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*バグで機体に乗れなくなった(『F完結編』)
 
*バグで機体に乗れなくなった(『F完結編』)
 
*洗脳されて、[[ズール皇帝|敵の親玉]]が[[正義]]だと大迷言を残す(『64』)
 
*洗脳されて、[[ズール皇帝|敵の親玉]]が[[正義]]だと大迷言を残す(『64』)
*他作品のキャラを[[説得]]するイベントがある(『L』、『第3次Z』)
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*[[挑発|唯一の精神コマンド]]を持つ(『α』)
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*[[中島宗美|他作品のキャラ]]を[[説得]]するイベントがある(『L』、『第3次Z』)
 
等、どういう訳か変な方向に目立つことが多く、一部プレイヤーからは「五飛」をそのまま日本語読みした「'''ごひ'''」のあだ名でネタキャラ扱いされ愛されている。上記にある通り原作再現の影響もあり敵として登場する展開も多く、その頑固な性格や正義に拘るあまりに飛び出す迷言も少なくない。しかし、鋭く真理を突いた台詞を発する機会も少なくなく、そこからも彼の人間性を窺い知る事ができる。『SC2』や『L』、『第2次Z』では、特に後者の傾向が強い。なお、[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]氏曰く、五飛の扱いについてはユーザーがクロスオーバーを期待する事もありかなり悩まされているとのこと<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第788回より。</ref>。
 
等、どういう訳か変な方向に目立つことが多く、一部プレイヤーからは「五飛」をそのまま日本語読みした「'''ごひ'''」のあだ名でネタキャラ扱いされ愛されている。上記にある通り原作再現の影響もあり敵として登場する展開も多く、その頑固な性格や正義に拘るあまりに飛び出す迷言も少なくない。しかし、鋭く真理を突いた台詞を発する機会も少なくなく、そこからも彼の人間性を窺い知る事ができる。『SC2』や『L』、『第2次Z』では、特に後者の傾向が強い。なお、[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]氏曰く、五飛の扱いについてはユーザーがクロスオーバーを期待する事もありかなり悩まされているとのこと<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第788回より。</ref>。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
:初登場作品。敵として登場。なお、『W』系ガンダムパイロットで、彼だけは『F完結編』の終盤戦まで仲間にならない。超強気な[[性格]]と[[シェンロンガンダム]]の移動後攻撃に注意したい。しかし、乗機の[[シェンロンガンダム]]が密着時の空中への攻撃手段が威力の低いバルカンしかない為、大抵は飛行ユニットに四方を囲まれてタコ殴りにされる運命。
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:初登場作品。敵として登場。なお、『W』系ガンダムパイロットで、彼だけは『F完結編』の終盤戦まで仲間にならない。超強気な[[性格]]と[[シェンロンガンダム]]の移動後攻撃に注意したい。しかし、乗機の[[シェンロンガンダム]]は最大射程2しかない上に、空中への攻撃手段に至っては射程1で威力の低いバルカンしかない為、大抵は飛行ユニットに四方を囲まれてタコ殴りにされる運命。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:他の『W』系パイロットと違い、無条件でDCルートとポセイダルルートの両方で仲間になる。ただし、ポセイダルルートでは「敗者への凱歌」開始時に加入し3話しか使用できず、DCルートでは「ファイナル・オペレーション」中に加入し2話しか使用できない。加入時期の遅さの割に、能力も機体とも飛びぬけたものはなく、[[必中]]や[[集中]]を持たず、[[2回行動]]もできないので使用される事はまずない。
+
:他の『W』系パイロットと違い、無条件でDCルートとポセイダルルートの両方で仲間になる。
:また、どういう訳かW系では唯一[[乗り換え]]が不可能な設定がされており、他のパイロットが[[アルトロンガンダム]]に乗り換えを行うと、五飛は二度と機体に搭乗することができなくなるという謎の仕様があるので注意。これはアルトロンガンダムが「ガンダムW系(ガンダム&[[トールギス]]系)」の乗り換えタイプに属しているにもかかわらず、五飛は(恐らくミスにより)大半のスーパー系などと同じ「乗り換え不可」タイプに属しているため。
+
:ポセイダルルートでは「運命の炎のなかで」でNPCとして参戦し、「敗者への凱歌」開始時に正式に加入する。僅か3話しか使用できない上、「運命の炎のなかで」では敵陣に突っ込みほぼ間違いなく袋叩きにあって撃墜されるため、何とも情けない印象を受ける。
:[[サリィ・ポォ]]が組織している中立機関の一員として登場しているが、もっと重要なはずのトレーズとの因縁は'''皆無'''であり、ガンダムW勢力では特に冷遇されている。ポセイダルルートに至っては出オチ要員にされる。
+
:DCルートでは「復讐の刃」で同じくNPCとして参戦し、「ファイナル・オペレーション」中に正式に加入、たったの2話しか使用できない。しかも「復讐の刃」では勝手に[[ミヤマ・アスフィー|アスフィー]]を攻撃し、彼女の説得フラグをへし折るという迷惑行為をしてくれる。同シナリオでは[[ワザン・ルーン|ワザン]]と[[チャイ・チャー|チャイ]]の撃墜がポセイダル軍の撤退条件でもあるため、いらん事をしでかす前にマップ兵器で葬った方がいい。
 +
:上記のような多数の難点がある割に、能力値は[[技量]]に優れる程度。格闘値は[[シャア・アズナブル|クワトロ]]より少し高い程度しかなく、回避・命中・反応に至ってはスーパー系とどっこいという低さ、[[必中]]や[[集中]]を持たず[[2回行動]]もできない。アルトロンも素のサンドロックに劣る攻撃力しかなく、機体性能も同時期or先に加入するデスサイズヘル以下、五飛共々使用される事はまずなく、加入時点で[[二軍|倉庫番]]が妥当だろう。
 +
:さらに追い討ちをかけるように、どういう訳かW系では唯一[[乗り換え]]が不可能な設定がされており、他のパイロットが[[アルトロンガンダム]]に乗り換えを行うと、五飛は二度と機体に搭乗する事ができなくなるという謎の仕様があるので注意。これはアルトロンが「ガンダムW系」の乗り換えタイプに属しているにもかかわらず、五飛は(恐らくミスにより)大半のスーパー系と同じ「乗り換え不可」タイプに属しているためである。
 +
:[[サリィ・ポォ]]が組織している中立機関の一員として登場しているが、もっと重要なはずのトレーズとの因縁は'''皆無'''であり、シナリオ・パイロット・機体全てにおいて、ガンダムW勢力では特に冷遇されている。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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:TV版基準で進行することもあり、序盤は他のパイロット共々敵として登場した後、中盤を過ぎた辺りで合流。本作では[[主人公]]の特殊誕生日で習得する以外では唯一の[[精神コマンド]][[挑発]]を持つパイロットで、強敵の釣り出しや[[バグ (ゲーム)|バグ]]を利用した[[資金]]稼ぎには無くてはならない存在。ただし回避が[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]同様リアル系とは思えないくらい低く設定されている。
 
:TV版基準で進行することもあり、序盤は他のパイロット共々敵として登場した後、中盤を過ぎた辺りで合流。本作では[[主人公]]の特殊誕生日で習得する以外では唯一の[[精神コマンド]][[挑発]]を持つパイロットで、強敵の釣り出しや[[バグ (ゲーム)|バグ]]を利用した[[資金]]稼ぎには無くてはならない存在。ただし回避が[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]同様リアル系とは思えないくらい低く設定されている。
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
::『α外伝』準拠のステータスに調整されたため安定した回避力を得ているが、[[魂]]を習得しなくなった。DC版では主人公が挑発を習得するパターンが無くなったため、本作で唯一の[[挑発]]持ちとなる。DC版追加ルートの終盤のボス攻略では欠かせない役割となる。
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::『α外伝』準拠のステータスに調整されたため安定した回避力を得ているが、[[魂]]を習得しなくなった。DC版では主人公が挑発を習得するパターンが無くなったため、本作で唯一の挑発持ちとなる。DC版追加ルートの終盤のボス攻略では欠かせない役割となる。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 
:現代編では『Endless Waltz』のストーリーに準じて最初は[[マリーメイア軍]]に所属し、敵として登場する。[[隠し要素/α外伝|隠し要素]]で早期に仲間になる。未来世界では[[トロワ・バートン|トロワ]]はともかく、何故かセニア、ミオ、プレシア達と共に行動していた。その際、プレシアの戦う理由について知る場面もあるが、基本的に未来編での出番はあまりない。
 
:現代編では『Endless Waltz』のストーリーに準じて最初は[[マリーメイア軍]]に所属し、敵として登場する。[[隠し要素/α外伝|隠し要素]]で早期に仲間になる。未来世界では[[トロワ・バートン|トロワ]]はともかく、何故かセニア、ミオ、プレシア達と共に行動していた。その際、プレシアの戦う理由について知る場面もあるが、基本的に未来編での出番はあまりない。
:本作から回避がリアル系らしく高くなった。機体の相性はナタクより[[ガンダムデスサイズヘルカスタム]]との相性がバツグンで、底力が発動すればビームシザースのCT補正と相成ってクリティカルを連発する。デュオ、トロワ、カトル同様本作から[[]]を習得しなくなってしまった。W系ガンダムパイロットは5人それぞれに[[信頼補正]]があるため、5人固めて運用することで目視で確認はできないが計算上[[気力]]が150以上になる。現代編ではヒイロに[[DVE]]があるのに対し、彼は台詞の新録が行われていないのでちょっと寂しくあるかもしれない。
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:本作から回避がリアル系らしく高くなった。[[アルトロンガンダムカスタム]]より[[ガンダムデスサイズヘルカスタム]]との相性が抜群で、底力が発動すればビームシザースのCT補正と相まってクリティカルを連発する。[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]、トロワ同様、本作から魂を習得しなくなってしまった。W系ガンダムパイロットは5人それぞれに[[信頼補正]]があるため、5人固めて運用することで目視で確認はできないが、計算上[[気力]]が150以上になる。現代編では[[ヒイロ・ユイ]]に[[DVE]]があるのに対し、彼は台詞の新録が行われていないのが少し寂しい。
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:台詞に新規収録が入った。[[加速]][[不屈]]を覚えるためサブ要員として非常に優秀。地形適応や移動力に不安があるなら[[トーラス]]に乗り換えさせる手もある。メインとして見る場合、低消費の[[必中]]&小隊長能力「反撃時の攻撃力+20%」を活かした反撃戦法は強力だが、[[成長タイプ]]がスーパー系寄りで回避が低く、防御系コマンドも[[不屈]]しかないので守りには不安がある。装甲の高いサンドロックか、[[分身]]持ちのデスサイズに乗せ換えるのも手。どちらもアルトロンに無い全体攻撃を持っているし、後者なら[[気迫]]も活かせる。[[カウンター]]を覚えさせればさらに万全。[[射撃]]は低いが[[ゼロシステム]]や[[MAP兵器]]を素早く解禁できるので速攻性重視ならゼロカスタム及びウイングガンダムも選択肢に入る。なお、[[αシリーズ]]で唯一、一度も敵として登場しない。
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:台詞に新規収録が入った。[[αシリーズ]]では唯一、一度も敵として登場しない。
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:小隊長としては低消費の[[必中]][[小隊長能力]]『反撃時の攻撃力+20%』を生かした反撃戦法が強力だが、[[成長タイプ]]がスーパー系寄りで回避が低く、防御系コマンドも[[不屈]]しかないので守りに不安が残る。装甲の高い[[ガンダムサンドロックカスタム]]か、[[分身]]持ちのデスサイズに乗せ換えるのも手。どちらもアルトロンにない[[全体攻撃]]を持っているし、後者なら[[気迫]]も活かせる。[[射撃 (能力)|射撃]]は低いが、気迫で[[ゼロシステム]]や[[マップ兵器]]を素早く解禁できるので、速攻性重視なら[[ウイングガンダムゼロカスタム]]も選択肢に入る。[[カウンター]]を習得すればさらに万全。
 +
:小隊員としては便利な[[加速]]と[[直撃]]持ちで優秀、しかし乗機のアルトロンが小隊員としては微妙な性能なのがネック。別機体に乗り換えるのも手だが[[援護攻撃]]持ちなのでそれを生かせるアルトロンを降りるのは惜しい。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:序盤は[[トロワ・バートン|トロワ]]共々[[ザフト]]に所属しておりルートによっては敵として登場するが、序盤のリアル系主人公ルートの終わり頃と比較的早い時期からトロワと共に[[αナンバーズ]]に復帰する。[[セレーナ・レシタール]][[主人公]]に選ぶと、[[イザーク・ジュール]]と衝突する姿を見られる。
+
:リアル系ルート序盤ではトロワと共に[[ザフト]]に所属。潜入のためではなく本気の所属である。トロワと違って[[αシリーズ]]は最早お馴染みの感もあるが…。[[αナンバーズ]]側の[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]ルートでは敵対、逆に同じくザフトに身を寄せる[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]ルートでは味方として[[αナンバーズ]]と相対するが、いずれにせよ分岐終了までにαナンバーズに戻る。セレーナルートでは[[イザーク・ジュール]]と衝突する場面も。
 +
:『第2次α』から[[加速]]・不屈・気迫の消費SPが軽減した他、[[直撃]]の適用範囲が広がり、有用性が向上。デュオもそうだが成長タイプが変わり、回避がトップクラスになった。乗機のW系ガンダムも新たに[[小隊攻撃]]武器が追加されるなど使いやすくなっている。アルトロンは相変わらず全体攻撃武器を持たないため、小隊長能力を生かすならデスサイズに乗り換えたいところだが、デュオの小隊長能力も優秀なため好みになるか。アルトロンと違いデスサイズでは[[援護攻撃]]が生かしづらいので、その辺りは一長一短。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
:EW版設定。そのため前半は敵として登場、相変らずヒイロを狙うので対処は簡単。今回も(?)セイナとの共闘、そしてEWシナリオ終了後でも流浪中のままだが(アマルガムと組む時期もある)、最終的には星刻との旅で迷いを振り切り、香港でZ-BLUEと合流する。マリーメイア軍在籍時のアイコンは制服だが、制服版がカットイン無し。
 
:EW版設定。そのため前半は敵として登場、相変らずヒイロを狙うので対処は簡単。今回も(?)セイナとの共闘、そしてEWシナリオ終了後でも流浪中のままだが(アマルガムと組む時期もある)、最終的には星刻との旅で迷いを振り切り、香港でZ-BLUEと合流する。マリーメイア軍在籍時のアイコンは制服だが、制服版がカットイン無し。
:なお、本作では彼自身が別作品のキャラクターに説得されることになる(21話では追加Zチップとサーペント販売条件の一つ、ミスリル36話は隠しルート条件の一つ)。
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:なお、本作では彼自身が[[紅月カレン|別作品のキャラクター]]に説得されることになる(21話では追加Zチップとサーペント販売条件の一つ、ミスリル36話は隠しルート条件の一つ)。
 
:能力はいつも通りだが、[[闘志]]・[[直撃]]を持ちアルトロンがサブ向けなのでそのままサブ要員として育成するのが使いやすい。
 
:能力はいつも通りだが、[[闘志]]・[[直撃]]を持ちアルトロンがサブ向けなのでそのままサブ要員として育成するのが使いやすい。
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:難点は加入が遅すぎる点。終盤に差し掛かったあたりでの加入となる点が厳しい。序盤の終わりのEWシナリオ終了から長く流浪していたのが惜しまれる。
 
:ちなみに、今回は彼の64での迷言が[[マーグ|別の人物]]によって発言される。
 
:ちなみに、今回は彼の64での迷言が[[マーグ|別の人物]]によって発言される。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
:[[アルトロンガンダムカスタム|アルトロンカスタム]]固定パイロット。『EW』なので中盤終わり頃に敵として登場。しかし、ナタクが味方時と能力差が皆無のため、大抵スーパーロボットの[[必中]]攻撃で一撃で撃墜される。ちなみに『W』系ガンダムパイロットで彼だけ初期で[[自爆]]を覚えておらず、最後に覚える[[精神コマンド]]が[[自爆]]となっている。原作で、一番最後に機体を爆破させたのを反映しているのかもしれない。
 
:[[アルトロンガンダムカスタム|アルトロンカスタム]]固定パイロット。『EW』なので中盤終わり頃に敵として登場。しかし、ナタクが味方時と能力差が皆無のため、大抵スーパーロボットの[[必中]]攻撃で一撃で撃墜される。ちなみに『W』系ガンダムパイロットで彼だけ初期で[[自爆]]を覚えておらず、最後に覚える[[精神コマンド]]が[[自爆]]となっている。原作で、一番最後に機体を爆破させたのを反映しているのかもしれない。
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:ルート次第では第27話で[[説得]]できる。その場で加入するが五飛の初期位置と他の敵の間に広大な森があるためたどり着く前にクリアしてしまう可能性が高い。撃墜した場合と展開に違いはないので説得するメリットが全くない。
 
:「戦いこそが、兵士たちの心の拠り所となる」と言って[[シャドウミラー]]に協力していたため、最終決戦にてヴィンデルとレモンにその事について言及され、言葉を無くしてしまう。しかし、ヒイロやデュオらガンダムパイロット勢の言葉に救われる。
 
:「戦いこそが、兵士たちの心の拠り所となる」と言って[[シャドウミラー]]に協力していたため、最終決戦にてヴィンデルとレモンにその事について言及され、言葉を無くしてしまう。しかし、ヒイロやデュオらガンダムパイロット勢の言葉に救われる。
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
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『F』~『α』では「挑発」が代名詞。特に『α』では特定誕生日の主人公を除けば唯一の「挑発」持ちであり、主人公が覚えられなくなったDC版『α』では強敵攻略に欠かせない存在であった。だが『α外伝』以降は「挑発」も「魂」も修得しなくなり、価値が下落。
 
『F』~『α』では「挑発」が代名詞。特に『α』では特定誕生日の主人公を除けば唯一の「挑発」持ちであり、主人公が覚えられなくなったDC版『α』では強敵攻略に欠かせない存在であった。だが『α外伝』以降は「挑発」も「魂」も修得しなくなり、価値が下落。
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『第2次α』『第3次α』では「加速」「不屈」「直撃」といった小隊員が持ってて嬉しい精神が揃って重宝され、同種のパイロットを指して「ごひ族」というスラングが生まれるまでになった。その反面、以降のタイトルでは集中を覚えない傾向になってきたため、自身がメインに立って反撃戦法を行うのは向かない。
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『第2次α』『第3次α』では「加速」「直撃」といった小隊員が持ってて嬉しい精神が揃っており、同種のパイロットを指して「ごひ族」というスラングが生まれるまでになった。その反面、以降のタイトルでは集中を覚えない傾向になってきたため、自身がメインに立って反撃戦法を行うのは向かない。
    
それに加えて他の『W』系パイロット達も戦闘に特化した精神コマンドに統一されてきたため、没個性化してきた感がある。
 
それに加えて他の『W』系パイロット達も戦闘に特化した精神コマンドに統一されてきたため、没個性化してきた感がある。
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
:'''闘争心(五飛)'''
 
:'''闘争心(五飛)'''
:攻撃力に補正がかかる。気力が105、125以上のとき、ステージ中一度だけ「熱血」(レベルが上がると「不屈」も追加される)がかかる。
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:攻撃力が増加する。気力が105、125以上のとき、ステージ中一度だけ「熱血」(レベルが上がると「不屈」も追加される)がかかる。
 
:'''[[アタッカー]](五飛)'''
 
:'''[[アタッカー]](五飛)'''
:照準値に補正がかかる。レベルが上がると攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
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:照準値が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する(LV10で追加される)。
 
:'''[[見切り]](五飛)'''
 
:'''[[見切り]](五飛)'''
:照準値と全ての攻撃の与ダメージが増加。
+
:照準値・全ての攻撃の与ダメージが増加する。
    
=== [[小隊長能力]] ===
 
=== [[小隊長能力]] ===
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。
 
:元々自前で修得するためSPの節約になる、程度。
 
:元々自前で修得するためSPの節約になる、程度。
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:しかし、『第2次Z』はバリア持ちや小型の雑魚が非常に多い為、メリット自体は大きい。
 
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に、「不屈」がかかる。
 
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に、「不屈」がかかる。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。
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==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
 
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
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:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では五飛の言う「切り捨てられた兵士」の代表格であったが、他ならぬ彼に後押しされたことが[[シャドウミラー]]と決別する最後のきっかけとなった。
 
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、戦いが終わった環境での戦士の悲しみについて説かれるが、戦いの中で覚醒した[[ニュータイプ]]の彼の説く言葉は、五飛には理解しがたいものだった。
 
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、戦いが終わった環境での戦士の悲しみについて説かれるが、戦いの中で覚醒した[[ニュータイプ]]の彼の説く言葉は、五飛には理解しがたいものだった。
 
;[[シャア・アズナブル]]
 
;[[シャア・アズナブル]]
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:ノインにとっては屈辱以外の何物でもなかっただろう。もっとも五飛からすれば覚悟も技量も劣る兵士を相手に戦うのが馬鹿馬鹿しくなったのであろう。
 
:ノインにとっては屈辱以外の何物でもなかっただろう。もっとも五飛からすれば覚悟も技量も劣る兵士を相手に戦うのが馬鹿馬鹿しくなったのであろう。
 
;「力の無い者がウロウロするなぁーっ!!」<br />「敵が弱いと、戦った後虚しくなるんだ!くそおおおおおお!!」
 
;「力の無い者がウロウロするなぁーっ!!」<br />「敵が弱いと、戦った後虚しくなるんだ!くそおおおおおお!!」
:同上。散々暴れた後、狼の群れに対して怒鳴る五飛。彼が戦士に要求するものが垣間見える。1行目は戦闘台詞に採用。
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:同上。散々暴れた後、ハイエナの群れに対して怒鳴る五飛。彼が戦士に要求するものが垣間見える。1行目は戦闘台詞に採用。
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:ちなみにハイエナ達は五飛を自分達より強者と認識し、そのまま逃げ去っている。
 
;「分かっているのか!? 貴様たちはまんまとOZの罠に乗せられたのだぞ」
 
;「分かっているのか!? 貴様たちはまんまとOZの罠に乗せられたのだぞ」
 
:第7話より。ニューエドワーズ基地でヒイロがノベンタ元帥のシャトルを撃墜してしまった後に初めて他のガンダムパイロット達と邂逅した時の台詞。連合内部の和平論者の一掃というオペレーション・デイブレイクの狙い、そして黒幕のトレーズの存在まで掴んでいたのはこの時点では五飛だけであった。
 
:第7話より。ニューエドワーズ基地でヒイロがノベンタ元帥のシャトルを撃墜してしまった後に初めて他のガンダムパイロット達と邂逅した時の台詞。連合内部の和平論者の一掃というオペレーション・デイブレイクの狙い、そして黒幕のトレーズの存在まで掴んでいたのはこの時点では五飛だけであった。
592行目: 604行目:  
;「策ではない。…こんな状況でも絶望に打ちひしがれずに笑っていられるお前達に賭けるだけだ」
 
;「策ではない。…こんな状況でも絶望に打ちひしがれずに笑っていられるお前達に賭けるだけだ」
 
:同話におけるシナリオエンドデモにおいて、クロウから「現状を打開する策があるのか」と問われて。
 
:同話におけるシナリオエンドデモにおいて、クロウから「現状を打開する策があるのか」と問われて。
 
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;「あの男は、この国の弱い人間を自分の目的のための駒にしようとしているに過ぎない」<br/>デュオ「その根拠は?」<br/>「直感だ。本能が奴の危険さを告げている」
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:第24話[[エリア11]]ルート「ナリタ攻防戦」にて、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]([[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]])の危険性を語る。[[玉城真一郎|玉城]]からは「いいがかりじゃねえかよ!」と反論されるも、事実真相には近いものだった。
 
'''[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]'''
 
'''[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]'''
 
;「天子…お前の夫となる男は既にお前を置いて逃げた…そのような男とお前は添い遂げる気か?」<br />「結婚とは永遠の約束だ…。それを軽んじるな」<br />「だから、俺はこの結婚を…こんな茶番を用意したものを許さない!」
 
;「天子…お前の夫となる男は既にお前を置いて逃げた…そのような男とお前は添い遂げる気か?」<br />「結婚とは永遠の約束だ…。それを軽んじるな」<br />「だから、俺はこの結婚を…こんな茶番を用意したものを許さない!」
602行目: 615行目:  
:同上。戦闘後の会話。対トレーズ以上のマジギレである。それだけ五飛にとって妹蘭との記憶は大事なものであり、それを利用した次元獣への怒りもひとしおなのだろう。
 
:同上。戦闘後の会話。対トレーズ以上のマジギレである。それだけ五飛にとって妹蘭との記憶は大事なものであり、それを利用した次元獣への怒りもひとしおなのだろう。
 
;「逆に言えば奴の正体がブリタニアの皇子である事や、魔法を持っているというだけで…シュナイゼルの誘導に乗った事の方が問題だな」
 
;「逆に言えば奴の正体がブリタニアの皇子である事や、魔法を持っているというだけで…シュナイゼルの誘導に乗った事の方が問題だな」
:[[ゼロレクイエム]]ルートで[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を追放した[[黒の騎士団]]の面々に対して。戦略眼か直感か、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]の深謀を危険視すると共に、[[黒の騎士団]]の面々の浅はかさを非難する。
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:[[ゼロレクイエム]]ルートでゼロを追放した[[黒の騎士団]]の面々に対して。戦略眼か直感か、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]の深謀を危険視すると共に、[[黒の騎士団]]の面々の浅はかさを非難する。
 
;「…ゼロ。お前は自らの行いに対して責任を取る男のはずだ」<br />「事実、あの虐殺の後、お前が黒の騎士団をZEXISに参加させたのは償いの意味もあったのだろう」<br />「今こうして罪を告白した今、お前の責任の取り方を聞かせろ」
 
;「…ゼロ。お前は自らの行いに対して責任を取る男のはずだ」<br />「事実、あの虐殺の後、お前が黒の騎士団をZEXISに参加させたのは償いの意味もあったのだろう」<br />「今こうして罪を告白した今、お前の責任の取り方を聞かせろ」
:第50話黒の騎士団ルート「皇帝失格」より。全てを告白した[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]=ゼロに対して。事に[[行政特区日本]]の一件に関して、「許されない事」と責めるも、彼の本質を知り、彼を信じているからこそ、彼の責任…覚悟を改めて問う。
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:第50話黒の騎士団ルート「皇帝失格」より。全てを告白したルルーシュ=ゼロに対して。事に[[行政特区日本]]の一件に関して、「許されない事」と責めるも、彼の本質を知り、彼を信じているからこそ、彼の責任…覚悟を改めて問う。
 
;「だが忘れるな、ゼロ。お前が再び道を誤る時が来たら、俺がお前を討つ」
 
;「だが忘れるな、ゼロ。お前が再び道を誤る時が来たら、俺がお前を討つ」
 
:黒の騎士団ルートエンディングにて。ゼロは「そうならないように努力するさ」と返したが……案の定、時獄篇で[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|他ならぬ五飛が迷走してしまった]]。
 
:黒の騎士団ルートエンディングにて。ゼロは「そうならないように努力するさ」と返したが……案の定、時獄篇で[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|他ならぬ五飛が迷走してしまった]]。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
'''[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])'''
 
'''[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])'''
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;「だから戦士はいらんのか!? 戦争のためだけに生きた兵士は切り捨てるのか! かつて、英雄とまで呼ばれながら、戦争が終わったあとは危険人物として扱われた者を俺は知っている!」
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:第26話マリーメイア軍ルート「永遠への回帰」or「リターン・トゥ・フォーエヴァー」。原作通りの五飛の言葉に、さらに他作品における「切り捨てられた兵士」の代表格、まさにその実例が加わり言葉の重みが増している。その当人である[[アムロ・レイ]]はこの場では沈黙を貫いていたが…。
 
;五飛「戦いは兵士で決するものではない…そうなのか…?」<br/>アムロ「戦うのは兵士さ。だが、戦いを続けさせるのも、終わらせるのも…それは兵士に限らない、人の意志の力だ」<br/>五飛「…さらばだ、シャドウミラー。俺たちの戦いは終わっていた。そして、これから新しい戦いが始まる…!」
 
;五飛「戦いは兵士で決するものではない…そうなのか…?」<br/>アムロ「戦うのは兵士さ。だが、戦いを続けさせるのも、終わらせるのも…それは兵士に限らない、人の意志の力だ」<br/>五飛「…さらばだ、シャドウミラー。俺たちの戦いは終わっていた。そして、これから新しい戦いが始まる…!」
:第27話「あなたがいて、私がいる」or「エンドレス・ワルツ」。マリーメイア軍に対して蜂起し、自らの手で平和をつかみ取ろうとする平和解放軍の姿をヒイロによって見せられ…[[アムロ・レイ]]の最後の一押しに応じて、[[ヴィンデル・マウザー]]の語る「戦争の中でしか生きられない業」という言葉を捨て、[[シャドウミラー]]との決別に踏み切る。
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:第27話「あなたがいて、私がいる」or「エンドレス・ワルツ」。マリーメイア軍に対して蜂起し、自らの手で平和をつかみ取ろうとする平和解放軍の姿をヒイロによって見せられ…アムロの最後の一押しに応じて、[[ヴィンデル・マウザー]]の語る「戦争の中でしか生きられない業」という言葉を捨て、[[シャドウミラー]]との決別に踏み切る。
 
:なお、五飛を説得した場合はこのまま自軍に加入するが、撃墜した場合でも撃破時に同じイベントが発生し、シナリオ終了後に仲間になる。戦力的には撃墜した方が圧倒的にお得なため、だいたいは撃墜でイベントが発生することになる。
 
:なお、五飛を説得した場合はこのまま自軍に加入するが、撃墜した場合でも撃破時に同じイベントが発生し、シナリオ終了後に仲間になる。戦力的には撃墜した方が圧倒的にお得なため、だいたいは撃墜でイベントが発生することになる。
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;トロワ「信じられん…敵の思うつぼだ」<br/>五飛「そう思うな。…だが、俺たちの戦争はこれでいいのかもしれん」
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:第30話「父と子の絆」or「父よ、わが子よ」にて。人質にされ、死ぬ覚悟の出来ていた[[剛健太郎]]を救う方針を固めた自軍の選択に驚くトロワに対して。同意はするものの、信じられない程の甘さを実現する力こそが彼の求めていた正義なのかもしれない。五飛もまた、戦場にしては甘い選択に理解を示し、健太郎救出作戦に参加する。なお、『A PORTABLE』では「そう思うな」の部分が削除されている。
 
;「お前が正義などという言葉を口にするな…!」
 
;「お前が正義などという言葉を口にするな…!」
:第30話「父と子の絆」or「父よ、わが子よ」にて。不正を暴かれてもなおも自分の歪んだ正義に固執し、自らが「正義」だと主張する[[三輪防人|三輪長官]]に対して怒りを露わにする。
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:同話エンドデモ。不正を暴かれてもなおも自分の歪んだ正義に固執し、自らが「正義」だと主張する[[三輪防人|三輪長官]]に対して怒りを露わにする。
 
;「闘争こそが魂のよりどころだと思っていた。だが、それは逃げていただけだった」
 
;「闘争こそが魂のよりどころだと思っていた。だが、それは逃げていただけだった」
 
:最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」にて、『EW』のガンダムパイロット5名共有のヴィンデルとの戦闘前会話。シナリオデモでは「戦いこそが兵士の魂のよりどころとなる」という発言を指摘され言葉を失くしてしまったが、ヒイロ達に「根本的なものが違う」とフォローを受けており、ここで自分なりの結論をぶつける。
 
:最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」にて、『EW』のガンダムパイロット5名共有のヴィンデルとの戦闘前会話。シナリオデモでは「戦いこそが兵士の魂のよりどころとなる」という発言を指摘され言葉を失くしてしまったが、ヒイロ達に「根本的なものが違う」とフォローを受けており、ここで自分なりの結論をぶつける。
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;「俺は貴様のような弟を持った覚えはない!」
 
;「俺は貴様のような弟を持った覚えはない!」
 
:第23話「エンドレスワルツ」にて仲間に加わる際、[[サイ・サイシー]]に「アニキ」と呼ばれて。この会話の為か、Rの4コマ漫画ではこの二人を一緒に扱ったネタが多く存在している。
 
:第23話「エンドレスワルツ」にて仲間に加わる際、[[サイ・サイシー]]に「アニキ」と呼ばれて。この会話の為か、Rの4コマ漫画ではこの二人を一緒に扱ったネタが多く存在している。
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:そもそも年上かという問題もあるが、『R』での五飛はEW版で17歳なので年齢的にはサイ・サイシー(16歳)よりもギリギリ年上になる。とはいえ『R』でのサイ・サイシーも原作終了後なので怪しいところであり、下手したら同年齢や逆の可能性すらある。
    
'''[[スーパーロボット大戦D|D]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦D|D]]'''
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;「半分こか…俺も奴の言っていることは好かん」<br />「だが、お前はそう言う人間を、排除するだけか? 犠牲の上に成り立つものなど、まやかしにすぎんぞ」<br />「それに、ハムエッグの黄身など、ちゃんと火を入れればナイフで切り分けられる。考えればわかることだろう」<br />「行くぞ」
 
;「半分こか…俺も奴の言っていることは好かん」<br />「だが、お前はそう言う人間を、排除するだけか? 犠牲の上に成り立つものなど、まやかしにすぎんぞ」<br />「それに、ハムエッグの黄身など、ちゃんと火を入れればナイフで切り分けられる。考えればわかることだろう」<br />「行くぞ」
 
:『X-Ω』期間限定イベント「革命の選択肢」。[[エルエルフ]]の放った、ハムエッグを例に出した「幸せは半分こになんて出来ない」という持論に対しての真っ向からの反論。エルエルフの突っかかるきっかけになった[[時縞ハルト]]の言葉を個人的に否定しつつも、自分の理論で反論。'''ついでにハムエッグの黄身についてもご丁寧に論破している'''のは御愛嬌。
 
:『X-Ω』期間限定イベント「革命の選択肢」。[[エルエルフ]]の放った、ハムエッグを例に出した「幸せは半分こになんて出来ない」という持論に対しての真っ向からの反論。エルエルフの突っかかるきっかけになった[[時縞ハルト]]の言葉を個人的に否定しつつも、自分の理論で反論。'''ついでにハムエッグの黄身についてもご丁寧に論破している'''のは御愛嬌。
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;「…世話が焼ける」<br/>「竜の瞳を入れる! 行くぞ!」
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:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』3章Part11「ダブルオーの声」より。[[ダブルオーガンダム]]とドッキングしようとするが敵の弾幕の前に怖気づく[[沙慈・クロスロード]]を見かね、オーライザーをドラゴンハングで支えドッキングを支援する。
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;トロワ「五飛…相変わらず無茶をする」<br/>五飛「お前に言われたくはない。だが、これで画竜点睛だ」
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:上記の展開で無事に[[ダブルオーライザー]]にドッキングが完了した際、トロワに対して。先に五飛が発言した「竜の瞳を入れる」とは、中国の故事成語であるこの「画竜点睛」そのもの。現在の意味は「最後の大仕上げ」だが、その意味に至るまでの故事成語の示す行為は、竜の絵に睛(瞳)を描き入れることであり、故事成語に踏み込んでの喩えであった。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
;「なっ・・・、お・・・俺は・・・」
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=== 戦闘台詞 ===
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』「オペレーション・デイブレイク」より。上記の女性蔑視ともとれる発言の後、女性陣の怒りを買ってしまいこの有様。恐らくスパロボ史上最も間抜けな五飛だろう。
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;「事情があろうと寝返る奴を俺は信用しない!」
;「ズール皇帝こそが正義だ! ズール皇帝に逆らうような悪は俺が倒す!」
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:[[裏切りイベント|離反者]]との特殊戦闘台詞。'''TV版でもゼクスに共闘を持ちかけられて「寝返る奴を俺は信用しない!」と言っている'''ので採用された事自体は別におかしくないのだが、作品によっては'''他でもない五飛が一度敵に寝返って自軍に復帰した後に発生する'''ため、原作の展開を知っているもしくはスパロボで五飛に裏切られたプレイヤーからすれば'''「お前が言うな」'''と言いたくなる台詞。<del>自虐ネタか?</del>
:『64』独立軍ルート「決戦宙域(前編)」より。[[ズール皇帝]]に洗脳されて銀河帝国の尖兵と化して[[ゴーマン大尉]]・[[ダンゲル将軍]]と共に出撃した際に発した大迷言で直後の[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[司馬亮|亮]]、[[兜甲児|甲児]]の妙にあっさりした反応や、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]のまさかのここでの「自爆スイッチを押せ」発言も相まって、相当にシュールな場面である。
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:SRW史上屈指の迷台詞として広く知られている台詞で、ネット上では'''「ズール様が正義だ!」'''と略されて用いられることも。後の『[[第3次Z時獄篇]]』においても[[マーグ#スパロボシリーズの名台詞|マーグが「ズール皇帝こそが正義だ」と言っている]]。
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=== [[αシリーズ]] ===
;デュオ「なぁ五飛、一つ聞いておきたいんだけどよ。お前、いまの地球圏で悪ってのは誰だと思う?」<br/>五飛「くだらん質問だ。銀河帝国のズールと、アクシズのハマーン・カーンだ。奴らが悪だ」<br/>カトル「五飛……洗脳がとけたんだ……よかった……」<br/>五飛「洗脳? なんの話だ」<br/>デュオ「あ~あ、これだもんなぁ」
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:同話の救出後の一シーン。操られていたとはいえ、ここまで掌を返されるとむしろ清清しい。
   
;「間違いない…こいつはナタクの魂を受け継いでいる…」
 
;「間違いない…こいつはナタクの魂を受け継いでいる…」
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』、EW版への乗り換え時の台詞。他SRWでは問題ない台詞だが、本作の各EW版は'''シェンロン/アルトロンらの10年前に開発された別機体'''という扱いである。そのため亡き妻である妹蘭の魂は宿っていないはずだが、上記の一言であっさり片付けられる。そんなんでいいのか…。
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:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第53話グラン・ガラン隊ルート「クロス・ファイト」より。EW版への乗り換え時の台詞。本来なら「魂を受け継いでいる」のは言うまでもないことなのだが(アルトロンそのものなので)、本作の各EW版は'''シェンロン/アルトロンらの10年前に開発された別機体'''という扱いである。そのため亡き妻である妹蘭の魂は宿っていないはずだが、上記の一言であっさり片付けられる。そんなんでいいのか…。
:ロボット大図鑑のEW版での説明でアルトロンを他のガンダムとは別に自爆させたのを「五飛がヒネくれているからではないはず」と書かれていた辺り、当時のスタッフは五飛が既婚者であることまでは把握していなかったのだろう。<ref>そもそも当時でも一部の書籍でしか語られていないマイナーな設定である。</ref>
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:[[ロボット大図鑑]]のEW版での説明でアルトロンを他のガンダムとは別に自爆させたのを「五飛がヒネくれているからではないはず」と書かれていた辺り、当時のスタッフは五飛が既婚者であることまでは把握していなかったのだろう。当時は一部の書籍でしか語られていないマイナーな設定だったので致し方ない面もあるが。
 
;「こういう逆境こそ俺に相応しい戦場だ」
 
;「こういう逆境こそ俺に相応しい戦場だ」
 
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』第20話フォートセバーンへ行くルート「過去からの侵略」より。未来世界で[[機械獣]]に囲まれての台詞だが、[[トロワ・バートン|トロワ]]はともかく、他の随行メンバーが[[セニア・グラニア・ビルセイア|セニア]]、[[ミオ・サスガ|ミオ]]、[[プレシア・ゼノサキス|プレシア]]なのでいまいち締まっておらず、セニアからあきれられている。それともメンバー構成も含めて逆境という自嘲的な発言か?
 
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』第20話フォートセバーンへ行くルート「過去からの侵略」より。未来世界で[[機械獣]]に囲まれての台詞だが、[[トロワ・バートン|トロワ]]はともかく、他の随行メンバーが[[セニア・グラニア・ビルセイア|セニア]]、[[ミオ・サスガ|ミオ]]、[[プレシア・ゼノサキス|プレシア]]なのでいまいち締まっておらず、セニアからあきれられている。それともメンバー構成も含めて逆境という自嘲的な発言か?
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=== 携帯機シリーズ ===
 
;木連兵「ゲキガン・シュートオオオオッ!! ゲキガン・フレアアアアアアーッ!!」<br/>木連兵「うおおお! 見ててくれ、ナナコさん! 宇宙の平和は俺達が守る!」<br/>五飛「どうやら奴らも戦う事でしか己の存在意義が見つけられないようだな」
 
;木連兵「ゲキガン・シュートオオオオッ!! ゲキガン・フレアアアアアアーッ!!」<br/>木連兵「うおおお! 見ててくれ、ナナコさん! 宇宙の平和は俺達が守る!」<br/>五飛「どうやら奴らも戦う事でしか己の存在意義が見つけられないようだな」
 
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第23話「終わらない円舞曲・終幕」より。木連がマリーメイア軍との同盟を破って攻撃してきた際に。……何かがおかしい。
 
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第23話「終わらない円舞曲・終幕」より。木連がマリーメイア軍との同盟を破って攻撃してきた際に。……何かがおかしい。
;「…わかった。行けばいいんだろう、行けば。」
  −
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』にて、[[鳥の人]]の残骸の回収作業をWチームの五人でしようという話になり、当初は「ナタクは戦い以外には使わない」という五飛だったが、カトルに残念そうな顔をされて、この返事。
   
;「…不毛だな。この戦い、無駄にならない事を祈るぞ!」
 
;「…不毛だな。この戦い、無駄にならない事を祈るぞ!」
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第26話での撤退台詞。まるでトレーズのような上から目線。「そう思ってるんならさっさと抜けてきやがれよな…」とデュオにボヤかれる。
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第26話での撤退台詞。まるでトレーズのような上から目線。「そう思ってるんならさっさと抜けてきやがれよな…」とデュオにボヤかれる。
;「事情があろうと寝返る奴を俺は信用しない!」
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:[[裏切りイベント|離反者]]との特殊戦闘台詞。'''TV版でもゼクスに共闘を持ちかけられて「寝返る奴を俺は信用しない!」と言っている'''ので採用された事自体は別におかしくないのだが、作品によっては'''他でもない五飛が一度敵に寝返って自軍に復帰した後に発生する'''ため、原作の展開を知っているもしくはスパロボで五飛に裏切られたプレイヤーからすれば'''「お前が言うな」'''と言いたくなる台詞。<del>自虐ネタか?</del>
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=== Scramble Commanderシリーズ ===
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;「…わかった。行けばいいんだろう、行けば」
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:[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』にて、[[鳥の人]]の残骸の回収作業をWチームの五人でしようという話になり、当初は「ナタクは戦い以外には使わない」という五飛だったが、カトルに残念そうな顔をされて、この返事。
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=== 単独作品 ===
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;「なっ…、お…俺は…」
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:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』「オペレーション・デイブレイク」より。上記の女性蔑視ともとれる発言の後、女性陣の怒りを買ってしまいこの有様。恐らくスパロボ史上最も間抜けな五飛だろう。
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;「ズール皇帝こそが正義だ! ズール皇帝に逆らうような悪は俺が倒す!」
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:『64』独立軍ルート「決戦宙域(前編)」より。[[ズール皇帝]]に洗脳されて銀河帝国の尖兵と化して[[ゴーマン大尉]]・[[ダンゲル将軍]]と共に出撃した際に発した大迷言で直後の[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[司馬亮|亮]]、[[兜甲児|甲児]]の妙にあっさりした反応や、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]のまさかのここでの「自爆スイッチを押せ」発言も相まって、相当にシュールな場面である。
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:SRW史上屈指の迷台詞として広く知られている台詞で、ネット上では'''「ズール様が正義だ!」'''と略されて用いられることも。後の『[[第3次Z時獄篇]]』においても[[マーグ#スパロボシリーズの名台詞|多元宇宙のマーグが「ズール皇帝こそが正義だ」と言っている]]。
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;デュオ「なぁ五飛、一つ聞いておきたいんだけどよ。お前、いまの地球圏で悪ってのは誰だと思う?」<br/>五飛「くだらん質問だ。銀河帝国のズールと、アクシズのハマーン・カーンだ。奴らが悪だ」<br/>カトル「五飛……洗脳がとけたんだ……よかった……」<br/>五飛「洗脳? なんの話だ」<br/>デュオ「あ~あ、これだもんなぁ」
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:同話の救出後の一シーン。操られていたとはいえ、ここまで掌を返されるとむしろ清清しい。
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;[[ガス山本|ガス]]「でも、ジャンケンロボは…」<br />ワタル「ああ、あっちが勝ったら爆発する奴ね」<br />五飛「………」
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:『DD』2章Part10「世界樹にひびけ! 神部の笛」。クレバス内の世界調査にて[[戦部ワタル]]達に同行した五飛だったが、天空の城内部潜入時に大方のトラップはトロワと共に対処できたものの、ジャンケンに勝つことで道が開けるロボとの対決では…この沈黙から察するに、上手くいかなかったらしい。
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;トロワ「こういう展開の方が楽だ」<br />五飛「ああ、ツァイチュエンの罠などふざけている」<br />[[ベネット・コリーヴレッカン|ベネット]](ジャンケン、すぐ負けちゃったものね…)
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:同話戦闘マップに出ての同展開の愚痴。そして悲しみの補足。ちなみに、五飛の言う「ツァイチュエン(猜拳)」とは中国におけるジャンケンであり、日本と大方同じルールのものである。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*その名前は数字の五と、『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|三国志]]』に登場する猛将・[[張飛ガンダム|張飛益徳]](『三国志演義』では張飛翼徳)に由来する。
 
*その名前は数字の五と、『[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|三国志]]』に登場する猛将・[[張飛ガンダム|張飛益徳]](『三国志演義』では張飛翼徳)に由来する。
*当初、担当声優は[[声優:高木渉|高木渉]]氏で内定していたらしく、当時のアニメ誌でもキャスト表に「五飛 高木渉」と表記されていた。『新機動戦記ガンダムW 設定記録集PART-1』に僅かに写っていた企画書のキャスト表には高木渉氏の名前に二重線が引かれ、石野竜三氏の名前が付記されており<ref>ムービック『新機動戦記ガンダムW 設定記録集PART-1』72頁。</ref>、何らかの事情でキャストが変更されたものと思われる。
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*当初、担当声優は[[声優:高木渉|高木渉]]氏で内定していたらしく、当時のアニメ誌でもキャスト表に「五飛 高木渉」と表記されていた<ref>学習研究社『アニメディア 1995年4月号』135頁。</ref>。『新機動戦記ガンダムW 設定記録集PART-1』に僅かに写っていた企画書のキャスト表には高木渉氏の名前に二重線が引かれ、石野竜三氏の名前が付記されており<ref>ムービック『新機動戦記ガンダムW 設定記録集PART-1』72頁。</ref>、何らかの事情でキャストが変更されたものと思われる。
 
*ネットメディア「インサイド」のゲームに関する特集記事(2017.5.27付)で、『'''【特集】洗脳されてしまったキャラクター7選'''』と題してファイナルファンタジーなどの他メジャー作品のキャラと並んで特集された。それによると「発売から15年以上経った今でもスパロボファンの間で、伝説として語り継がれています。」とのこと<ref>[https://www.inside-games.jp/article/2017/05/27/107458.html 【特集】洗脳されてしまったキャラクター7選] 2020年9月12日閲覧。</ref>。
 
*ネットメディア「インサイド」のゲームに関する特集記事(2017.5.27付)で、『'''【特集】洗脳されてしまったキャラクター7選'''』と題してファイナルファンタジーなどの他メジャー作品のキャラと並んで特集された。それによると「発売から15年以上経った今でもスパロボファンの間で、伝説として語り継がれています。」とのこと<ref>[https://www.inside-games.jp/article/2017/05/27/107458.html 【特集】洗脳されてしまったキャラクター7選] 2020年9月12日閲覧。</ref>。
  
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