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:第9話。ヒディアーズと人類銀河同盟の戦いの真実を知ったことで茫然。半ば自暴自棄となり周囲に八つ当たりもするようになってしまう。
:第9話。ヒディアーズと人類銀河同盟の戦いの真実を知ったことで茫然。半ば自暴自棄となり周囲に八つ当たりもするようになってしまう。
:このように、'''「当人にとっての最善を尽くした結果、それが最悪な形で裏目に出る」'''のは虚淵玄氏の描く作品ではいつもの事である。
:このように、'''「当人にとっての最善を尽くした結果、それが最悪な形で裏目に出る」'''のは虚淵玄氏の描く作品ではいつもの事である。
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:もっとも、虚淵玄氏の作品で同じような目に遭うキャラクターはレドと異なり悪意や下心がある(その自覚がない場合も含む)場合が多いせいか、最終的に破滅的な結末を迎えることが多い(『[[翠星のガルガンティア]]』ではこの[[クーゲル|人]][[ストライカー|達]]も同類と言える)。
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:もっとも、虚淵玄氏の作品で同じような目に遭うキャラクターはレドと異なり悪意や下心がある(その自覚がない場合も含む)場合が多いせいか、最終的に破滅的な結末を迎えることが多い(『[[翠星のガルガンティア]]』ではこの[[クーゲル|人]][[ストライカー|達]]も同類と言える)。この時点で引き返す事ができたレドは幸運な方であろう。
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:この時点で引き返す事ができたレドは幸運な方であろう。
;「俺は…中佐と戦えるか?」
;「俺は…中佐と戦えるか?」
:ストライカー率いる船団に所属し、クーゲル(ストライカー)の真意、そして次のターゲットがガルガンティア船団であるということを知った時のチェインバーへの質問。かつての軍規に縛られていた彼はもうどこにもいない。今はただ、かけがえのないものを守りたいという思いに駆られていた。
:ストライカー率いる船団に所属し、クーゲル(ストライカー)の真意、そして次のターゲットがガルガンティア船団であるということを知った時のチェインバーへの質問。かつての軍規に縛られていた彼はもうどこにもいない。今はただ、かけがえのないものを守りたいという思いに駆られていた。
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;「構わない。俺を喰え!」
;「構わない。俺を喰え!」
:VSストライカー時、機械化融合をこれ以上続けたら体が持たないとチェインバーに警告を受けた際の返答。この時は強がっていたが…
:VSストライカー時、機械化融合をこれ以上続けたら体が持たないとチェインバーに警告を受けた際の返答。この時は強がっていたが…
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;「俺は…死に方がわかっていても、生き方がわからない」<br />「そんな俺の為に一生懸命生き方を探してくれる人がいた」<br />「…もう一度会いたかった…もっと声を聞きたかった」
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;「俺は…死に方がわかっていても、生き方がわからない」<br />「そんな俺の為に一生懸命生き方を探してくれる人がいた」<br />「…もう一度会いたかった…もっと……声を聞きたかった」
:その後にすぐさま出た本音。ガルガンティア船団と、何よりエイミーと一緒に過ごしているうちにレドの中には「死に対する恐怖」と「恋心」が強く芽生えていた。以前のレドならば死ぬことは恐れなかったが、今は違う。生きて帰り、もう一度エイミーと話したい。そういった感情が爆発した瞬間だった。この言葉にチェインバーの下した判断は、心理適性不適合による軍籍剥奪。そして……。
:その後にすぐさま出た本音。ガルガンティア船団と、何よりエイミーと一緒に過ごしているうちにレドの中には「死に対する恐怖」と「恋心」が強く芽生えていた。以前のレドならば死ぬことは恐れなかったが、今は違う。生きて帰り、もう一度エイミーと話したい。そういった感情が爆発した瞬間だった。この言葉にチェインバーの下した判断は、心理適性不適合による軍籍剥奪。そして……。
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;「ギルター! 食い物の恨み、思い知れ!!」
;「ギルター! 食い物の恨み、思い知れ!!」
:『第3次Z天獄篇』DLCシナリオ「戦わざる者食うべからず」より、食料輸送中のレジスタンスの輸送艦を襲っていたギルターに対して。上述のように最初は食事に抵抗を感じていたのだが、随分グルメになったものである。
:『第3次Z天獄篇』DLCシナリオ「戦わざる者食うべからず」より、食料輸送中のレジスタンスの輸送艦を襲っていたギルターに対して。上述のように最初は食事に抵抗を感じていたのだが、随分グルメになったものである。
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;「チェインバー……俺は、生き方がわからないと言ったな」<br/>「わからないのなら、探せばいい。エイミーと……みんなと一緒に」
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:上記名台詞の直後、アルトにチェインバーのコックピットに戻され、相棒に対して自分なりの答えを提示する。分からないことは、探して見つければいいのだと。
;「どうしたんだ、みんな…」<br />「数度しか会った事はないが、俺は、あの男の言っている事が理解できない。あの男のやろうとしていることは、[[ストライカー]]の支配とまるで変わらないじゃないか」
;「どうしたんだ、みんな…」<br />「数度しか会った事はないが、俺は、あの男の言っている事が理解できない。あの男のやろうとしていることは、[[ストライカー]]の支配とまるで変わらないじゃないか」
:『第3次Z天獄篇』で、アドヴェントを指しての率直な感想。この言葉をきっかけに、[[Z-BLUE]]の面々はアドヴェントに盲目的な信頼を抱いていた事を自覚し始める。
:『第3次Z天獄篇』で、アドヴェントを指しての率直な感想。この言葉をきっかけに、[[Z-BLUE]]の面々はアドヴェントに盲目的な信頼を抱いていた事を自覚し始める。
;「俺は……地球に来て、初めて歌というものを知ったように思える」<br />「ただの音の羅列でも、空気の振動でもない……。それは生命そのものだと思う」<br />「そして、俺は……もし分かり合えるのならば、あのバジュラと戦うつもりはない」<br />「俺はもう人類銀河同盟の兵士ではない。そして、あのヒディアーズも敵ではないんだ、本当ならば」<br />「だから、俺は彼女達の歌を守る! 戦う必要のない相手との戦いを止めようとするのを、手伝いたいんだ! 俺はもう……クジライカの時のような想いを味わいたくはない……」
;「俺は……地球に来て、初めて歌というものを知ったように思える」<br />「ただの音の羅列でも、空気の振動でもない……。それは生命そのものだと思う」<br />「そして、俺は……もし分かり合えるのならば、あのバジュラと戦うつもりはない」<br />「俺はもう人類銀河同盟の兵士ではない。そして、あのヒディアーズも敵ではないんだ、本当ならば」<br />「だから、俺は彼女達の歌を守る! 戦う必要のない相手との戦いを止めようとするのを、手伝いたいんだ! 俺はもう……クジライカの時のような想いを味わいたくはない……」
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:『第3次Z天獄篇』第49話「宇宙に響く声」にて、「アイモ」のデュエットでバジュラとの意思疎通を試みるシェリルとランカの歌を聴き、チェインバーにクォーター防衛の指示を出して。過ちを経たといえ初期と比べて大きく変化し、彼もまた革新を起こしたと言えるのかもしれない。
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:『第3次Z天獄篇』第49話「宇宙に響く声」にて、「アイモ」のデュエットでバジュラとの意思疎通を試みるシェリルとランカの歌を聴き、チェインバーにクォーター防衛の指示を出して。過ちを経たといえ初期と比べて大きく変化したこの価値観は、彼もまた革新を起こしたと言えるのかもしれない。
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;チェインバー「レド少尉に代わり、当機が回答する。人間らしさとは……」<br/>レド「待て、チェインバー。これは俺が答えなくてはならない問題だ」<br/>「教えてやるぞ、ストライカー。人間らしさとは……今ここで生きている俺自身が答えだ」<br/>ストライカー「理解不能」<br/>レド「そうだろうな。お前は、俺が何故怒り、何のために戦っているのかまるで理解していない」<br/>チェインバー「補足。当機の回答もレド少尉と全く同じものである」
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:『第3次Z天獄篇』マクロス・クォータールート第54話「愛する翼」において、ストライカーから人間らしさの定義を問われて。その言葉に明確な定義は存在しない。あえて言うならば、それはレド自身。人と交わり、人に関わり、人から学び、時にぶつかり、そこに大切なものを見出して、人の中で生きていこうとする姿勢こそが答え。それを理解せず、同盟の歪みそのものとなった機械人形を破壊すべく、「ガルガンティア船団のマシンキャリバー」がバジュラの母星を飛ぶ。
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
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:『第3次Z天獄篇』DLCシナリオ「戦わざる者食うべからず」より、半ば興味半分で[[シモン]]が作った料理([[ニア・テッペリン|ニア]]の手料理を再現したシロモノ)を食したレドだったが、あまりの不味さに断末魔の叫び(?)をあげてぶっ倒れてしまった。合掌……
:『第3次Z天獄篇』DLCシナリオ「戦わざる者食うべからず」より、半ば興味半分で[[シモン]]が作った料理([[ニア・テッペリン|ニア]]の手料理を再現したシロモノ)を食したレドだったが、あまりの不味さに断末魔の叫び(?)をあげてぶっ倒れてしまった。合掌……
:ちなみに、この後マップの戦闘前台詞から察するに消化器官にダメージを受けていたらしい。
:ちなみに、この後マップの戦闘前台詞から察するに消化器官にダメージを受けていたらしい。
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;「奴はもみあげを抜かなければ死なないのか!?」
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;レド「奴を倒すには、コックピットから引きずり出してもみあげを引き抜くしかないのか!?」<br/>チェインバー「有意提言。相手をする必要はないと思われる」
:『第3次Z天獄篇』でゲイツのもみあげ発言を聞いて、それを間に受ける。大真面目に驚愕しているのが何とも言えない。
:『第3次Z天獄篇』でゲイツのもみあげ発言を聞いて、それを間に受ける。大真面目に驚愕しているのが何とも言えない。