インペリアルヴァレイ
インペリアルヴァレイは『スーパーロボット大戦L』の登場メカ。
| インペリアルヴァレイ | |
|---|---|
| 登場作品 | |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦L |
| SRWでの分類 | 機体 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 人型機動兵器 |
| 生産形態 | 量産機 |
| 全高 | 40.0 m[1] |
| 重量 | 290.0 t[1] |
| 動力 | Dコンバーター |
| 開発 | GreAT |
| 所属 | GreAT |
| 主なパイロット |
HL-1 HL |
概要
編集GreATが開発した指揮官用機動兵器。
「単機で戦局を覆せる人型機動兵器」として開発され、さまざまなテクノロジーのテストベッドとなっていた。だが、開発当初は生身の人間や並の制御AIではフルスペックを発揮できず、フルパワーでは1分しか稼働できないという多くの問題を抱えていた。しかし誘拐したクラール・グライフの脳波を解析し、その知識を流用した技術でこれらの問題は解決、拡張性・生産性も向上した。外装フレームがラッシュバードとストレイバードと類似しているのはその為である。また、グライフ博士はこれ以前に本機のプロトタイプの設計に関与しているが、これはGreAT傘下の工場にて生産ラインへの協力を行ったにすぎず、裏の事情は知らされていない。
この機体は原則としてパイロットによる有人制御を前提とされているが、AIでの制御テストも行われていた。これは開発初期における「生身の人間では制御できない」という問題をクリアするための試みであったため、グライフ博士の技術によって問題が解消した後は不要になったが、完成後でも敵の攻撃を回避する補助プログラムなどに活かされている。[2]
高い機動性と頑丈な装甲、強大な火力を併せ持ち、飛行も可能と単機で圧倒的な戦闘能力を発揮できる。また、動力源である「Dコンバーター」のリミットを解除し意図的に暴走させる事で、捕捉困難な超スピードで飛び回りながら戦域全体を巻き込んで自爆するという、悪あがきと言うにはあまりにも厄介な奥の手も持つ。
ナノマシン技術を用いた緊急リペア装置の開発も平行して進められており[3]、一度実装して途中で修復エラーを起こし半端な回復しか得られなかったと言う失敗をするが、その後にHL-1が運用した機体は完成したリペアシステムが搭載され、一瞬で機体のダメージを全回復する機能を手に入れた。
登場作品と操縦者
編集携帯機シリーズ
編集- スーパーロボット大戦L
- 初登場作品。序盤のイベントでセイバーガンダムを撃墜したり、悠を撃退したりするが、本格的な登場はオーブ攻防戦となる。高い装甲とHP、命中率で攻めて来るため、中途半端に強化したユニットだと返り討ちにあう。マクロスFルートではイベント発生まで一切攻撃が当たらない(必中を使っても当たらない)という特別仕様も登場する。
- 最終マップではパイロットごと量産されてわらわらと出て来る。HL-1、及びほぼ同等のステータスのHL4人が乗っており、兵士の乗っている時とは別格の強さを誇る上最前線に現れるのが面倒。
装備・機能
編集- ビームハルベルト
- 両腰にマウントされた白兵戦用の斧。取り外して展開することでビームの刃と穂先を出力する。また、出力を絞ることで単発のビームガンとしても使用可能。
- 攻撃内容としては突撃して両手で突き刺した敵を地面に叩きつけたのち、空中高く打ち上げたところに全速力で追随、両手の斧を合わせて真っ向から斬り付け両断する。
- この手の攻撃としては珍しく、途中で真っ二つにするのではなく地面に叩きつけた勢いを利用して断ち割るという実際の斧に近い挙動を取る。
- ティアーズショット
- ビームハルベルトをマウントしたまま発砲するビームガン。
- インペリアルランチャー
- バックパックとしてマウントされている大口径エネルギーキャノン。機体本体とほぼ同サイズというデカブツであり、通常時は加速用の追加ブースターとして機能する。
- 発砲時には分離・変形した「バスターモード」へ移行、本体とドッキングすることでDエナジーの破壊光線を射出する。
- MDE弾、ブレストファイヤー(のようなもの)
- 第40話にてグロリアが「君たちから得た技術は地球を制圧する上で非常に役に立った」と言い、HL-1にLOTUSに向かって披露するように指示、HL-1機がこの2つを発射して見せる。
- 実際に武装として使ってくることはないが、地球各地の軍事施設制圧に投入されたインペリアルヴァレイにはこれらの武装が追加されているものと思われる。また、これらは披露された一例に過ぎないようなので、他の機体の武器も盗まれている可能性は高い。[4]
移動タイプ
編集- M
- ぴったり40mであるため、通常の基準ならばLでもおかしくないがこのサイズ。携帯機シリーズでは40mクラスはギリギリL判定に入らない模様。
機体BGM
編集- 栄光への『可能性』
- 専用BGM。ボスキャラ恒例の優先曲だが、通常の兵士が乗っている時も流れる珍しいタイプ。
対決・名場面
編集- 対ストライクフリーダムガンダム、インフィニットジャスティスガンダム、デスティニーガンダム
- オーブ攻防戦にて、インペリアルヴァレイを一度撃墜するとイベント開始。「所詮はフリーダム系列の機体」と称する通りストライクフリーダムを遥かに超えるスピードで飛び回りキラが一切反応出来ない程に翻弄し、Dコンバータを暴走させて辺り一帯を焦土に変えようとするGreAT兵だったが、突然割って入ったシンが動きを止め、キラとアスランが挟み撃ちにしての波状攻撃で跡形も無く撃墜する事で爆発を回避する。原作ではすれ違いを重ねて敵対する事が多かったDESTINYの3主人公が一致協力して敵を撃退する名シーン。
- 対ラッシュバード、ストレイバード
- ダンナーベースでの戦闘にて。旗色が悪くなったHL-1が、オーブ攻防戦の時と同じように暴走による自爆を試みる。オーブ攻防戦の際に連携攻撃で自爆を防がれた事を知っており警戒しているHL-1には同じ手は通じず、自爆を止める手立ては無いかと思われたが、土壇場で悠が一鷹に2機のDコンバータのリンクを提言し、ぶっつけ本番で「モード・アーキオーニス」を発動。その大出力は暴走したインペリアルヴァレイをも捕まえ、粉々に粉砕してまたも自爆を防ぐ事に成功したのであった。
関連機体
編集脚注
編集- ↑ 1.0 1.1 エンターブレイン『スーパーロボット大戦L パーフェクトバイブル』357頁。
- ↑ 『L』のマクロスFルートに登場する特別仕様はこの回避プログラムが稼動している状態のものである。それ以降に登場する機体も同様のプログラムが搭載されているものと思われるが、攻撃が当たらなくて困るのはマクロスFルートにて宇宙で交戦した1機のみ。回避プログラムは信頼できるものではないと判断され撤去されてしまったのか、その後のLOTUS各機の技量が回避プログラムなど関係ないレベルに達していたのかは不明。
- ↑ 『L』においてはファクターの理論を応用したものとされている。
- ↑ MDEについてはディメンション・カッターと具体名を出すが、ブレストファイヤー(のようなもの)は、ゲーム中では「あれは、マジンガーの…!」と言われた後に赤い光と共に爆発が起きているだけなので、厳密には何の武器かは不明。マジンガーの炎系の武装と言えばブレストファイヤーしかないが……。