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240 バイト追加 、 2015年9月4日 (金) 12:13
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*「プロトタイプ・ラインバレルを現在の姿(=[[沢渡拓郎|沢渡]]いう所の「二本角」)に改修した経緯」
 
*「プロトタイプ・ラインバレルを現在の姿(=[[沢渡拓郎|沢渡]]いう所の「二本角」)に改修した経緯」
 
*「肉体を失った天児の脳をアークに移植し、ラインバレルの電脳と入れ替えた人物の正体」
 
*「肉体を失った天児の脳をアークに移植し、ラインバレルの電脳と入れ替えた人物の正体」
の二つである。前者については、天児がヒトマキナについて浩一に示唆するシーンで、左半身を吹き飛ばされながらも戦っている姿が映し出されるのだが、この時乗っていたのが[[ラインバレル mode-B|ラインバレル・オーバーライド]]であった。このため、改修については、少なくとも天児自身が(誰か他のファクターの協力もあったと思われるが)行った可能性が高い。
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の二つである。前者については、天児がヒトマキナについて浩一に示唆するシーンで、左半身を吹き飛ばされながらも戦っている姿が映し出されるのだが、この時乗っていたのが[[ラインバレル・オーバーライド]]であった。このため、改修については、少なくとも天児自身が(誰か他のファクターの協力もあったと思われるが)行った可能性が高い。
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後者については、第17巻巻末の設定資料にて言及されているのみであり、本編中でそのことが話題に上ったことはない。これに伴い、天児をラインバレルそのものとした人物については完全に謎だが、時系列的にこの時点では地上に居なかった久嵩がその事を知っていた点から、彼の知る人物か、あるいは何らかの方法で彼が行った可能性もある。
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後者については、第17巻巻末の設定資料にて言及されているのみであり、本編中でそのことが話題に上ったことはない。これに伴い、天児をラインバレルそのものとした人物については完全に謎だが、時系列的にこの時点では地上に居なかった久嵩がその事を知っていた点から、彼の知る人物か、あるいは何らかの方法で彼が行った可能性もある。第25巻では浩一が天児と同じ状態で覚醒した時に最初に見たのが[[推進派]]達だった事から、天児が肉体を持っている時点で推進派がいた可能性がある(無論、他のファクターの協力の可能性もある)。
    
そして最大の謎は、「'''天児はなぜ死んだのか'''」である。この時の天児は脳髄のみとはいえ、ラインバレルの固有ナノマシンを持つファクターであることには違いなかった。これは、[[ラインバレル・アマガツ]]覚醒時、操縦席の浩一の制御を全く受け付けなかったことからも伺える。ファクターの死とは、マキナの完全な破壊か、修復不可能なまでに肉体が破壊されるかのどちらかとなる。しかし、天児はラインバレルが健在であり、自身も肉体を失っていたとはいえ脳が無事であったため、普通ならば死ぬはずはなかった(事実、レイチェルは天児の死に関し、「脳だけの状態だったからでは?」との問いに対し「関係ない」と断言している)。にも拘わらず、彼は浩一との対話を終えた後死亡している。この理由については全く以って不明。天児本人は「肉体を失った理由」については少しだけ話したが、自身の命が消えていく理由については全く語らずに舞台から退場してしまい、手掛かりは現在の所ない。
 
そして最大の謎は、「'''天児はなぜ死んだのか'''」である。この時の天児は脳髄のみとはいえ、ラインバレルの固有ナノマシンを持つファクターであることには違いなかった。これは、[[ラインバレル・アマガツ]]覚醒時、操縦席の浩一の制御を全く受け付けなかったことからも伺える。ファクターの死とは、マキナの完全な破壊か、修復不可能なまでに肉体が破壊されるかのどちらかとなる。しかし、天児はラインバレルが健在であり、自身も肉体を失っていたとはいえ脳が無事であったため、普通ならば死ぬはずはなかった(事実、レイチェルは天児の死に関し、「脳だけの状態だったからでは?」との問いに対し「関係ない」と断言している)。にも拘わらず、彼は浩一との対話を終えた後死亡している。この理由については全く以って不明。天児本人は「肉体を失った理由」については少しだけ話したが、自身の命が消えていく理由については全く語らずに舞台から退場してしまい、手掛かりは現在の所ない。
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