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292 バイト除去 、 2016年4月4日 (月) 22:59
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;「俺は……地球に来て、初めて歌というものを知ったように思える」<br />「ただの音の羅列でも、空気の振動でもない……。それは生命そのものだと思う」<br />「そして、俺は……もし分かり合えるのならば、あのバジュラと戦うつもりはない」<br />「俺はもう人類銀河同盟の兵士ではない。そして、あのヒディアーズも敵ではないんだ、本当ならば」<br />「だから、俺は彼女達の歌を守る! 戦う必要のない相手との戦いを止めようとするのを、手伝いたいんだ! 俺はもう……クジライカの時のような想いを味わいたくはない……」
 
;「俺は……地球に来て、初めて歌というものを知ったように思える」<br />「ただの音の羅列でも、空気の振動でもない……。それは生命そのものだと思う」<br />「そして、俺は……もし分かり合えるのならば、あのバジュラと戦うつもりはない」<br />「俺はもう人類銀河同盟の兵士ではない。そして、あのヒディアーズも敵ではないんだ、本当ならば」<br />「だから、俺は彼女達の歌を守る! 戦う必要のない相手との戦いを止めようとするのを、手伝いたいんだ! 俺はもう……クジライカの時のような想いを味わいたくはない……」
 
:『第3次Z天獄篇』第49話「宇宙に響く声」にて、「アイモ」のデュエットでバジュラとの意思疎通を試みるシェリルとランカの歌を聴き、チェインバーにクォーター防衛の指示を出して。過ちを経たといえ初期と比べて大きく変化したこの価値観は、彼もまた革新を起こしたと言えるのかもしれない。
 
:『第3次Z天獄篇』第49話「宇宙に響く声」にて、「アイモ」のデュエットでバジュラとの意思疎通を試みるシェリルとランカの歌を聴き、チェインバーにクォーター防衛の指示を出して。過ちを経たといえ初期と比べて大きく変化したこの価値観は、彼もまた革新を起こしたと言えるのかもしれない。
;チェインバー「レド少尉に代わり、当機が回答する。人間らしさとは……」<br/>レド「待て、チェインバー。これは俺が答えなくてはならない問題だ。教えてやるぞ、ストライカー。人間らしさとは……今ここで生きている俺自身が答えだ」<br/>ストライカー「理解不能」<br/>レド「そうだろうな。お前は、俺が何故怒り、何のために戦っているのかまるで理解していない」<br/>チェインバー「補足。当機の回答もレド少尉と全く同じものである」
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;レド「教えてやるぞ、ストライカー。人間らしさとは……今ここで生きている俺自身が答えだ」<br/>ストライカー「理解不能」<br/>レド「そうだろうな。お前は、俺が何故怒り、何のために戦っているのかまるで理解していない」
 
:『第3次Z天獄篇』マクロス・クォータールート第54話「愛する翼」において、ストライカーから人間らしさの定義を問われて。その言葉に明確な定義は存在しない。あえて言うならば、それはレド自身。人と交わり、人に関わり、人から学び、時にぶつかり、そこに大切なものを見出して、人の中で生きていこうとする姿勢こそが答え。それを理解せず、同盟の歪みそのものとなった機械人形を破壊すべく、「ガルガンティア船団のマシンキャリバー」がバジュラの母星を飛ぶ。
 
:『第3次Z天獄篇』マクロス・クォータールート第54話「愛する翼」において、ストライカーから人間らしさの定義を問われて。その言葉に明確な定義は存在しない。あえて言うならば、それはレド自身。人と交わり、人に関わり、人から学び、時にぶつかり、そこに大切なものを見出して、人の中で生きていこうとする姿勢こそが答え。それを理解せず、同盟の歪みそのものとなった機械人形を破壊すべく、「ガルガンティア船団のマシンキャリバー」がバジュラの母星を飛ぶ。
  
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