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== YF-21 ==
 
== YF-21 ==
 
*[[登場作品]]:[[マクロスプラス]]
 
*[[登場作品]]:[[マクロスプラス]]
*分類:次世代[[可変戦闘機]]([[AVF]])
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*分類:次世代[[可変戦闘機]][[バルキリー]]
 
*型式番号:YF-21
 
*型式番号:YF-21
 
*全長:18.62m(バトロイド時)
 
*全長:18.62m(バトロイド時)
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=== 機体概要 ===
 
=== 機体概要 ===
競合機の[[YF-19]]と同等の技術を導入した上で、ゼントラーディ軍のバトルスーツを参考に開発されたため、脳波コントロール([[BDI]])による操縦が可能となっている。この点で、[[YF-19]]とはコンセプトを異にする。また、主翼の構造材に液体金属の類を応用しており、従来機とは異なりフラップやエルロン等の動翼を持たない。これは可動部分や開口部の削減に繋がりステルス性に寄与する他、状況により翼を自在に変化させ、より最適な形で揚力を得ることができる。
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テストパイロットでもある[[ガルド・ゴア・ボーマン]]が開発主任を担当。競合機の[[YF-19]]と同等の技術を導入した上で、ゼントラーディ軍のバトルスーツを参考に開発されたため、脳波コントロール([[BDI]])による操縦が可能となっている。この点で、[[YF-19]]とはコンセプトを異にする。
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BDIの導入により、機体の制御をすべて脳波で行うため、機体の追従性は非常に高いものの、操縦者の脳波が安定していなければ使いこなせないという欠点(操縦者の心理的動揺がそのまま機体の挙動に反映される)もある。そのため、後に[[VF-22S シュツルムボーゲルII]]として採用された際には、脳波コントロール機能を排除し、従来の操縦系に戻された。
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主翼の構造材に液体金属の類を応用しており、従来機とは異なりフラップやエルロン等の動翼を持たない。これは可動部分や開口部の削減に繋がりステルス性に寄与する他、状況により翼を自在に変化させ、より最適な形で揚力を得ることができる。
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BDIの導入により機体の制御をすべて脳波で行い、文字通り機体を自分の身体のように自在に操れるため、機体の操作性・追従性は非常に高い。反面操縦者の心理的動揺がそのまま機体の挙動に反映されるため、操縦者の脳波が安定していなければ使いこなせないという欠点がある。また、操縦者のやろうとした事を忠実に実行するということは、危険な行動を考えればそれもダイレクトに反映してしまうという事でもある。作中ではガルドの精神状態から一時制御不能に陥り、救出に来た[[イサム・ダイソン]]に対する憎悪から彼の乗る[[VF-11 サンダーボルト]]に対して危険な行為を行ってしまい、重大な事故を引き起こした。そのため、後に[[VF-22S シュツルムボーゲルII]]として採用された際には従来の操縦系に戻され、BDIは簡略化され機体制御の補助に使われている。
    
従来機と異なり、脚部に推進系が収納されていないため、非常時にはファイターモードでデッドウエイトとなる四肢を排除し、機体の限界性能を引き出すハイマニューバモードが存在する。この状態では、在来機を遙かに超えた超高速戦闘が可能になる反面、操縦者に肉体の限界を超えるGが加わるため危険である。
 
従来機と異なり、脚部に推進系が収納されていないため、非常時にはファイターモードでデッドウエイトとなる四肢を排除し、機体の限界性能を引き出すハイマニューバモードが存在する。この状態では、在来機を遙かに超えた超高速戦闘が可能になる反面、操縦者に肉体の限界を超えるGが加わるため危険である。