無限機動砲

無限機動砲は、『機甲戦記ドラグナー』の登場メカ

無限機動砲
登場作品 機甲戦記ドラグナー
初登場SRW スーパーロボット大戦A
SRWでの分類 地形
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スペック
分類 自走砲
所属 ギガノス帝国
主なパイロット グン・ジェム
ゴル
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概要 編集

第35話「恐怖!無限機動砲」にて登場した、グン・ジェム隊がギガノスの秘密工場から持ち出した巨大自走砲。名前の由来はおそらく戦車の履帯(キャタピラ)を意味する「無限軌道」だと思われる[1]

メタルアーマーの着艦デッキが存在し、左右に乗せたまま移動できる程の巨大な戦車であり、実質的に移動要塞・陸上戦艦と言える。方形の砲身断面を持つ主砲(ビーム砲)は地平線の果てから山を貫通し、着弾すれば地面に直径数百mに及ぶクレーターを形成するなど、威力・射程ともに絶大だが、チャージが遅く再射撃に時間がかかる上に、他の武装が機銃程度しかない。秘密工場の職員にも「欠陥品」呼ばわりされている。主砲発射の際には、反動抑止のためかクレーン車のように「脚」を下ろし、履帯を地面に固定して放つ必要がある。

グン・ジェムは、秘密工場の防衛網を突破されたゴルを叱責してドラグナー遊撃隊を追わせながら、自身はこれを使ってゴルの援護をしようと考えていた。ゴルにドラグナーの位置を報告させ、それを頼りに何度か狙撃を行うが、ドラグナーが岩場に陣取っていたこともあり有効打とならず、発煙筒を使って故障を装うケーン・ワカバ達の奇策により嵌められたゴルの方が最終的に直撃を受け、スタークゲバイを破損させてしまう。

これに呆れたグン・ジェムは、血気盛んなのが災いして、ゴルに守りを任せゴル以外の四天王と共にドラグナーの討伐に乗り出す。無限機動砲の防衛網が薄れたところをかいくぐってドラグナー隊は接近。ゴルは自らの失態を帳消しにすることを決意し、独断で無限機動砲に乗り換え、ドラグナー達と単騎で戦闘という無茶を行う。それでも1発直撃を与え、ドラグナー3機ともに大打撃を与えるが、2射目の発射直前にドラグナー1型カスタムの投げたスローインボムが主砲内部に侵入。内部の誘爆で無限機動砲は自壊し、運命を共にしたゴルの鉄の棺桶となった。

登場作品編集

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦A
初登場作品。地上ルート第11話「恐怖!無限機動砲」or「シークレット・ウェポン」にて登場、前者では原作通りタイトルを冠する兵器。ギガノス秘密工場内の地形として登場し、グン・ジェム隊の面々は搭乗していない。開幕イベントではNPCのドラグーンを登場早々全機消し飛ばし、実際のマップ内では2ターンごとに発射され、敵味方問わず射線上にいる全ユニットが問答無用で破壊されるという、原作以上の破壊力を発揮している。
自軍のユニットが無限機動砲にたどり着けば、無限機動砲は破壊され、発射できなくなる。この際、序盤かつ分岐の話とはいえ、各キャラクターそれぞれに砲を破壊する際の台詞が用意されている。ちなみにエフェクトは超級覇王電影弾と同じ[2]
仕様上、本作ではスタークゲバイのみならず、他のグン・ジェム隊機ですら一撃で破壊されるが、無限機動砲で破壊された時用の専用台詞まで用意されている。資金経験値両面では美味しくないイベントだが、芸が細かい。
同シナリオでは、わざと無限機動砲でやられることで全滅プレイが非常にやりやすい。次のシナリオでサイコガンダム2機の同時撃破を狙うなら、ここで資金を稼いでガンダムローズのローゼススクリーマーを改造しておくといい。

脚注編集

  1. おそらく無限機動砲は誤字と思われるが、原作ならびにSRWではこの表記。Another Century's Episodeシリーズでは「無限軌道砲」表記で登場している。
  2. A PORTABLE』ではエフェクトが異なる。何よりも電影弾にはドモンorマスターのアイコンが追加されている。