レオゲイラ
| レオゲイラ | |
|---|---|
| 登場作品 | |
| デザイン | 橋口力也 |
| 初登場SRW | 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD |
| SRWでの分類 | 機体 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | Bクラス魔装機 |
| 守護精霊 | 炎系低位・流星「レオガ」 |
| 動力 | フルカネルリ式永久機関 |
| エネルギー | プラーナ、魔力 |
| 装甲材質 | オリハルコニウム |
| 開発 | 神聖ラングラン王国 |
| 設計 | ウェンディ・ラスム・イクナート |
| 改修 |
ウェンディ・ラスム・イクナート セニア・グラニア・ビルセイア |
| 所属 | アンティラス隊 |
| パイロット | ツレイン・ザン・レカニバン |
概要 編集
ジェイファーの後継機として製作されていた予備機。契約を交わした炎系精霊の気性と候補者の相性が良かったため、ツレインの専用機としてセニアから与えられた。広域制圧を意識して火力を重視する狙撃型のジェイファーに対して、こちらは機動力を活かしての接近戦を得意とする。運用の方向性が全く異なる点が興味深い。
外装は巨人と怪獣を足して割ったかのような特徴的な容姿をしており、両手に握りしめた強固なガーダー(手甲)を用いた殴打が主な攻撃手法である。左右の手甲の先端部分にはそれぞれ鍬形状の爪(タロン)が内蔵されており、初陣当初のツレインは「神祇無窮流」空拳術を放つ際に射出口から突き出して使用していた。なお、タロンの「鳥類の鈎爪」という意味を考えると、姿形のもとは怪獣などではなく鷹や隼などの猛禽類であるかもしれない。
魔装機神III PRIDE OF JUSTICE 編集
先の大戦の結果を踏まえて大幅な改修を受けた。両足の踵の外側に丸鋸を想わせる円盤(ソーサー)を取り付け、左右の手甲の先端部から鋭い爪先を光らせたその姿は、刺々しいの一言に尽きる。
登場作品と操縦者 編集
魔装機神シリーズ 編集
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- ツレインとともに第2話から参戦。ツレインが格闘型でなおかつ精神で魂を習得することから、鍛えていれば非常に高い爆発力を持つユニットになる。最大の欠点はランクアップ武器が格闘武器ではなく射撃武器であること。このせいでツレインの特徴が活かせず設定はともかくゲーム上の相性は最悪とも言える。耐久力が低く自己修復能力を持たない点も痛く、とにかく安定しない。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 前作の戦いで性能不足が指摘されたため、武装が大幅に追加されたというかなりメタな設定が追加された。PVで披露された「ブレイカーシュート」はタロンのランクアップ武器であり、新たに「空拳術・朧月夜」という技も追加されたため、前作よりも使い勝手は向上している。弱点は最大射程が4であるため、敵に狙われると反撃できないシーンが多々あること。バゴニアルートではデルギランとの合体攻撃が追加されるが、射撃属性であるためにレオゲイラ単独の必殺技とあまり威力が変わらなかったりする。ただし射程はレオゲイラ単独の武器より長い。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- ミオ・マサキ救出ルートの第34話「鳴動」より、増援でデルギランとともに参戦。前作と大差ない性能だが、朧月夜の射程が3になってしまったのが地味に痛い。前作からの問題点もそのままであるため、今作では単機性能はほとんどガルガーディアの下位互換と化してしまっている。合体攻撃にしても射撃属性という相性の悪さからレオゲイラ側から撃つ意義は薄く、攻撃面ではデルギランのサポート役となっている感が否めない。一応、こちらが先行して後からデルギランが合体攻撃を撃つという連携は有効性が高いのだが。
装備・機能 編集
武装・必殺武器 編集
- プロミネンスブレイザー
- 有射程のP属性射撃武器。手甲の先端部に発射口が内蔵されている。『POJ』以降は使用不可。
- フォトンフェイザー
- 射撃武器。レオゲイラの武装では唯一の非P属性。額の宝石から翠緑の光線を発射して攻撃する。
- ソリトンフェイザー
- 「フォトンフェイザー」のランクアップ武器。額と左右の胸部から放射する3本の熱線。炎系魔法陣は足下の大地に出現する。『POJ』以降はランクアップせず使用不可。
- ストライクタロン
- 両腕で敵を殴りつける格闘武器。『ROE』で多くのプレイヤーを「フォトンフェイザーではなくストライクタロンがランクアップすれば……」と嘆かせた。なお、『ROE』において通常格闘武器が強化されるのはヴァルシオーネRとサイバスターのみ。『LOE』でもランクアップする通常近接兵器を所持していたのは、4体の魔装機神とヴァルシオーネRの5機と主役級を除けばラ・ウェンター1機。
- 『POJ』で大きく構造に変化が加えられ、「隠し刃」として仕込んでいた爪を常時展開する。同じタイミングで「プロミネンスブレイザー」が使用不能になっているが、「タロン」の改修が理由かは不明。
- ブレイカーシュート
- 『POJ』で追加された近接兵器を用いた攻撃。左右の脚部に取り付けられた円盤を回転させて放つ飛三連蹴り。円盤のデザインモデルは炎系魔法陣。
- 作中ではプレイヤー念願の「ストライクタロン」のランクアップ武器として登場。斜め方向には攻撃できないが、射程2の格闘武器とかなり使いやすい。
必殺技 編集
- 空拳術・朧月夜
- 『POJ』で追加された「神祇無窮流」空拳術奥義。捻りを交えた白打の振りで手甲を射出して攻撃する。要気力かつツレインと相性の悪い射撃属性ではあるが、基本攻撃力が高く、射程1-4のP兵器なので使い勝手が良い。『COE』では上述の通り射程3に弱体化。
- 天罡星拳(てんこうせいけん)
- 「神祇無窮流」空拳術。地面についた両腕の先端部から一対の魔法陣を展開。前足の右膝を立て、後足の左膝を地面につけたクラウチングスタートの体勢から突進して相手に殴打の連舞を見舞う。レオゲイラの特色である巨大な手甲を生かした白打の型とみられる。『POJ』以降は初めから「宿星拳」になっているため使用不能。
- 天罡地煞宿星拳(てんこうちさつしゅくせいけん)
- 「神祇無窮流」空拳術奥義。「天罡星拳」のランクアップ技。大地に叩き付けてなお止まらぬ勢いで殴り続け、最後の仕上げとして右腕の鈎爪で大地に押さえつけた標的を左腕の鈎爪で打ち貫く(「星拳」の時に放つ止めは右腕部の爪のみ)。『POJ』以降は拳打に脚部の円盤を交えた蹴撃で相手を大地に叩きつけて両断する。
合体攻撃 編集
- 落花流水那落落とし
- デルギランに搭乗するメフィルとの連携攻撃。火蓋を切るのはツレインのレオゲイラ。タロンと脚部の円盤を稼働させた拳脚一体の連続攻撃を敵機に叩きこむ。旋風脚で宙に跳ね上げられた敵機に対し、メフィルのデルギランが6門のバスターキャノンのフルバースト射撃で追撃をかけ、間欠泉のごとく間を置く破壊光線の連射で目標の回避行動を封じ込める。その後、空中で目標を両腕に抱え込んだレオゲイラは左手から「朧月夜」を放ち、それにあわせたデルギランが6門の主砲を斉射。直下の大地に標的を叩きつけて破壊する。
特殊能力 編集
- MG回復10 / (10%)
- 魔装機神シリーズの特殊能力。『ROE』では固定値、『POJ』以降は割合で回復。
移動タイプ 編集
- 陸
- 飛行可能の可能性も高いが、魔装機神シリーズでは仕様上陸戦のみ。
- また『ROE』以降、炎系魔装機は溶岩・焼跡等での移動コスト増加が発生せずダメージも受けない。
サイズ 編集
- M
- OGクルセイドにて判明。
カスタムボーナス 編集
魔装機神シリーズの共通仕様として、下記に加え精霊の格が一つ上がる。
- 装甲+200、移動力+2、MG回復30
- 『魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』。
対決・名場面 編集
関連機体 編集
- ジェイファー
- 兄弟機に近い間柄の炎系正魔装機。しかし開発コンセプトは真逆。