インディゴ・チェイサー

インディゴ・チェイサーとは、『スーパーロボット大戦Y』に登場する部隊。

概要 編集

正式名称は「地球連邦軍第31独立部隊」で、ノーヴィー・ディッケンスミナ・ナライブが軍人時代に所属していた部隊。

主に地球圏外縁部で外宇宙からの敵対勢力の調査・迎撃を担当しており、害虫を寄せ付けない藍色(インディゴ)をイメージカラーとしていた事から「インディゴ・チェイサー(藍色の追撃者)」の愛称で呼ばれていた。

しかし革命戦争の最中、偶発的に遭遇した天帝ラー・ヴァルベルムと、彼の操るエンディーノスによる攻撃を受け、ノーヴィーとミナを残して部隊は壊滅させられてしまう。ノーヴィーは部隊を壊滅させたヴァルベルムの追跡を上申するものの、既にラー・ヴァルの協力者だったエード・ストラディオの手により上申が揉み消された事で結局追跡の許可は下りず、ノーヴィーとミナは深い絶望感と自らの無力さを抱いたまま軍を退役した。

登場作品 編集

単独作品 編集

スーパーロボット大戦Y
初登場作品。ゲーム開始時点で、ノーヴィーとミナを残して既に壊滅済み。

人物 編集

ノーヴィー・ディッケンス
元副司令官。部隊を壊滅させたヴァルベルムの追跡を上申するが、ラー・ヴァルの協力者だったエードに揉み消され、これを機に軍を退役した。
意外にも部隊を壊滅させた張本人であるヴァルベルムに対する怒りや憎しみはないが、一方でその存在を隠蔽した強大な権力に対する自らの無力さに憤りと絶望を感じている。
ミナ・ナライブ
元隊員。ノーヴィーと共に軍を退役しており、ヴァルベルム追跡の上申を握り潰された事が原因で、権力を持った人間に対し絶望と軽蔑感を抱いている。

余談 編集

  • 「第31独立部隊」の「31」という番号は、『Y』が『スーパーロボット大戦30』の次作である事に由来するネタと思われる。
    • ほかに、エチカの「超人類イザナの31番目のクローン」という設定も同様。