分の生き方を貫く姿勢を見せた。
 
;「何だ、これは!?」
 
;「何だ、これは!?」
 
:[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]の[[行政特区日本]]の設立宣言を知った際の言葉。自分の知らないところで事が進んでいた上に、彼女にとっては憎きテロリストであり、肉親の仇でもあるゼロにまでユフィが参加を呼びかけたことで激怒した。
 
:[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]の[[行政特区日本]]の設立宣言を知った際の言葉。自分の知らないところで事が進んでいた上に、彼女にとっては憎きテロリストであり、肉親の仇でもあるゼロにまでユフィが参加を呼びかけたことで激怒した。
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:小説版で「大勢のブリタニア人の血を流したゼロを独断で許す」と宣言したユフィに対して激昂した時の言葉。直前で「日本人の方がかつてはるかに血を流した」事を主張したユフィに対して思わず言った言葉でもある。
 
:小説版で「大勢のブリタニア人の血を流したゼロを独断で許す」と宣言したユフィに対して激昂した時の言葉。直前で「日本人の方がかつてはるかに血を流した」事を主張したユフィに対して思わず言った言葉でもある。
 
;「そんな…!」
 
;「そんな…!」
:ユフィの死の報告を受けて、それまでに見せたことのない茫然自失の表情を見せた時の言葉。そしてゼロへの憎悪は極限にまで高まることになる。
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:第23話より。ユフィの死の報告を受けて、それまでに見せたことのない茫然自失の表情を見せた時の言葉。そしてゼロへの憎悪は極限にまで高まることになる。
 
;「どうした?操縦が困難ならば、コクピットブロックだけでも…」
 
;「どうした?操縦が困難ならば、コクピットブロックだけでも…」
:負傷し動けないでいる部下を気遣う。その直後、コーネリアは藤堂から攻撃を受けたが部下が自ら盾となった。自分の命令を実行出来ない兵士は必要ないと切り捨てる反面、こうした気遣いも出来る故に部下は忠義を尽くすのかもしれない。
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:第24話より。負傷し動けないでいる部下を気遣う。その直後、コーネリアは藤堂から攻撃を受けたが部下が自ら盾となった。「私の命令を実行出来ない兵士は必要ない」と堂々と公言する反面、こうした気遣いも出来る故に部下は忠義を尽くすのかもしれない。
 
;「捕まえた!! お前の命は今、まさに私の手の中に!!」<br />「これが裁きだ!!」
 
;「捕まえた!! お前の命は今、まさに私の手の中に!!」<br />「これが裁きだ!!」
 
:ゼロの[[ガウェイン]]をスラッシュハーケンで捉え、ゼロ距離でアサルトライフルを発射しようとして。ユフィを殺されたことで豹変し、狂気じみた笑みを浮かべながら勝ち誇っていたが…。
 
:ゼロの[[ガウェイン]]をスラッシュハーケンで捉え、ゼロ距離でアサルトライフルを発射しようとして。ユフィを殺されたことで豹変し、狂気じみた笑みを浮かべながら勝ち誇っていたが…。
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:上記の言葉の後、[[ギアス]]に支配された腹心の[[アンドレアス・ダールトン|ダールトン]]に不意打ちの一撃を喰らって。自分の幼い頃から支えてきてくれた彼のこの行動に衝撃を受ける。
 
:上記の言葉の後、[[ギアス]]に支配された腹心の[[アンドレアス・ダールトン|ダールトン]]に不意打ちの一撃を喰らって。自分の幼い頃から支えてきてくれた彼のこの行動に衝撃を受ける。
 
;「そうか…ゼロの正体はお前だったのか…」
 
;「そうか…ゼロの正体はお前だったのか…」
:[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が自らゼロの[[仮面キャラ|仮面]]を取り素顔を晒した時の言葉。これまでのゼロの行動原理やユフィが何故ゼロを救おうとしたのかを正体を知ったことで瞬時に理解した。
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;「ナ…ナナリーの為に、こんなことを?」
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:第25話より。[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が自らゼロの[[仮面キャラ|仮面]]を取り素顔を晒した時の言葉。これまでのゼロの行動原理やユフィが何故ゼロを救おうとしたのかを正体を知ったことで瞬時に理解した。
 
;「そんな世迷言のために殺したのか! クロヴィスを! ユフィまで!!」
 
;「そんな世迷言のために殺したのか! クロヴィスを! ユフィまで!!」
:ルルーシュが「この世界を破壊し、新しい時代を創る」ために反乱を起こしたことを知っての叫び。ブリタニア至上主義のコーネリアにとって、その秩序を破壊するために弟が妹達を殺したことは納得できないことであった。
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:ルルーシュが「この世界を破壊し、新しい時代を創る」ために反乱を起こしたことを知っての叫び。今の世界を破壊するために弟が妹達を殺したことは納得できないことであった。この言葉にルルーシュは「姉上こそ、私の母[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|閃光のマリアンヌ]]に憧れていたくせに」と返した。もはや二人が言葉を交わす意味はなかった。
:しかし、ルルーシュの方からも「母[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]に憧れていたくせに、何もしてくれなかったではないか」という趣旨の反論をされてしまう。
      
=== R2 ===
 
=== R2 ===
;「捉えたぞ! ギアスの尻尾を! 日の当たる所に引きずり出しユフィの汚名を雪いでやる!」
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;「捉えたぞ、ギアスの尻尾を。日の当たる所に引きずり出してユフィの汚名を雪いでやる!」
:ギアス教団にたどり着いた時の言葉。なお、コーネリアがどうやってギアスについて知り得たかについては、小説版においてある程度明らかにされている。
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:第12話より。ギアス教団にたどり着いた時の言葉。彼女がどうやってギアスについて知り得たかについては、『小説版』と『双貌のオズSIDE:オルフェウス』で異なるが、正史とされるのは後者である。
 
;「ユフィの仇―そこで滅せよ!」<br />ルルーシュ「ギアスの」<br />「「源!!」」
 
;「ユフィの仇―そこで滅せよ!」<br />ルルーシュ「ギアスの」<br />「「源!!」」
 
:[[黒の騎士団]]と[[ジークフリート]]との戦いに介入。共に[[V.V.]]を打倒する。
 
:[[黒の騎士団]]と[[ジークフリート]]との戦いに介入。共に[[V.V.]]を打倒する。
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;「ルルーシュ、おまえはその呪われた力で何を求める?」
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:第16話より。命令によってはその者の尊厳を踏みにじり汚名さえ着せてしまう力への嫌悪が見て取れる。
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;「兄上はそうやって人を操るのですか」
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:第23話より。嘘も方便だとナナリーに都合の悪いことは教えないシュナイゼルに対して。人を操るという点ではギアスとなんら変わりなく、受け入れがたいものだった。
 
;「違います! 強制的な平和など、それは!」
 
;「違います! 強制的な平和など、それは!」
:第23話より。フレイヤによる恐怖政治で世界を恒久平和にする目論見を口にした[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]に大しての反論。直後、銃撃がコーネリアを襲うが…。
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:フレイヤによる恐怖政治で世界を恒久平和にする目論見を口にした[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]に対して反論して剣を抜く。直後、銃撃がコーネリアを襲うが…。
 
:小説版ではシュナイゼルは'''「元々我が[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]も(ナンバーズに)同じことをしてきたじゃないか」'''と発言しており、彼にとってはフレイヤの恐怖も人類全体に対する「矯正」もブリタニア流の支配態勢の延長線上に過ぎない程度の認識だったのであろう(「強大過ぎる武力を誇示し、敵対者に容赦のない弾圧を行うことで反抗心を削ぐ」という手法は、ブリタニアの苛烈なナンバーズ統治政策もフレイヤも同じである)。
 
:小説版ではシュナイゼルは'''「元々我が[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]も(ナンバーズに)同じことをしてきたじゃないか」'''と発言しており、彼にとってはフレイヤの恐怖も人類全体に対する「矯正」もブリタニア流の支配態勢の延長線上に過ぎない程度の認識だったのであろう(「強大過ぎる武力を誇示し、敵対者に容赦のない弾圧を行うことで反抗心を削ぐ」という手法は、ブリタニアの苛烈なナンバーズ統治政策もフレイヤも同じである)。
 
:むしろ、何よりもブリタニアを至上主義としてブリタニアの利益の為に侵略・圧政・虐殺を行ってきたコーネリアが'''「己自身がナンバーズ対して行ってきた苛烈な統治もまた、シュナイゼルと同様の恐怖政治に過ぎない」'''という理解が根本的に乏しかったのかもしれない。
 
:むしろ、何よりもブリタニアを至上主義としてブリタニアの利益の為に侵略・圧政・虐殺を行ってきたコーネリアが'''「己自身がナンバーズ対して行ってきた苛烈な統治もまた、シュナイゼルと同様の恐怖政治に過ぎない」'''という理解が根本的に乏しかったのかもしれない。
:ちなみに小説版ではこの後の場面でもシュナイゼルは「'''コーネリアは存外に覚悟が足りない'''」とバッサリ切り捨てており、ある種の平等主義者であるシュナイゼルからしてみれば、「自分達が行う圧政は高貴で正しく、自分達に押し付けられる圧政は間違っている」と我儘を言っている様にしか思えなかったのかもしれない。
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:ちなみに小説版ではこの後の場面でシュナイゼルは「'''コーネリアは存外に覚悟が足りない'''」とバッサリ切り捨てており、ある種の平等主義者であるシュナイゼルからしてみれば、「自分達が行う圧政は正しく、自分達に押し付けられる圧政は間違っている」と我儘を言っている様にしか思えなかったのかもしれない。
 
;「結局、兄上は私を殺さなかった…。兄上には執着すべき欲が無い。世が世なら、卓越する王であったものを…。そこを読み切れなかった私は、愚かなのだろうな」
 
;「結局、兄上は私を殺さなかった…。兄上には執着すべき欲が無い。世が世なら、卓越する王であったものを…。そこを読み切れなかった私は、愚かなのだろうな」
 
:第24話より。結局シュナイゼルはコーネリアを殺さなかった。そして、コーネリアはシュナイゼルが空虚な人物である事に気付かなかった自分を悔やんだ。
 
:第24話より。結局シュナイゼルはコーネリアを殺さなかった。そして、コーネリアはシュナイゼルが空虚な人物である事に気付かなかった自分を悔やんだ。
 
;「魔王・ルルーシュは死んだぞ!人質を解放しろ!!」
 
;「魔王・ルルーシュは死んだぞ!人質を解放しろ!!」
:最終話にて。反ルルーシュを掲げるレジスタンス組織を指揮し、ルルーシュの死によって[[ゼロレクイエム]]は完遂。好機と判断して[[扇要]]らと共に囚われた黒の騎士団やナナリーらを救出する。
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:最終話にて。反ルルーシュを掲げるレジスタンス組織を指揮し、ルルーシュの死によって[[ゼロレクイエム]]は完遂。好機と判断して、囚われた黒の騎士団やナナリーらを救出する。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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