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「ある特定の行動を起こしたキャラは、今後死ぬ可能性が極めて高い」というストーリー作品のジンクスを示す[[俗語・俗称|俗語]]。その人物の死亡展開に説得力や悲劇性を持たせるために、[[伏線]]や前フリとして描写される事が多い。有名な所では「俺、この戦いが終わったら…(後に「結婚するんだ」、「国に帰るんだ」等が続く)」発言がある。
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創作において、「ある特定の行動を起こしたキャラは、今後死ぬ可能性が極めて高い」という傾向を示す[[俗語・俗称|俗語]]
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近年では話の展開で自然とそうなる以外に、視聴者に対してミスリードを誘う手段として用いられることや、それ自体をネタにすることもある。
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== 概要 ==
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「フラグ」とは「条件判定」を表すコンピューター用語であり、「死亡フラグ」は端的に言えば「死亡する条件」といった意味合いになる。
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== フラグ回避 ==
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漫画やゲームなど創作物内のキャラクターの言動や経歴が、視聴者・プレイヤーに「この登場人物は今後死にそうだ」と予想させるようなものであった場合、「死亡フラグが立った」と表現される。
ただしあくまでもジンクスでしかないので、フラグを立たせるような行動を起こしたからと言って'''必ずしも死亡するとは限らない'''。また、逆に一度に大量のフラグを立てると、大変な目にあうが生き残ることも多い。
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またメタ的な要素を含む作品でそのことを他人から指摘される(例:「その台詞はまずいって!」etc)と、生き残ることが多い。視聴者だけでなく劇中の人物にもわかるように指摘しているのに、そのまま死んでしまうのは阿呆らしいからだと思われる。
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創作物においてキャラクターを死亡させるに当たり、より物語に深みを持たせ視聴者を没入させるために、死亡に悲劇性を持たせる、といった手法は古来から行われてきた。<ref>有名どころでは「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」等、今後の展望を語った後の戦闘で死ぬ、というものがある。これによって視聴者は、キャラクターの死亡時に、幸せを掴めなかった死亡者の無念や結婚相手の悲しみといった背景にまで思いを馳せ、物語に没入することができる。</ref>こうした手法が多くの創作物で使用された結果、視聴者が慣れてしまい、登場人物の言動から物語の展開が容易に予想できるようになった、という事情によって生まれた言葉である。
   −
そのようなフラグの立ってしまったキャラを救う(=「フラグを折る」等と言われる)、あるいは自力で何とかするキャラを「フラグブレイカー」等と呼称する。アニメにも散見されるが、SRWでは「いかにも死にそうな人物」がそれを担当する。
+
== フラグ回避 ==
 +
ただしあくまでも「傾向がある」というだけで、死亡フラグが立つような行動を起こしたキャラクターが'''必ずしも死亡するとは限らない'''。当然ではあるが、最終的にキャラクターの生死を決めるのは創作者である。逆に、大抵の作品では「[[主人公]]」はどんなに危険な目に遭っても死ぬことはないが、創作者の裁量や物語の都合 (後継者に交代する等) によっては主人公が死んでしまうこともある。
   −
なお[[主人公]]に関しては基本的に'''「主人公であること」自体がフラグブレイカーとして機能'''する。しかし、死亡した後に幽霊となって物語が進行したり、一度死亡するが蘇生したり、物語のラストで死亡したり、下手をすれば死亡と同時に主人公の座から降ろされたりといったケースもあるので、主人公だからといって必ずしも死亡フラグを免れられるわけではない。
+
また、「死亡フラグ」という概念が広く周知されたことで、創作者側も積極的にそれを利用して視聴者のミスリードを誘う、といった手法も生まれている (死亡フラグに該当する行動を散々行っていながら生き残る、等)。ギャグ要素の強い作品では、登場人物自身が「そのセリフは死亡フラグだ」といったメタ的な指摘を行うこともある。
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SRW参戦時のキャラとスパロボのオリジナルキャラでも、あからさまな死亡フラグを立てて本当に死亡してしまう味方キャラが稀にいる。[[スパロボ補正]][[隠し要素]]など死亡が回避される場合では珍しくない。
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物語の展開の一つとして「事前に死亡フラグが立ち、実際に危険な状況に追い込まれたキャラクターが、自力で状況を乗り越えたり他者に救助されて最終的に死なない」といったパターンもあり、そうした死亡フラグを回避するキャラクターは「フラグブレイカー」や「フラグクラッシャー」と呼ばれる。スパロボにおいては、原作で死亡したキャラクターが[[スパロボ補正]][[隠し要素]]によって救出される展開が多く、そのキャラクターのファンにとっては有難い存在である。
    
== SRW参戦作品における主要な死亡フラグ ==
 
== SRW参戦作品における主要な死亡フラグ ==
    
=== 人間関係関連の死亡フラグ ===
 
=== 人間関係関連の死亡フラグ ===
「家族・肉親」「恋人」といった特別な人間関係、または「約束」「絆」に関連した話題に焦点が当たる場合、関連キャラクターが死亡する展開につながるケースは少なくない。
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「家族・肉親」「恋人」といった特別な人間関係、または「約束」「絆」に関連した話題に焦点が当たる場合、関連キャラクターが死亡する展開につながるケースは少なくない。視聴者にとっても「家族を喪う」というのは身近な恐怖であり、感情移入しやすいためである。
    
==== 出撃前に何らかの約束を交わす ====
 
==== 出撃前に何らかの約束を交わす ====
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==== [[主人公]]格キャラの血縁者 ====
 
==== [[主人公]]格キャラの血縁者 ====
代表格の最たるもの。例を挙げるときりがないが、特に父・兄・祖父など男系の血族は危険。また、フラグ以前の話として'''物語開始以前に死亡している設定'''も、この手の作品では珍しくない。
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代表格の最たるもの。主人公が戦場に向かうための強い理由付けになる。例を挙げるときりがないが、特に父・兄・祖父など男系の血族は危険。また、フラグ以前の話として'''物語開始以前に死亡している設定'''も珍しくない。
 
;[[ミューラ・ミゲル]]([[機動戦士Vガンダム]])
 
;[[ミューラ・ミゲル]]([[機動戦士Vガンダム]])
 
:[[アドラステア]]の巨大タイヤに直接潰される。しかもただ死んだのみならず、生首の入ったヘルメットが吹き飛んだ。『Vガンダム』に限らず、[[富野作品]]でも有名な[[トラウマイベント]]の一つである。
 
:[[アドラステア]]の巨大タイヤに直接潰される。しかもただ死んだのみならず、生首の入ったヘルメットが吹き飛んだ。『Vガンダム』に限らず、[[富野作品]]でも有名な[[トラウマイベント]]の一つである。
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;[[モロトフ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]])
 
;[[モロトフ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]])
 
:エビルへの対抗心から独断でブレード抹殺に動くも、そのタイミングはブラスター化の調整中と最悪であり、結果ブラスターブレードのかませ犬に。
 
:エビルへの対抗心から独断でブレード抹殺に動くも、そのタイミングはブラスター化の調整中と最悪であり、結果ブラスターブレードのかませ犬に。
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;[[カロッサ]]、[[メリッサ]]([[ガン×ソード]])
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:[[カギ爪の男|同志]]の命令を無視して独断で出撃した結果両者共に死亡。なお、BD-BOX付属の小冊子『ガン×ソード インタビュー』でプロデューサーの黄樹弐悠氏が「第19話冒頭でいきなり出撃したのは尺の都合で、その前のシーンが大幅にカットされた」という旨の発言をしている。
 
;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]])
 
;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]])
 
:残りわずかな時間でラ・ギアス統一による平穏を目指すべく、シュテドニアス侵攻と言う暴挙に出る。なので、彼の場合は功と言うより「結果を焦った」というべきであろう。
 
:残りわずかな時間でラ・ギアス統一による平穏を目指すべく、シュテドニアス侵攻と言う暴挙に出る。なので、彼の場合は功と言うより「結果を焦った」というべきであろう。
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==== 地球侵略・世界征服、もしくは世界の破滅を企む ====
 
==== 地球侵略・世界征服、もしくは世界の破滅を企む ====
実は、これこそが'''「最大にして最悪の死亡フラグ」である。'''どれほど強大・凶悪・邪悪な存在であっても、版権・オリジナルを問わずこれを企んだ段階で最終的には主人公達に叩き潰され、大半が滅亡・崩壊する運命にある。[[主人公]]が[[ケロロ軍曹|侵略を遂行する側]]であったとしても逃れられることは滅多に無い。しかし、それが転じて「他の文明を滅ぼす存在」として主人公や地球、世界を悪と見做して[[ガイゾック|攻めて]][[エルダー軍|くる]][[アンチスパイラル|勢]][[ゾヴォーク|力]]も存在する。
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実はこれこそが'''「最大にして最悪の死亡フラグ」である。'''どれほど強大・凶悪・邪悪な存在であっても、版権・オリジナルを問わずこれを企んだ段階で最終的には主人公達に叩き潰され、大半が滅亡・崩壊する運命にある。[[主人公]]が[[ケロロ軍曹|侵略を遂行する側]]であったとしても逃れられることは滅多に無い。しかし、それが転じて「他の文明を滅ぼす存在」として主人公や地球、世界を悪と見做して[[ガイゾック|攻めて]][[エルダー軍|くる]][[アンチスパイラル|勢]][[ゾヴォーク|力]]も存在する。
    
なお、該当する敵勢力が地球外の存在の場合、地球と地球人の戦力を「銀河の辺境」「未開の野蛮人」などと呼んで下に見るケースが多く、そこから戦争当初の戦力差をひっくり返されて破滅することになるケースが大半。
 
なお、該当する敵勢力が地球外の存在の場合、地球と地球人の戦力を「銀河の辺境」「未開の野蛮人」などと呼んで下に見るケースが多く、そこから戦争当初の戦力差をひっくり返されて破滅することになるケースが大半。
顕著なのが[[OGシリーズ]]の異星人たちで、地球の戦力を高く評価したのは[[ユーゼス・ゴッツォ]]や[[メキボス]]など一部。[[L5戦役]]以来、内輪揉めの余力だけで侵略者を叩き続けているという状況なのだが、大抵の場合自分たちを高く見積もり地球人を見下しており、結果としてそこから敗北することになる。
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顕著なのが[[OGシリーズ]]の異星人達で、地球の戦力を高く評価したのは[[ユーゼス・ゴッツォ]]や[[メキボス・ボルクェーデ|メキボス]]など一部。[[L5戦役]]以来、内輪揉めの余力だけで侵略者を叩き続けているという状況なのだが、大抵の場合自分たちを高く見積もり地球人を見下しており、結果としてそこから敗北することになる。
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;[[ビアン・ゾルダーク]]
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;[[ガバール帝国]]([[無敵ロボ トライダーG7]])
:来たるべき異星人の侵略に備え武力による世界統一を目論むが、その一方で自身が敗れたときに備えての準備も整えていた。
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:現状、参戦作品の中で唯一このフラグを回避した勢力。[[地球]]の危険性に気付いた[[ザクロン]]が嘘の報告をした事で、侵略を断念した。一方でスパロボではザクロンが戦死したり[[ガイゾック]]に滅ぼされるなど、ろくな目に合っていない。
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]
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;[[ルルーシュ・ランペルージ]]([[コードギアスシリーズ]])
 
:『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』最終盤において、'''本編の主人公でありながら世界([[地球]])征服を成し遂げている'''。しかし後日、彼は[[仮面キャラ|仮面の英雄]]「[[枢木スザク|ゼロ]]」によって討ち取られてしまった。
 
:『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』最終盤において、'''本編の主人公でありながら世界([[地球]])征服を成し遂げている'''。しかし後日、彼は[[仮面キャラ|仮面の英雄]]「[[枢木スザク|ゼロ]]」によって討ち取られてしまった。
 
:もっとも、ルルーシュによる世界征服は「敢えて自分が大悪人となり、(計画を事前に示し合わせておいた)ゼロに討ち取られる事によって世界を平和にする」事を目的とした[[ゼロレクイエム]]の一環として行った壮大な茶番劇である。
 
:もっとも、ルルーシュによる世界征服は「敢えて自分が大悪人となり、(計画を事前に示し合わせておいた)ゼロに討ち取られる事によって世界を平和にする」事を目的とした[[ゼロレクイエム]]の一環として行った壮大な茶番劇である。
 
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;[[ダイマ・ゴードウィン]][[スーパーロボット大戦T]]
;[[ガバール帝国]]
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:UNDとの戦いで戦死したものと思われていたが、最終話にて生きていたことが判明し、銀河統一計画という荒唐無稽な計画を実行しようとした。
:現状、参戦作品の中で唯一このフラグを回避した勢力。[[地球]]の危険性に気付いた[[ザクロン]]が嘘の報告した事で、侵略を断念した。一方でスパロボでは、ザクロンが戦死したり[[ガイゾック]]に滅ぼされるなど、ろくな目に合っていない。
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;[[ダイマ・ゴードウィン]]
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:[[スーパーロボット大戦T]]のオリジナルキャラクターにてラスボス。UNDとの戦いで戦死したものと思われていたが、最終話にて生きていたことが判明し、銀河統一計画という荒唐無稽な計画を実行しようとした。
   
:実際に彼は死ななかったが、'''社会的に死亡した'''と言ったほうがいいかも知れないだろう。また、先述の『敵に向かって「俺は○○(自分の名前)だ」という自己主張をする』にも該当する。
 
:実際に彼は死ななかったが、'''社会的に死亡した'''と言ったほうがいいかも知れないだろう。また、先述の『敵に向かって「俺は○○(自分の名前)だ」という自己主張をする』にも該当する。
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==== サブタイトルが「○○(人物の名前)死す/最期」、あるいはそれに類する存在 ====
 
==== サブタイトルが「○○(人物の名前)死す/最期」、あるいはそれに類する存在 ====
言うまでもなく非常に危険。該当した人物はほぼ確実に死ぬ(例外と言えるのは、劇場版のラストで生還した[[アーサー・ランク|アーサー]]や、ロボットだった為に修復可能かつ超AIも無事だった[[トライボンバー]]、[[フェストゥム]]となって再登場した[[春日井甲洋|甲洋]])。もはや、フラグというより「確定事項」と言った方が正確かもしれない。
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言うまでもなく非常に危険。該当した人物はほぼ確実に死ぬ(例外と言えるのは劇場版のラストで生還した[[アーサー・ランク|アーサー]]や、ロボットだった為に修復可能かつ超AIも無事だった[[トライボンバー]]、[[アルカディア号]]の中央コンピューターに自分の意識を転送した[[大山トチロー|トチロー]]、[[フェストゥム]]となって再登場した[[春日井甲洋|甲洋]])。もはや、フラグというより「確定事項」と言った方が正確かもしれない。
    
;[[あしゅら男爵]]([[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]])
 
;[[あしゅら男爵]]([[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]])
 
:第78話「あしゅら男爵 太平洋に散る!!」(初代テレビ版)
 
:第78話「あしゅら男爵 太平洋に散る!!」(初代テレビ版)
;[[ゴーゴン大公]]([[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]])
  −
:第22話「ゴーゴン大公!! 火山島に散る」
  −
;[[暗黒大将軍]]([[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]])
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:第31話「死闘!! 暗黒大将軍の最後!!」
  −
;[[帝王ゴール]]・大魔人ユラー([[ゲッターロボ]])
  −
:第51話「恐竜帝国のほろびる日」
   
;[[ダイゴウジ・ガイ]]([[機動戦艦ナデシコ ]])
 
;[[ダイゴウジ・ガイ]]([[機動戦艦ナデシコ ]])
 
:第3話「早すぎる『さよなら』!」
 
:第3話「早すぎる『さよなら』!」
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;[[銀貴]]([[百獣王ゴライオン]])
 +
:第6話「勇者銀の死」
 
;[[羽佐間翔子]]([[蒼穹のファフナー]])
 
;[[羽佐間翔子]]([[蒼穹のファフナー]])
 
:第6話「翔空~ぎせい」
 
:第6話「翔空~ぎせい」
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;[[トライボンバー]]([[勇者特急マイトガイン]])
 
;[[トライボンバー]]([[勇者特急マイトガイン]])
 
:第14話「ボンバーズ夕闇に死す?!」。サブタイトルが「?!」だったおかげか上記の通り修理された、だがトライボンバーとしての出番はこの話が最後となった。
 
:第14話「ボンバーズ夕闇に死す?!」。サブタイトルが「?!」だったおかげか上記の通り修理された、だがトライボンバーとしての出番はこの話が最後となった。
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;[[シャッフル同盟|旧シャッフル同盟]]<ref>トリス・スルゲイレフ、アラン・リー、マックス・バーンズ、ナシウス・キルヒャの4人。</ref>([[機動武闘伝Gガンダム]])
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:第15話「戦士の称号!さらばシャッフル同盟」
 
;[[アズベス]]([[機甲界ガリアン]])
 
;[[アズベス]]([[機甲界ガリアン]])
 
:第18話「アズベスの最期」。この回の[[次回予告|予告]]のみ、決まり文句の「お楽しみに!」が無かった。
 
:第18話「アズベスの最期」。この回の[[次回予告|予告]]のみ、決まり文句の「お楽しみに!」が無かった。
;[[銀貴]]([[百獣王ゴライオン]])
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:第6話「勇者銀の死」
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;女官長ヒス(同上)
  −
:第49話「ヒスの最後」
   
;[[マーグ]]([[六神合体ゴッドマーズ]])
 
;[[マーグ]]([[六神合体ゴッドマーズ]])
 
:第19話「マーグ・地球に死す!」
 
:第19話「マーグ・地球に死す!」
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;[[大山トチロー]]([[わが青春のアルカディア 無限軌道SSX]])
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:第21話「闘えトチロー!! 命果つるまで…」。自らの死期を悟り[[アルカディア号]]の中央コンピューターに自分の意識を転送したため「死亡したものの、彼の魂はアルカディア号で生き続ける」という一風変わった位置付けになっている。
 +
;[[ゴーゴン大公]]([[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]])
 +
:第22話「ゴーゴン大公!! 火山島に散る」
 
;[[キラー・ザ・ブッチャー]]([[無敵超人ザンボット3]])
 
;[[キラー・ザ・ブッチャー]]([[無敵超人ザンボット3]])
 
:第22話「ブッチャー最後の日」
 
:第22話「ブッチャー最後の日」
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:第22話「守護~ちから」
 
:第22話「守護~ちから」
 
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]([[コードギアス 反逆のルルーシュ]])
 
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]([[コードギアス 反逆のルルーシュ]])
:第22話「血染めのユフィ」。なお、該当話では返り血で血染めになり、実際に命を落としたのは翌週。
+
:第22話「血染めのユフィ」。なお、該当話では返り血で血染めになり、実際に命を落としたのは第23話。
 
;[[日野道生]]([[蒼穹のファフナー]])
 
;[[日野道生]]([[蒼穹のファフナー]])
 
:第23話「劫掠~おとり」
 
:第23話「劫掠~おとり」
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;[[オズマ・ドラーゴ]]([[銀河烈風バクシンガー]])
 
;[[オズマ・ドラーゴ]]([[銀河烈風バクシンガー]])
 
:第27話「オズマ暗殺」
 
:第27話「オズマ暗殺」
 +
;[[暗黒大将軍]]([[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]])
 +
:第31話「死闘!! 暗黒大将軍の最後!!」
 
;[[岡防衛長官]]([[超電磁マシーン ボルテスV]])
 
;[[岡防衛長官]]([[超電磁マシーン ボルテスV]])
 
:第31話「岡防衛長官空に散る!!」
 
:第31話「岡防衛長官空に散る!!」
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;[[相羽シンヤ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]])
 
;[[相羽シンヤ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]])
 
:第48話「壮烈!エビル死す」
 
:第48話「壮烈!エビル死す」
 +
;女官長ヒス([[百獣王ゴライオン]])
 +
:第49話「ヒスの最後」
 
;[[ブラックオックス]]([[太陽の使者 鉄人28号]])
 
;[[ブラックオックス]]([[太陽の使者 鉄人28号]])
 
:第49話「さらば!ブラックオックス」
 
:第49話「さらば!ブラックオックス」
479行目: 480行目:  
;[[グーラ・キング・Jr.]]([[太陽の使者 鉄人28号]])
 
;[[グーラ・キング・Jr.]]([[太陽の使者 鉄人28号]])
 
:第50話「グーラ王子死す!」
 
:第50話「グーラ王子死す!」
 +
;[[帝王ゴール]]・大魔人ユラー([[ゲッターロボ]])
 +
:第51話「恐竜帝国のほろびる日」
 
;[[ダンゲル将軍]]([[超電磁ロボ コン・バトラーV]])
 
;[[ダンゲル将軍]]([[超電磁ロボ コン・バトラーV]])
 
:第52話「ダンゲル落日に死す!」
 
:第52話「ダンゲル落日に死す!」
487行目: 490行目:  
:なお、リム役の声優は上記の通り死亡フラグとしてネタにされる桑島法子氏だった為、『第2次OG』発売前から「本当に『私に、さよならを』するつもりなのか?」と話題になった。
 
:なお、リム役の声優は上記の通り死亡フラグとしてネタにされる桑島法子氏だった為、『第2次OG』発売前から「本当に『私に、さよならを』するつもりなのか?」と話題になった。
 
;[[チーム・ジェルバ]]([[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]])
 
;[[チーム・ジェルバ]]([[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]])
:バラルの園ルート「草燃ゆる」。ジェルバはスペイン語で「草」の事を言う。ただし壊滅はしたものの、チーム全員が死亡した訳ではない。
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:第33話(バラルの園ルート)「草燃ゆる」。ジェルバはスペイン語で「草」の事を言う。ただし壊滅はしたものの、チーム全員が死亡した訳ではない。
 
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]([[機動戦士Ζガンダム]])
 
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]([[機動戦士Ζガンダム]])
 
:サブタイトルではないが、第7話「サイド1の脱出」の予告にて「ライラを死に招き寄せた」「ライラを撃ち抜いた」と言われ、実際にその話で死亡した。
 
:サブタイトルではないが、第7話「サイド1の脱出」の予告にて「ライラを死に招き寄せた」「ライラを撃ち抜いた」と言われ、実際にその話で死亡した。
;[[シュラク隊]]
+
;[[シュラク隊]]([[機動戦士Vガンダム]])
 
:サブタイトルではないが、[[ヘレン・ジャクソン|ヘレン]]と[[オリファー・イノエ|オリファー]]、メルクリンを除くメンバー全員が次回予告の時点で死亡が示唆される、もしくは死亡シーンが映った。
 
:サブタイトルではないが、[[ヘレン・ジャクソン|ヘレン]]と[[オリファー・イノエ|オリファー]]、メルクリンを除くメンバー全員が次回予告の時点で死亡が示唆される、もしくは死亡シーンが映った。
;[[フレイ・アルスター]]
+
;[[フレイ・アルスター]]([[機動戦士ガンダムSEED]])
 
:サブタイトルではないが、最終話「終わらない明日へ」の放送6日前に発売された『機動戦士ガンダムSEED ORIGINAL SOUNDTRACK III』において「フレイの死」というタイトルの[[BGM]]が有る(実際、最終話において死亡している)。
 
:サブタイトルではないが、最終話「終わらない明日へ」の放送6日前に発売された『機動戦士ガンダムSEED ORIGINAL SOUNDTRACK III』において「フレイの死」というタイトルの[[BGM]]が有る(実際、最終話において死亡している)。
   550行目: 553行目:  
:*[[ギュネイ・ガス]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]])
 
:*[[ギュネイ・ガス]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]])
 
:*[[マリーダ・クルス]]、[[フル・フロンタル]]([[機動戦士ガンダムUC]])
 
:*[[マリーダ・クルス]]、[[フル・フロンタル]]([[機動戦士ガンダムUC]])
 +
:*[[ゾルタン・アッカネン]]([[機動戦士ガンダムNT]])
 
:*[[カロッゾ・ロナ]]([[機動戦士ガンダムF91]])
 
:*[[カロッゾ・ロナ]]([[機動戦士ガンダムF91]])
 
:似たような存在である『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ブーステッドマン]]や『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[エクステンデッド]]もやはり全員死亡している。例外は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の[[カリス・ノーティラス]](人工ニュータイプ)や、『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[超兵]]である[[アレルヤ・ハプティズム]]及び[[ソーマ・ピーリス]]などが挙げられる。
 
:似たような存在である『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ブーステッドマン]]や『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[エクステンデッド]]もやはり全員死亡している。例外は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の[[カリス・ノーティラス]](人工ニュータイプ)や、『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[超兵]]である[[アレルヤ・ハプティズム]]及び[[ソーマ・ピーリス]]などが挙げられる。
644行目: 648行目:  
:また、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』/『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』ではカーメンと親交のある悪役の依頼によって、その者が目障りに思った人物が暗殺される。
 
:また、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』/『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』ではカーメンと親交のある悪役の依頼によって、その者が目障りに思った人物が暗殺される。
 
;[[銀河烈風隊]]の隊士となる([[銀河烈風バクシンガー]])
 
;[[銀河烈風隊]]の隊士となる([[銀河烈風バクシンガー]])
:「'''新選組'''」を作品モチーフに据えた企画段階の時点で、その末路も決定付けられていたようである。史実では生き延びた隊士をモチーフにしたキャラもこちらでは全滅する。彼らの死に様はスタッフからも「'''犬死に'''」とハッキリ言い切られてしまった。ただし、退避した非戦闘員は『烈』の遺志を継ぎ、[[銀河疾風サスライガー|後の時代]]にも関わってくるため、銀河烈風隊が完全に無駄死にしたとも考えにくい。
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:「'''[[江戸時代#新選組|新選組]]'''」を作品モチーフに据えた企画段階の時点で、その末路も決定付けられていたようである。史実では生き延びた隊士をモチーフにしたキャラもこちらでは全滅する。彼らの死に様はスタッフからも「'''犬死に'''」とハッキリ言い切られてしまった。ただし、退避した非戦闘員は『烈』の遺志を継ぎ、[[銀河疾風サスライガー|後の時代]]にも関わってくるため、銀河烈風隊が完全に無駄死にしたとも考えにくい。
 
:*[[ディーゴ・近藤]]
 
:*[[ディーゴ・近藤]]
 
:*[[シュテッケン・ラドクリフ]]
 
:*[[シュテッケン・ラドクリフ]]
658行目: 662行目:  
:『[[装甲騎兵ボトムズ]]』では第5話の予告で「'''キリコも巨大な不発弾、自爆、誘爆、ご用心'''」と言われている。
 
:『[[装甲騎兵ボトムズ]]』では第5話の予告で「'''キリコも巨大な不発弾、自爆、誘爆、ご用心'''」と言われている。
 
:さらに『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』に至っては、第10話の予告で「100年戦争でメルキアが犯した最大の誤り、それは'''ヤツを敵に回した事だ!!'''」とフラグが明言されてしまった。
 
:さらに『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』に至っては、第10話の予告で「100年戦争でメルキアが犯した最大の誤り、それは'''ヤツを敵に回した事だ!!'''」とフラグが明言されてしまった。
 +
:『T』では[[アンジェラ・バルザック]]が保安局からの命により当初キリコの討伐を目標としており敵対していた時期があった。が、フラグが立つ前に殺す事を諦めてしまった為に死亡することはなかった。
 
;男一人女二人の[[三角関係]]になる([[マクロスシリーズ]])
 
;男一人女二人の[[三角関係]]になる([[マクロスシリーズ]])
 
:この展開になった場合物語の終盤、或いは物語終了後の後日談で'''主要人物が消息不明になる事が多い'''。尤も、[[ガルド・ゴア・ボーマン|男二人女一人の三角関係でも死亡した例]]があるので絶対安全とは言えないが…、
 
:この展開になった場合物語の終盤、或いは物語終了後の後日談で'''主要人物が消息不明になる事が多い'''。尤も、[[ガルド・ゴア・ボーマン|男二人女一人の三角関係でも死亡した例]]があるので絶対安全とは言えないが…、
680行目: 685行目:  
==== [[バンプレストオリジナル]] ====
 
==== [[バンプレストオリジナル]] ====
 
;[[シュウ・シラカワ]]の怒りを買う([[旧シリーズ]]、[[αシリーズ]]、[[魔装機神シリーズ]]、[[OGシリーズ]])
 
;[[シュウ・シラカワ]]の怒りを買う([[旧シリーズ]]、[[αシリーズ]]、[[魔装機神シリーズ]]、[[OGシリーズ]])
:他人から利用されることや自身の自由を阻害されることを非常に嫌うというシュウの性質上、悲惨な最期を遂げるキャラも少なくない。
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:他人から利用されることや自身の自由を阻害されることを非常に嫌うというシュウの性質上、悲惨な最期を遂げるキャラも少なくない。また、直接危害を加えなくても、シュウが恩を感じるなど彼にとって大切な存在に危害を加えた場合においても、敵討ちという形で始末の対象とされる。
 
:;[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]]
 
:;[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]]
 
::シュウに裏切られた挙句[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]復活の生贄に捧げられて死亡。復活後も懲りずにシュウを利用しようとした結果ブラックホールクラスターで無敵モードを解除され、またしてもシュウに滅ぼされた。
 
::シュウに裏切られた挙句[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]復活の生贄に捧げられて死亡。復活後も懲りずにシュウを利用しようとした結果ブラックホールクラスターで無敵モードを解除され、またしてもシュウに滅ぼされた。
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::怒らせ過ぎてしまい、[[R-GUNリヴァーレ]]の装甲が固着化する前に不意打ちをぶち込まれて退散させられたことがある。もちろんしばらく経ってから死亡。
 
::怒らせ過ぎてしまい、[[R-GUNリヴァーレ]]の装甲が固着化する前に不意打ちをぶち込まれて退散させられたことがある。もちろんしばらく経ってから死亡。
 
:;[[リー・リンジュン]]
 
:;[[リー・リンジュン]]
::『[[OG2]]』では死亡。『OGs』では一命を取り留めるも『第2次OG』で花と散る。この男の場合は前述の「心を入れ替える」にも該当。
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::『[[OG2]]』では死亡。『OGs』では一命を取り留めるも『第2次OG』で花と散る。この男の場合は後半は前述の「心を入れ替える」にも該当。
 
:;[[アインスト・アルフィミィ]]、[[アクセル・アルマー]]
 
:;[[アインスト・アルフィミィ]]、[[アクセル・アルマー]]
 
::こちらも『OG2』では死亡。『[[OGs]]』でも死亡した…かに見えたが、その後『OG外伝』で文字通り共に復活。ただし両名ともその過程で瀕死の状態に陥っており、フラグを完全に回避したわけではない。
 
::こちらも『OG2』では死亡。『[[OGs]]』でも死亡した…かに見えたが、その後『OG外伝』で文字通り共に復活。ただし両名ともその過程で瀕死の状態に陥っており、フラグを完全に回避したわけではない。
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