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== VF-22S シュツルムボーゲルII(STURMVOGEL II) ==
*[[登場作品]]:[[マクロスシリーズ]]
**[[マクロス7]]
**[[マクロスダイナマイト7]]
*分類:全領域戦闘機【[[バルキリー]]】
*形式番号:VF-22S
*全長:19.62 m(バトロイド時)
*全幅:15.36 m
*全高:4.04 m
*空虚重量:9.340 kg
*ジェネレータ:熱核反応炉
*エンジン:新中州重工、P&W、ロイスFF-2450B熱核タービン×2
*補助エンジン:高機動バーニア・スラスター、P&WHMM-6J
*推力:65,500 kg
*巡航速度:マッハ5,07
*高々度巡航速度:マッハ22
*主開発者:ゼネラル・ギャラクシー社
*所属:新地球統合軍
*主なパイロット:[[マクシミリアン・ジーナス]],[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]],[[ガムリン木崎]]

特殊任務機[[VF-17D ナイトメア|VF-17 ナイトメア]]の後継機として[[YF-21]]を制式採用(ただし厳密にはVF-1で言う所のS型機相当としてでありA型相当の他の生産型も非公式には存在している模様)した機体。シュトゥルムフォーゲルorヴォーゲルなど、資料によってカタカナ表記には微妙な違いが見受けられる。

YF-21の特徴である[[BDI]]脳波コントロールは排除されており、操縦系統は有視界コックピットと手動操縦に変更されている。頭部のセンサーがゴーグル式となり、水平飛行速度や機動性も向上しており、試作機のYF-21に比べると格段に扱いやすいが、それでも乗り手を選ぶ機体であることに違いはない。YF-21の競合機である[[YF-19]]を採用した[[VF-19S エクスカリバー|VF-19]]に比べると、機動性能や攻撃能力では上回っている。マクロス7内の工場で2機がライセンス製造され、[[マクシミリアン・ジーナス]]と[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]の乗機となった。マックスはブルー、ミリアはレッドにペイントされている。

TV未放映の「最強の女艦隊」でもマックス機とミリア機が登場。

『[[マクロスダイナマイト7]]』に登場した[[ガムリン木崎]]搭乗する[[ダイヤモンドフォース]]採用機はスタビライザーの追加とアビオニクスが改良されており、性能が向上している。

== 登場作品と操縦者 ==

=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦D]]
:「オペレーション・ブルーゲイザー」発動時にシナリオ「悪夢の突入作戦」でマックス機を先行入手。その後「響け銀河に オレたちの歌」で正式参入する。性能もパイロットも夫婦どっこいなので同じ運用が可能。

=== [[αシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:マックス機の入手経路、そのシナリオ名「悪夢の突入作戦」はスパロボDと全く同じ。その後脱出時にマックスの撃墜数15機以上で「[[VF-19S エクスカリバー|VF-19]]」入手フラグ([[隠し要素/第3次α]])が絡むので注意。この時はスポット参戦で、シナリオ「銀河に響く歌声」でミリア機と同時に入手。性能もパイロットも以下同文。

=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:「Sボーゲル」表記。ダイナマイト7名義でガムリン機が登場。2回ほど武装追加があるが、適応の問題で終盤の宇宙戦で一番ダメージを叩き出すのは初期からある一斉射撃だったりする。

== 装備・機能 ==

=== 武装・[[必殺武器]] ===
;腕部ビーム砲
:両腕に内蔵。バルキリー・バトロイド形態で使用可能。ゼントラーディ系の機体の特徴の一つ。
;ガトリングガンポッド
:通常のガンポッドより小型化しており、速射速度も増している。
;マイクロミサイルポッド
:機体各所に内蔵。
;ピンポイントバリアパンチ
:ピンポイントバリアを腕に集中して、打撃を与える。
;一斉射撃 / 一斉掃射
:各作品でバリエーションが異なるが、ガンポッド・マイクロミサイルの連続攻撃。
;中型ミサイル発射口
:バルキリー底面に2基。通常弾頭と反応弾弾頭の2種類を実装。ゲームでは反応弾弾頭を装備。
;反応弾「大型対艦反応弾」
:中型ミサイル発射口から発射する。[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では表記が「大型対艦反応弾」で[[全体攻撃]]武器。

=== [[合体攻撃]] ===
;ダブルガンポッド
:[[スーパーロボット大戦D|スパロボD]]のみのマックス機とミリア機との[[合体攻撃]]。ガウォーク形態のみ。
;ダブルピンポイントパンチ
:[[スーパーロボット大戦D|スパロボD]]のみのマックス機とミリア機との[[合体攻撃]]。バトロイド形態のみ。
;ダブルマイクロミサイル
:[[スーパーロボット大戦D|スパロボD]]のみのマックス機とミリア機との[[合体攻撃]]。ファイター形態のみ。
;ジーナスアタック
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]のみのマックス機とミリア機とのコンビネーション[[合体攻撃]]で、バトロイド形態で使用可能。バトロイド状態からガンポッドとマイクロミサイルを発射し、止めは反応弾を打ち込む。TV版の演出のアレンジバージョン。
;DYNAMITE EXPLOSION
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]でガムリン機が使用可能になる[[VF-19改 ファイアーバルキリー]]との合体技。同名の曲をバックにマイクロミサイルを連射し、止めに歌エネルギーを帯びたピンポイントバリアパンチを叩き込む。珍しくトドメ演出はナシ。数値上はガムリン機最強武器なのだが、適応の問題で空戦・宇宙戦では一斉射撃の方がダメージを叩き出す。

=== [[特殊能力]] ===
;[[変形]]
:ファイター、ガウォーク、バトロイドの3形態に変形可能。αシリーズ以降ガウォークは省かれている。
;[[ピンポイントバリア]]
:小型バリアを3つ張れる。バリアパンチとしても利用される。

=== 移動タイプ ===
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙|宇]]・[[ホバー]]
:[[飛行]]はファイター、バトロイド状態で得る。

== 対決・名場面など ==
「[[オペレーション・スターゲイザー]]」時に、指揮するマックスが「各星座の戦力が十分の一以下」のみ「ブルーゲイザー」のコードネームを発動させる。それはマックスのVF-22Sによる突撃奇襲作戦であり、知っているのはマックスと艦の乗員2名のみ。そしてマックスの望む所無く発動させ、フォールドブースターでプロトデビルン眠る洞穴前にフォールドを敢行し、正面の[[Az-130A パンツァーゾルン|パンツァーゾルン]]部隊を突破。狭い洞穴に設置された砲台から発射するレーザー砲の狭い隙間を掻い潜りながら砲台を破壊し、ついにプロトデビルン眠る空洞まで潜入して、反応弾を打ち込むまでは成功させたが、[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]の策により失敗に終わった。だが、奇襲とその回避行動からの攻撃はマックスの技量とVF-22Sの性能なくしては不可能である。元々「マクロス7」という作品はバルキリーによる本格的な戦闘シーンが皆無であり、この場面はマックスとVF-22Sの技術と性能、そして[[バルキリー]]の魅力を十二分に引き出した[[マクロスシリーズ]]の名場面と言える。

== 商品情報 ==
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