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**力を使用する際に独特の共鳴音が鳴る(フォォォン、という音がフェードインし、同時に緑の光を放つ)。
 
**力を使用する際に独特の共鳴音が鳴る(フォォォン、という音がフェードインし、同時に緑の光を放つ)。
 
*真の力を発揮することによって覚醒者には反作用として何らかの異常が発生する(「偽りの」黒羊を持つアイムは意味のあることが喋れなくなり、「傷だらけの」獅子に同調したランドは肉体的にも精神的にも激しい苦痛を感じた)。ただし、基本的に機動兵器に搭乗している時にしか起こらない(セツコは逆で、搭乗していない時に反作用が起きていた)。また、ガドライトや尸空、再世篇のセツコのように真の力を引き出しているにもかかわらず反作用らしきものが確認されていない場合もあるので、この反作用を乗り越えることがスフィアの覚醒の一つの段階であると思われる(おそらくサード・ステージへの移行段階)。
 
*真の力を発揮することによって覚醒者には反作用として何らかの異常が発生する(「偽りの」黒羊を持つアイムは意味のあることが喋れなくなり、「傷だらけの」獅子に同調したランドは肉体的にも精神的にも激しい苦痛を感じた)。ただし、基本的に機動兵器に搭乗している時にしか起こらない(セツコは逆で、搭乗していない時に反作用が起きていた)。また、ガドライトや尸空、再世篇のセツコのように真の力を引き出しているにもかかわらず反作用らしきものが確認されていない場合もあるので、この反作用を乗り越えることがスフィアの覚醒の一つの段階であると思われる(おそらくサード・ステージへの移行段階)。
**反作用の正体はスフィアの持つ属性の顕在化。これはサード・ステージに移行することで「スフィア・アクト」として外界に適用可能(「偽りの黒羊」なら「意味のあることが喋れない(嘘か本当かわからない)→真偽の境界の歪曲」、「いがみ合う双子」なら「相反する感情のぶつかり合い→裏に隠れた感情の顕在化」、「沈黙の巨蟹」なら「感情を制する理性→精神運動の凍結」といった具合)。セカンド・ステージにおけるこれは一種の「最適化」であり、またスフィアが力を発揮するため、それに応じた精神状態を励起するためのアクションでもある。
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**覚醒には段階があり、リアクターを得た当初はファースト・ステージ、単純な動力としての使用に留まる。この時点ではスフィアはリアクターに影響を与えないが、逆にリアクターもスフィアに対して何も出来ない。
 
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**リアクターの覚醒が進み、セカンド・ステージに到達すると、両者の間のつながりが強まり、リアクターが意志の力でスフィアを稼動させ、次元力を引き出せるようになる。この時、スフィアはリアクターの「意志の力」を受けることで次元力を抽出するが、同時にそれぞれの属性に応じた事象制御の力、即ち「スフィア・アクト」を発動する。このステージでは、リアクターの意志は力を引き出すこと(≒その力を扱う自分自身)にしか向けられないため、アクトがリアクター本人に適用される。外から見ると、スフィアを使うことによって反作用を受けているように見える。
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***スフィアによってはアクトをリアクターに対して勝手に発動し、無理やりその覚醒を促すことがある。
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**リアクターが成長し、次元力の扱いに慣れて来ると、その覚醒はサード・ステージに進む。このステージに達すると、スフィア・アクトの対象をコントロールできるようになり、マシンがその場になくとも力を引き出せるようになる。ただし、リアクターであり続けるための「共鳴条件」は変わらないため、「いがみ合う双子」など、スフィアによっては'''反作用そのものを克服してもそれによる変化までは打ち消せないことがある'''。
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*覚醒の進度は不可逆であり、リアクターが変わっても覚醒したまま。ただし、力をどの程度使えるかは新たなリアクターの熟練度による。
 
=== 太陽系の地球でこそ、力を引き出せる ===
 
=== 太陽系の地球でこそ、力を引き出せる ===
 
*[[太陽]]の通り道である黄道の12星座に対応し、太陽に集約されたそれぞれの星座の次元力を引き出す効果を持つ。また、それには[[地球]]上にあることが最良であり、そこに引き寄せられる。なので、どの世界においても地球に存在する(ただしこの条件の場合、12の星座のほかに同じく黄道に位置し、[[アスクレプス]]が関連すると思われるへびつかい座とへび座が含まれる)。
 
*[[太陽]]の通り道である黄道の12星座に対応し、太陽に集約されたそれぞれの星座の次元力を引き出す効果を持つ。また、それには[[地球]]上にあることが最良であり、そこに引き寄せられる。なので、どの世界においても地球に存在する(ただしこの条件の場合、12の星座のほかに同じく黄道に位置し、[[アスクレプス]]が関連すると思われるへびつかい座とへび座が含まれる)。
**ただし、「いがみ合う双子」だけはなぜかジェミナイに存在していた。逆説的に言えば、ジェミナイは時空を超えた地球であった可能性がある。
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**「いがみ合う双子」だけはなぜかジェミナイに存在していた。逆説的に言えば、ジェミナイは時空を超えた地球であった可能性がある。
    
== 12のスフィア ==
 
== 12のスフィア ==
 
前述の通りスフィアの総数は12である(とされている)。再世篇にてユーサーにより、[[黄道十二星座]]に対応していることが明らかにされた。なお、セツコ、ランド、クロウ、ヒビキ共に初期誕生日と関連するスフィアの星座が一致しているが、スフィアを扱うにあたって関係あるかは不明(設定的に考えれば何のスフィアを扱うかの比喩であろう)。またスフィアそれぞれに属性があり、同調が進むと所持者はその属性に引きずられ、性質が変わって行く。
 
前述の通りスフィアの総数は12である(とされている)。再世篇にてユーサーにより、[[黄道十二星座]]に対応していることが明らかにされた。なお、セツコ、ランド、クロウ、ヒビキ共に初期誕生日と関連するスフィアの星座が一致しているが、スフィアを扱うにあたって関係あるかは不明(設定的に考えれば何のスフィアを扱うかの比喩であろう)。またスフィアそれぞれに属性があり、同調が進むと所持者はその属性に引きずられ、性質が変わって行く。
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スフィア同士には相性があるらしく、「揺れる天秤」と「尽きぬ水瓶」の相性は良好で、逆に「偽りの黒羊」と「知りたがる山羊」との相性は最悪である。また、現在発覚しているスフィアの性質は、星座ごとの性格分類に近いもしくは逆の関係にあるものが多い。逆の性質も、自然が感じられなくなることで自然を愛する心が高まるという風に、マイナスの状況に追い込むことで因子を高めるための可能性もある。時獄編の時点によると「スフィアの代償は主に精神的な物」とのこと(ユーサーは表面的な変容が出てはいるものの、セツコやランドの症状はある程度は「そう強く思い込まされているだけ」の可能性がある)。ただ、大本の太極は陰陽、つまり相対する二つの要素の結合であるため、スフィアの反作用にも精神的なものと肉体的なもの、双方がある可能性が高い。
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スフィア同士には相性があるらしく、「揺れる天秤」と「尽きぬ水瓶」の相性は良好で、逆に「偽りの黒羊」と「知りたがる山羊」との相性は最悪である。また、現在発覚しているスフィアの性質は、星座ごとの性格分類に近いもしくは逆の関係にあるものが多い。逆の性質も、自然が感じられなくなることで自然を愛する心が高まるという風に、マイナスの状況に追い込むことで因子を高めるための可能性もある。時獄編の時点によると「スフィアの代償は主に精神的な物」とのこと(ユーサーは表面的な変容が出てはいるものの、セツコやランドの症状はある程度は「そう強く思い込まされているだけ」の可能性がある)。
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そして、スフィア所持者の性別と「十二宮」毎に割り振られている男性・女性の区分も一致していたが、[[尸空]]の登場で崩れている。「十二宮」は[[タロット]]とも関連があるが、こちらはどうやら同調者や覚醒し始めた状況と繋がっているようである。星座自体のモチーフも、覚醒条件と符合しているところがみられる。
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そして、スフィア所持者の性別と「十二宮」毎に割り振られている男性・女性の区分も一致していたが、[[尸空]]の登場で今のところ崩れている。「十二宮」は[[タロット]]とも関連があるが、こちらはどうやら同調者や覚醒し始めた状況と繋がっているようである。星座自体のモチーフも、覚醒条件と符合しているところがみられる。
    
アサキムはさらに詳細不明の残り四つ(牡牛座・蠍座・射手座・魚座)のうち一つを所持している。タロットが所有者を表すとすると、可能性が高いのはタロットで悪魔と対の関係にある牡牛座辺りだろうか。蠍座だとしたら「悪魔」「死神」というおよそ最悪のイメージがそろうため、特に嫌な組み合わせである。
 
アサキムはさらに詳細不明の残り四つ(牡牛座・蠍座・射手座・魚座)のうち一つを所持している。タロットが所有者を表すとすると、可能性が高いのはタロットで悪魔と対の関係にある牡牛座辺りだろうか。蠍座だとしたら「悪魔」「死神」というおよそ最悪のイメージがそろうため、特に嫌な組み合わせである。
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