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サイズ変更なし 、 2016年7月14日 (木) 00:44
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==ミラージュコロイド(Mirage Colloid)==
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== ミラージュコロイド(Mirage Colloid) ==
 
可視光線や赤外線を含む電磁波を遮断する特殊なコロイド状の微粒子、およびそれを利用した技術。
 
可視光線や赤外線を含む電磁波を遮断する特殊なコロイド状の微粒子、およびそれを利用した技術。
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*隠密性はあくまで'''静止状態'''に限定する事だけであって、地上の場合は足跡や航跡をはじめとする「動作によって生じる影響」やそれに伴って発生する音は消去できず、宇宙の場合は真空であるため音こそ発生しないものの、移動にスラスター噴射等を必要とするため、ノズル周囲の粒子が吹き飛ばされ熱紋・電磁波の秘匿ができなくなるという別の問題が出てくる。
 
*隠密性はあくまで'''静止状態'''に限定する事だけであって、地上の場合は足跡や航跡をはじめとする「動作によって生じる影響」やそれに伴って発生する音は消去できず、宇宙の場合は真空であるため音こそ発生しないものの、移動にスラスター噴射等を必要とするため、ノズル周囲の粒子が吹き飛ばされ熱紋・電磁波の秘匿ができなくなるという別の問題が出てくる。
*ミラージュコロイド使用中の電力消費量が大きいため長時間の使用は困難。そのためか、同じく電力を使用する[[フェイズシフト装甲]]との併用ができない(ただし、電力供給に制限がない[[核エンジン]]及び[[ハイパーデュートリオンエンジン]]を搭載したMSはその問題を解消できる)。 なおそんな大食らい設定にも関わらず、『フルメタル・パニック』の[[ECS]]と違って排熱・冷却に関しては一切言及されていないのが謎だったりする。
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*ミラージュコロイド使用中の電力消費量が大きいため長時間の使用は困難。そのためか、同じく電力を使用する[[フェイズシフト装甲]]との併用ができない(ただし、電力供給に制限がない[[核エンジン]]及び[[ハイパーデュートリオンエンジン]]を搭載したMSはその問題を解消できる)。なおそんな大食らい設定にも関わらず、『フルメタル・パニック』の[[ECS]]と違って排熱・冷却に関しては一切言及されていないのが謎だったりする。
 
*コロイドは水に溶解してしまい、装甲に定着しないため、水中での使用は不可能。
 
*コロイドは水に溶解してしまい、装甲に定着しないため、水中での使用は不可能。
*コロイド粒子は機体色が黒でなければ定着させる事が出来ない為、基本的に黒い機体でなければならない。当初カラーリングが白だったゴールドフレームが黒へと変更されたのはこれが理由の一つ。これに関しては後にSEED DESTINYにおいてオーブ軍(ロンド派のみ)に限り、機体色に関係なくミラージュコロイドの使用が可能になっている。また、ザフトも独自に機体色に関係なく定着させる事に成功(リジェネレイトなど)している。
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*コロイド粒子は機体色が黒でなければ定着させる事が出来ない為、基本的に黒い機体でなければならない。当初カラーリングが白だったゴールドフレームが黒へと変更されたのはこれが理由の一つ。これに関しては後にSEED DESTINYにおいてオーブ軍(ロンド派のみ)に限り、機体色に関係なくミラージュコロイドの使用が可能になっている。また、ザフトも独自に機体色に関係なく定着させる事に成功(リジェネレイトなど)している。
    
後に[[C.E.]]73に施行された[[ユニウス条約]]によってミラージュコロイドの軍事利用は禁止され、本来のステルス用途を初めとする関連技術の一切が封印された。しかしその効力はさほど大きなものとは言えず、水面下ではミラージュコロイドを搭載した[[ガーティ・ルー]]や、廃棄コロニーに超大型の[[ゲシュマイディッヒパンツァー]]を搭載することで狙えないはずのコロニーを破壊可能とした大量破壊兵器[[レクイエム]]等の条約に違反する兵器、MSが開発されることとなった。
 
後に[[C.E.]]73に施行された[[ユニウス条約]]によってミラージュコロイドの軍事利用は禁止され、本来のステルス用途を初めとする関連技術の一切が封印された。しかしその効力はさほど大きなものとは言えず、水面下ではミラージュコロイドを搭載した[[ガーティ・ルー]]や、廃棄コロニーに超大型の[[ゲシュマイディッヒパンツァー]]を搭載することで狙えないはずのコロニーを破壊可能とした大量破壊兵器[[レクイエム]]等の条約に違反する兵器、MSが開発されることとなった。
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上記の通り、様々な欠点こそあるもののパイロット・機体双方の視界から「完全に姿を消す」効果は使用者に圧倒的なアドバンテージを齎した。ミラージュコロイド搭載機と戦闘を行ったパイロットの大半は殆どが何も出来ずに撃墜され、熟練したパイロットならば瞬時に敵の懐に飛び込みビームサーベルで確実に敵機を葬るというアサシンのような戦法(ぶっちゃけていうと『Gの影忍』状態)も可能で正に「禁忌」とも言える技術。 ゆえに後年には「ミラージュコロイド・デテクター」という専用の特殊レーダーが開発されている(アウトフレームDのように戦闘力をある程度犠牲にできるのなら、MSサイズの機体にも搭載可能な程度の大きさ)。
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上記の通り、様々な欠点こそあるもののパイロット・機体双方の視界から「完全に姿を消す」効果は使用者に圧倒的なアドバンテージを齎した。ミラージュコロイド搭載機と戦闘を行ったパイロットの大半は殆どが何も出来ずに撃墜され、熟練したパイロットならば瞬時に敵の懐に飛び込みビームサーベルで確実に敵機を葬るというアサシンのような戦法(ぶっちゃけていうと『Gの影忍』状態)も可能で正に「禁忌」とも言える技術。ゆえに後年には「ミラージュコロイド・デテクター」という専用の特殊レーダーが開発されている(アウトフレームDのように戦闘力をある程度犠牲にできるのなら、MSサイズの機体にも搭載可能な程度の大きさ)。
    
ただ、一方的に敵機を破壊すると言う外道極まりない行為を戦士としてのプライドが許さないパイロットも多いのか(あるいは単にストーリー上の都合か)、SEED本編や外伝作品ではミラージュコロイドのステルス性を使いこなせていない事が多い。 例えば、敵機(戦艦)の目の前で態々ミラージュコロイドを解除して攻撃を行ったり(接近して解除されるような欠陥は無い)、サーベルで斬り付ければ一撃の場面でも遠距離からチクチクとライフルで攻撃した挙句に勝機を逃す事もあれば、ミラージュコロイドの性能に慢心・油断して返り討ちにされる事も珍しくない。
 
ただ、一方的に敵機を破壊すると言う外道極まりない行為を戦士としてのプライドが許さないパイロットも多いのか(あるいは単にストーリー上の都合か)、SEED本編や外伝作品ではミラージュコロイドのステルス性を使いこなせていない事が多い。 例えば、敵機(戦艦)の目の前で態々ミラージュコロイドを解除して攻撃を行ったり(接近して解除されるような欠陥は無い)、サーベルで斬り付ければ一撃の場面でも遠距離からチクチクとライフルで攻撃した挙句に勝機を逃す事もあれば、ミラージュコロイドの性能に慢心・油断して返り討ちにされる事も珍しくない。
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