ロミナ・ラドリオ

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ロミナ・ラドリオ(Lomyna Radoulio)

シェーマ星系ラドリオ星のプリンセス。
アネックスの野望を阻止する為に、伝説の忍者を探しに地球圏までやってきた。彼女の乗るエルシャンク火星に不時着した事から、ジョウ達の戦いの日々が始まる。

おっとりとした、しとやかな性格だが、天然とも言える素直さで行動にためらいがなく、また、敵に屈しない気丈さも持ち合わせてエルシャンクの指導者として家臣たちから信頼されている。頼りになる異星の戦士であるジョウを信頼し、やがて恋心を抱くようになる。

登場作品と役柄

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
エルシャンクに乗るNPCとして登場。レベルが6しかなく能力も低いので攻撃が絶対に当たらない。
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
エルシャンクに乗るNPCとして登場。声優ネタだが、ピンチになったロミナ姫たちを助けに現れたロム・ストールの声をジョウと聞き違えるイベントがあった。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
エルシャンクが母艦として使えるようになったので、自軍ユニットとして活躍……して欲しいが、戦闘系コマンドを全く覚えない。育てることも難しいので放置してもかまわない。必修コマンドは信頼補給
スーパーロボット大戦IMPACT
声つきで参戦。役目はCOMPACT2と同じだが、NPCではなくほぼ全編操作可能。精神コマンドも使い勝手が良い。貴重な脱力使いなので優先して集中力を付けた方が得策。『ナデシコ』の参戦により、「なぜなにナデシコ」へ飛び入り出演するイベントが追加されている。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

全般に能力は低いが、射撃だけはそこそこ、SPは一級。典型的な精神型艦長。

精神コマンド

COMPACT2では戦闘系コマンドを全く覚えない。IMPACTではジョウより早く奇襲を覚える。

IMPACT
信頼脱力献身幸運奇襲

特殊技能(特殊スキル)

毎ターン努力の効果をもたらす「がんばり屋」のおかげで育てやすい。

IMPACT
がんばり屋援護攻撃援護防御

パイロットBGM

「LOVEサバイバー」

人間関係

ラドリオ7世
父。ロミナに忍者を探すよう言い渡した直後にザ・ブーム軍の攻撃で命を落とす。
フランソワ王妃
母。ザ・ブーム軍に囚われの身。
ジョウ・マヤ
次第に思いを寄せていく。
レニー・アイ
仲間であり、最大の恋敵とも言える存在。
シャフ
侍女。
イルボラ・サロ
エルシャンクの指揮官だったが、ザ・ブーム軍に寝返った。
ガメラン
エルシャンクの副官。イルボラ離反後は指揮官になる。
アネックス・ザブーム
最大の仇敵。
ハザード・パシャ
彼によって何度か人質に取られた。

他作品との人間関係

スーパー系

兜甲児
選択肢次第では、地球に降り立ったロミナの最初の理解者になる。
デューク・フリード
彼が発した「我が大地、緑なりき」という言葉を甲児から聞かされ、感銘を受ける。後にデュークと対面した際にこの言葉を口にしている事から、自らの指針にもなっている様子。
神勝平神江宇宙太神北恵子
ブッチャーを撃破したものの、バンドックの胴体部分に逃げられた事で血気にはやる彼らを一喝し、自重を促す。
ロム・ストール
助っ人に現れた彼の声を聞いて、ジョウと誤解する声優ネタが有る。

ガンダムシリーズ

ブライト・ノア
IMPACT終盤でエルシャンクがロンド・ベル隊の旗艦を担う事になった為、戦闘指揮を彼に委ねる。
ジュドー・アーシタ
彼に、エルシャンクで保護しているプルの身柄の安全を約束する。丁寧なロミナの応対に、ジュドーも畏まって謝意を述べた。
ニナ・パープルトン
彼女からガンドール隊による「ジャブロー奪還作戦」成功の吉報を齎され、ジョウの無事を知り安堵する。

リアル系

シーラ・ラパーナ
IMPACTで邂逅した際、彼女と優雅な挨拶を交わし周囲の空気を一変させる。
テンカワ・アキト
ボソンジャンプへと跳躍した事で、意識を失った彼をエルシャンクに収容し、介抱していた。
ウリバタケ・セイヤ
オモイカネへのデバック作業で彼が用意していた隠し球=飛影に驚愕し、後述の珍言を発する事に。
ミスマル・ユリカ
先に火星に向かった彼女を追いかけ独断先攻を抗議した。流石のユリカもその時は珍しく降参気味だった。

バンプレストオリジナル

アインスト・アルフィミィ
ノイ・レジセイア戦で助力してくれた彼女を「仲間」と認め、手を差し伸べるが…。

名台詞

「ラドリオ星の誇りにかけて、私はどんな取引にも応ずるつもりはありません」
3話より。ロミナ姫を人質に異星の軍事技術を手に入れようとしたハザードへの台詞。彼女の気丈な一面が初めて表れた場面でもある。
「ジョウ達の気持ちも分かります… 私も父がザ・ブーム軍に攻撃されていると知りながらラドリオ星を離れなければならなかったのですから…」
9話で親を助ける為に戦おうとするジョウ達の姿を見て自身の境遇と重ね合わせて彼らの行動を理解した際の台詞。
「ただ、仲間同士で争うのは止めてください。失われたとはいえ、私達は同じラドリオの人間なのです。それだけは… お願いします」
15話より。グラサンとハザードの謀略によってラドリオ星がザ・ブーム軍に滅ぼされた事実を知らされ、その動揺が原因でエルシャンクの乗組員同士が喧嘩になった際、ラドリオ星の現状を伝えなかった事を詫び、彼らに頭を下げるまでした台詞。結局、このロミナの言葉を持ってしてもエルシャンク側の動揺は止まらずにイルボラを頼ってザ・ブーム軍に投降する乗組員が続出するが、一方でこのロミナの姿を見たジョウは衝撃を受け、今までのロミナに対する考え方を改める事になる。
「わたくしが闘います。そうすれば、皆もついてくるでしょう!」
敵として登場したイルボラに対し、乗組員達が攻撃できない中、専用の戦闘服に身を包んで出撃したロミナの台詞。
「ただ、わたくしにできることは、ラドリオ星人としての名誉と誇りにかけて、最後まで戦い抜くこと!…たとえ…たとえ、一人になったとしても…。」
21話でアネックス皇帝の登場に恐れをなしてエルシャンクを出て行こうとするガメランらに対し、その行動を否定はせず、自身の決意を語った場面での台詞。
「イルボラ!わたくしは、あなたからそう呼ばれる覚えはありません! あなたはわたくしたちにとっては裏切り者。…敵でしかないのです…」
35話でジョウを助ける為に出撃したロミナをイルボラが呼びかけた際の台詞。流石にイルボラも彼女の拒絶にショックを受けたようでロミナ姫を抱えた飛影もろとも攻撃する事になる。
「ジョウが…好きです…」
36話でレニーに吐露したジョウへの想い。
「イェイ! …あっ…」
36話ラストでの勝利で「イェイ」とVサインをしたジョウにつられてVサインをし、直後に赤面した時の台詞。
「皆さん、わたくし達はこの戦いでアネックスを打ち破り、祖国ラドリオ星へ帰らなければなりません。地球連邦の協力を無駄にしてはなりません。この戦いは祖国ラドリオ星解放の輝かしい第一歩なのです!」
40話でのザ・ブーム軍との決戦の前に行なったエルシャンク乗組員への激励。

スパロボシリーズの名台詞

「飛影…!ウリバタケ様!?あなたはニンジャを作る事が出来るのですか…!?」
「もしや…あなたが…伝説の…」
オモイカネの記憶中枢部にまで参上した飛影を見て、驚愕のあまり口走った迷言。ロミナの天然ぶりに流石のジョウも頭を抱える。
「私も皆様のお役に立ちたいのです…それに葉月様やブライト様なら、こう決断されると思います」
エルシャンクのワーム航法を用いて火星基地へと強行突入する作戦を自ら提案し、周囲から驚かれた事に対する返答。長く行動を共にする内、葉月ブライトの采配に感化されてしまったようである。
「どうかここは、お気持ちを鎮められて…私は…共に戦って頂いた方々が危険に身を晒すのを見るのは…辛いのです…」
バンドックの胴体部分が逃亡した事で激怒し、追撃をかけようとする勝平達を一喝した後、彼らへ冷静になるよう説く。
「…ナデシコも同じ航法が使えるようですし、今度はナデシコにやってもらえば良いのですから」
かんなづきの懐にエルシャンクを誘導する事で、近距離ではボソン砲が使えない弱点を突いたユリカだったが、結果的に囮にされた事で流石のロミナも上述の嫌味を発せずにはいられなかった模様。
「ファースト…クラス?戦闘陣形の事なのですか?私、まだまだ勉強が…」
ワーム航法でバンカー要塞中枢部に辿り着いたものの、あまりの揺れの酷さを旅客機に喩えるエクセレンのジョークを受けて発したボケ。
「エリナ様、ナデシコが空間移動する為の石はどのくらい残っておられますか?」
「…エリナ様、どれくらい残っておられますか?」
IMPACT終盤、最終決戦の場であるアインスト空間へと向かうべく、チューリップ・クリスタルのストックについてスッ惚けるエリナへ詰め寄った際の台詞。その剣幕にエリナも折れるが、傍らで見ていたジョウは若干引き気味だった。
「あなたは、私達に協力してくれました…この恐ろしい宇宙から、私達の宇宙を救うお手伝いを」
「…もう、立派なお仲間です」
ノイ・レジセイア戦で協力してくれたアルフィミィを仲間と認めた際の台詞。だが、彼女の生命は既に…。

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