カイキンク
カイキンクは『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』の登場メカ。
| カイキンク | |
|---|---|
| 登場作品 | ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU |
| デザイン | 大塚健 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦L |
| SRWでの分類 | 機体 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 炎の巨人 |
| 全長 | 70 m |
| エネルギー | ハイドリュート |
| 装甲材質 |
ゾルマニウム(胴体) 模造ゾルマニウム合金(パート1・パート2) |
| 開発 | NEX |
| 所属 | 大空魔竜 |
| パイロット | ツワブキ・ダイヤ |
概要 編集
第32・33話に登場する炎の巨人。大空魔竜頭部に、NEXが建造したパート1・パート2が合体して完成する。魔炎超魔竜ドボルザークとの戦闘後、大空魔竜頭部と共に地上に飛ばされたツワブキ・ダイヤのために用意された。
パート1およびパート2は地上で予備パーツとして開発されていたものだが、模造ゾルマニウム合金によって構成されているため強度や性能はガイキングに劣り、成長したダイヤの能力に追いついていない部分もある。また企業の機材という扱いで開発されたため、武装が一切施されていない。そのため「ガイキングよりは力が入らない」という理由でダイヤによってカイキンクと命名され、それがNEXでのコードとして正式に登録された。
パート1とパート2は輸送されていた当初は黒いシートで覆われていたが、変形の際に破けた後、炎の放出により焼失し白一色の装甲が露出し「なんか色違うじゃん」と言われるという、締まらない登場を果たした。スペリオルスティンガーの支援と「性能の劣る分は乗り手の炎の力で補う」という戦い方で奮闘するものの、第33話の戦闘で右腕・左足を破壊され、直後に地上に駆けつけた大空魔竜からパート1、パート2を受け取ってガイキングに換装したことで放棄された。
登場作品と操縦者 編集
携帯機シリーズ 編集
- スーパーロボット大戦L
- 初登場作品。本作では『LOD』のストーリーが第32話からとなり、ガイキングパート3とスティンガー[1]だけがデスクロスポイントに飲み込まれて地上に飛ばされるという状態でスタートするため、ダイヤの加入時の機体として登場。原作ではすぐ次の話で破壊されて本家ガイキングが復活しているが、『L』では4話ほどカイキンクで戦い抜かなければならない。と言っても『L』では珍しく、本家ガイキング復活後はそちらに改造が引き継がれるため、登場後即資金をつぎ込んでしまって問題ない。
- 原作同様ガイキングの弱体化バージョンであり、無理は禁物。一応機体ボーナスで本家より照準値が高いが誤差レベルで、特に装甲が雑魚モビルスーツよりちょっと厚い程度なので、前に出過ぎると簡単に撃墜されてしまう。
- ちなみにちゃんと塗装違いが再現されているが、そのせいでアリスにはフェイズシフトダウンと勘違いされ、浩一からは悪の偽物と誤解されてしまう。
装備・機能 編集
武装・必殺武器 編集
- 格闘
- パンチを繰り出すが、『L』の戦闘アニメでは右腕が耐えきれずに自壊してしまう(演出なので弱体化したりダメージを受けたりすることは無い)。何度腕が壊れてもすぐに元通りになる点はボスボロットを彷彿とさせる。
- デスパーサイト
- 両眼から照射される圧縮デスパライザー電撃波の超高速熱線。パート1・パート2には武装がないので、戦闘は大空魔竜頭部の内蔵火器頼りとなる。
- ザウルガイザー
- 胴部大空魔竜フェイスの両目から青と赤のビームを螺旋状に発射する。『L』では未実装。
- ハイドロブレイザー
- 増幅されたハイドリュートフレアをそのまま炎の奔流として撃ち出す必殺技。模造ゾルマニウムでは真龍ハイドロブレイザーの使用には耐えられそうに無い模様。[2]。
- 『L』ではカイキンク登場直後のイベントで、ただの鉄獣にぶちかまして「効いていない!?」と驚く弱さの演出があるが、実際の戦闘ではちゃんと攻撃力通りにダメージが入ってくれるので安心していい。
移動タイプ 編集
サイズ 編集
- L
機体ボーナス 編集
- L
-
- 初期:CT補正+10 照準値+5
- 5段階:CT補正+20 照準値+15
- 10段階:CT補正+30 照準値+25
- 一周目では10段階が開放されるまでにガイキングに乗り換えるため、10段階までの強化は2周目以降となる。
機体BGM 編集
- 「GAIKING」
- OPテーマ。
関連機体 編集
- ガイキング
- 通常のパート1・パート2を使用した本来の形態。
余談 編集
脚注 編集
- ↑ 原作ではこの時点ではピュリアが乗るのはスペリオルスティンガーだが序盤なのでスティンガーになっている。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 東映アニメーション/ガイキング 2025年6月7日閲覧。