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『[[トップをねらえ!]]』並びに関連作品に登場する敵勢力。
 
『[[トップをねらえ!]]』並びに関連作品に登場する敵勢力。
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一定以上の技術を獲得した知的生命体を殲滅することのみを目的とした巨大生物群で、億単位などはまだ序の口というレベルのまさに天文学的な戦力を有している。しかも、一体一体が物理法則を無視する様な圧倒的な戦闘力を有しており、戦力換算されない様な最少戦闘単位である「[[宇宙怪獣・兵隊|兵隊]]」ですら、[[マシーン兵器]]と互角以上の戦闘力を持ち、地球側での最高位戦術をなんと'''本能'''で行い、更に質量が高い戦艦級に至っては光子魚雷でも簡単に殲滅する事ができない上に亜光速移動やワープ航法をする事ができ、それが'''最低でも百万単位の数'''で襲撃してくるので[[ヱクセリヲン]]級では話にならない。終盤、上位機であるスーパーエクセリオンなる戦艦も配備されたが、宇宙怪獣の群れによって砂糖菓子さながらに堕とされたシーンがあり、その脅威は推して知るべしであろう。
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一定以上の技術を獲得した知的生命体を殲滅することのみを目的とした巨大生物群で、億単位などはまだ序の口というレベルのまさに天文学的な戦力を有している。しかも、一体一体が物理法則を無視する様な圧倒的な戦闘力を有しており、戦力換算されない様な最少戦闘単位である「[[宇宙怪獣・兵隊|兵隊]]」ですら、[[マシーン兵器]]と互角以上の戦闘力を持ち、地球側での最高位戦術をなんと'''本能'''で行い、更に質量が高い戦艦級に至っては光子魚雷でも簡単に殲滅する事ができない上に亜光速移動やワープ航法をする事ができ、それが'''最低でも百万単位の数'''で襲撃してくるので[[ヱクセリヲン]]級では話にならない。終盤、上位機であるスーパーエクセリオンなる戦艦も配備されたが、宇宙怪獣の群れによって砂糖菓子さながらに堕とされたシーンがあり、その脅威は推して知るべしであろう。ゲーム内においては[[スパロボ補正]]が加わっているが、原作の戦力比に近い[[第3次α]]のOPムービーが秀逸で印象的。
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ゲーム内においては[[スパロボ補正]]が加わっているが、原作の戦力比に近い[[第3次α]]のOPムービーが秀逸で印象的。
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誕生の経緯、知的生命体を狙う理由などは一切明かされないが(「銀河に涌いた知的生命体というバクテリアを駆除しようとしている、銀河系の免疫抗体」若しくは「地球人同様の知的生命体が進化の果てに行き着いた姿で、自身らの脅威となりうる他の知的生命を滅ぼし続けている」という仮説など、幾つかの推測はされている)、唯一分かるのは'''人類の天敵ということである'''。[[太陽|恒星]]に卵を植え付けることで仲間を増やし、卵を植え付けられた星は急速に老化する。ちなみに弱点は電流。
 
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[[太陽|恒星]]に卵を植え付けることで仲間を増やし、卵を植え付けられた星は急速に老化する。
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誕生の経緯、知的生命体を狙う理由などは一切明かされないが(「銀河に涌いた知的生命体というバクテリアを駆除しようとしている、銀河系の免疫抗体」若しくは「地球人同様の知的生命体が進化の果てに行き着いた姿で、自身らの脅威となりうる他の知的生命を滅ぼし続けている」という仮説など、幾つかの推測はされている)、唯一分かるのは'''人類の天敵ということである'''。ちなみに弱点は電流。
      
続編に位置する漫画作品『トップをねらえ! NeXT GENERATION』では、上位種の「'''宇宙超獣'''」の存在が確認されているほか、人間型に進化し、本能を極限の極みまで進化させることで意志と個人名をも備えた個体(マイク・ロフト、ジェニー・カール)まで登場している。
 
続編に位置する漫画作品『トップをねらえ! NeXT GENERATION』では、上位種の「'''宇宙超獣'''」の存在が確認されているほか、人間型に進化し、本能を極限の極みまで進化させることで意志と個人名をも備えた個体(マイク・ロフト、ジェニー・カール)まで登場している。
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「NeXT」のさらに続編である『[[トップをねらえ2!]]』では別の存在にこの名前が割り振られており、もともとの宇宙怪獣には「'''変動重力源'''」という名前が与えられている。
 
「NeXT」のさらに続編である『[[トップをねらえ2!]]』では別の存在にこの名前が割り振られており、もともとの宇宙怪獣には「'''変動重力源'''」という名前が与えられている。
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この作品で「宇宙怪獣」と呼ばれ、トップレス達が第4話まで戦っていたものの正体は、地球帝国黄金期に太陽系に配備された、[[ノノ|バスターマシン7号]]を司令統括機とする無人バスターマシン軍団、通称「バスター軍団」であった。
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この作品で「宇宙怪獣」と呼ばれ、トップレス達が第4話まで戦っていたものの正体は、地球帝国黄金期に太陽系に配備された、[[ノノ|バスターマシン7号]]を司令統括機とする無人バスターマシン軍団、通称「バスター軍団」であった。その本来の任務は、太陽系外から侵入してくる変動重力源の迎撃及びブラックホールエグゼリオに捕われている変動重力源の封印である。ヱクセリヲンがブラックホール爆弾として使用されたことで発生した、太陽系新11番惑星「ブラックホール・エグゼリオ」の周辺を製造工場とし、ブラックホールの潮汐力をエネルギー源、ブラックホールに引き込まれつつある太陽系旧13番惑星雷王星の構成物を素材に使用している。
 
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その本来の任務は、太陽系外から侵入してくる変動重力源の迎撃及びブラックホールエグゼリオに捕われている変動重力源の封印である。
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エクセリヲンがブラックホール爆弾として使用されたことで発生した、太陽系新11番惑星「ブラックホール・エグゼリオ」の周辺を製造工場とし、ブラックホールの潮汐力をエネルギー源、ブラックホールに引き込まれつつある太陽系旧13番惑星雷王星の構成物を素材に使用している。
      
そのボディはナノマシンにより構成されており、「2!」の時代には失われた縮退炉の技術が使われているほか、内部には当時の超兵器が搭載されている。自己修復・自己進化が可能で、人類のケアを失ってもなお黙々と働き続け、任務を果たすためにより強大に、より効率的に進化してきたが、その姿は皮肉にも敵である変動重力源と瓜二つの化け物となってしまった。
 
そのボディはナノマシンにより構成されており、「2!」の時代には失われた縮退炉の技術が使われているほか、内部には当時の超兵器が搭載されている。自己修復・自己進化が可能で、人類のケアを失ってもなお黙々と働き続け、任務を果たすためにより強大に、より効率的に進化してきたが、その姿は皮肉にも敵である変動重力源と瓜二つの化け物となってしまった。
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このため、「本当の宇宙怪獣」の詳細を知らない人類は襲ってきたバスター軍団を宇宙怪獣と誤認し、戦っていた。
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このため、「本当の宇宙怪獣」の詳細を知らない人類は襲ってきたバスター軍団を宇宙怪獣と誤認し、戦っていた。バスター軍団が襲撃していたのはフラタニティのトップレスを狙っての行動であるが、これには理由があった。彼らの敵である「本当の宇宙怪獣」の推進・攻撃能力は、実はトップレス能力と原理的には同じものであり(「光弾」は攻撃的なクレフシン発光と言える)、バスター軍団がフラタニティを敵と誤認していたのはこれが原因。本来それを修正すべき司令機・バスターマシン7号は当初メモリーを全損していたが、後に彼女がバスターマシンとして再起動し、トップレスが敵でないことを通達してからは敵対行動をとらなくなった。
バスター軍団が襲撃していたのはフラタニティのトップレスを狙っての行動であるが、これには理由があった。
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彼らの敵である「本当の宇宙怪獣」の推進・攻撃能力は、実はトップレス能力と原理的には同じものであり(「光弾」は攻撃的なクレフシン発光と言える)、バスター軍団がフラタニティを敵と誤認していたのはこれが原因。本来それを修正すべき司令機・バスターマシン7号は当初メモリーを全損していたが、後に彼女がバスターマシンとして再起動し、トップレスが敵でないことを通達してからは敵対行動をとらなくなった。
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エグゼリオ変動重力源撃破時、むき出しになった特異点から宇宙を防御するため犠牲となり、全滅した。名前は全て「帰ってきたウルトラマン」の怪獣が由来。
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なお、エグゼリオ変動重力源撃破時、むき出しになった特異点から宇宙を防御するため犠牲となり、全滅する。なお、この「宇宙怪獣の能力=トップレス能力」であり、それをバスター軍団が誤認して襲ってきていたという事実は、取りも直さず'''人類が宇宙怪獣に進化する可能性の示唆'''でもあり、その先駆けともいえるトップレス能力を排除する方向に世界を動かす結果となっている。
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なお、この「宇宙怪獣の能力=トップレス能力」であり、それをバスター軍団が誤認して襲ってきていたという事実は、取りも直さず'''人類が宇宙怪獣に進化する可能性の示唆'''でもあり、その先駆けともいえるトップレス能力を排除する方向に世界を動かす結果となっている。
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名前は全て『帰ってきたウルトラマン』の怪獣が由来。
    
=== スパロボシリーズにおいて ===
 
=== スパロボシリーズにおいて ===
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