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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Lelouch Lamperouge]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Lelouch]]<ref>[https://geass.jp/first/world_03_ex.html?pid=chara_01.html キャラクター]、コードギアス 反逆のルルーシュ 公式サイト、2022年2月17日閲覧。</ref><br />[[外国語表記::Lelouch Lamperouge]]<ref>ゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』より。</ref>
 
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}}
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*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ 劇場版}}
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*{{登場作品 (人物)|コードギアス 亡国のアキト}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 復活のルルーシュ}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 復活のルルーシュ}}
 
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|福山潤|コードギアスシリーズ|SRW=Y}}<br />{{声優 (登場作品別)|大原さやか|コードギアス 反逆のルルーシュ,コードギアス 反逆のルルーシュR2}}(少年時代)
 
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|福山潤|コードギアスシリーズ|SRW=Y}}<br />{{声優 (登場作品別)|大原さやか|コードギアス 反逆のルルーシュ,コードギアス 反逆のルルーシュR2}}(少年時代)
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|CLAMP}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|木村貴宏}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|CLAMP|コードギアスシリーズ}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|木村貴宏|コードギアスシリーズ}}(アニメ版)
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
 
| 本名 = [[本名::ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]]
 
| 本名 = [[本名::ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]]
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| 別名 = '''[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]'''<br />'''ジュリアス・キングスレイ'''<br />'''L.L.'''
 
| 愛称 = ルル、ルルちゃん
 
| 愛称 = ルル、ルルちゃん
| 異名 = [[異名::悪逆皇帝]] ラストエンペラー
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| 異名 = [[異名::悪逆皇帝]](ラストエンペラー)
 
| 種族 = [[種族::地球人]](ブリタニア人)
 
| 種族 = [[種族::地球人]](ブリタニア人)
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[神聖ブリタニア帝国]]の第11皇子。
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[[神聖ブリタニア帝国]]の第11皇子。本名は'''ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア'''。
    
=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
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余談ではあるが、原作ではギアス嚮団殲滅作戦の際、V.V.に「自分がまだアッシュフォード学園にいる」と思い込ませて油断させるために学生服姿で戦いに臨んでいる(実際には既に嚮団のすぐ近くにいた)。団員の前に姿を見せられないなど不自由な面もあったが、このおかげもあって奇襲に成功した。ちなみに小説版や漫画版、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』における原作再現ではゼロの衣装である。
 
余談ではあるが、原作ではギアス嚮団殲滅作戦の際、V.V.に「自分がまだアッシュフォード学園にいる」と思い込ませて油断させるために学生服姿で戦いに臨んでいる(実際には既に嚮団のすぐ近くにいた)。団員の前に姿を見せられないなど不自由な面もあったが、このおかげもあって奇襲に成功した。ちなみに小説版や漫画版、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』における原作再現ではゼロの衣装である。
   −
[[女装]]が妙に似合う(ピクチャードラマや『LOST COLORS』にて無理矢理女物の服を着せられた)。
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[[女装]]が妙に似合う(アニメ本編の「男女逆転ゲーム」やピクチャードラマ、『LOST COLORS』にて無理矢理女物の服を着せられた)。
    
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
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神根島へ到着したルルーシュだったが、コーネリアの命令で後を追ってきたスザク、そして扇に促されてやって来ていたカレンの前で仮面を弾かれ、正体を暴かれる。完全に決裂していたスザクとの口論の末、銃撃戦となるも敗北、捕縛される(「[[ブラックリベリオン]]」)。
 
神根島へ到着したルルーシュだったが、コーネリアの命令で後を追ってきたスザク、そして扇に促されてやって来ていたカレンの前で仮面を弾かれ、正体を暴かれる。完全に決裂していたスザクとの口論の末、銃撃戦となるも敗北、捕縛される(「[[ブラックリベリオン]]」)。
   −
==== R2 ====
+
==== 亡国のアキト ====
捕縛された後、皇帝シャルルのもとへと送られる。1期とR2の間の出来事を描いた「[[コードギアス 亡国のアキト|亡国のアキト]]」で描かれているように、シャルルはまず自身のギアスによる記憶改竄能力で、ルルーシュに「ジュリアス・キングスレイ」という人格を植え付けた。この人格は皇帝シャルルに絶対の忠誠を誓うほか、自身の能力に過剰なまでの自信を持っており、敵対者を笑いながら踏みにじるなど、ルルーシュの負の側面のみを抽出して極端に強調したようなものになっていた。 左目には眼帯をしており、この人格が表に出ている時はギアス能力は使えない。
+
捕縛された後、皇帝シャルルのもとへと送られる。シャルルはまず自身のギアスによる記憶改竄能力で、ルルーシュに「'''ジュリアス・キングスレイ'''」という人格を植え付けた。この人格は皇帝シャルルに絶対の忠誠を誓うほか、自身の能力に過剰なまでの自信を持っており、敵対者を笑いながら踏みにじるなど、ルルーシュの負の側面のみを抽出して極端に強調したようなものになっていた。 左目には眼帯をしており、この人格が表に出ている時はギアス能力は使えない。
   −
シャルルの狙いはこのかりそめの人格がどこまで働くかの実験と、ついでに膠着気味だった欧州戦線を打開するために、ルルーシュの才を利用してみようというもので、スザクを監視役としてユーロ・ブリタニアへ皇帝名代の軍師として送られた。その後「テロを装った犯行声明と高度な情報操作によりE.U.国内を大混乱に陥れ、その隙を突いて攻め込む」という大胆な作戦を提案・実行。皇帝の名代という立場を使って対立する大公らを反逆者として幽閉し、ユーロ・ブリタニアをほぼ完全に掌握するが、ルルーシュが持つシャルルへの憎しみの強さはこの人格を疲弊させ、遂にはユーロ・ブリタニアの聖ミカエル騎士団総帥シン・ヒュウガ・シャイングとの会話をきっかけに錯乱。拒絶反応を起こした結果ルルーシュの記憶が戻り、しかも幼児退行を起こしてしまう。
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シャルルの狙いはこのかりそめの人格がどこまで働くかの実験と、ついでに膠着気味だった欧州戦線を打開するために、ルルーシュの才を利用してみようというもので、スザクを監視役としてユーロ・ブリタニアへ皇帝名代の軍師として送られた。その後「テロを装った犯行声明と高度な情報操作によりE.U.国内を大混乱に陥れ、その隙を突いて攻め込む」という大胆な作戦を提案・実行。皇帝の名代という立場を使って対立する大公らを反逆者として幽閉し、ユーロ・ブリタニアをほぼ完全に掌握するが、ルルーシュが持つシャルルへの憎しみの強さはこの人格を疲弊させ、遂にはユーロ・ブリタニアの聖ミカエル騎士団総帥[[シン・ヒュウガ・シャイング]]との会話をきっかけに錯乱。拒絶反応を起こした結果ルルーシュの記憶が戻り、しかも幼児退行を起こしてしまう。
   −
その後シンの命令でスザクとともに幽閉されるが、精神は退行したままで、かつてスザクと二人で過ごした夏の思い出ばかりを語る。そしてスザクに水を要求したところで感情的になってしまった彼に首を絞められてしまうが、この時の一瞬だけ本来のルルーシュの人格が一瞬戻り、スザクに「俺を殺せ」と告げ、スザクは我に返り踏みとどまった。その後は本国の使者としてやってきた[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に迎えられるまで穏やかな時間を過ごした。
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その後シンの命令でスザクとともに幽閉されるが、精神は退行したままで、かつてスザクと二人で過ごした夏の思い出ばかりを語る。そしてスザクに水を要求したところで感情的になってしまった彼に首を絞められてしまうが、この時の一瞬だけ本来のルルーシュの人格が一瞬戻り、スザクに「俺を殺せ」と告げ、スザクは我に返り踏みとどまった。その後は本国の使者としてやってきた[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に迎えられるまで穏やかな時間を過ごした。実のところ、シャルルがルルーシュを呼び戻したのは行方不明のC.C.を誘き出す囮として使うためであった。
   −
シャルルがルルーシュを呼び戻したのは行方不明のC.C.を誘き出す囮として使うためだった。シャルルは今度はルルーシュの人格はそのままに、記憶から「ゼロであったこと」「ナナリーに関すること」「皇族であったこと」の3つを消去し、監視員である[[ロロ・ランペルージ]]を弟と認識させて、アシュフォード学園に送り返した。しばらくは以前のような学園生活を送っていたルルーシュだったが、バベルタワーで賭けチェスに興じていた時、「飛燕四号作戦」を決行した黒の騎士団のテロに遭遇。その際C.C.によって記憶改竄が解除され、再び「ゼロ」として黒の騎士団を率いることになる。
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==== R2 ====
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シャルルは今度はルルーシュの人格はそのままに、記憶から「ゼロであったこと」「ナナリーに関すること」「皇族であったこと」の3つを消去し、監視員である[[ロロ・ランペルージ]]を弟と認識させて、アシュフォード学園に送り返した。しばらくは以前のような学園生活を送っていたルルーシュだったが、バベルタワーで賭けチェスに興じていた時、「飛燕四号作戦」を決行した黒の騎士団のテロに遭遇。その際C.C.によって記憶改竄が解除され、再び「ゼロ」として黒の騎士団を率いることになる。
   −
行動の足かせとなっていたロロを籠絡して味方に引きずり込んだ後、ブリタニアとの全面戦争のための戦力増強と、[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]の野望の裏にあるギアスの研究組織「ギアス響団」の制圧と利用を目的として、その本拠地があると目された中華連邦へ亡命。武官・[[黎星刻]]との対決・共闘を経ての中華連邦との同盟を結び、ギアス抹消を目的としたギアス響団壊滅作戦を実行。その後、合衆国日本と合衆国中華を中心とする、ブリタニアに匹敵する連合国家「[[超合集国]]」を建国する。
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行動の足かせとなっていたロロを籠絡して味方に引きずり込んだ後、ブリタニアとの全面戦争のための戦力増強と、[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]の野望の裏にあるギアスの研究組織「ギアス響団」の制圧と利用を目的として、その本拠地があると目された中華連邦へ亡命。武官・[[黎星刻]]との対決・共闘を経ての中華連邦との同盟を結び、味方となったジェレミアとロロの協力によってギアス嚮団の位置を特定、シャーリーの死をきっかけにギアス抹消を目的としたギアス響団壊滅作戦を実行。その後、合衆国日本と合衆国中華を中心とする、ブリタニアに匹敵する連合国家「[[超合集国]]」を建国する。
    
だが、第二次トウキョウ決戦の後、フレイヤの爆発にナナリーが巻き込まれたことで平常心を失い、団員を顧みない命令を下したこと、さらに[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]による正体とギアス能力の暴露により、団員の裏切りにあい窮地に立たされる。これについては[[扇要]]の項に詳しいが、団員たちはブラックリベリオンの一件以来ゼロに対する不信がぬぐい切れておらず、復帰後もたまに見られた不審な行動・言動からそれらが積み重なっており、希薄だった信頼関係がこの一件で崩壊した、というのが正しい。
 
だが、第二次トウキョウ決戦の後、フレイヤの爆発にナナリーが巻き込まれたことで平常心を失い、団員を顧みない命令を下したこと、さらに[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]による正体とギアス能力の暴露により、団員の裏切りにあい窮地に立たされる。これについては[[扇要]]の項に詳しいが、団員たちはブラックリベリオンの一件以来ゼロに対する不信がぬぐい切れておらず、復帰後もたまに見られた不審な行動・言動からそれらが積み重なっており、希薄だった信頼関係がこの一件で崩壊した、というのが正しい。
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暗殺されかかったルルーシュだが、[[蜃気楼]]を強奪したロロに救出され、逃走。その後、ギアスの過剰使用で落命したロロを看取り、神根島へ赴きシャルルと対峙する。その際、真の目的を知るとともに、[[アーニャ・アールストレイム|アーニャ]]の中に潜んでいた[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]とも再会。二人から語られた事実により、自らが「ゼロ」として行ってきた反逆が全くの無駄であったことを知らされ絶望する。しかし、二人の目的たる「ラグナレクの接続」の意味を悟り、さらに居合わせたスザクとの対話により、両親の理想は「自分に優しい世界」だと看破。接続の根幹たる集合無意識そのものにギアスをかけるという力技でアーカーシャの剣を崩壊させ、両親を葬り去る。この際、ギアスの段階が上がったことで両目にコードの紋章が浮かび、コード継承の権利を得る。思考エレベーター崩壊の後、スザクとの対話の中、混乱した世界を収拾するために「[[ゼロレクイエム]]」の発動を決断する。
 
暗殺されかかったルルーシュだが、[[蜃気楼]]を強奪したロロに救出され、逃走。その後、ギアスの過剰使用で落命したロロを看取り、神根島へ赴きシャルルと対峙する。その際、真の目的を知るとともに、[[アーニャ・アールストレイム|アーニャ]]の中に潜んでいた[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]とも再会。二人から語られた事実により、自らが「ゼロ」として行ってきた反逆が全くの無駄であったことを知らされ絶望する。しかし、二人の目的たる「ラグナレクの接続」の意味を悟り、さらに居合わせたスザクとの対話により、両親の理想は「自分に優しい世界」だと看破。接続の根幹たる集合無意識そのものにギアスをかけるという力技でアーカーシャの剣を崩壊させ、両親を葬り去る。この際、ギアスの段階が上がったことで両目にコードの紋章が浮かび、コード継承の権利を得る。思考エレベーター崩壊の後、スザクとの対話の中、混乱した世界を収拾するために「[[ゼロレクイエム]]」の発動を決断する。
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それから一ケ月後、帝都ペンドラゴンにスザクと共に現れ、ギアスで皇族、有力貴族たちを配下にし、本名で皇帝に即位。即位後は、貴族制度の廃止、歴代皇帝陵の破壊、財閥解体、各エリアの開放など、歴代皇帝が行ってきたのとは全く正反対の政治を実行。実績のないルルーシュには(ゼロが彼であることは人々は知らない上、ゼロの実績はブリタニア人にはマイナスでしかない)人望も名声もないため、各地で反乱が勃発したがスザクやジェレミア、ギアスで配下としたブリタニア軍を用いて完膚なきまでに鎮圧していった。ナンバーズからは「正義の皇帝」と崇められ、即位間も無くしてブリタニアの文化を全て破壊した皇帝として歴史に名を残す。
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それから一ケ月後、帝都ペンドラゴンにスザクと共に現れ、ギアスで皇族、有力[[貴族]]たちを配下にし、本名で皇帝に即位。即位後は、貴族制度の廃止、歴代皇帝陵の破壊、財閥解体、各エリアの開放など、歴代皇帝が行ってきたのとは全く正反対の政治を実行。実績のないルルーシュには(ゼロが彼であることは人々は知らない上、ゼロの実績はブリタニア人にはマイナスでしかない)人望も名声もないため、各地で反乱が勃発したがスザクやジェレミア、ギアスで配下としたブリタニア軍を用いて完膚なきまでに鎮圧していった。ナンバーズからは「正義の皇帝」と崇められ、即位間も無くしてブリタニアの文化を全て破壊した皇帝として歴史に名を残す。
    
その後、超合集国への加盟を希望して、アッシュフォード学園で会談を行うことになるが、利己的動機から自身を裏切り黒の騎士団の実権を握った扇にとって、ルルーシュは敵以外の何者でも無くなっており、隔離される事になる。しかし、その計略をとっくに見抜いていたルルーシュは、スザクの[[ランスロット・アルビオン]]を会場に突入させて、[[皇神楽耶|神楽耶]]を始めとする超合集国の代表達を人質に取り、可能な限り優位な状態に持ち込んで、一気に決着をつけようと図ったが、シュナイゼルがフレイヤの爆発を免れていたナナリーを皇帝候補として擁立させて現れた結果、その場を下がる事になる。
 
その後、超合集国への加盟を希望して、アッシュフォード学園で会談を行うことになるが、利己的動機から自身を裏切り黒の騎士団の実権を握った扇にとって、ルルーシュは敵以外の何者でも無くなっており、隔離される事になる。しかし、その計略をとっくに見抜いていたルルーシュは、スザクの[[ランスロット・アルビオン]]を会場に突入させて、[[皇神楽耶|神楽耶]]を始めとする超合集国の代表達を人質に取り、可能な限り優位な状態に持ち込んで、一気に決着をつけようと図ったが、シュナイゼルがフレイヤの爆発を免れていたナナリーを皇帝候補として擁立させて現れた結果、その場を下がる事になる。
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しかし、討たれたルルーシュがその後どう扱われたかについては全く描写がなく、コードの存在やいくつかの材料と合わせて生存説が唱えられている。とはいえ、コードの「発現」については作中でも全く事例がないため、真相は闇の中である。なお、劇中の大半の人々にとっては彼がどうやってブリタニア皇族や貴族たちを屈服させたかは謎であり、催眠術や洗脳のような手段を用いたのではないかと推測されているようである。また、彼がブリタニアの制度などを破壊したので帝国は解体し、最後の皇帝になったので「ラストエンペラー」とも呼ばれるようになった(厳密な「最後の皇帝」は即位と同時に皇帝の位を廃止したナナリー)他、小説版では後の歴史でシャルルが「英雄」と呼ばれたのに対し、彼は「最悪の暴君」と呼ばれる事になったと語られた。
 
しかし、討たれたルルーシュがその後どう扱われたかについては全く描写がなく、コードの存在やいくつかの材料と合わせて生存説が唱えられている。とはいえ、コードの「発現」については作中でも全く事例がないため、真相は闇の中である。なお、劇中の大半の人々にとっては彼がどうやってブリタニア皇族や貴族たちを屈服させたかは謎であり、催眠術や洗脳のような手段を用いたのではないかと推測されているようである。また、彼がブリタニアの制度などを破壊したので帝国は解体し、最後の皇帝になったので「ラストエンペラー」とも呼ばれるようになった(厳密な「最後の皇帝」は即位と同時に皇帝の位を廃止したナナリー)他、小説版では後の歴史でシャルルが「英雄」と呼ばれたのに対し、彼は「最悪の暴君」と呼ばれる事になったと語られた。
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==== 劇場版 ====
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基本的にはTVシリーズと変わらないが、シャーリーと軽く付き合っている設定に変更。ゼロレクイエムの実行前には彼女に別れの電話をかけている。
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ゼロレクイエムでの死後、民間人のため誰からもマークされていなかったシャーリーによって遺体を回収され、ジェレミアを通じてC.C.の元へ送られる。シャルルからコードを受け継いだ可能性に望みをかけたC.C.によりCの世界で再構築されるが、Cの世界が変調をきたした影響で魂がCの世界に捕らわれ、抜け殻状態で蘇生。C.C.に連れられ、Cの世界へ繋がる遺跡を巡って旅をしていた。
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ナナリー拉致事件「ハシュベスの戸惑い」発生後、ギアス嚮団の分派組織が管理する遺跡のあるジルクスタン王国を来訪、偶然再会したカレン達の協力により大監獄の地下にある遺跡からCの世界にアクセスし、復活を遂げる。監獄で拷問を受けていたスザクを救出後、再びゼロとなりナナリー奪還作戦の指揮を執る。[[シャムナ]]のギアスがタイムリープ能力である事を見抜き、ギアスで彼女を永遠の眠りに落としてタイムリープが不可能な10時間以上後に爆殺、ナナリー救出に成功する。全てが終わった後はナナリーに再び一緒に暮らそうと呼びかけられたが、シャムナがばら撒いたギアスの欠片を回収するため一人旅立とうとしていたC.C.と共に行くことを選択し、'''L.L.(エル・ツー)'''の偽名を名乗って旅立った。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:初登場作。パイロットとしての彼は「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]」名義での参戦となる。[[オープニング戦闘デモ]]では味方側にも関わらず'''スザクに撃墜されてしまう'''。原作に忠実とは言え、これはスパロボシリーズ初の出来事である。
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:初登場作品。パイロットとしての彼は「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]」名義での参戦となる。[[オープニング戦闘デモ]]では味方側にも関わらず'''スザクに撃墜されてしまう'''。原作に忠実とは言え、これはスパロボシリーズ初の出来事である。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:『R2』の設定込みで参戦。今回はゼロレクイエムルートでのみ、本名名義で敵パイロットとしても登場する。14話では、ルルーシュの姿でギアスを使わずにテロリストに立ち向かい、本当に死を覚悟する勇敢な面も見せており、この行動は後に[[ZEXIS]]のメンバーから、[[黒の騎士団]]がルルーシュ(ゼロ)を追放した事に対する疑問を持たせる事になってもいる。
 
:『R2』の設定込みで参戦。今回はゼロレクイエムルートでのみ、本名名義で敵パイロットとしても登場する。14話では、ルルーシュの姿でギアスを使わずにテロリストに立ち向かい、本当に死を覚悟する勇敢な面も見せており、この行動は後に[[ZEXIS]]のメンバーから、[[黒の騎士団]]がルルーシュ(ゼロ)を追放した事に対する疑問を持たせる事になってもいる。
 
:[[ゼロレクイエム]]ルートでは、大ボスキャラとして各参戦作品の主人公キャラ達と戦闘前会話があり、口では独裁者として振る舞いながらも、内心でのZEXISの仲間達に対する信頼が垣間見られる。ゼロレクイエム完遂後で救助され、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]や[[F.S.]]らの年長者達に叱られた後、最終的にはスザクではなく彼がゼロをやる。
 
:[[ゼロレクイエム]]ルートでは、大ボスキャラとして各参戦作品の主人公キャラ達と戦闘前会話があり、口では独裁者として振る舞いながらも、内心でのZEXISの仲間達に対する信頼が垣間見られる。ゼロレクイエム完遂後で救助され、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]や[[F.S.]]らの年長者達に叱られた後、最終的にはスザクではなく彼がゼロをやる。
 
:なお黒の騎士団ルートに進んだ場合は離反しないため、この役割は[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]と[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]が引き継ぐことになる。
 
:なお黒の騎士団ルートに進んだ場合は離反しないため、この役割は[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]と[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]が引き継ぐことになる。
 
:原作ではユーフェミアに「日本人を殺せ」というギアスをかけた真相はC.C.やスザク、ジェレミアやニーナなどにしか知られていないが(その後他の人物たちに話された可能性はあるが)本作ではどちらのルートに進んでもZEXISメンバーにそれを話すことになる(ゼロレクイエムルートではZEXISの反応はカットされているが)。
 
:原作ではユーフェミアに「日本人を殺せ」というギアスをかけた真相はC.C.やスザク、ジェレミアやニーナなどにしか知られていないが(その後他の人物たちに話された可能性はあるが)本作ではどちらのルートに進んでもZEXISメンバーにそれを話すことになる(ゼロレクイエムルートではZEXISの反応はカットされているが)。
:なお、ランペルージ姓とブリタニア姓に加え、第一期バージョンの三種類が[[キャラクター事典]]に登録される上にゼロも第一期と『R2』で二種類登録されるので、'''一つのスパロボ作品に5枠もキャラ事典に登録された'''という前代未聞の快挙を達成した(しかも、ギアスやゼロ時の差分もあるせいで、'''顔グラが100枚近くもある''')。
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:なお、ランペルージ姓とブリタニア姓に加え、第一期バージョンの三種類が[[キャラクター事典]]に登録される上にゼロも第一期と『R2』で二種類登録されるので、'''一つのスパロボ作品に5枠も[[キャラクター事典]]に登録された'''という快挙を達成した(しかも、ギアスやゼロ時の差分もあるせいで、'''顔グラが100枚近くもある''')。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
:序盤の日本ルートと[[ヤシマ作戦]]の前に[[碇シンジ|シンジ]]の前に素顔で現れる。また、第41話冒頭の[[Z-BLUE]]と[[ネオ・ジオン]]との会談時には、[[シャア・アズナブル|シャア]]と真っ向から対峙して会談に臨む覚悟を示すべく、自ら仮面を外してルルーシュとして出席している。
 
:序盤の日本ルートと[[ヤシマ作戦]]の前に[[碇シンジ|シンジ]]の前に素顔で現れる。また、第41話冒頭の[[Z-BLUE]]と[[ネオ・ジオン]]との会談時には、[[シャア・アズナブル|シャア]]と真っ向から対峙して会談に臨む覚悟を示すべく、自ら仮面を外してルルーシュとして出席している。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
:基本的にはゼロの姿で行動しているが、[[相良宗介|宗介]]救出ルートの第17話での[[ポル・ポタリア|ポタリア]]と[[ブリ・キデーラ|キデーラ]]との会話、第24話の[[ツィーネ・エスピオ|クィーン]]との会談時、第61話で[[怒りのドクトリン|ドクトリン]]と[[楽しみのテンプティ|テンプティ]]にギアスをかけようとした時等、一部のシチュエーションでは仮面を外しルルーシュ名義となる。
 
:基本的にはゼロの姿で行動しているが、[[相良宗介|宗介]]救出ルートの第17話での[[ポル・ポタリア|ポタリア]]と[[ブリ・キデーラ|キデーラ]]との会話、第24話の[[ツィーネ・エスピオ|クィーン]]との会談時、第61話で[[怒りのドクトリン|ドクトリン]]と[[楽しみのテンプティ|テンプティ]]にギアスをかけようとした時等、一部のシチュエーションでは仮面を外しルルーシュ名義となる。
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦X]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
 
:ゼロ名義ではなく、ルルーシュ名義で[[蜃気楼]]に乗って登場。台詞も新録されているが、戦闘台詞では変わらずゼロを名乗る。
 
:ゼロ名義ではなく、ルルーシュ名義で[[蜃気楼]]に乗って登場。台詞も新録されているが、戦闘台詞では変わらずゼロを名乗る。
 
:原作同様にゼロレクイエムを完遂して命を落としたのだが、[[アル・ワース]]に転移していた。自身が犯した罪の意識と生きている目的の喪失から、当初は世捨て人となってさまよっていたが、[[デス・ゴッド]]に「真実の鏡」を当てられたことで復活した(ゼロのコスチュームはC.C.が持ってきた蜃気楼のコクピットに置かれていた物を使用している)。自軍部隊に参入後は一時は世界に覇を唱えた皇帝としての手腕を活かして、作戦指揮から暗躍や交渉と多岐に渡る働きを見せる参謀役として、シナリオでの出番も多くオリジナルのDVEまで用意されている等優遇されている。今作では似た境遇にある[[アンジュ]]と絡む。
 
:原作同様にゼロレクイエムを完遂して命を落としたのだが、[[アル・ワース]]に転移していた。自身が犯した罪の意識と生きている目的の喪失から、当初は世捨て人となってさまよっていたが、[[デス・ゴッド]]に「真実の鏡」を当てられたことで復活した(ゼロのコスチュームはC.C.が持ってきた蜃気楼のコクピットに置かれていた物を使用している)。自軍部隊に参入後は一時は世界に覇を唱えた皇帝としての手腕を活かして、作戦指揮から暗躍や交渉と多岐に渡る働きを見せる参謀役として、シナリオでの出番も多くオリジナルのDVEまで用意されている等優遇されている。今作では似た境遇にある[[アンジュ]]と絡む。
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
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:パイロットとしてはゼロ名義だが、立ち絵では仮面を外しているものも多い。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
:第1章時点では追加ミッションでのみ登場。[[C.C.]]、[[ガウェイン]]とともにOE世界へ転移。ここでも[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]となって不利な勢力([[ダバ・マイロード|ペンタゴナ反乱軍]]や[[ルイーズ・テレサ・キャムフォード|ヘリック共和国]]など)へ加勢している。コネクトの協力者として自軍でもその手腕を発揮している。ユニットとしてはガウェインのドルイドシステム(相手の装甲値と回避率を減少させる特殊MAP兵器)と指揮:攻撃命中の相乗効果によって総ダメージを飛躍的に伸ばす事が可能。更にサブパイロットのC.C.が居なくなる点を除くとガウェインのほぼ上位互換であるDLCユニットの蜃気楼に乗れば、圧倒的な防御力と使い勝手の良い広範囲MAP兵器で単騎戦闘力も非常に高い。
 
:第1章時点では追加ミッションでのみ登場。[[C.C.]]、[[ガウェイン]]とともにOE世界へ転移。ここでも[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]となって不利な勢力([[ダバ・マイロード|ペンタゴナ反乱軍]]や[[ルイーズ・テレサ・キャムフォード|ヘリック共和国]]など)へ加勢している。コネクトの協力者として自軍でもその手腕を発揮している。ユニットとしてはガウェインのドルイドシステム(相手の装甲値と回避率を減少させる特殊MAP兵器)と指揮:攻撃命中の相乗効果によって総ダメージを飛躍的に伸ばす事が可能。更にサブパイロットのC.C.が居なくなる点を除くとガウェインのほぼ上位互換であるDLCユニットの蜃気楼に乗れば、圧倒的な防御力と使い勝手の良い広範囲MAP兵器で単騎戦闘力も非常に高い。
 
:なお初登場シナリオにおいてC.C.の忠告を受け、[[ギアス]]の使用は封印すると宣言している。実際、作中ではEDまで一回も使っていない。しかし、組織力のあるコネクトの協力があるとはいえ、戦術・戦略・組織運営・直接戦闘及び指揮と様々な場面で活躍するので、むしろギアスが無い分、ルルーシュの素の優秀さが際立っていると言える。
 
:なお初登場シナリオにおいてC.C.の忠告を受け、[[ギアス]]の使用は封印すると宣言している。実際、作中ではEDまで一回も使っていない。しかし、組織力のあるコネクトの協力があるとはいえ、戦術・戦略・組織運営・直接戦闘及び指揮と様々な場面で活躍するので、むしろギアスが無い分、ルルーシュの素の優秀さが際立っていると言える。
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:
+
:メインシナリオでは第1章から中心人物として活躍する。パイロットとしてはゼロ名義だが、立ち絵やカットインでは仮面を外しているものも多い。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
:2016年10月のイベント「世界 の 声」では報酬でボイス付きパイロットパーツが追加された。
:メインシナリオでは第1章から中心人物として活躍する。パイロットとしては[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]名義となっている。
+
:2019年12月5日の誕生日を記念した『復活のルルーシュ』の再参戦に伴い『復活のルルーシュ』版が初登場。ユニットクエストでは映画冒頭部が描かれており、心神喪失状態の専用の立ち絵がある。
 +
:なお、ゼロ単独名義(R2)のパイロットパーツにはボイスがあるが、ゼロ/C.C.名義(復活)のパイロットパーツにはボイスはない。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:序章ワールド3より登場。シナリオ面では第1期から原作再現が行われている。当初はパイロットとしては使えず、支援ユニットパーツとして登場。1章Part4からは[[ガウェイン]]のパイロットとして参戦。3章Part1からは蜃気楼に乗り換える。
 +
:初期状態で精神コマンドの「[[必中]]」を習得しており、照準値が低い代わりに攻撃力が高い攻撃特化タイプの[[ガウェイン]]と非常に相性が良い。
 +
:2章Part7では『亡国のアキト』のシナリオ再現により、「ジュリアス・キングスレイ」としてスザクと共に登場。テロに見せかけた作戦を立てるが、原作通りに錯乱してしまい、幽閉されてしまう。『アキト』のシナリオ再現終了後は、ロロによって連れ出される。2章Part11では『R2』の再現によりルルーシュ救出作戦が行われる。その際、[[ディバイン・ドゥアーズ]]の一部にカレンからゼロの正体が明かされる。
 +
:イベント「[[クロッシング・パイロット]]第2弾」では[[ウイングガンダムゼロ]]の専用カラー「[[ウイングガンダムゼロリベリオン]]」に搭乗。ボイスは専用のものが新録されており、ツインバスターライフルなどの武装名も収録されている。なお、福山氏は収録の際「『ガンダム』に乗れて嬉しい」と喜んでいたとか<ref>福山氏は『[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]』で[[スターゲイザーガンダム]]のコ・パイロットである[[ソル・リューネ・ランジュ]]を、『SDガンダムGジェネレーションクロスレイズ』でデルタアストレイのパイロットであるアグニス・ブラーエを演じているが、厳密にはガンダムではないとのことで本人的にはノーカンらしい(『SEED』の世界観では機体の正式名称に「ガンダム」は付かないため)。</ref>。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 +
:『復活のルルーシュ』設定。本作ではフルネームの正式名称が「'''ルルーシュ'''」となっている。SRWオリジナル機体の[[月虹影帥]]に搭乗。ボイスも新規収録されている。
 +
:戦術指揮に気力とExCのバフ効果を付加するABがかなり強力であり、同じように味方ユニットを強化しなおかつ効果がマップクリアまで永続する「[[隊長コマンド]]」と差別化されている。ただし、移動後使用も[[ヒット&アウェイ]]との併用も出来ないので進軍に遅れない為にはひと手間必要。幸い「決意」は変わらず習得する。
 +
:彼の真価は、艦長でありながら「決意」を所持する[[ミツバ・グレイヴァレー]]と合わせる事で発揮され、「決意」で確保したミツバのExCをひたすらルルーシュの行動回復にあて、ルルーシュが戦術指揮を連打することで、1~2ターン目の時点で'''気力とExCを上限まで上げる'''ことが可能になる。戦術指揮の元々の強化自体も重なり、マルチアクションの連打で勝利条件にターン経過が入ってさえいなければ'''どんなシナリオだろうと1~2ターンで終わりかねない'''バランスブレイカーの組み合わせとなる。
 +
:ただし、あくまで[[ドライストレーガー]]を含む戦艦が出撃していることを前提としたコンボであるため、艦内ミッションなど戦艦の出撃できないミッションではここまでの威力は発揮できない(それでも普通に強力)。
 +
:また、当然ながらルルーシュ自身はこの恩恵にあずかれない為、ルルーシュも強化する場合にはルルーシュ自身の「決意」や余った戦艦のExC等で同様の状態まで持っていく等の工夫が必要となる。
 +
:本作では自身の復活は'''仮初めの生'''と捉えており、「何時消えてもおかしくない」と漏らしている。もっとも、エクストラチャプターまで退場する事はなくEDでは原作同様にL.L.を名乗りC.C.と共にギアスの欠片を回収する旅に向かっている。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]」名義のものも合わせて記載。基本的には味方時はゼロ名義、敵対時はルルーシュ名義となる。『X』では原作終了後なので、ルルーシュ名義で味方として運用できる。
+
「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]」名義のものも合わせて記載。基本的には味方時はゼロ名義、敵対時はルルーシュ名義となる。原作終了後の『X』や、『復活のルルーシュ』設定の作品ではルルーシュ名義で味方として運用できる。
    
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
:主役としては全体的にあまりパッとしない能力。体力は並み以下という設定からか[[格闘]]が輪をかけて低い。一方[[射撃]]はコードギアス勢で最高値だが、そもそもギアス勢の射撃値は総じて低い傾向にあるのでリアル系パイロット全体で見ると平均よりちょっと上程度。あくまで「[[エース]]」ではなく「キング」として使うのであれば、本格的な戦闘は付近の味方に任せよう。
+
:主役としては全体的にあまりパッとしない能力。体力は並み以下という設定からか[[格闘 (能力)|格闘]]が輪をかけて低い。一方[[射撃 (能力)|射撃]]はコードギアス勢で最高値だが、そもそもギアス勢の射撃値は総じて低い傾向にあるのでリアル系パイロット全体で見ると平均よりちょっと上程度。あくまで「[[エース]]」ではなく「キング」として使うのであれば、本格的な戦闘は付近の味方に任せよう。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
:『再世篇』では乗機に格闘武器がなくなったことで[[格闘]]の低さは気にならなくなり、[[蜃気楼]]を制御できる情報処理能力が反映されたのか[[技量]]も増加。技能枠の増加など悩みの種が潰された結果『破界篇』に比べて大幅に使い勝手が良くなっている(蜃気楼の性能が優秀過ぎるため、戦術指揮をやらなくても充分やっていける)。IFルートに行きたい場合、37話までにエースになっておかないとポイントが取れないので、蜃気楼乗り換え後は出来る限り前線に出して行きたい。
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:『再世篇』では乗機に格闘武器がなくなったことで[[格闘 (能力)|格闘]]の低さは気にならなくなり、[[蜃気楼]]を制御できる情報処理能力が反映されたのか[[技量]]も増加。技能枠の増加など悩みの種が潰された結果『破界篇』に比べて大幅に使い勝手が良くなっている(蜃気楼の性能が優秀過ぎるため、戦術指揮をやらなくても充分やっていける)。IFルートに行きたい場合、37話までにエースになっておかないとポイントが取れないので、蜃気楼乗り換え後は出来る限り前線に出して行きたい。
 
:敵としては、ダモクレスの性能と相まってとにかく硬い。近くにスザクがいるので、まともにかかると苦戦は避けられない。聖天八極式やダブルオーライザーなど、回避力と火力に優れるユニットをぶつけてやろう。
 
:敵としては、ダモクレスの性能と相まってとにかく硬い。近くにスザクがいるので、まともにかかると苦戦は避けられない。聖天八極式やダブルオーライザーなど、回避力と火力に優れるユニットをぶつけてやろう。
   137行目: 163行目:  
:'''[[分析]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[かく乱]]、[[魂]]、[[再動]]'''
 
:'''[[分析]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[かく乱]]、[[魂]]、[[再動]]'''
 
:戦闘要員としてもサポート要員としても非常に優秀なコマンドを多数習得する。[[集中]]が使えないので前半は集中攻撃されるとあっさり落ちるが、[[C.C.]]がサブに加入すると解消され、[[ZEXIS]]のキングとしての風格は十分。問題はC.C.も精神サポート要員として優秀すぎるため、何度も集中を使うのはためらわれる点か。
 
:戦闘要員としてもサポート要員としても非常に優秀なコマンドを多数習得する。[[集中]]が使えないので前半は集中攻撃されるとあっさり落ちるが、[[C.C.]]がサブに加入すると解消され、[[ZEXIS]]のキングとしての風格は十分。問題はC.C.も精神サポート要員として優秀すぎるため、何度も集中を使うのはためらわれる点か。
 +
:再世篇プロローグでも、この精神コマンド構成になっている。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
:'''[[分析]]、[[集中]]、[[直感]]、[[かく乱]]、[[魂]]、[[再動]]'''
 
:'''[[分析]]、[[集中]]、[[直感]]、[[かく乱]]、[[魂]]、[[再動]]'''
143行目: 170行目:  
:'''[[分析]]、[[集中]]+、[[直感]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
 
:'''[[分析]]、[[集中]]+、[[直感]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
 
:両篇ともこれ。よりによって「再動」がなくなっているが、今回はマルチアクションがあるので妥当なところだろう。
 
:両篇ともこれ。よりによって「再動」がなくなっているが、今回はマルチアクションがあるので妥当なところだろう。
;[[スーパーロボット大戦X|X]]
+
;[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[分析]]、[[集中]]、[[直感]]、[[かく乱]]、[[決意]]、[[魂]]'''
 
:'''[[分析]]、[[集中]]、[[直感]]、[[かく乱]]、[[決意]]、[[魂]]'''
 
:新精神の「決意」を活用し、マルチアクションで行動回数を増やして戦闘と戦術指揮を両立させたいところ。
 
:新精神の「決意」を活用し、マルチアクションで行動回数を増やして戦闘と戦術指揮を両立させたいところ。
153行目: 180行目:  
:;パイロットパーツ装備時
 
:;パイロットパーツ装備時
 
::'''[[必中]]、[[直感]]、[[共鳴]]'''
 
::'''[[必中]]、[[直感]]、[[共鳴]]'''
 +
:;ゼロ/[[C.C.]]名義
 +
::'''[[不屈]]、[[閃き]]、[[愛]]'''
 +
:;ゼロ/C.C.名義(パイロットパーツ装備時)
 +
::'''[[希望]]、[[共鳴]]、[[魂]]+'''
 +
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[感応]]、[[熱血]]、[[分析]]、[[決意]]'''
   −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
+
=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[Zシリーズ]]
 
;[[Zシリーズ]]
 
:'''[[戦術指揮]]、[[指揮官]]、[[戦意高揚]]、[[気力限界突破]]'''
 
:'''[[戦術指揮]]、[[指揮官]]、[[戦意高揚]]、[[気力限界突破]]'''
168行目: 201行目:  
:'''[[底力]]、[[指揮官|指揮:攻撃命中]]、[[天才]]'''
 
:'''[[底力]]、[[指揮官|指揮:攻撃命中]]、[[天才]]'''
 
:ドルイドシステムでの防御低下に加え、指揮による攻撃力上昇で更なる火力向上が見込める。
 
:ドルイドシステムでの防御低下に加え、指揮による攻撃力上昇で更なる火力向上が見込める。
 +
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''戦略眼(ゼロ)'''
 +
:メインスロットの必殺技威力・照準値が増加する。
 +
:'''ゼロの提案'''
 +
:照準値が増加する。[[気力+系技能|攻撃命中時の気力上昇]]量・[[気力限界突破|気力上限]]が増加する(LV20で追加される)。
 +
:'''ゼロ'''
 +
:攻撃力が増加する。気力130以上の時、ステージ中一度だけ「[[奮起]]」(レベルが上がると「[[ひらめき]]」も追加される)がかかる。
 +
:'''不撓不屈(ゼロ)'''
 +
:攻撃力が増加する。気力120、150以上の時、ステージ中一度だけ「[[熱血]]」(レベルが上がると「[[狙撃]]」も追加される)がかかる。
 +
:'''[+]矜持(ゼロ)'''
 +
:攻撃力・防御力が増加する。気力が120、150以上のとき、ステージ中一度「[[集中]]」(レベルが上がると「[[不屈]]」も追加される)がかかる。
 +
:'''[[戦意高揚]](ゼロ)
 +
:全ての攻撃の与ダメージ・照準値が増加する。自分のアクション開始時に気力が増加する。
 +
:'''反逆(ゼロ)'''
 +
:防御力・照準値・気力上限が増加。攻撃を命中させた際の気力上昇量が増加する(LV15で追加される)。
 +
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 +
:'''[[戦術指揮]]、[[指揮官]]L4、[[底力]]L6、[[気力限界突破]]L2'''
 +
:『X』と比べて、底力のレベルが下がっている。
    
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
185行目: 236行目:  
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。漸くZシリーズのデフォルト同等の運用が可能となる。Zシリーズ時代のボーナスと比較すると割に合わなさは否めず、ギアス勢の性能下方修正を象徴していると言える。
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。漸くZシリーズのデフォルト同等の運用が可能となる。Zシリーズ時代のボーナスと比較すると割に合わなさは否めず、ギアス勢の性能下方修正を象徴していると言える。
 
:Zシリーズと同じ使い勝手を求めるのであれば早急に取得したい。
 
:Zシリーズと同じ使い勝手を求めるのであれば早急に取得したい。
;集中(命中・回避+10%)
+
;C.C.の最大SP+15、個別コマンド「戦術指揮」をかけた相手の気力+3、ExC+1
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。ルルーシュが[[集中]]および[[ひらめき|閃き]]を持っていないが、蜃気楼搭乗時は防御を優先することになるのでさほど必要性はない。ただドルイドシステムでの命中低下に加え、天才があるため回避を求めるなら取得する必要がある。
+
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。戦術指揮で気力やExCまで強化するという、自軍全体に強烈なバフを掛けることが出来るボーナス。AOSの戦術訓練サポート取得済で戦艦各種がグレートエースになってる場合、一回使うだけでExCがすぐ6まで溜まり、即オーダーでルルーシュを再行動させ再び戦術指揮し回復、とExCのロンダリングを繰り返す事で'''初動から全機体のExCを溜め続ける事が可能'''。優秀なサポート系精神コマンドのオンパレードであるC.C.の最大SPが増えるのも嬉しい。
 +
;集中
 +
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。命中・回避+10%。
 +
:ルルーシュは[[集中]][[閃き]]を持っていないが、蜃気楼搭乗時は防御を優先することになるのでさほど必要性はない。ただドルイドシステムでの命中低下に加え、天才があるため回避を求めるなら取得する必要がある。
    
=== サポートアビリティ ===
 
=== サポートアビリティ ===
 
;二つの仮面
 
;二つの仮面
:SSR。「ルルーシュ・ランペルージ」名義。状態異常になりづらい。
+
:SSR。状態異常になりづらい。
 +
:無印出典で、「ルルーシュ・ランペルージ」名義。イラストは私服。
 
;盤石の備え
 
;盤石の備え
:SSR。「ゼロ」名義。戦艦搭載中、味方全体の移動速度アップ。
+
:SSR。戦艦搭載中、味方全体の移動速度アップ。
 +
:『R2』出典で、「ゼロ」名義。
 +
 
 +
=== 支援効果 ===
 +
{| class="wikitable"
 +
|-
 +
!パーツ!!メイン効果!!サブ効果!!精神コマンド!!専用演出対応
 +
|-
 +
!魔神の一手
 +
|特殊攻撃強化III||タイプ強化III(攻撃・命中)||[[狙撃]]||[[紅蓮弐式]]<br />([[紅月カレン]])
 +
|-
 +
!明日への選択
 +
|運動性ダウンIII||タイプ強化IV(攻撃・命中)(紅月カレン)||[[不屈]]||[[紅蓮聖天八極式]]<br />(紅月カレン)
 +
|-
 +
|}
    
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
;「汝に大義ありや」
  −
:フレイヤ使用時にかかる。
   
;「Elegant force」
 
;「Elegant force」
:ギアス使用時にかかる。厳密には「パイロット」[[BGM]]ではないが、ルルーシュの象徴とも言うべき曲であるためこちらに記載。ちなみに設定変更でBGMにすることは可能。
+
:ギアス使用時のBGM。『第2次Z』で採用。厳密には「パイロット」[[BGM]]ではないが、ルルーシュの象徴とも言うべき曲であるためこちらに記載。一応設定変更で戦闘BGMにすることは可能。
;「Nightmare」
  −
:『OE』でガウェイン搭乗時のBGM。
  −
;「WORLD END」
  −
:『OE』で蜃気楼搭乗時のBGM。
  −
;「O2」
  −
:『X』での戦闘BGM。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
213行目: 274行目:  
:最初の友達である故に信頼もしていたが、それ故に自分本位で『友達』という言葉を持ち出した事もあったので一時期完全に唾棄された事もある。
 
:最初の友達である故に信頼もしていたが、それ故に自分本位で『友達』という言葉を持ち出した事もあったので一時期完全に唾棄された事もある。
 
;[[C.C.]]
 
;[[C.C.]]
:自身にギアスを与えた張本人の美女。互いに互いを利用する「共犯者」の間柄。結果的に、彼女はルルーシュにとって最初から最後まで唯一味方であり続ける存在になった。
+
:自身にギアスを与えた張本人。互いに互いを利用する「共犯者」の間柄。結果的に、彼女はルルーシュにとって最初から最後まで唯一味方であり続ける存在になった。
 
;[[ナナリー・ランペルージ]]
 
;[[ナナリー・ランペルージ]]
 
:実妹。母を失い父から見捨てられた身であるため、唯一の肉親で互いに深く愛し合っている。ルルーシュにとっては最愛の妹であり生きる支えそのものである。事実ゼロとしての行動と目的の殆どが、ナナリーの為に行われたものであった。
 
:実妹。母を失い父から見捨てられた身であるため、唯一の肉親で互いに深く愛し合っている。ルルーシュにとっては最愛の妹であり生きる支えそのものである。事実ゼロとしての行動と目的の殆どが、ナナリーの為に行われたものであった。
226行目: 287行目:  
;[[ミレイ・アッシュフォード]]
 
;[[ミレイ・アッシュフォード]]
 
:[[アッシュフォード学園]]の生徒会会長であり、自身とナナリーの正体を知る数少ない人物。思いつきのイベントに振り回される事も多い。彼女が卒業し、ニュースキャスターになった後、唐突に自身が皇帝となって以降は逆に彼女を驚かせ続けた。
 
:[[アッシュフォード学園]]の生徒会会長であり、自身とナナリーの正体を知る数少ない人物。思いつきのイベントに振り回される事も多い。彼女が卒業し、ニュースキャスターになった後、唐突に自身が皇帝となって以降は逆に彼女を驚かせ続けた。
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:『Genesic Re;CODE』によると、ルルーシュが中等部に在籍してた頃、ブリタニア人に友達がいなかったため、お節介な彼女に引きずり込まれるように生徒会に入った。当初は不満も言っていたが、振り回されていたうちに学園の人気者になっていたという。
 
;[[シャーリー・フェネット]]
 
;[[シャーリー・フェネット]]
 
:生徒会のメンバー。ルルーシュを「ルル」と呼び想いを寄せている。ルルーシュも彼女の事を良き友人と思っていたが、ゼロとしての行動が彼女に悲劇をもたらしてしまい、『R2』において彼女を戦いに巻き込むようなことはしたくはないと考えるようになっていた。なお、彼女が自分に好意を抱いていることは彼女にキスされるまでは気づいていなかった。
 
:生徒会のメンバー。ルルーシュを「ルル」と呼び想いを寄せている。ルルーシュも彼女の事を良き友人と思っていたが、ゼロとしての行動が彼女に悲劇をもたらしてしまい、『R2』において彼女を戦いに巻き込むようなことはしたくはないと考えるようになっていた。なお、彼女が自分に好意を抱いていることは彼女にキスされるまでは気づいていなかった。
:小説版では彼女との出会いが描かれている。ブリタニアに見捨てられ、人質となった日本でスザクと出会い、再び手にしたと信じた安住の地をまたブリタニアに踏みにじられてしまい、ブリタニアに関わる全てを侵略者どもの一味として憎み切っていたルルーシュは彼女との出会いにより、憎むべきはブリタニア全てではなく現在のブリタニア帝国という体制(皇帝)であると気付かされる事になる。ルルーシュは彼女を大切な存在として戦いに巻き込まない事を心に誓っていたが……
+
:小説版では彼女との出会いが描かれている。ブリタニアに見捨てられ、人質となった日本でスザクと出会い、再び手にしたと信じた安住の地をまたブリタニアに踏みにじられてしまい、ブリタニアに関わる全てを侵略者どもの一味として憎み切っていたルルーシュは彼女との出会いにより、憎むべきはブリタニア全てではなく現在のブリタニア帝国という体制(皇帝)であると気付かされる事になる。ルルーシュは彼女を大切な存在として戦いに巻き込まない事を心に誓っていた。
 
:劇場版では軽めだが付き合っており、皇帝を打倒した後に別れの電話をかけている。しかし、それでもルルーシュの味方であり続けるほどに彼を愛している。
 
:劇場版では軽めだが付き合っており、皇帝を打倒した後に別れの電話をかけている。しかし、それでもルルーシュの味方であり続けるほどに彼を愛している。
 
:名台詞アワードでは彼女から「'''ナチュラルボーン詐欺師'''」とあんまりな呼び名をつけられるハメに。
 
:名台詞アワードでは彼女から「'''ナチュラルボーン詐欺師'''」とあんまりな呼び名をつけられるハメに。
244行目: 306行目:  
;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]
 
;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]
 
:ブリタニア帝国第2皇子。クロヴィスとは逆に、ルルーシュはチェスで一度も彼に勝ったことがない。最終的には直接ぶつかることになるが、映像トラップで嵌めてギアスで降した。
 
:ブリタニア帝国第2皇子。クロヴィスとは逆に、ルルーシュはチェスで一度も彼に勝ったことがない。最終的には直接ぶつかることになるが、映像トラップで嵌めてギアスで降した。
 +
;[[ヴィレッタ・ヌゥ]]
 +
:ギアス取得直後、偶然場に現れた際にギアスを使用して機体を奪い、因縁が出来る事となる。なお、名前有りのキャラとしては初めてギアスを使用した相手でもある。
 
;[[ジェレミア・ゴットバルト]]
 
;[[ジェレミア・ゴットバルト]]
 
:スザク救出の際に彼を陥れて以降、仇敵として狙われていたが、『R2』では自身に忠誠を尽くす臣下として重用する。
 
:スザク救出の際に彼を陥れて以降、仇敵として狙われていたが、『R2』では自身に忠誠を尽くす臣下として重用する。
256行目: 320行目:  
;[[桐原泰三]]
 
;[[桐原泰三]]
 
:ルルーシュが仮面を取って話せる数少ない相手。協力を取り付ける際にもギアスを用いなかった事からも互いに信頼関係は良好であった。
 
:ルルーシュが仮面を取って話せる数少ない相手。協力を取り付ける際にもギアスを用いなかった事からも互いに信頼関係は良好であった。
;ジュリアス・キングスレイ
  −
:第1期と『R2』の間に起こった出来事である『[[コードギアス 亡国のアキト]]』でシャルルがルルーシュの人格そのものを書き換えた際に名乗った名前。
   
;[[マリーベル・メル・ブリタニア]]
 
;[[マリーベル・メル・ブリタニア]]
 
:外伝『[[コードギアス 双貌のオズ]]』に登場する皇女の1人。母と妹をテロ事件で失い、それを皇帝に談判した為に継承権を下げられ、とルルーシュと殆ど似た事をしており、当のルルーシュからも「俺と似ている」と評された。ただし、彼女からはその言葉の真意を拒絶される事に。『02』では、彼女から戦力を提供されて短期間の内に手駒を揃えることに成功、代わりに新型KGFエルファバを与え、ダモクレスの防衛を一任した。なお幼少期はよく遊ぶ事もあり、ユーフェミア同様仲は良かったようである。
 
:外伝『[[コードギアス 双貌のオズ]]』に登場する皇女の1人。母と妹をテロ事件で失い、それを皇帝に談判した為に継承権を下げられ、とルルーシュと殆ど似た事をしており、当のルルーシュからも「俺と似ている」と評された。ただし、彼女からはその言葉の真意を拒絶される事に。『02』では、彼女から戦力を提供されて短期間の内に手駒を揃えることに成功、代わりに新型KGFエルファバを与え、ダモクレスの防衛を一任した。なお幼少期はよく遊ぶ事もあり、ユーフェミア同様仲は良かったようである。
267行目: 329行目:  
;カリーヌ・ネ・ブリタニア(SRW未登場)
 
;カリーヌ・ネ・ブリタニア(SRW未登場)
 
:第5皇女。異母妹。ギネヴィアと同様の理由で彼女からも疎まれていた。皇帝即位の宣言をした際に「何言ってるの!?ありえない!」と非難されるがギアスで配下にし、皇女の身分を剥奪した。
 
:第5皇女。異母妹。ギネヴィアと同様の理由で彼女からも疎まれていた。皇帝即位の宣言をした際に「何言ってるの!?ありえない!」と非難されるがギアスで配下にし、皇女の身分を剥奪した。
 +
;[[シャムナ]]
 +
:彼女のギアスに翻弄され、諦めかけるがC.C.の叱咤で復活し、逆転勝利した。
 +
;マリオorマーヤ・ディゼル
 +
:スマホゲーム『ロストストーリーズ』の主人公。シンジュク事変でクロヴィスを殺害する現場を目撃された事を切っ掛けに、ブリタニアを倒す為の『契約』を結ぶ。戦闘力や判断力の高さを評価する一方で、復讐の為なら自分の命すら棄てかねない姿に危機感を持ち、ブリタニアへのスパイとして潜入させる。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
=== ガンダム系 ===
 
=== ガンダム系 ===
 +
;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、人類のためにあえて悪行を成そうとした者同士として、互いに親近感を覚える。なお、二人の行動の結果、世界は約一年の間平穏が保たれることとなり、のちに「奇跡の一年」と呼ばれるようになる。
 
;[[ヒイロ・ユイ]]
 
;[[ヒイロ・ユイ]]
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』ではナナリーが誘拐された際に彼も同行する。ルルーシュの学生離れした決断力や行動力を間近で見て、彼の正体に疑問を持つ。そして『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて、自力でゼロの正体に辿り着く事となった。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』ではナナリーが誘拐された際に彼も同行する。ルルーシュの学生離れした決断力や行動力を間近で見て、彼の正体に疑問を持つ。そして『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて、自力でゼロの正体に辿り着く事となった。
290行目: 358行目:  
;[[キリコ・キュービィー]]
 
;[[キリコ・キュービィー]]
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、[[イプシロン]]との決戦に臨む彼の前で仮面を外してATの調整に付き合う。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、[[イプシロン]]との決戦に臨む彼の前で仮面を外してATの調整に付き合う。
 +
;[[アナ・メダイユ]]
 +
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では、彼女からZEUTHのメンバーがかつてゼロと風貌が似ている人物によって苦しめられた事実を知らされ、その人物と異なり、自分が誠実な人間と評価される。
 
;[[ロブ・ハーマン]]
 
;[[ロブ・ハーマン]]
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では同志。参謀としての有能さは彼を含めた[[ヘリック共和国]]の軍人も一目置いている。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では同志。参謀としての有能さは彼を含めた[[ヘリック共和国]]の軍人も一目置いている。
 +
;[[後藤喜一]]
 +
:『OE』で共演。「テロリスト(彼と敵対するブリタニアの視点であるが)と警察官」という正反対の立場な他、ルルーシュが苦手とする腹の底が見えない人間。
 +
;[[ケーン・ワカバ]]、[[タップ・オセアノ]]、[[ライト・ニューマン]]
 +
:『X-Ω』周年イベント「第3回スパクロフェスティバル」にて、攪乱作戦でゼロの服装をした部隊の一部。作戦後、彼らにゼロの物真似で遊ばれる。
 
;[[アンジュ]]
 
;[[アンジュ]]
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて共演。「国を追われた元皇族」「車椅子に乗った妹がいる」「世界を壊す為に戦う」等と境遇や気質で何かと共通点の多い人物。
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて共演。「国を追われた元皇族」「車椅子に乗った妹がいる」「世界を壊す為に戦う」等と境遇や気質で何かと共通点の多い人物。
307行目: 381行目:  
:『X』では地上に出た彼らの軍と同盟を結び、最終的に太平洋上で黒の騎士団や[[ショウ・ザマ|ショウ]]達との決戦に及んだ事が語られている(同時進行で宇宙ではルルーシュの同盟者であるトレーズ率いるOZと、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]率いる[[ホワイトファング]]の決戦が繰り広げられていた)。
 
:『X』では地上に出た彼らの軍と同盟を結び、最終的に太平洋上で黒の騎士団や[[ショウ・ザマ|ショウ]]達との決戦に及んだ事が語られている(同時進行で宇宙ではルルーシュの同盟者であるトレーズ率いるOZと、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]率いる[[ホワイトファング]]の決戦が繰り広げられていた)。
 
:ただ(原作通りであれば)ドレイクの野望とルルーシュ&トレーズ(&ゼクス)の目指す物は相容れない事が予想される為、「同志」であったトレーズとは異なりあくまで「同盟者」止まりであったと思われる。
 
:ただ(原作通りであれば)ドレイクの野望とルルーシュ&トレーズ(&ゼクス)の目指す物は相容れない事が予想される為、「同志」であったトレーズとは異なりあくまで「同盟者」止まりであったと思われる。
 +
;[[ダバ・マイロード]]
 +
:『30』では、彼のカリスマにいち早く着目しており、自分の二の轍を踏まないように手助けをしている。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
316行目: 392行目:  
;[[ハルシュタイン]]
 
;[[ハルシュタイン]]
 
:『X-Ω』では直接の絡みこそないが、彼女の不滅の身体を無効化した。
 
:『X-Ω』では直接の絡みこそないが、彼女の不滅の身体を無効化した。
 +
;[[シンドウ・スガタ]]
 +
:『X-Ω』周年イベント「第3回スパクロフェスティバル」にて、撹乱作戦で部隊全員がゼロの服装をするシーンにおいてシュナイゼルとチェスで対決する大事な役目を任せる。作戦後は彼のみが見事ゼロを演じきったことを称賛している。ちなみに、この称賛に対して[[ケーン・ワカバ]]が、[[声優ネタ|声が似てる]]からって贔屓するなと文句をつけていた。
 
;[[戦部ワタル]]
 
;[[戦部ワタル]]
 
:『X』で世捨て人になったルルーシュと出会った際の印象が強く残り、根は悪くない人だと察してくれる。ルルーシュもまた彼の穢れの無い粋さと心の強さを羨ましく思っていた。
 
:『X』で世捨て人になったルルーシュと出会った際の印象が強く残り、根は悪くない人だと察してくれる。ルルーシュもまた彼の穢れの無い粋さと心の強さを羨ましく思っていた。
335行目: 413行目:  
;[[セルリック・オブシディアン]]
 
;[[セルリック・オブシディアン]]
 
:『X』では、表情の変化がシュナイゼルに近しいため警戒されていたが、内に秘める野心は嫌いではないと評していた。彼が[[魔獣エンデ|エンデ]]の呪縛から解き放たれ、[[魔従教団]]の導師に就任した際も、正気を取り戻した彼になら任せられると発言している。
 
:『X』では、表情の変化がシュナイゼルに近しいため警戒されていたが、内に秘める野心は嫌いではないと評していた。彼が[[魔獣エンデ|エンデ]]の呪縛から解き放たれ、[[魔従教団]]の導師に就任した際も、正気を取り戻した彼になら任せられると発言している。
 +
;[[カールレウム・ヴァウル]]
 +
:『30』では彼とクエスターズ思考実験問題の由来を解説する。
 +
:同行拒否ルートに進む場合、カールレウム離反の真意をいち早く気づいた。
 +
;[[キョウスケ・ナンブ]]
 +
:『30』DLCシナリオではポーカーで勝負し、キョウスケをぼろ負けさせていた。両者ポーカーフェイスは完璧であり、「この手でよく俺をここまで追い詰めた」と評価したが、実際のところ負けるつもりはなかった模様。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
+
「ゼロ」としての台詞も含む。
 
=== 第一期 ===
 
=== 第一期 ===
 
;「…僕は」<br />「スザク、僕は…ブリタニアを…ぶっ壊す!」
 
;「…僕は」<br />「スザク、僕は…ブリタニアを…ぶっ壊す!」
355行目: 438行目:  
:第2話において自身の頭脳と策を駆使して、ブリタニア軍を敗色に追い詰めて。が……。
 
:第2話において自身の頭脳と策を駆使して、ブリタニア軍を敗色に追い詰めて。が……。
 
;「何だ、あの化け物は!」
 
;「何だ、あの化け物は!」
:スザクの駆る[[ランスロット]]とはじめて対峙して。とても[[主人公]]の台詞とは思えない。
+
:スザクの駆る[[ランスロット]]とはじめて対峙して。まるでやられ役の台詞のようであり、あまりロボットアニメの[[主人公]]らしくない(少なくとも序盤では)。
 
;「綺麗ごとで世界は変えられないから・・・」
 
;「綺麗ごとで世界は変えられないから・・・」
:命乞いをするクロヴィスの叫び声を聞きながらこの言葉の口にし、彼は銃の引き金を引いて異母兄を殺害した。
+
:第3話。命乞いをするクロヴィスの叫び声を聞きながらこの言葉の口にし、彼は銃の引き金を引いて異母兄を殺害した。
 
;「嘘だよ。あのスザクがそんなことをするはずがない。何かの間違いだよ」
 
;「嘘だよ。あのスザクがそんなことをするはずがない。何かの間違いだよ」
 
:クロヴィス暗殺の犯人がスザクだというニュースを聞いた[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]が「嘘ですよね」と尋ねてきた際の返答。自分が犯人であるような気配は微塵も見せず、穏やかに話しかけ、スザクが陰謀に利用されたことを感じ取っていた。
 
:クロヴィス暗殺の犯人がスザクだというニュースを聞いた[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]が「嘘ですよね」と尋ねてきた際の返答。自分が犯人であるような気配は微塵も見せず、穏やかに話しかけ、スザクが陰謀に利用されたことを感じ取っていた。
365行目: 448行目:  
:契約を果たすまで死んでもらっては困るとc.cに銃を向けられた際のやり取り。この言葉に「確かに、意味は無いな。そんな命」とc.cは銃を下した。
 
:契約を果たすまで死んでもらっては困るとc.cに銃を向けられた際のやり取り。この言葉に「確かに、意味は無いな。そんな命」とc.cは銃を下した。
 
;「制圧された…!? こんな簡単に…! ゲームにすらなっていないぞ…ッ!!」
 
;「制圧された…!? こんな簡単に…! ゲームにすらなっていないぞ…ッ!!」
:[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]との最初の戦いで自分が指揮したレジスタンス達がそれぞれ勝手な行動を取ってあっさりと壊滅したときの嘆きの言葉。この敗北を機に自らの[[黒の騎士団|組織]]を作る事を決意する。
+
:[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]との最初の戦いで自分が指揮したレジスタンス達が指示に従わずにそれぞれ勝手な行動を取ってあっさりと壊滅したときの嘆きの言葉。この敗北を機に自らの[[黒の騎士団|組織]]を作る事を決意する。
 
;「だから何もしないんだろう。さっきのイレヴンだって解ってるんだ。ブリタニア人に頭を下げたほうがいい暮らしができるって」
 
;「だから何もしないんだろう。さっきのイレヴンだって解ってるんだ。ブリタニア人に頭を下げたほうがいい暮らしができるって」
 
:数人のチンピラブリタニア人に暴行を受けていたホットドッグ売りの日本人をギアスで助けた後、カレンと会話しているときの言葉。カレンからシャーリーが「ルルは努力しようとしない。せっかく頭がいいのに」と嘆いていることを聞かされて上記のように返答した。小説ではこの後、「力のある者に逆らうことは危険で馬鹿馬鹿しい行い」とまるで本心と逆のことを言っている。カレンからはこの言葉通りにブリタニア人に服従して虐げられている母親のこともあって平手打ちされる。
 
:数人のチンピラブリタニア人に暴行を受けていたホットドッグ売りの日本人をギアスで助けた後、カレンと会話しているときの言葉。カレンからシャーリーが「ルルは努力しようとしない。せっかく頭がいいのに」と嘆いていることを聞かされて上記のように返答した。小説ではこの後、「力のある者に逆らうことは危険で馬鹿馬鹿しい行い」とまるで本心と逆のことを言っている。カレンからはこの言葉通りにブリタニア人に服従して虐げられている母親のこともあって平手打ちされる。
 
;「さあ決着だ。コーネリアと言えど、味方部隊を絞り込まれれば勝機は低い。こちらには紅蓮弐式もある。必ずや捕縛し、母が死んだときの真実を語らせてやる。そして、そのまま捕虜にすれば俺の勝ちだ。イレギュラーさえなければ、我が黒の騎士団の…」  
 
;「さあ決着だ。コーネリアと言えど、味方部隊を絞り込まれれば勝機は低い。こちらには紅蓮弐式もある。必ずや捕縛し、母が死んだときの真実を語らせてやる。そして、そのまま捕虜にすれば俺の勝ちだ。イレギュラーさえなければ、我が黒の騎士団の…」  
 
:第10話次回予告。'''「イレギュラー」と言った瞬間に[[ランスロット]]が映る。'''
 
:第10話次回予告。'''「イレギュラー」と言った瞬間に[[ランスロット]]が映る。'''
 +
;「いい機会だから言っておく。そう、さっきは助かった。今までも、それからギアスのことも。だから一度しか言わないぞ。ありがとう」
 +
:第11話。自信を庇ったC.C.を介抱した後、彼女がうわ言で発した名前を知る。弱気になっていたC.C.に向けて今までとこれからへの感謝を述べた。
 
;「無くしてから、初めて分かる事ってあるんですね」<br />「自分がどれだけ、彼女の笑顔に救われてきたかって……もう、あんな風に口喧嘩する事も、笑い合う事も出来ないんだなって……」  
 
;「無くしてから、初めて分かる事ってあるんですね」<br />「自分がどれだけ、彼女の笑顔に救われてきたかって……もう、あんな風に口喧嘩する事も、笑い合う事も出来ないんだなって……」  
:ナリタ連山にて、ギアスによりルルーシュの事を全て忘れた[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]と会い、彼女に対して感じていた事を打ち明けた。
+
:第13話。ナリタ連山にて、ギアスによりルルーシュの事を全て忘れた[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]と会い、彼女に対して感じていた事を打ち明けた。
 
;「マオ、お前は黙っていろ!!」
 
;「マオ、お前は黙っていろ!!」
 
:スザクの過去を[[ギアス]]で暴き、それにつけ込む[[マオ]]をこの命令で黙らせた。しかし、小説版ではスザクのことをさらに理解するためにはもっと話を聞くべきだったのではないかとも後で思っている。
 
:スザクの過去を[[ギアス]]で暴き、それにつけ込む[[マオ]]をこの命令で黙らせた。しかし、小説版ではスザクのことをさらに理解するためにはもっと話を聞くべきだったのではないかとも後で思っている。
381行目: 466行目:  
:ユフィに自らのギアスについて説明しているときに言った言葉で、ルルーシュにとっては最大最悪のミス。彼女が最も実行しないことを例に出したのだが、この時、ギアスが制御できなくなっており、彼女の眼を見てしまったため、彼女はギアスに掛かり、この命令を実行してしまう。
 
:ユフィに自らのギアスについて説明しているときに言った言葉で、ルルーシュにとっては最大最悪のミス。彼女が最も実行しないことを例に出したのだが、この時、ギアスが制御できなくなっており、彼女の眼を見てしまったため、彼女はギアスに掛かり、この命令を実行してしまう。
 
:ユフィとの和解で気が緩んでいたとはいえ、このうっかりさえ無かったら、コードギアス本編の展開もだいぶ違った動きを見せたに違いない(ロボットアニメとしては盛り上がりにくい展開かも知れないが)。
 
:ユフィとの和解で気が緩んでいたとはいえ、このうっかりさえ無かったら、コードギアス本編の展開もだいぶ違った動きを見せたに違いない(ロボットアニメとしては盛り上がりにくい展開かも知れないが)。
;「わかっていて俺は契約した。これがやばい力だということぐらい! なのに!」
+
;「わかっていて俺は契約した……これがヤバい力だということぐらい! ……なのに!」
:虐殺の最中に[[ガウェイン]]のコクピットに戻って。ユフィの存在に圧倒されてギアスの秘密を打ち明けようと戯れに言った言葉で取り返しの付かない事態を引き起こしてしまった自分を責める。
+
:虐殺の最中に[[ガウェイン]]のコクピットに戻ってC.Cに対して。ユフィの存在に感化されてギアスの秘密を打ち明けようと戯れに言った言葉で取り返しの付かない事態を引き起こしてしまった自分を責める。
 
;「ああ。こうなったらユーフェミアを最大限利用するしかない。それがせめてもの!」
 
;「ああ。こうなったらユーフェミアを最大限利用するしかない。それがせめてもの!」
:もはや後戻りができなくなり、ユフィや犠牲になった日本人を見て。
+
:もはや後戻りができなくなり、会場にいたブリタニア軍が会場周辺の日本人を虐殺しはじめた状況を見ながら意を結してC.Cに告げる。
;(さようなら、ユフィ。多分、初恋だった)
  −
:そして、ユフィを止めるために、ユフィの凶行をせめて最大限利用するために、この独白の告白と共に虐殺皇女となってしまったユフィを英雄ゼロとして、自らの手で撃つ。
   
;「スザク……俺の手はとっくに汚れているんだよ。それでも向かってくるなら、構わない」<br />「歓迎してやるさ。俺達は友達だからな……フフフフフフフ……ハハハハハハ……ハハハハハハハハハハ!!」
 
;「スザク……俺の手はとっくに汚れているんだよ。それでも向かってくるなら、構わない」<br />「歓迎してやるさ。俺達は友達だからな……フフフフフフフ……ハハハハハハ……ハハハハハハハハハハ!!」
:コーネリア軍との決戦前にユーフェミアの電話でかけてきたスザクとの会話を終えた後の独白。ユーフェミアを殺してしまった自分、憎しみに支配されてゼロとしての自分に向かってくるであろうスザクに対しての感情がない交ぜになっている。
+
:コーネリア軍との決戦前にユーフェミアの携帯電話でかけてきたスザクとの会話を終えた後の独白。ユーフェミアを殺してしまった自分、憎しみに支配されてゼロとしての自分に向かってくるであろうスザクに対しての感情がない交ぜになっている。
 
:名台詞アワードでは「友達という言葉をこんな邪悪なニュアンスで使う主人公はいない」と、あんまりだが的確な指摘が。
 
:名台詞アワードでは「友達という言葉をこんな邪悪なニュアンスで使う主人公はいない」と、あんまりだが的確な指摘が。
 
;「あの日から、俺はずっと望んでいたのかもしれない…あらゆる破壊と喪失を。そう、創造の前には破壊が必要だ。そのために心が邪魔になるのなら、消し去ってしまえばいい。そうだ……俺はもう進むしかない……!」<br />「だから……!!」
 
;「あの日から、俺はずっと望んでいたのかもしれない…あらゆる破壊と喪失を。そう、創造の前には破壊が必要だ。そのために心が邪魔になるのなら、消し去ってしまえばいい。そうだ……俺はもう進むしかない……!」<br />「だから……!!」
:ユフィを不本意ながらも惨殺し、かつての暮らしには絶対に戻れなくなったことで決意の独白。ナナリーを除けば、最も大事な肉親を殺したことで自分自身を完全にゼロという存在にしようと語っている。第一期のレギュラー放送のラストの言葉でもある。
+
:ユフィを不本意ながらも殺害し、かつての暮らしには絶対に戻れなくなったことで決意の独白。ナナリーを除けば、最も大事な肉親を殺したことで自分自身を完全にゼロという存在にしようと語っている。第一期のレギュラー放送のラストの言葉でもある。
 
;「そうだ。俺が[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]だ。黒の騎士団を率い、神聖ブリタニア帝国に戦いを挑み、世界を手に入れる男だ」<br />「結果的に日本は解放される。文句はないだろう?」
 
;「そうだ。俺が[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]だ。黒の騎士団を率い、神聖ブリタニア帝国に戦いを挑み、世界を手に入れる男だ」<br />「結果的に日本は解放される。文句はないだろう?」
 
:スザクに仮面を暴かれ、正体を知られたときの言葉。後者はカレンに「日本人を利用していたのか」と問われた時の返答になっている。[[日本]]解放を、それを悲願としていた騎士団への報酬程度に見ており、「利用していた」のは少なからず本音の一つであろう。『R2』でもこのスタンスが変わらなかったことが、後々まで影響を及ぼすことになる。
 
:スザクに仮面を暴かれ、正体を知られたときの言葉。後者はカレンに「日本人を利用していたのか」と問われた時の返答になっている。[[日本]]解放を、それを悲願としていた騎士団への報酬程度に見ており、「利用していた」のは少なからず本音の一つであろう。『R2』でもこのスタンスが変わらなかったことが、後々まで影響を及ぼすことになる。
403行目: 486行目:  
;「当たり前だ。あんな反射神経バカと、正面からやり合って何になる」<BR/>「俺の本気は、やはり頭脳の方で発揮されるのだ」
 
;「当たり前だ。あんな反射神経バカと、正面からやり合って何になる」<BR/>「俺の本気は、やはり頭脳の方で発揮されるのだ」
 
:対スザク戦について。
 
:対スザク戦について。
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 +
=== 第1期(ゼロ) ===
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;「違うな。間違っているぞ、ジェレミア。犯人はそいつじゃない」<br />「クロヴィスを殺したのは……この私だ!」
 +
:[[枢木スザク|スザク]]を護送している[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]に対して。独特の言い回しが印象的だが、実はこの言い回しを使ったのは同じく福山氏が演じた[[加藤久嵩|この人]]が先。スパロボでは回避時の台詞に採用。
 +
;「いいのか? 公表するぞ、[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]を…」
 +
:ジェレミアの命令で[[サザーランド]]に狙われた際にかました最大級のハッタリ。これのせいでジェレミアは劇中の人物と視聴者から「オレンジ」呼ばわりされる羽目に…。
 +
:なお、ゼロは何かの疑惑を示唆するように言っているが、前述のとおり完全なハッタリで、そもそも存在していない。
 +
;「私が死んだら、公表されることになっている。そうされたくなければ……私達を全力で見逃せ……そっちの男もだ!」
 +
:上記の台詞の後、ジェレミアにかけた[[ギアス]]によって彼はスザクを引き渡し、'''力の限り'''敵であるゼロの逃走を手助けした。これにより「全力で~」はオレンジと合わせて、コードギアス(及びジェレミア)を印象付けるセリフとなった。ちなみに「そっちの男」はスザクの事。
 +
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では[[DVE]]。原作ではジェレミアだけに聞こえるよう声を抑えていたが、こちらでは思いっきり叫んでいる。
 +
;「ユーフェミア。民衆のために人質を買って出たか、相変わらずだな」
 +
:ホテルジャック事件の際、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]こと異母妹ユーフェミアと対峙したときの言葉。後に少ししゃべり過ぎたと自分で言うように直接彼女のことを知っていることを示唆したため、彼女に正体を見抜かれるきっかけになった。
 +
;「人々よ! 我らを恐れ、求めるがいい! 我らの名は『黒の騎士団』!」<br />「我々黒の騎士団は、武器を持たない全ての者の味方である! イレヴンだろうと、ブリタニア人であろうと」<br />「日本解放戦線は、卑劣にもブリタニアの民間人を人質にとり、無残に殺害した。無意味な行為だ。ゆえに、我々が制裁を下した!」<br />「クロヴィス前総督も同じだ。武器を持たないイレヴンの虐殺を命じた。このような残虐行為を見過ごすわけにはいかない。ゆえに制裁を加えたのだ」<br />「私は戦いを否定しない。しかし! 強い者が弱い者を一方的に殺すことは、断じて許さない! 撃っていいのは、撃たれる覚悟の在る奴だけだ……!」<br />「我々は、力ある者が力なき者を襲う時、再び現れるだろう。たとえその敵が、どれだけ大きな力を持っているとしても!」<br />「力ある者よ、我を恐れよ! 力なき者よ、我を求めよ!」<br />「世界は! 我々黒の騎士団が、裁く!」
 +
:黒の騎士団旗揚げ時の演説の全文。実は、この時点での旗揚げは完全な予定外であり、ホテルジャックが起こったことで急きょ行われたものだった。演説のタイミングは[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]が[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]の葬儀で演説した直後に当たるが、内容は昔から考えていたらしい。ただしベストフレーズアワードでのルルーシュ曰く、'''「皇帝の演説を聞いて、何か言い返してやろうと思った」'''とのこと。
 +
;「生きろ!!」
 +
:式根島にて、スザクは司令官に命令に従い、ゼロを道連れに果てようとするものの、ギアスをかける事によって生き長らえる事になる。しかし結果的にこのギアスは「呪い」としてスザクに忌み嫌われる上、『R2』にて取り返しのつかない事態を引き起こす事となる。
 +
;「私は今から敵の司令部を叩く。君はどうする?」
 +
:キュウシュウ戦線で今にも撃墜されそうだったランスロットを救い、エナジーフィラーを差し出した際のセリフ。直後、[[ランスロット]]と[[ガウェイン]]――スザクとゼロは共同戦線で戦場を駆け回ることになり、たった二機で制圧を完了させてしまう。第一期屈指の名場面。
 +
;(やめろ…。私は救世主なんかじゃ…メシアなんかじゃないんだ…)<br />(やめろ…俺に、俺に押し付けるな…。罪を償えと、背負い込めというのか…。俺が…)
 +
:[[行政特区日本]]の式典会場の虐殺の最中、致命傷を負った日本人老女が自分のマントにすがって助けを求めて息絶えた際の独白。本来起こりえなかった惨劇を自らの軽はずみな言葉で引き起こしてしまい、それをまざまざと自覚せざるを得ず、罪悪感に苛まれる。
 +
;「黒の騎士団総員に告げる! ユーフェミアは敵となった! 行政特区日本は我々を誘き出す卑劣な罠だったのだ! 自在戦闘装甲騎部隊は式典会場に突入せよ! ブリタニア軍を壊滅し、日本人を救い出すのだ! 急げ!!」
 +
;スザク「絶対、絶対にユフィを!」
 +
;''「見つけ出して殺せ!!」''
 +
:行政特区日本の式典会場で虐殺が行なわれていることを団員たちに告げているが嘘と現実を混ぜている。ユーフェミアが敵となったのは事実だがギアスの暴走が原因のため、行政特区日本が罠だったというのは偽りである。ユーフェミアの殺害命令を出した時、ギアスが暴走したルルーシュの左目からは涙が零れていた。
 +
;(さようなら、ユフィ……。多分、初恋だった……)
 +
:ギアスの暴走により日本人虐殺を引き起こしてしまい、事態を終わらせるためにユーフェミアを手にかけた際の独白。
 +
:ユフィを止めるために、ユフィの凶行をせめて最大限利用するために、この独白の告白と共に虐殺皇女となってしまったユフィを英雄ゼロとして、自らの手で撃つ。
 +
:因みに、TV放送版では悲しげながらも静かな口調だったが、劇場版三部作では今にも泣き出しそうな口調となっていた。
 +
;「それは頼もしい。しかし残念ながら、私は既に悪魔と契約してしまった。今さら神とは契約できませんよ」
 +
:自らを勝利の女神と形容してゼロの妻となることを進言する[[皇神楽耶|神楽耶]]に対してその申し出を丁重に辞退したときの言葉。[[C.C.]]と契約し、ギアスという呪いの力で多くの人間を陥れ、大事な思い出を共有する異母妹のユーフェミアまで無残に殺してしまったゼロにとっては申し出を受ける気にはなれないのだろう。
 +
;「間に合ったか…」<br />「ありがとう、ダールトン」
 +
:ギアスの命令に従い、不意打ちによってコーネリアを戦闘不能に追い詰め、正気に戻った[[アンドレアス・ダールトン|ダールトン]]に対して不敵な笑みを浮かべながらハドロン砲でとどめを刺した。
    
=== R2 ===
 
=== R2 ===
411行目: 526行目:  
;(……俺に妹はいるが、弟はいなかった! 誰なんだ、アイツは……!?)
 
;(……俺に妹はいるが、弟はいなかった! 誰なんだ、アイツは……!?)
 
:記憶を取り戻した後、確認している最中のモノローグ。偽りの弟をあてがわれ、妹ナナリーは連れ去られたことを理解した。ちなみに、DSゲーム版では異母弟のパラックスとキャスタール(SRW未登場)が登場する。
 
:記憶を取り戻した後、確認している最中のモノローグ。偽りの弟をあてがわれ、妹ナナリーは連れ去られたことを理解した。ちなみに、DSゲーム版では異母弟のパラックスとキャスタール(SRW未登場)が登場する。
;(ふん、堕ちたな…。こんな資料を司令室に残している位だ、ギアスしか取り柄がないのだろうが…こいつのパスワードが役に立つとはな)<br/>(フフフハハハハ…ナナリーの居るべき所を奪い取った偽者め…散々使い倒して、ボロ雑巾の様に棄ててやる…!)
+
;「お前が、『弟』だから…!偽りの記憶だったとしても、お前と過ごしたあの時間に嘘はなかった!<br />「最初から、ブリタニアに安らぎはなかった。お前の居場所は、ここにある!!」<br />(ふん、堕ちたな…。こんな資料を司令室に残している位だ、ギアスしか取り柄がないのだろうが…こいつのパスワードが役に立つとはな)<br/>(フフフハハハハ…ナナリーの居るべき所を奪い取った偽者め…散々使い倒して、ボロ雑巾の様に棄ててやる…!)
:ルルーシュが[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]を懐柔した際に心の中で呟いた台詞。ルルーシュの極悪モードがこれでもかと言わんばかりに全開である。
+
:ルルーシュが義弟である[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]を庇い、C.Cの引き渡しという任務を果たせず諜報機関に戻れなくなった彼を『兄』として懐柔。その後に心の中で呟いた台詞。ルルーシュの極悪モードがこれでもかと言わんばかりに全開である。
:ちなみにルルーシュ役・福山潤は「このセリフが言いたかった!」らしく、言っていて気持ちよかったとのこと。さらにこの台詞のおかげで、ロロは視聴者から「ボロ雑巾」とかけて'''「ロロ雑巾」'''という仇名が付く羽目になった。
+
:ちなみにルルーシュ役・福山潤は「このセリフが言いたかった!」らしく、言っていて気持ちよかったとのこと。さらにこの台詞のおかげで、ロロは視聴者から「ボロ雑巾」とかけて'''「ロロ雑巾」'''、更に短縮して単に'''「雑巾」'''という仇名が付く羽目になった。
 
;「だから……もう巻き込みたくないんだ」
 
;「だから……もう巻き込みたくないんだ」
 
:第12話にて、シャーリーに対しての心情を端的に発した。当回における数少ないシリアスな台詞。だが、次回で……。
 
:第12話にて、シャーリーに対しての心情を端的に発した。当回における数少ないシリアスな台詞。だが、次回で……。
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:第13話、記憶が戻った事で錯乱したシャーリーがビルから落ちそうになり、咄嗟に彼女の手を掴み胸中を明かす。
 
:第13話、記憶が戻った事で錯乱したシャーリーがビルから落ちそうになり、咄嗟に彼女の手を掴み胸中を明かす。
 
;「俺が…ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだからだ! 俺の父ブリタニア皇帝は母さんを見殺しにした! そのためにナナリーは目と足を奪われ、俺達の未来まで…!」
 
;「俺が…ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだからだ! 俺の父ブリタニア皇帝は母さんを見殺しにした! そのためにナナリーは目と足を奪われ、俺達の未来まで…!」
:第13話での[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]からの「なぜゼロとなってブリタニアと敵対するのか」との問いに対しての返答。直後ルルーシュはジェレミアから当時彼がアリエス宮に居たこと、母・[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]を守れなかったこと、彼の本当の目的を知ることに…。
+
:第13話での[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]からの「なぜゼロとなってブリタニアと敵対するのか」との問いに対しての返答。直後ルルーシュはジェレミアから当時彼がアリエス宮に居たこと、母・[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]を守れなかったこと、彼の本当の目的を知ることになる。
 +
;「ジェレミア・ゴットバルトよ。貴公の忠節は、まだ終わっていないはず。そうだな…!?
 +
:同じく第13話でルルーシュの真意を知り死を覚悟したジェレミアを止めるシステムを解除し問いかけた際のセリフ。覚悟を決めたジェレミアはルルーシュを忠義を尽くすべき主君と定める。
 
;「ダメだッ! 死ぬなっ、シャーリー!!」<br />「死ぬなっ、シャーリー! 死ぬなっ、死ぬなっ!!」<br />「シャーリー……シャーリー……?」<br />「うわああああああああああっ!!」
 
;「ダメだッ! 死ぬなっ、シャーリー!!」<br />「死ぬなっ、シャーリー! 死ぬなっ、死ぬなっ!!」<br />「シャーリー……シャーリー……?」<br />「うわああああああああああっ!!」
:第13話においてジェレミアとの一件が終わった後、瀕死のシャーリーに遭遇する。ルルーシュはシャーリーに対して「死ぬな」とギアスをかけるが、既に死の間際にあった彼女にそのギアスの効果は全くなかった……。
+
:第13話においてジェレミアとの一件が終わった後、瀕死のシャーリーに遭遇する。ルルーシュはシャーリーに対して「死ぬな」とギアスをかけるが、行動の強制しかできない絶対遵守の力では既に死の間際にあった彼女にそのギアスの効果は全くなかった……。
 
:ちなみに『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では原作タイトルままの「過去からの刺客」で再現されているが、フラグの関係で1周目しか見られない、ある意味レアなシーンとなっている。
 
:ちなみに『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では原作タイトルままの「過去からの刺客」で再現されているが、フラグの関係で1周目しか見られない、ある意味レアなシーンとなっている。
 
;「かつてC.C.は俺に言った。ギアスは王の力だと。俺を孤独にしていくと。ならばこれは……。シャーリー、俺はどうやって償えばいい? 教えてくれ……教えて……」
 
;「かつてC.C.は俺に言った。ギアスは王の力だと。俺を孤独にしていくと。ならばこれは……。シャーリー、俺はどうやって償えばいい? 教えてくれ……教えて……」
 
:第13話次回予告のモノローグ。涙ぐむかのような声調となっているのが特徴。そしてここからルルーシュは[[ゼロレクイエム|破滅への道]]を歩む事となる…。
 
:第13話次回予告のモノローグ。涙ぐむかのような声調となっているのが特徴。そしてここからルルーシュは[[ゼロレクイエム|破滅への道]]を歩む事となる…。
;「これが王の力だと言うのなら、力あるものは1人で十分だ。ロロは勿論、ギアスという力―つまり、存在そのものをこの世界から消してやる! それが、シャーリーに対してせめてもの…」
+
;「シャーリーは最後までギアスに翻弄されて、シャーリーはギアスに殺されたんだ!」
:第14話。シャーリーの死により、ギアス嚮団を殲滅し、ギアスの存在を消す事を決める。だが、それは[[黒の騎士団]]の叛意を増幅させてしまう結果となった。
+
;「これが王の力だと言うのなら、力あるものは1人で十分だ。ロロは勿論、ギアスという力、罪、存在そのものをこの世界から消してやる! シャーリーに対してそれがせめてもの…」
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:第14話。シャーリーの死により、利用する予定だったギアス嚮団を殲滅し、ギアスの存在を消す事を決める。だが、それは[[黒の騎士団]]の叛意を増幅させてしまう結果となった。
 
;(ロロ…ここでジークフリート諸共始末してあげよう…ヴィンセントに仕掛けた爆弾で!)
 
;(ロロ…ここでジークフリート諸共始末してあげよう…ヴィンセントに仕掛けた爆弾で!)
 
:[[V.V.]]との戦いの最中、今ばかりにとロロを謀殺しようとした。なお、スイッチを入れようとした直後にコーネリアが乱入したため謀殺する事は出来なかった。
 
:[[V.V.]]との戦いの最中、今ばかりにとロロを謀殺しようとした。なお、スイッチを入れようとした直後にコーネリアが乱入したため謀殺する事は出来なかった。
434行目: 552行目:  
:第17話、スザクと和解しかけた直後に控えていたギルフォード達ブリタニア兵が銃弾を掠める。スザクの策と誤解してしまったルルーシュは憎悪に飲み込まれる…。
 
:第17話、スザクと和解しかけた直後に控えていたギルフォード達ブリタニア兵が銃弾を掠める。スザクの策と誤解してしまったルルーシュは憎悪に飲み込まれる…。
 
;「どうしてお前が持っているんだ! これはナナリーにあげるつもりだったんだよ……! ナナリーにッ! おまえなんかがナナリーの代わりになるものかッ! この偽物がぁッ!!」<br />「まだ気付かないのか? 俺はお前が嫌いなんだよ! 大嫌いなんだよっ!! 何度も殺そうとして、ただ殺し損ねただけだっ!!」
 
;「どうしてお前が持っているんだ! これはナナリーにあげるつもりだったんだよ……! ナナリーにッ! おまえなんかがナナリーの代わりになるものかッ! この偽物がぁッ!!」<br />「まだ気付かないのか? 俺はお前が嫌いなんだよ! 大嫌いなんだよっ!! 何度も殺そうとして、ただ殺し損ねただけだっ!!」
:第19話、ナナリーを失ったショックで感情のままにロロを罵倒。しかし…。
+
:第19話、ナナリーを失ったショックで感情のままにロロを罵倒。
 
;「カレン…君は生きろ」
 
;「カレン…君は生きろ」
 
:黒の騎士団に正体が露見され、処刑されようとした際にカレンを助けるために冷たく突き放す。そしてカレンが離れていく時にこう呟いた。
 
:黒の騎士団に正体が露見され、処刑されようとした際にカレンを助けるために冷たく突き放す。そしてカレンが離れていく時にこう呟いた。
 +
;「もう良いんだロロ、俺はもう……」<br />ロロ「駄目だよ兄さん、だって……」<br />「やめ――」<br />「――めるんだロロ! どうして俺なんかをた」<br />「すけるんだ! 俺は――」「――はお前の事を利」<br />「用して………はっ! ロロ!?」<br />「やめてくれ! ギアスを使うな! 死にたいのか!」
 +
:黒の騎士団に処刑されようするルルーシュを助け出したロロに対して。
 +
:生きる希望も意味も失った上に、直前に口汚く罵ったロロが自らの命を削ってまでギアスを連発して自らを助けようとするのを必死に止めるが、ロロは聞かず、ついに――
 +
:なお、台詞が途切れ途切れなっているのはロロのギアスに停止させられているため。ネットスラング的に正確に表記するなら「やm――」「どうして俺なんかをたs――」といった感じの台詞になっている。
 
;「そうか……すっかり見抜かれてるな。流石は俺の弟だ」<br />「あぁ、そうだよ……お前の兄は、嘘つきなんだ」
 
;「そうか……すっかり見抜かれてるな。流石は俺の弟だ」<br />「あぁ、そうだよ……お前の兄は、嘘つきなんだ」
 
:ロロの最期にて。ギアスの過剰使用で落命した「弟」を看取り、ルルーシュは全ての決着をつけるべくシャルルの下へ向かう……。
 
:ロロの最期にて。ギアスの過剰使用で落命した「弟」を看取り、ルルーシュは全ての決着をつけるべくシャルルの下へ向かう……。
482行目: 604行目:  
;「ああ……俺は……世界を、壊し………世界を……創る……」
 
;「ああ……俺は……世界を、壊し………世界を……創る……」
 
:魔王ルルーシュの最期。独裁者に握られた「世界を壊し」、人々が自分の意思で生きる「世界を創る」ことで、短くも波乱に満ちたその人生は終わりを告げた。最期に脳裏を過ったのは、逆再生のように過去へと流れる記憶。その終わりは、スザクやナナリーと無邪気に笑っていられた、幼き日々の光景だった……。<br />しかし、彼は本当に死んだのか? その答えを知っているのは、ただ一人、[[C.C.|彼女]]だけなのだろう。
 
:魔王ルルーシュの最期。独裁者に握られた「世界を壊し」、人々が自分の意思で生きる「世界を創る」ことで、短くも波乱に満ちたその人生は終わりを告げた。最期に脳裏を過ったのは、逆再生のように過去へと流れる記憶。その終わりは、スザクやナナリーと無邪気に笑っていられた、幼き日々の光景だった……。<br />しかし、彼は本当に死んだのか? その答えを知っているのは、ただ一人、[[C.C.|彼女]]だけなのだろう。
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=== R2(ゼロ) ===
 +
;「違うな。間違っているぞ、卜部。切り捨てるという発想だけでは、ブリタニアには勝てない」
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:第2話にて、ゼロを逃がすための捨て石を買って出た卜部に対して。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では世界観に合わせて微妙に改変されている。
 +
;「聞け、ブリタニアよ! 刮目せよ! 力を持つすべての者達よ!」<br />「私は悲しい……戦争と貧困……繰り返される悲劇……間違ったまま垂れ流される悪意とエゴ……世界は、何一つ変わっていない!」<br />「だから私は、復活せねばならなかった! 強者が弱者を虐げ続ける限り、私は抗う! 私はゼロ! 世界を壊し、世界を創造する男だ!」
 +
:復活宣言。実は声こそ本人(設定上はC.Cでも可能だが、少なくともアニメの視聴者には)のものだが、映像に映ったゼロはC.C.であり、ルルーシュ本人は監視を誤魔化すために[[アッシュフォード学園]]に戻っていた。
 +
;「腐っている!何が貴族か!ノーブルオブリゲーション<ref>[[フランス語]]では「ノブレス・オブリージュ」とも呼び、意味としては「高貴なる者に伴う義務」として知られる。要は「高い地位にある者は、それ相応の責任と義務が発生する」という事である。</ref>も知らぬ官僚が!」
 +
:第11話。[[天子]]を自分達の「道具」としか見做さず、民衆を「虫ケラ」と嗤い、自分達を「ブリタニアの[[貴族]]」と恥知らずにも宣う[[大宦官]]達への罵声。
 +
:後々の仕込みの為に劣勢を演じて大宦官達の本音を喋らせたとはいえ、あまりにも下劣な本性に演技抜きの怒りが滲み出ている。
 +
;「解った。聞き届けよう、その願い」
 +
:同話、前線に現れた天子を庇う[[黎星刻|星刻]]は「誰でもいい! 彼女を救ってくれ!」と叫ぶ。
 +
:その言葉に呼応するかのように[[蜃気楼]]が戦場に現れる。
 +
;「天子よっ! 貴方の未来は、貴方自身のものだ!」<br />「力の源は心にある! 大宦官たちに対して決起した人々も、私たち黒の騎士団も、心の力で戦ってきた!」
 +
:同話の後半、天子の婚姻について悩みシャーリーに相談し「'''想いの力'''」が大切だと言われ、この言葉を宣言する。
 +
:ちなみに扇は爽やかな笑顔で応える一方、[[ディートハルト・リート|ディートハルト]]は不服な様子だった。
 +
;「殺せ! スザクをッ!!」
 +
:第18話、スザクが自身を裏切ったと誤解したまま[[紅月カレン|カレン]]に対し命令。しかし、この直後スザクはゼロ自身がかつて仕掛けたギアスによりフレイヤを起動させてしまう…。
 +
;「なァ、ロロ……ほんの少しでいいんだ……ナナリーと……話をさせてくれ……」
 +
:そしてフレイヤによりトウキョウ租界が壊滅。その光景にルルーシュは愕然とするしかなかった…。
 +
;「知ったことかそんなものッ! ナナリーを探せ、最優先だ! 全軍でナナリーを探し出すんだッ!」
 +
:第19話、[[藤堂鏡志朗|藤堂]]から[[朝比奈省悟|朝比奈]]の行方について訪ねるが感情のまま[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]の捜索を優先させる。その姿はもはや「ゼロ」ではなく「ルルーシュ」そのものであった。しかし、この時点でそれを理解できる=ゼロの正体を知っているのはカレン、ジェレミア、ロロのみの為、他のメンバーには味方の損害を無視して敵の総大将の捜索を優先する暴君のようにしか見えない。この発言が決定打となってゼロは完全に味方の信用を失い、この後の追放に繋がる。
 +
 +
=== 劇場版 ===
 +
;「ありがとう…」
 +
:『I 興道』より、最初のギアスを使った直後の台詞。TVシリーズにおける独白から置き換わった。
 +
;「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ。だから、俺はこの世界に手を出すべきではない…。それに、『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア』は世界と共に存在を棄てた人間なのだから。だから、今だけ、スザクを助け、ナナリーを救うために。俺は『ルルーシュ・ランペルージ』として、ゼロに戻ろう」
 +
:『復活のルルーシュ』より。復活を遂げたルルーシュは愛しい者達を助けるため、今再び仮面を被る。
 +
;「そうだな…ルルーシュ・ランペルージから取って''L.L.(エルツー)''というのはどうだ?」
 +
:『復活』ラスト。一連の騒動が終わり、ナナリーと別れたルルーシュは一人旅立とうとしていたC.C.の元へ駆けつけ「名前はどうするんだ」と聞かれ、こう答える。それはC.C.と共に生きる事であり、C.C.は感極まり涙ぐむ。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
500行目: 650行目:  
;「フ。なんだかんだ言って、最終的に美しい言葉で人の心を打つのは、この俺だというコトだ」
 
;「フ。なんだかんだ言って、最終的に美しい言葉で人の心を打つのは、この俺だというコトだ」
 
:1位を獲得した際のコメント。おいおい……。
 
:1位を獲得した際のコメント。おいおい……。
 +
;「ほあぁっ!?」<br />「こらっ、返せ!」「猫なんかに……猫の分際で、冗談じゃない! こんなバカな事で、バレてたまるか!」
 +
:第一期第6話にて。猫の[[アーサー]]がゼロの仮面を被っているのを見て。これからブリタニアを引っ繰り返そうという「仮面のテロリストの正体」が猫なんかにバラされてはたまらないと必死に追い掛けるが……。
 +
:あまりの衝撃故にか最初の台詞は'''完全に声が裏返っており'''、ナナリーも後で'''「(ルルーシュの)あんな素っ頓狂な声は初めて聞いた」'''と形容している。
 +
;「フンや足跡から、ここが野生動物の通り道だと分かる……クッ……中世からの罠に……アレンジを加えるチャンスだっ……!」<br />「ゼェ……! てこを、使っても……」<br />ユフィ「私も手伝うから……」<br />「! 皇女殿下に……肉体労働は……大丈夫、システムは、完璧で……ゼェハァ……」
 +
:第一期19話にて。食糧確保の為に野生動物を落とし穴に引っ掛けようとその辺の大きめの木の枝で地面に穴を掘ろうとするが、しばらく経って激しく汗だくになりながらも全く穴は掘れていなかった。
 +
:疲労困憊になりながらも結局成果は無く、スザク・カレン組が'''素潜りかつ素手'''で捕った魚で満腹になっている一方でルルーシュとユフィは僅かな果物だけが夕飯となり、ユフィの励ましも空しくルルーシュは不満気であった。
 +
;「失態だ、ピザ女がステージで!」<br />「ゼェ……こんなの……ハァハァ……俺の……ジャンルじゃ……ハァ……」
 +
:『R2』第3話にて。紆余曲折を経てトマトのコンテナにC.C.が入った状態で巨大ピザの製作会場に行ってしまったのを見て必死に追い掛けるが、少しずつ息切れする自分を尻目にスザク、着ぐるみに入ったカレン、シャーリー、ミレイに次々と追い抜かれ肩で息をしながら呟く。
 +
:ルルーシュの体力が無いキャラのイメージを補強するエピソードの一つであるが、実際の所スザク・カレンは言わずもがな作中屈指の肉体派、シャーリーも生徒会と兼務の水泳部員、ミレイも大好きなお祭りとあってバイタリティが有り余っている状態であったため、何れも体力面の比較対象としては相手が悪過ぎであり、正確には「ルルーシュの体力の無さがよく分かる」というより「体力自慢勢との差が余計に際立っている」といった感じが正確。ついでに言えば負けているのも持久力だけ。
 
;「触るな! 下種が! 腕立て伏せでもしていろ」<br />「そっちは踊ってもらおうか」<br />「スクワット! 遠吠え! 拍手!」
 
;「触るな! 下種が! 腕立て伏せでもしていろ」<br />「そっちは踊ってもらおうか」<br />「スクワット! 遠吠え! 拍手!」
 
:『R2』でナナリーにゼロの存在意義を否定され、沈んでいる時にイレヴンにリフレインを売りつけて私腹を肥やすブリタニア貴族コルチャックと配下の不良イレヴンたちに憂さ晴らしもかねてギアスで上記の命令を下す。その後描写はないが彼らは力尽きるまで延々とこれらの行為を続けているのかもしれない…。
 
:『R2』でナナリーにゼロの存在意義を否定され、沈んでいる時にイレヴンにリフレインを売りつけて私腹を肥やすブリタニア貴族コルチャックと配下の不良イレヴンたちに憂さ晴らしもかねてギアスで上記の命令を下す。その後描写はないが彼らは力尽きるまで延々とこれらの行為を続けているのかもしれない…。
:ちなみに、コルチャックという男は延々腕立てをする羽目となり、視聴者からネタにされている。同作の監督である谷口氏曰く、今後出るようなことがあれば'''上半身が異常に発達した状態で登場する'''ことになると発言している。
+
:ちなみに、コルチャックという男は延々腕立てをする羽目となり、視聴者からネタにされている。同作の監督である谷口氏曰く、今後出るようなことがあれば'''上半身が異常に発達した状態で登場する'''ことになると発言している。そして、スマホゲーム『ロストストーリーズ』のログインボーナスの場面で延々腕立て伏せをしている姿が描写され、プレイヤーの笑いを誘った。
 
;「だったら、俺を慰めろ…。女なら…できることがあるだろう…」
 
;「だったら、俺を慰めろ…。女なら…できることがあるだろう…」
 
:コルチャックから奪ったリフレインを注射しようとした際、カレンに取り上げられた後、この言葉とともにカレンに口づけを迫る。当然の事ながら拒絶されるが彼女の性格を考えると平手打ちで済んだのは彼女がルルーシュの精神状態を考慮したのかもしれない(後にカレンはスザクを怒りのままにめった打ちにしたこともある)。劇中でルルーシュの[[キスシーン]]はいくつかあるが未遂とはいえ自ら迫ったのはこの時だけである。
 
:コルチャックから奪ったリフレインを注射しようとした際、カレンに取り上げられた後、この言葉とともにカレンに口づけを迫る。当然の事ながら拒絶されるが彼女の性格を考えると平手打ちで済んだのは彼女がルルーシュの精神状態を考慮したのかもしれない(後にカレンはスザクを怒りのままにめった打ちにしたこともある)。劇中でルルーシュの[[キスシーン]]はいくつかあるが未遂とはいえ自ら迫ったのはこの時だけである。
;俺は……日本を独立させねばならない。同時に、シャーリーとのデートコースを構築せねばならない。想定ルートは18パターン、C.C.や神楽耶からの緊急連絡を受ける隙間も用意した。カレン救出の下準備も可能なはずだが……シャーリーの好みが分からない。どうすればいい、誰かに聞いてもいいんだろうか!? また選択肢を間違えてしまいそうな気がする、限りなくしている!」
+
;「俺は……日本を独立させねばならない。同時に、シャーリーとのデートコースを構築せねばならない。想定ルートは18パターン、C.C.や神楽耶からの緊急連絡を受ける隙間も用意した。カレン救出の下準備も可能なはずだが……シャーリーの好みが分からない。どうすればいい、誰かに聞いてもいいんだろうか!? また選択肢を間違えてしまいそうな気がする、限りなくしている!」
 
: 第12話の次回予告にて。女性関係はボロボロのルルーシュである。
 
: 第12話の次回予告にて。女性関係はボロボロのルルーシュである。
 
;「違うな…間違っているぞ……」
 
;「違うな…間違っているぞ……」
525行目: 684行目:     
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
=== 破界篇 ===
+
=== 戦闘台詞 ===
 +
;「貴女も俺の復讐の対象なんだよ!!」
 +
:[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]との戦闘台詞。皇子であった頃は姉である彼女に世話になったが皇帝に忠誠を誓い、帝国の理念に沿って行動する彼女はルルーシュにとっては憎むべき存在である。
 +
;「[[歌]]か。思いや願いが、これほどの力を持つとはな…」
 +
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』黒の騎士団ルート第57話専用の戦闘台詞。[[熱気バサラ|バサラ]]や[[シェリル・ノーム|シェリル]]、[[ランカ・リー|ランカ]]の歌にゼロも感銘を受けたようである。
 +
;「それが人々の願いならば、今こそ、[[奇跡]]を起こす!」
 +
:対[[ガイオウ]]用の戦闘台詞。
 +
;「所詮、器は器だ!」
 +
:対[[フル・フロンタル]]の戦闘台詞。仮面を被りし者同士だが、考えや立ち位置は自身と[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]以上に異なるので、相反するのも自然の流れである。
 +
;「チッ![[シャルル・ジ・ブリタニア|嫌なヤツ]]を思い出させる声だな…!」
 +
:対[[リョクレイ・ロン]]の戦闘台詞。
 +
 
 +
=== 戦闘台詞(ウイングガンダムゼロ) ===
 +
『[[スーパーロボット大戦DD]]』での、[[ウイングガンダムゼロリベリオン]]搭乗時の台詞。ボイスが新録されており、専用のものが用意されている。
 +
 
 +
;「フハハハハハ!これがガンダムか!」<br />「二つのゼロが勝利への鍵だ」<br />「黒のゼロがお相手しよう」
 +
:マシンキャノンの台詞。
 +
;「黒の翼、使わせてもらう」<br />「ウイングガンダムゼロ…乗りこなしてみせるさ」<br />「シュナイゼルめ、よくもここまで再現した!」
 +
:ビームサーベルの台詞。ルルーシュは本機の事を「黒の翼」と呼んでいる。
 +
;「ツインバスターライフルを使う」<br />「フッ出力はこの程度で十分だ」
 +
:ツインバスターライフル使用時の台詞。
 +
;「さぁ、ウイングゼロ最大の一手だ」<br />「ツインバスターライフル、最大出力…!」<br />「終わりだ!ハハハハハハハハ!!」
 +
:ツインバスターライフル最大出力使用時の台詞。
 +
;「違うぞ、ゼロそうじゃない…」<br />「この一手で戦況は覆る」<br />「ツインバスターライフル、発射!」
 +
:ツインバスターライフル最大出力使用時の別パターン。ゼロシステムはゼロに犠牲を伴う勝利の未来を見せるが、そのたびに誰も犠牲にならないより良い方法を提案している。
 +
;「これがガンダム。さすがの性能だな」<br />「予測できていれば、モビルスーツの巨体でもかわせるさ」<br />「この程度、ゼロシステムに頼るまでもない」<br />「どうだ、ゼロ。私の予測の方が当たっていただろう?」
 +
:回避台詞。まるでゼロシステムとチェスでもしているかのように最善手を提案しあいながら攻撃を回避する。
 +
;「ナイトメアとはやはり勝手が違うな」<br />「直撃でもこの程度…さすがガンダニゥム合金といったところか」<br />「その程度でウイングゼロの羽ばたきを止められるとでも?」
 +
:小破壊被弾台詞。他作品の用語をフルボイスで喋ってくれる。
 +
;「黒の翼がそう簡単に折れると思うなよ…」<br />「くっ、こうも機体が大きいと…!」<br />「どうした、ゼロ、ここで落ちる未来ではないだろう」
 +
:中破被弾台詞。通常ナイトメアフレームに搭乗しているゼロから見ればモビルスーツは巨体である。
 +
;「こちらの予測を超えてくる?そんなことが…!」<br />「ウイングゼロをここで失わけには…!」<br />「ゼロ!私とお前ならまだやれるはずだ!みんなが笑って過ごせる世界のために!」
 +
:大破被弾台詞。ゼロシステムに叫び語り掛ける様はまるで歴戦のパートナーのようである。
 +
;「くっウイングゼロが…!ナナリーッ!」
 +
:撃墜台詞。しっかり専用のものが用意されている。
 +
 
 +
=== [[第2次Z破界篇]] ===
 
;「では、今度は俺の戦い方を見せよう」
 
;「では、今度は俺の戦い方を見せよう」
 
:[[カルロス・アクシオン・Jr.]]との賭けチェスに勝利して[[黒の騎士団]]の資金源のために彼のキャッシュカードを入手するが、暗証番号を教えず、「これが金持ちの戦い方」と話す彼への返答。彼にギアスを掛けて暗証番号を聞き出した。この時に掛けたギアスが終盤での転機の切っ掛けとなる。
 
:[[カルロス・アクシオン・Jr.]]との賭けチェスに勝利して[[黒の騎士団]]の資金源のために彼のキャッシュカードを入手するが、暗証番号を教えず、「これが金持ちの戦い方」と話す彼への返答。彼にギアスを掛けて暗証番号を聞き出した。この時に掛けたギアスが終盤での転機の切っ掛けとなる。
 +
;(ダチ…友達…か…)
 +
:第14話「信頼と覚悟と」で、ゼロの手腕と覚悟を認めた[[カミナ]]から「ダチ公」と認定された事に対し、「ルルーシュ」としての年相応の揺らぎを見せる。
 +
;(この男…俺の想像以上に危険だ。きっとこの男は誰の命令にも従わない。あらゆる権力や暴力に抗う何かをこいつは持っている…!)
 +
:第16話「接触」で[[キリコ・キュービィー|キリコ]]の無断行動を問い質した時にあくまで理由を語ろうとしない彼を前にしての独白。キリコの本質をいち早く見抜いたのは絶対服従の力を持つがゆえにだろうか。しかし、再世篇では……
 +
;(何だ、この違和感は…。彼等の流れるような会話…まるで何かの演技を見ているかのようだ…彼等は俺と同じだ…。仮面を被り、誰かを演じている…)
 +
:第17話「夢の続き」にて[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]たちと初めて対面したときの独白。
 +
;「愚か者めが。皇女を利用する為にさらったお前達が、彼女を殺してどうする!」<br />「それに、アザディスタン混乱の原因である皇女は、ここで生命を落とされた方が、国の為であるかも知れないしな」
 +
:第18話「交錯する明日」にて[[マリナ・イスマイール|マリナ]]の生命を盾にする[[WLF]]の脅しを一蹴した台詞。無論、ブラフではあるが[[アザディスタン王国]]の情勢を考えるとシャレになっていない台詞ではある。
 +
;「誰かと思えば、ジェレミア卿か。フ…砂漠にいて、ノドが渇いたところだ。[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]は嬉しく思うよ」
 +
:第20話「砂塵に舞う悪意」にてタクラマカン砂漠で[[ジェレミア・ゴットバルト]]に出会った時の台詞。シャレが効いているが、中々ひどい台詞である。
 +
;(しがらみも立場もない連中だ。ギアスを使用して強引に俺の配下にしても心変わりの理由はでっちあげる事が出来よう)
 +
:[[ZEUTH]]のメンバーを紹介された直後の独白。しかし、[[C.C.]]に「おまえの考えどおりにいくかな」と突っ込まれた通り、直後に[[アナ・メダイユ|アナ姫]]からZEUTHが[[黒のカリスマ|黒い仮面の怪人]]に苦しめられた過去を知らされたため、ギアスを使って配下にすれば周囲の人間やこの場にいない他のZEUTHのメンバーに不自然に思われると判断したようで慌てた様子で彼女に礼を言い、配下にすることを断念する。
 +
:もし、そうした事実を知らされずにここでギアスを彼らに使っていたら、『再世篇』で問答無用でZEXISを叩き出されていたであろう。
 +
;「お前は黙ってろ!」<br />「冗談だとしても品が無い! 子供に聞かせるには不適切だ!」<br />「繰り返しになるが、もう一度言う。お前は黙っていろ……!」
 +
:第28話「放浪のZEUTH」で愛人疑惑について、[[アナ・メダイユ|アナ姫]]ら[[ギミー・アダイ|年]][[ダリー・アダイ|少]]組へ「不適切な冗談」を発したC.C.に声を荒らげる。劇中でも見られなかったゼロの状態で素の感情を露にしたシーンでもあるが、このリアクションから[[アナ・メダイユ|アナ姫]]からは信頼できる方と太鼓判を押される。
 +
;「敵の挑戦を受けたのは、奴だ。それにあの男、侮れないものがある」<br />「奴が先頭に立つ事で士気が上がる。未知の強敵を前にした時、それは何者にも代え難い力となる」
 +
:第32話「あばよ、ダチ公…」による[[チミルフ]]の決戦前に、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]からカミナに指揮を任せたことに尋ねた際に返したセリフ。
 +
;(ユフィ…この手で俺は君を撃った…俺はもう…本当に前に進むしかないんだな…)
 +
:エリア11ルート第36話「血染めのユフィ」のエンドデモにて。自らのギアスでユフィに虐殺を無理やりさせた挙句、命まで奪ってしまう。だがそれでも、ゼロは立ち止まることを許されない……。
 +
;「彼女がロボットであろうとなかろうと関係ない。その生命を利用しようとする者がいたらそれは我々の敵だ」
 +
:第38話「果たされる約束」にて、[[ZEXIS]]一同に[[イマージュ]]に送られたスパイロボットであることを明かした[[エウレカ]]を守る覚悟を見せたレントンに感化され、彼女を守ることを選んだ。この台詞、上述した理由以外にもエウレカがナナリーと[[声優ネタ|同じ声の相手]]であるのも、理由の一つかもしれない。
 +
;「その口を開く前に貴様を討つ! お前のような下衆の存在を俺も世界も認めはしない!!」
 +
:最終決戦における[[アリエティス]]との[[戦闘前会話]]。配下に就くのならゼロの秘密を守ると嘯く[[アイム・ライアード|アイム]]へ、怒りを爆発させる。
 +
;「破界の王ガイオウよ! 黒の騎士団総帥、ゼロが命じる!お前は、俺の世界から消えろ!!」
 +
:最終話における[[ガイオウ]]との[[戦闘前会話]]。
   −
=== 再世篇 ===
+
=== [[第2次Z再世篇]] ===
 +
;「アーバ・リント……掃討戦が得意だと聞いている。つまり、力押しだけの三流指揮官か」<br />「フ、こんな安い挑発に反応するとは、三流どころかそれ以下らしいな」
 +
:中東ルート/クメンルート第14話「与えられた力」における[[アーバ・リント|リント]]との[[戦闘前会話]]。直後に[[ラクシャータ・チャウラー|ラクシャータ]]から「性格の悪さもこっちの指揮官が上」と返される。
 +
;「やめろっ!!」
 +
:[[次元獣]]と化した[[エスター・エルハス|エスター]]に襲われた際にとっさに掛けた[[ギアス]]。エスター自身の次元獣化が不完全だったゆえかこのギアスは通用し、彼女を人間に戻す可能性が示唆された。
 
;(なぜだ、スザク……お前の力ならば、この状況を覆せるのになぜ、動かん!?)<br />(まさか、奴は……俺を試しているのか!?)<br />(俺がギアスを使うのを待っているのか!? そのためにシャーリーが傷つくのを見過ごすというのか!?)<br />(スザク……貴様はっ!!)
 
;(なぜだ、スザク……お前の力ならば、この状況を覆せるのになぜ、動かん!?)<br />(まさか、奴は……俺を試しているのか!?)<br />(俺がギアスを使うのを待っているのか!? そのためにシャーリーが傷つくのを見過ごすというのか!?)<br />(スザク……貴様はっ!!)
 
:第16話「アッシュフォード・ラプソディ」にて、窓の外からあくまでも傍観に徹するスザクを見て。友人よりも個人的な目的を優先して動かないスザクに、無言のまま激昂する。そして……。
 
:第16話「アッシュフォード・ラプソディ」にて、窓の外からあくまでも傍観に徹するスザクを見て。友人よりも個人的な目的を優先して動かないスザクに、無言のまま激昂する。そして……。
536行目: 760行目:  
;ゼロ「……ちょっと待て」<br />(仮面を外して素顔を晒す)<br />ルルーシュ「これでいい」<br />キリコ「……何の真似だ?」<br />ルルーシュ「作業の効率をアップさせるためだ」<br />キリコ「いいのか?」<br />ルルーシュ「ああ」<br />キリコ「そうか……」
 
;ゼロ「……ちょっと待て」<br />(仮面を外して素顔を晒す)<br />ルルーシュ「これでいい」<br />キリコ「……何の真似だ?」<br />ルルーシュ「作業の効率をアップさせるためだ」<br />キリコ「いいのか?」<br />ルルーシュ「ああ」<br />キリコ「そうか……」
 
:「禁断の継承者」における[[キリコ・キュービィー|キリコ]]とのやり取り。言葉少なながら、キリコに信を置いていることが伺える。なお仮面を外すのは黒の騎士団ルート分岐のフラグが立っているときのみで、フラグが立っていない場合は仮面を外さない。
 
:「禁断の継承者」における[[キリコ・キュービィー|キリコ]]とのやり取り。言葉少なながら、キリコに信を置いていることが伺える。なお仮面を外すのは黒の騎士団ルート分岐のフラグが立っているときのみで、フラグが立っていない場合は仮面を外さない。
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;(ヒイロが[[ゼロシステム]]で見た未来…。それが俺の運命だとしても、受け入れるか、どうかを決めるのは俺だ)<br />(その日まで俺は生きる…。俺とナナリーが望む世界が創られるまで俺は死ぬ事は許されない)<br />(俺のせいで運命をゆがめられた人達のためにも…)
 +
:第27話「ゼロVSゼロ」のエンドデモにて。背負うものの重さをあらためて意識し、[[ゼロレクイエム|ウイングゼロがヒイロに見せた未来]]に抗う決意を密かに固める。
 +
;(キリコ・キュービィー……お前は何を考えている……お前ほどの男にも、神の座は抗えない魅力を以って映ったのか……)
 +
:フロンティア船団ルート第42話「異能者」のEDにて、[[フィアナ]]や[[ブールーズ・ゴウト|ゴウト]]達をおいて一人クエントに向かったキリコのことを考えて。実の所、この予測は概ね当たっていた。自分を支配しようとする敵を倒す最大のチャンス、という意味でだが。
 +
;(キリコ・キュービィー…! お前も力を欲するのか!お前も、その程度の人間だったのか!)
 +
:フロンティア船団ルート第43話「修羅」でのキリコとの戦闘前会話。キリコの演技に騙されていたとはいえ、彼への深い失望感を露わにする。逆に言えば、それほどまでにキリコの事を信頼していたという事でもある。
 +
;「それを決めるのは私ではない」<br />「レントン・サーストン。君が自分で決めるんだ」
 +
:第46話「失われし聖王国」にて、[[パレス・インサラウム]]突入戦でレントンをエウレカ救出メンバーに回すべきだというキリコやアレルヤの意見に対して。エウレカがナナリーと同じ声であるせいか、やはりレントンに対してはかなり優しい。
 +
;「聞け、シャルル・ジ・ブリタニア……ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは既にこの世界にはいない……ここにいるのはお前という支配者を打ち破る男、ゼロだ!!」
 +
:黒の騎士団ルート第50話「超合集国決議第壱号」におけるシャルルへの宣戦布告。一度は失いかけた全てと共に、奇跡を起こす男は蜃気楼を駆る。
 +
;ゼロ「あの日の俺は母さんのためにお前と戦った……だが、今の俺は、もっと多くの人達の願いを背負い、お前と戦っている!」<br />シャルル「笑止! 嘘で固められたお前になど、誰も何の期待も抱かんわ!」<br />ゼロ「確かにそうかもしれない……だが、俺は! 俺が傷つけた人たちのためにも、お前を討たなければならないんだ!」
 +
:同ステージでのシャルルとの戦闘前会話。…[[カミナ|彼]]がこの場にいたら、シャルルに凄まじい勢いで噛み付きそうなやり取りである。
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;「あの男は、常に自らに被害の及ばないところで事に臨む」<br />「言い換えれば、シュナイゼル・エル・ブリタニアという男は、必ず負けない手を選ぶ」
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:シュナイゼルという男に対するゼロ評。必要とあらば積極的に前線に出る自身とは対照的。
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;(ルイス……君も嘘によって傷付き、運命を歪められたのか……だが、君は救ってみせる…! アッシュフォード学園の皆のためにも!)
 +
:黒の騎士団ルート第51話「戦乱の王ピースクラフト」における[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]との戦闘前会話でルイスに正体を看破され、憎悪の感情を向けられた際に。ルイスのあまりの変わり様にゼロも「ルルーシュ」として心を痛め、彼女を救う決意を固める。
 +
;「やるぞ、スザク」<br />「あのアイム・ライアードが言うような世界にさせないために、俺達も戦うんだ!」
 +
:「戦乱の王ピースクラフト」にて。両親が憎んだ「嘘に満ちた世界」……それを現実のものとしないために、白と黒のKMFが戦場を飛ぶ。
 +
;「フフフ…図々しいな、皇女殿下」<br />「人からお恵みをいただく事が当たり前だと考えているのか?」<br />「自らは手を汚さず、他人の行動だけ責める…。あなたは古い権力そのものだな」<br />「誰のためでもない。私は私自身のために世界と戦ってきた」<br />「あなたがシュナイゼルと手を組み、我等の前に立ちはだかると言うのなら、容赦はしない」<br />「叩き潰すだけだ!」<br />「私はゼロだ!」
 +
:黒の騎士団ルート第52話「決死のエンドゲーム」にて、生きていたナナリーにこれまでのゼロとしての行動を問い詰められたときの返答。原作ではルルーシュとしてナナリーと対峙していたため、原作から台詞がアレンジされているが、一番の違いは'''自分がルルーシュであるという事を一切認めていない事'''だろう。「ルルーシュ・ランペルージ」を捨てたゼロは「ナナリーの兄」ではなく「ZEXISの指導者」として仮面の下の激情を押し殺し、戦う覚悟を告げる。
 +
;「黙れ、ディートハルト!」<br />「俺はもうギアスは使わない。ギアスなど使う必要はないのだ!」
 +
:「決死のエンドゲーム」にて、ナナリーに構わずディートハルトを銃撃したことで狼狽する彼に。もはや、ゼロにとってギアスは無用の長物であり、全てを成すのはただ己の力であった。
 +
;ゼロ「……この状況をあなたの得意なチェスに例えよう」<br />シュナイゼル「まさか、チェックメイトだとでも言う気かい? それとも、自分をキングに準えての戦術の講釈かな?」<br />ゼロ「そうではない。今の私はポーン。ZEXISの一兵士だ。後戻りはできない」<br />「そして、私は敵陣の最深部に達している。今こそが絶好の好機だ!」<br />「プロモーション!」<br />「ZEXISは私の現在位置を目標に攻撃を集中させる! そこで私は自由に動けるようになる! そして、ナイトも来る!」
 +
:[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]にチェックメイトをかけた逆転の一手。単身乗り込んだことで敵を油断させ、さらに自分を目標にZEXISの攻撃を促すことで状況を乱し、とどめにスザク達3人を突入させてひっくり返した。<br />なおプロモーション(昇格)とはチェス用語で、敵陣の最奥列に達したポーンが以降、他のいずれかの駒と同じ動きができるようになる事を指す(将棋で言えば「成り」。大概は最強の駒であるクイーンと同じ動きになる)。
 +
;「そうではない。あなたにも私と同じ所まで落ちてもらうだけだ」<br />「そして、言っておく。私はゼロだ」
 +
:シュナイゼルとお互いの信念をぶつけ合う激しい舌戦の末、ジェレミアに彼を殺さずに捕らえるよう指示し、「情けをかけるつもりか」と問うシュナイゼルに対して。改めて、自身が「ルルーシュ」としての生き方を捨てて「ゼロ」として生き続ける道を選んだ事を告げる。その覚悟に、遂にシュナイゼルも自らの完敗を認める。ギアスの力を使わずに、その信念と覚悟で、兄に勝利した瞬間である。
 +
;(ありがとう、ユフィ…。君のおかげで俺はナナリーの前から姿を消す事が出来る)<br />(俺はこれからも戦う。君やナナリーの願った世界のために)
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:ナナリーとの悲しい対峙の最中、場に割って入ったのはコーネリアと、かつてやむを得ず自分の手で殺害したはずだった、あのユーフェミアだった。過去の悲劇の蟠りを捨て、ゼロとスザクを助けるように場を収めるユーフェミアに、ゼロは心中で深く感謝する。スザクにとってと同じく、ルルーシュにとっても、彼女が生きていた事は、彼の心の大きな救いとなった。
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;「……ありがとう、ロロ。我が弟よ……」
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:ギアスで時を止め、ナナリーに「ルルーシュ」として別れを告げる時間をくれた[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に対して。
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;「さらばだ、3人の皇女殿下! 我が名はゼロ! この世界を変える男だ!」
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:「決死のエンドゲーム」にて。ナナリー、コーネリア、そして生きていたユーフェミアら3人に未来を託し、ルルーシュという少年は姿を消した。<br />珍しくゼロを「名乗った」場面であり、単なる記号だったゼロを己自身に変えて生きていく決意を現した台詞でもある。
 +
;ゼロ「それは[[號|彼]]だけではない」<br />スザク「記憶や思い出…。想いは力になる」
 +
:黒の騎士団ルート第54話「決戦!!果てなき進化へ!」にて、號の力の源が記憶や思い出である事を竜馬が悟った際の台詞。ゼロとスザクが號に追随しているのは、ルルーシュ役の福山潤氏は「[[ゲッターロボ大決戦!]]」で、スザク役の櫻井孝宏氏は「[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]」でそれぞれ[[一文字號|平行世界の號]]を演じていたという[[声優ネタ]]であろう。
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;「あの女は緊張感が足らんのだ!」
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:ZEXISに復帰後、直ぐにいつものマイペースぶりを発揮するC.C.への悪態。
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;「エルガン・ローディック…。あなたの背負った宿命の重さは我々にはわからない…だが、あなたの遺したZEXISの使命は必ず果たす事を誓おう」
 +
:黒の騎士団ルート第58話「革新」シナリオエンドデモにて、[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]を庇い、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]から受けた銃撃が致命傷となり息を引き取った[[エルガン・ローディック|エルガン]]への手向けの言葉。
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;「なるほど……新説だな。撃たれる覚悟があるから、自分も好きなだけ撃っていいという話か」
 +
:「命を張っているのは俺も同じ」と嘯くガイオウの言葉を受けて、自らの持論に準えて皮肉る。
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;「このゼロが命じる! 次元将ガイオウよ!この世界から戦いと共に消え去るがいい!」
 +
:[[ガイオウ]]との戦闘前会話。この直前の会話も含めて、ゼロとガイオウの会話におけるゼロの発言は破界篇と同様のものになっているが、意味合いは大きく変わっている。
 +
;「余計な気遣いは無用だ、ロロ。 シャッターを開ければそれなりに何とかなる」
 +
:黒の騎士団ルートEDでパーティでも仮面をかぶり続ける姿に今日ぐらいマスク取ったらとロロの気遣いを遠慮したが…。
 +
;「…俺の事は何も言わなくてもいい。きっといつか、彼女も俺を忘れて新しい道を進むだろう」<br />(シャーリー、ナナリー、ユフィ…。ルルーシュという男は、もうこの世界に存在しない…だが俺は、お前達の願った平和を必ず守ってみせる…)
 +
:ZEXISの解散パーティーでカレンにシャーリーへの言伝はいいのかと聞かれて。「ルルーシュ」を愛し「ルルーシュ」が愛した人々の願いを胸に、彼女達との別離を選んだゼロ。しかし、シャーリーが「ルルーシュ」を忘れる気はなく、彼の帰還を信じて疑っていない事をゼロはまだ知らない……。
    
==== 再世篇黒の騎士団ルート ====
 
==== 再世篇黒の騎士団ルート ====
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:なお、彼にどのような治療が施されたかは詳しく説明されないが、『第2次Z』の世界観には[[アリー・アル・サーシェス|体の半分が消し炭になった男]]が元通りになるほどの再生医療をはじめとした医療も進んでいる『[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]』の世界観が含まれているため、瀕死のルルーシュを生き延びさせるぐらいのことは普通に可能なのかもしれない(そう考えると、その後のルルーシュのゼロとしての現場復帰がやけに早く感じられるのも合点がいく)。
 
:なお、彼にどのような治療が施されたかは詳しく説明されないが、『第2次Z』の世界観には[[アリー・アル・サーシェス|体の半分が消し炭になった男]]が元通りになるほどの再生医療をはじめとした医療も進んでいる『[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]』の世界観が含まれているため、瀕死のルルーシュを生き延びさせるぐらいのことは普通に可能なのかもしれない(そう考えると、その後のルルーシュのゼロとしての現場復帰がやけに早く感じられるのも合点がいく)。
   −
=== [[時獄篇]] ===
+
=== [[第3次Z時獄篇]] ===
 
;「彼が選ばれた子か……」
 
;「彼が選ばれた子か……」
 
:日本ルートにてシンジを見送っていわく。補完計画についても、ある程度のことは知っているらしい。
 
:日本ルートにてシンジを見送っていわく。補完計画についても、ある程度のことは知っているらしい。
 
;「大事な作戦の前だ。君に一言だけ伝えよう」<br/>「碇シンジ…自分のために生きろ。父親のためでも、誰のためでもなく」
 
;「大事な作戦の前だ。君に一言だけ伝えよう」<br/>「碇シンジ…自分のために生きろ。父親のためでも、誰のためでもなく」
:ヤシマ作戦に臨むシンジへ送ったエール。[[碇ゲンドウ|似たような]][[シャルル・ジ・ブリタニア|父親]]を持つ者同士、シンジには思うところがあるらしい。同時に、[[ゼロレクイエム|世界のために犠牲になろうとし]]、それを咎められた彼の言葉だからこそ、重く響くと言えるだろう。
+
:ヤシマ作戦に臨むシンジへ送ったエール。似たような父親を持つ者同士、シンジには思うところがあるらしい。同時に、[[ゼロレクイエム|世界のために犠牲になろうとし]]、それを咎められた彼の言葉だからこそ、重く響くと言えるだろう。
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;「では、言っておく。お前達のやろうとしていることを俺は否定する。お前の父親としての在り方もだ」
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;「もうルルーシュ・ヴィ・ブリタニアはいない。ここにいるのは奇跡を起こす男…ゼロだ」
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:第19話「つながる絆」インターミッション時の台詞。シンジにエールを送った後、ゼロの仮面を被って宣言している。臨戦態勢に気持ちを切り替えたという言葉であると同時に、ルルーシュという個人を消し去りゼロとして生きることを選んだ、本シリーズでの彼を総括した言葉でもある。
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;「お前に裁きを下すのは私ではない」<br/>「お前は知るべきだ…。撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだと…!」
 +
:第21話「永遠の円舞曲」にて自身が現れたことで醜く騒ぎ立てる[[デキム・バートン|デキム]]に対して冷たく言い放った一言。この直後デキムは自身の部下に粛清されるという末路を迎えた。
 +
;「当然だ。黒の騎士団の零番隊所属……部隊長として多くの若い団員を率いていた男だ。有能で高い統率力を持っていたが、理想と現実の折り合いをつけることが下手な、不器用な男だった……」
 +
:「永遠の円舞曲」クリア時、カレンから「タケチ・セイジって人を覚えてる?」と聞かれていわく。
 +
;「あれは…果て無き破壊の化身だ…」
 +
:ガドライトにより地球圏に遂に降り立った[[宇宙怪獣]]を見ての戦慄。前作でアーカーシャの剣に触れたためか、存在を知っているようだった。
 
;「そうではない……ただ、撃たれる覚悟があるからと言って、撃っていいというわけではないと思ったからだ」
 
;「そうではない……ただ、撃たれる覚悟があるからと言って、撃っていいというわけではないと思ったからだ」
 
:「キセキの代償」にて。再世篇最終話でのガイオウの言葉が印象に残っていたらしい。
 
:「キセキの代償」にて。再世篇最終話でのガイオウの言葉が印象に残っていたらしい。
579行目: 859行目:  
;「遅くなって、すまなかったな」
 
;「遅くなって、すまなかったな」
 
:多元宇宙迷宮を抜けた先にいた[[カミナ]]に対して。竜馬の次にルルーシュが応えるシーンは、前作二篇をプレイしたユーザーなら感無量のことだろう。
 
:多元宇宙迷宮を抜けた先にいた[[カミナ]]に対して。竜馬の次にルルーシュが応えるシーンは、前作二篇をプレイしたユーザーなら感無量のことだろう。
 +
;AG「でも、圧倒的な力で『戦略を戦術がひっくり返す』をやるのは気持ちよくありませんか?」<BR/>ゼロ「確かにな。やられた側の悔しさが目に浮かぶ」
 +
:エーストークにて。かくいうゼロ自身が原作や再世戦争でスザクを相手に「戦略を戦術でひっくり返されている」だけに、説得力は抜群である。
 +
;「なるほど。確かにあなたは力を持った指導者のようだが、裏を返せば、それは独裁にすぎない」<br/>イズモ「今、アルテアに求められているのは力だ!たとえお前達に悪と言われようと私は母星のために戦う!」<br/>「自らの行為を悪と知りながら、仕方ないと言う。無能な独裁者の常套句だな。私が教えてやろう!力に頼った統治の迎える結末というものを!それはより大きな力への敗北だ!」
 +
:[[イズモ・カムロギ]]との戦闘前会話。『第3次Z』では[[ルルーシュ・ランペルージ|嘗て]][[ブリタニア・ユニオン|自ら]][[ゼロレクイエム|行った]]行為だけに言葉の重みが大きい。
   −
=== [[天獄篇]] ===
+
=== [[第3次Z天獄篇]] ===
 +
;「それは、お前の存在を足下からぐらつかせるもの…ドリルだ」
 +
:第14話「アルカトラズ大脱走」より[[グレンラガン]]が起こした地震に狼狽する[[ギルター・ベローネ|ギルター]]に対して。この言葉に応え[[シモン|天の中心さえ貫く男]]が伏兵を中心から蹴散らしてZ-BLUEに合流する。[[破界事変]]でのカミナの援護から始まった[[グレン団]]との繋がりを示す熱い台詞なのだが、真顔で言っているのが少々笑いを誘う。
 
;「……いいだろう。[[シャルル・ジ・ブリタニア|あの男]]に出来たことが俺に出来ないはずはない! あの男の打った逃げとは違う…!俺は絶望に立ち向かい、それを乗り越える術を見つけてみせる!」
 
;「……いいだろう。[[シャルル・ジ・ブリタニア|あの男]]に出来たことが俺に出来ないはずはない! あの男の打った逃げとは違う…!俺は絶望に立ち向かい、それを乗り越える術を見つけてみせる!」
 
:第37話ミスリルルート「神への誘い」にて。C.C.からシャルルとは別の道を行くならば、それがルルーシュに課せられた責務と告げる彼女に対し、絶望の表情から一変して、両目にギアスの紋章を光らせた状態で不敵な表情を浮かべ、根源的災厄…絶望に立ち向かう覚悟を決める。
 
:第37話ミスリルルート「神への誘い」にて。C.C.からシャルルとは別の道を行くならば、それがルルーシュに課せられた責務と告げる彼女に対し、絶望の表情から一変して、両目にギアスの紋章を光らせた状態で不敵な表情を浮かべ、根源的災厄…絶望に立ち向かう覚悟を決める。
 +
;「憎しみは、いつか潰える!お前の力は無限ではないからだ!」<BR/>「そうではない、バルビエル! 何かを奪う憎しみより、何かを生み出す事の方が強いんだ!」
 +
:第48話「燃える地球」より、自らの敗北を認めないバルビエルに対して。
 +
;(見ているか、シャルル・ジ・ブリタニア!お前のようなやり方をしなくても人は心を通わせる事が出来るんだ!)
 +
:第55話「死闘の銀河」より。
 +
;「[[哀しみのサクリファイ|サクリファイ]]は、全ての地球人が4人の[[御使い]]に昇華したと言っていた……これは、全ての人間の生命が一つになり、そこから人間の基本的な感情である喜怒哀楽の4人に分離したことを言っているのだろう」<BR/>「そういった試みは、様々な世界において様々な形で行われていたとみるべきだな」<BR/>(あのシャルル・ジ・ブリタニアのやろうとしたことも、その一つか……)
 +
:第59話「邪神降臨」のシナリオデモにて、御使いの「高次元生命体へのアセンション」についての考察。受け入れて共に歩むのではなく、一つになってしまうことが彼らの「共存」だったようだ。これは、[[バジュラ]]や[[ELS]]と同じ「全にして一」のあり方を選択した結果らしい。
 +
:そしてそれは、様々な世界で行われてきた。[[ワイズマン]]しかり、[[ラグナレクの接続]]しかり、[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]しかり。そして、[[人類補完計画]]も、恐らくは。
 +
:ちなみにこのシーンで会話しているのはアポロ達エレメントスクールの3人と黒の騎士団、そしてキリコ一行のみ。
 +
;「教師が生徒を…いや、親が幼子を見る時、当然の事ながら、彼等を未熟な存在だと感じ、神のごとく振る舞う事がある。時にそれは子から見て、許し難い傲慢であり、畏怖の対象となるだろう」<br/>「…親だからと言って、子の運命を奪う権利はない」
 +
:上記の考察や超越者の本質を語った後に「ギアスの力と天才的な知略を持った君の実体験から来る言葉かな?」と問い詰めたシリウスに対して、ゼロが返した返答。[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|実の]][[シャルル・ジ・ブリタニア|両親]]に運命を弄ばれた彼だからこその言葉だろう。
 
;「信じられないだろうな、不死のお前たちには。それこそが御使いの弱点! お前たちは生命の重さを…その力を知らない! 永遠を手に入れたお前たちでは、死を覚悟した人間の心に勝つことは出来ない!」<br/>「お前たちは永遠を手に入れ、一瞬の輝きを…生命の意味を失った!」<br/>「さあ、受けてもらうぞ! 俺の最後のギアス……俺自身の命を!」
 
;「信じられないだろうな、不死のお前たちには。それこそが御使いの弱点! お前たちは生命の重さを…その力を知らない! 永遠を手に入れたお前たちでは、死を覚悟した人間の心に勝つことは出来ない!」<br/>「お前たちは永遠を手に入れ、一瞬の輝きを…生命の意味を失った!」<br/>「さあ、受けてもらうぞ! 俺の最後のギアス……俺自身の命を!」
 
:第61話「黒い太陽」にて[[怒りのドクトリン|ドクトリン]]と[[楽しみのテンプティ|テンプティ]]に死を覚悟したギアスを発動した時に語った、御使いの根源的な弱点。
 
:第61話「黒い太陽」にて[[怒りのドクトリン|ドクトリン]]と[[楽しみのテンプティ|テンプティ]]に死を覚悟したギアスを発動した時に語った、御使いの根源的な弱点。
606行目: 902行目:  
:『X』第46話「新たなる皇帝」にて、撃墜される一芝居を打ち、マリアンヌの前に現れ[[ギアス]]をかけシャルルの記憶を失わせる。その直後にマリアンヌは絶望を嗅ぎつけた[[魔獣エンデ|何者か]]に喰われてしまった。
 
:『X』第46話「新たなる皇帝」にて、撃墜される一芝居を打ち、マリアンヌの前に現れ[[ギアス]]をかけシャルルの記憶を失わせる。その直後にマリアンヌは絶望を嗅ぎつけた[[魔獣エンデ|何者か]]に喰われてしまった。
 
:なんと一連の流れが[[DVE]]と非常に豪華な仕様となっている。
 
:なんと一連の流れが[[DVE]]と非常に豪華な仕様となっている。
 +
;[[サリア]]「何をしているのですか?出発しますよ、皆さん」<br/>「わかった…。行こう、プリティ・サリアン」<br/>「我が名はゼロ…。亡国の王子にして、君の旅の仲間だ」
 +
:『X』DLC「プリティ・サリアンの冒険」より。プリティ・サリアンの旅の仲間「仮面の王子」としての役割を与えられ、彼女の心を守るべく、全力でゼロを演じる。その後も困惑し続ける主人公やショウとは対照的に役を演じていた。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 +
;「彼には撃たれる覚悟があった。 そして撃たない覚悟も…。俺だってわかってるさ。 託されたモノの重さは…。だから…!」
 +
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』「舞い降りる剣」にて。自分たちに世界の未来を託し、宇宙に上げるためにウズミは自爆を遂げた。だからこそ、その犠牲を無駄にしない為にも、彼は改めて「ゼロ」の仮面を被るのであった。
 +
;「あの男…正気なのか…?」
 +
:『CC』イベント「デビルガンダム復活」にて、地球の環境を再生するために「人類抹殺」を宣言した東方不敗に対して。どことなく[[ウォン・ユンファ|あの男]]の台詞を彷彿させる。
 
;「すでに共和国の方針は決まっている。帝国に攻め込もうという強硬派を抑え込むだけならハーマンに任せておけばいい」
 
;「すでに共和国の方針は決まっている。帝国に攻め込もうという強硬派を抑え込むだけならハーマンに任せておけばいい」
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』にて。ルルーシュが[[ロブ・ハーマン|ハーマン]]を仲間として認めていることが伺える。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』にて。ルルーシュが[[ロブ・ハーマン|ハーマン]]を仲間として認めていることが伺える。
;「彼には撃たれる覚悟があった。 そして撃たない覚悟も…。俺だってわかってるさ。 託されたモノの重さは…。だから…!」
+
;「…やはり似ているな、お前は。真っ直ぐな所まで…」<br />「どうやら俺は、こういうタイプの説得に不向きらしい。だが…やっと…見えた気がする…」
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』「舞い降りる剣」にて。自分たちに世界の未来を託し、宇宙に上げるためにウズミは自爆を遂げた。だからこそ、その犠牲を無駄にしない為にも、彼は改めて「ゼロ」の仮面を被るのであった。
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:『[[X-Ω]]』イベント「幻想の中で」にて。当麻との最後の一騎打ちに敗北。彼の姿に[[枢木スザク|かつての友]]の姿を見る。
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;「その右手に打ち消される可能性が…いや、違うな…。同じ過ちは…繰り返さない…」<br />(ああ、そうだ…友達にギアスは…)
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:同上。当麻との戦いの中で心の内を知られ、叱咤激励を受けたゼロにとって当麻はスザクと同じ「友」となっていた。
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;「勝利するため、アッシュフォード学園にいる者達を犠牲にしたどうしようもない未来だ」
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:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』期間限定イベント「[[クロッシング・パイロット]]第2弾」より。自ら[[ウイングガンダムゼロリベリオン]]と呼称したウイングゼロの[[ゼロシステム]]が何を見せたのかを[[ヒイロ・ユイ]]に訊かれた際に。確かにゼロシステムは危険な未来をルルーシュに見せていたのだが…。
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;「俺には、お前のような強靭な精神力はない。だから…」<br />「提案したんだよ。ゼロシステムにより良い方法を、誰も犠牲にならずに勝つ方法をな」<br />「簡単だ。チェスを打つように、相手の考えを上回ればいいだけなんだからな」
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:上記の直後、何故ゼロシステムに呑まれなかったのかというヒイロのさらなる問いに対する返答。理論武装によってゼロシステムの未来を上回り完全封殺するという頭脳的な力業であり、これに納得したヒイロは珍しく声を上げて爆笑していた。
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;[[ガウ・ハ・レッシィ|レッシィ]]「ダバはお前とは違う!ダバは人の心と命を大事にする!」<br />「だから、人はダバ・マイロードの下に集う!」<br />「報酬でも恐怖でもなく、ダバは夢を見させてくれるからな!」
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』「ザ・ディクテイター」/「ドリーマーズフォーエバー」にて、[[クワサン・オリビー|目を]][[オルドナ・ポセイダル|付け]][[フル・フラット|た女]][[マリア・ピァ・アーモニア|性達]]に造反される[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]に対し。[[ダバ・マイロード|ダバ]]の「王の器」と、ポセイダルの器の小ささをズバリ指摘する。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
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=== 戦闘台詞 ===
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;「フフフハハ、読み通りだ!」<br />「わかるんだよ、私には…! ハハハハハハ!」<br />「無駄だよ。ククク…ハハハハハ!」
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて登場の[[蜃気楼]]でハドロンショットを使った時の戦闘台詞及び、回避時、バリア発動時の台詞。文章だけだとややわかりづらいが、福山氏の怪演によって'''原作主人公が勘違いされそうな悪役笑い'''となっている。汎用台詞であるため、相手がシャルル(両ルート第50話)でも問答無用で選ばれるので、「貴様だけは…貴様だけはこの手で!」と凄んでおいて一番上の台詞が出るという'''シリアスど真ん中な雰囲気がぶち壊し'''なパターンになる事も。
 +
:特に黒の騎士団ルートでは、「自身の存在をゼロという記号に捧げる」というそれこそゼロ・レクイエムに匹敵する悲壮感すら漂わせる裁きを自身に下しているだけに、余計シュールさが際立つ。…とはいえ、実年齢を考えれば、こういった奇行もわからなくはない。明らかに変な方向へエネルギーを発散してしまっている、という事になるが。
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;「さすがは俺の弟だな、ロロ」<br/>「俺達はたった二人の兄弟じゃないか」<br/>「兄として当然だろ、こういうのはさ」
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:『第2次Z再世篇』におけるロロへの援護時の台詞。…ゼロ時なのに異様に爽やかに言っており、非常に胡散臭い(実際ルルーシュは腹に一物抱えていたので間違ってないが)。
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:黒の騎士団ルートでもこの台詞は当然出るので、ロロを弟として認めているのに胡散臭いという残念な事になる。
 +
;「真! ゼロビィィーム!!」
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: 『30』における真ゼロビーム発射台詞の一つ、まるでスーパー系パイロットのようにハイテンションで技名を叫ぶ。
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:ランダム発生なので、その前の対悪役台詞や操作シーンが冷静な台詞でも突然にこの台詞が出てくる。
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:『30』のルルーシュはスーパーロボットが大活躍する日本で幼少期を過ごしているため、ビーム発射時に叫んでしまうのも仕方ないことなのかもしれない。
 +
 +
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;「俺は! ストレス発散のために、ここに来た!」<br />「そうだ! 生徒会の副会長なんてのをやってると色々と溜まってくるんだ! だから、こうして遠出して誰もいない所で大声を出してるんだ! うわああああっ!」<br />「やっほぉぉぉぉっ!!」
 
;「俺は! ストレス発散のために、ここに来た!」<br />「そうだ! 生徒会の副会長なんてのをやってると色々と溜まってくるんだ! だから、こうして遠出して誰もいない所で大声を出してるんだ! うわああああっ!」<br />「やっほぉぉぉぉっ!!」
:破界篇第14話「信頼と覚悟と」より。[[アーサー]]にゼロの仮面を奪われてしまい、偶然アーサーを追っかけていた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]や[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]と鉢合わせになった際の奇行。ルルーシュはわざと奇行を演じたのだが、これのおかげで[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]からは「色々とユニーク」、[[柿小路梅麻呂|柿小路]]からは「なんとも残念な方」と評されてしまった。
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:『第2次Z破界篇』第14話「信頼と覚悟と」より。[[アーサー]]にゼロの仮面を奪われてしまい、偶然アーサーを追っかけていた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]や[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]と鉢合わせになった際の奇行。ルルーシュはわざと奇行を演じたのだが、これのおかげで[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]からは「色々とユニーク」、[[柿小路梅麻呂|柿小路]]からは「なんとも残念な方」と評されてしまった。
 
:ちなみに、彼のこの奇行は傍目から見てもかなり印象的だったらしく、続く『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』でも[[竹尾ワッ太|一部]][[弓さやか|の者]]からは相変わらず「ルルーシュ='''ちょっとおかしい人'''」と憶えられてしまっている。
 
:ちなみに、彼のこの奇行は傍目から見てもかなり印象的だったらしく、続く『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』でも[[竹尾ワッ太|一部]][[弓さやか|の者]]からは相変わらず「ルルーシュ='''ちょっとおかしい人'''」と憶えられてしまっている。
 
;「ミレイ会長が?」<br>(い……嫌な予感しかしない…)
 
;「ミレイ会長が?」<br>(い……嫌な予感しかしない…)
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;(くっ…久々にエリア11に戻れば、この騒動だ…これではゼロをやっていた方がずっと楽ではないか…!)
 
;(くっ…久々にエリア11に戻れば、この騒動だ…これではゼロをやっていた方がずっと楽ではないか…!)
 
:同上。仮面をはずした状態でZEXISの面々に遭遇したり、咲世子の天然ぶりに翻弄されたりと、疲れきったところで出た一言。しかし、のちにどちらのルートでもルルーシュの名を捨てゼロとして生きるという罰を受けることになることを考えると皮肉なものである…。
 
:同上。仮面をはずした状態でZEXISの面々に遭遇したり、咲世子の天然ぶりに翻弄されたりと、疲れきったところで出た一言。しかし、のちにどちらのルートでもルルーシュの名を捨てゼロとして生きるという罰を受けることになることを考えると皮肉なものである…。
;[[イオリ・アイオライト|魔法]][[アマリ・アクアマリン|使い]][[ショウ・ザマ|聖戦士]][[ゼロ (コードギアス)|仮面の王子]]…。俺たちも彼女の趣味の世界を彩る小物か…)
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;(まさかC.C.やキリコまで反対するとは…もしかして俺の方が間違っているのか…いや、そんな筈は無い…! 俺はゼロ…! 奇跡を起こす男だぞ!)<br />(女心!? そういえば、ミレイ会長やシャーリーにも何度か指摘されたことがある。それが俺の唯一の弱点か。……ならば!)
:『X』DLC「プリティ・サリアンの冒険」にて。当初[[サリア]]の趣味に無理やり付き合わされることにげんなりしていたが、悦に浸っているサリアの様子を見て自分も[[ゼロ (コードギアス)|'''全力で協力する''']]事を決めたのだった。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』中盤でディートハルトと共に[[天子]]と日本人との政略結婚を画策した際、[[ZEXIS]]女性陣からの猛バッシングを受けた挙句、キリコからも軽蔑の眼差しを向けられた事で狼狽するが、自己のスローガンを掲げて何とか冷静さを取り戻し、「女心の何たるかを理解していない」という己の朴念仁ぶりを自覚するに至る。また'''唯一の弱点'''という言葉に彼の自己評価の高さが垣間見れる。
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;「私はゼロなのだ…! 仮面を取る事は許されない!」<br />「誓いを破る…それは即ち嘘と同じだ!」
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:『第2次Z再世篇』ZRルート第58話「閃光!進化の果て!」のIMにて、ZEXISに復帰後、周囲から仮面を被っている所為で紅茶もクッキーも味わえないと突っ込まれ、ティーブレイクぐらい外すよう促された事に対する反論だが、ルルーシュ本来の生真面目さが逆に皆の笑いを誘う事に…。
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;「だ、黙れ! ゲホッ…ゲホッ!」
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:『第2次Z再世篇』で仮面を被ったままストローでアイスティーを啜る姿を[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]や[[シン・アスカ|シン]]から「'''間抜け'''」と茶化されて盛大に'''むせる'''。そこにはいつものカリスマ性が消え失せた、ごく普通の少年の姿が有った。
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;「おぼ…おぼ…覚えていろ、魔女! そして、ZEXISめ!」
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:こちらはZRルート。盛大にむせた後、自身を間抜けと茶化した面々への恨み節を叫ぶ。
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; 「フ…あなたも俺と同じく永遠に縛られる運命だと思うがな」
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:借金の最終査定を控えたクロウに言った言葉。その通りなのだが、不吉な事を言うなとエスターに突っ込まれる。なお、まさかの'''悪い笑みまで浮かべている'''(黒の騎士団ルートでこのアイコンがシナリオ上で出てくるのはこの場面だけである)。
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;「前へ出るんだ、ノリコォォォッ!!」
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:『第3次Z時獄篇』DLC「フィーリング・カップル」よりノリコと戦闘した際、彼女から指示の出し方について細かく注文された結果がこれ。ノリコは気合が入ったかもしれないが、ゼロは戦う前から(精神的に)疲弊していた……。
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;「君の夢を砕くようで悪いが、我々の知るノリコはナイスバディとは…」
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:ノリコがノノのいうノノリリかもという話の中、ノノリリはナイスバディだったという話を聞いて。直後、カレンに怒られて慌てて誤魔化した。相変わらず、デリカシーについては不勉強である模様。
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;(無理矢理、仮面をつけたまま食事をしたせいで内側がベタベタする…だがこれも、俺のやってきた事の報い…!この不快さも自らに律する罰なのだ!)
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:『第3次Z天獄篇』DLC「戦わざるもの食うべからず」より。ルルーシュが食事に苦悩するもはや恒例のシーン。
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;「それについては私の力も…」
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:『第3次Z天獄篇』ミスリルルート第36話「世界への挑戦」より。[[アマルガム]]のアジトを探り出した事について[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]にコメントしたものの、C.Cに「男の価値が下がるぞ」と突っ込まれた。そんなのでいいのか、ゼロよ。
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;「まさに宇宙の神秘!」
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:『第3次Z天獄篇』第42話「炎」より。カズミが若返ったことに絶句しての一言。
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;「こ、こんなものぐらいで…アチ!俺の…アチチ…誓いを揺らがせる事など…アツ!!」
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』エーストークにて。AGが自分の仮面を脱がせる狙いで食事を用意したことを瞬時に読み、'''「自分は仮面をつけたままの食事術をマスターした」'''と豪語するもAGが持ちだしたのは熱々のおでん。結果はご覧の有様である……。
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=== X ===
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;(魔法使いと聖戦士に仮面の王子…。俺たちも彼女の趣味の世界を彩る小物か…)
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:『X』DLC「プリティ・サリアンの冒険」にて。当初[[サリア]]の趣味に無理やり付き合わされることにげんなりしていたが、悦に浸っているサリアの様子を見て自分も全力で協力する事を決めたのだった。
 
;(コスチュームをまとう事で違う自分になる…。その気持ち…わかるぞ、サリア)
 
;(コスチュームをまとう事で違う自分になる…。その気持ち…わかるぞ、サリア)
 
:そして戦闘前台詞での心中にて。どうやら似た者同士らしい。
 
:そして戦闘前台詞での心中にて。どうやら似た者同士らしい。
;「プレイヤーの諸君も、身近な人間の秘密を握っておくと色々と役に立つぞ」
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:『X』中断メッセージ「策略のルルーシュ」より。カレンからゼロ・レクイエムの詳細について問いただされるも、「その前に[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]との事を聞きたいな」と[[カウンター]]を繰り出す。しどろもどろになるカレンをよそに、ルルーシュは'''邪悪な笑顔'''とともにプレイヤーへと語りかける。あきれ返るスザクの表情と共に……。
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=== 単独作品 ===
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;(逆チョコ…今年は俺の方からナナリーにプレゼントしてみるかな)
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:[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』のバレンタインイベント「聖バレンタインの騒乱」にて。ナナリーにチョコをプレゼントしようとするあたり、やはりシスコンであるが、その直後にカレンとC.C.がやってきたのであった…。
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;「そんなことは、断じてない! お前も信じるな、カレン!」<br/>(クソ、強欲な魔女め! 俺のチョコを作らせ…自分は高みの見物か…! この場はすぐに撤退せねば!)<br/>「…助太刀するぞ! 早瀬浩一!」
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:上記の台詞の後、カレンからチョコをせがまれ、C.C.には「愛する者に二人や三人、お抱えなど造作もないだろ?」と言われて。不利だと判断したゼロは[[早瀬浩一|浩一]]と一緒にこの場から逃げだした。
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:この場にシャーリーがいたら収拾がつかなくなった…かもしれない。
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;「人の尊厳を踏みにじり、意のままに操ろうとは… その様な非道、見過ごすわけにはいかない!」
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:『CC』のイベント「復讐鬼の誕生」において、[[ミア・アリス|ミア]]達を[[宇宙海賊バンカー|バンカー]]の兵器としか見ていない[[ギル・バーグ|ギル]]に対する糾弾。
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:……言うまでもなく'''人を操るギアスを持っているお前が言うか'''という話である([[C.C.]]も内心「大した役者だよ」と漏らしていた)。
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:とはいえ'''ギアスの本人に対する皮肉'''を考えれば彼の心情には合っているのかもしれないが……
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;タップ「あれだろ? 我が名はゼロ! フハハハハハハハハハッ!」<br/>「…! 待て、『ハ』と『ハ』の間が短いぞ!」<br/>ケーン「じゃ、こうか? フハッハッハッハッハッハッハ!」<br/>「それでは間が空き過ぎだ!」<br/>ライト「フハッハッハハー!」<br/>タップ「フーハハハッハーッ!」<br/>「お前たち! 私の前で私で遊ぶのは即刻やめろ!」
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:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』周年イベント「第3回スパクロフェスティバル」にて、その場にいたメンバー全員をゼロに変装させる仮装作戦の後、調子に乗ったドラグナー遊撃隊の[[ケーン・ワカバ|アン]][[タップ・オセアノ|ポン]][[ライト・ニューマン|タン]]がゼロの物真似に興じ始めて。細かく演技指導を突っ込んでしまったばかりに彼らの悪ふざけが加速し、完全に遊び倒されている。
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;「その通りだ! [[ドライクロイツ]]はバラエティアイドルではなく、自由と平和を守るためのグループのはずだ!」
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:『30』DLCミッション「始動、連邦軍アイドル化計画」にて、散々な記者会見の様子から本来の目的を果たせそうにないと言われての一言。一見まともな事を言っているように見えるが、'''ドライクロイツはグループではなく独立部隊である'''。直後にアーニャから「独立部隊だから」と突っ込まれている。
 +
;(ギアスを手に入れたか…)
 +
:『30』DLCミッション「ヒーロー覚醒」にて、「[[ヒタチ・イズル|イズル]]の様子がおかしい上に漫画が面白くなった」という相談に対して。あらゆる可能性を考慮する姿勢は流石ルルーシュだが、そこまでしないとイズルの漫画が面白くならないと考えているあたりが非常にシビアである。C.C.に「そんなレアケースを考慮する必要はない」と窘められた。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 +
実は乗り込んだ機体の種類が一番多いキャラ。
 
;[[サザーランド]]
 
;[[サザーランド]]
 
:元々は[[ヴィレッタ・ヌゥ|ヴィレッタ]]から奪った機体で、一時的に搭乗。
 
:元々は[[ヴィレッタ・ヌゥ|ヴィレッタ]]から奪った機体で、一時的に搭乗。
638行目: 1,001行目:  
:頭部に装飾をつけた専用機。
 
:頭部に装飾をつけた専用機。
 
;[[ガウェイン]]
 
;[[ガウェイン]]
:ブリタニア軍から強奪。二人乗りであり[[C.C.]]と共に操縦する。
+
:ブリタニア軍から強奪。二人乗りで、[[C.C.]]と共に操縦する。
 
;[[蜃気楼]]
 
;[[蜃気楼]]
 
:『R2』での専用機。
 
:『R2』での専用機。
 
;[[アヴァロン]]、[[ダモクレス要塞]]
 
;[[アヴァロン]]、[[ダモクレス要塞]]
 
:即位後の座乗艦。
 
:即位後の座乗艦。
;真母衣波 零式、月虹影
+
;真母衣波 零式
:『復活のルルーシュ』での搭乗機
+
:『復活のルルーシュ』での搭乗機。
 +
;[[月虹影]]
 +
:『復活のルルーシュ』での搭乗機。二人乗りで、C.C.と共に操縦する。
   −
=== SRWでの登場機体 ===
+
=== SRWでの搭乗機体 ===
 
;[[ランスロット (ゼロ仕様)]]
 
;[[ランスロット (ゼロ仕様)]]
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて搭乗。「スザクがゼロの説得に応じ黒の騎士団に入隊したが、ランスロットへの搭乗は拒否した」というifを想定したペーパープラン。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて搭乗。「スザクがゼロの説得に応じ黒の騎士団に入隊したが、ランスロットへの搭乗は拒否した」というifを想定したペーパープラン。
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;[[月虹影帥]]
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて搭乗。月虹影の完成型という設定のSRW[[オリジナル設定|半オリジナル機体]]。
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;[[ウイングガンダムゼロリベリオン]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』にて搭乗。イベント「クロッシング・パイロット第2弾」にて用意された黒い[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングガンダムゼロ]]。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*'''「ルルーシュ」というネーミングは、過去に谷口悟朗監督が手がけたアニメ『スクライド』の没キャラクターから再利用したもの'''であった事が、同作品の10周年記念トークライブにて明かされている。
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*'''「ルルーシュ」というネーミングは、谷口悟朗監督の過去作『[[スクライド]]』の没キャラクターから再利用したもの'''であった事が、同作品の10周年記念トークライブにて明かされている。
 
*ルルーシュ・ランペルージは、ファンから演者である福山潤氏の名前とかけて'''「ルル山」'''の[[俗語・俗称|愛称]]で呼ばれる事もある。
 
*ルルーシュ・ランペルージは、ファンから演者である福山潤氏の名前とかけて'''「ルル山」'''の[[俗語・俗称|愛称]]で呼ばれる事もある。
 
*初期設定のルルーシュは、銀髪だった。
 
*初期設定のルルーシュは、銀髪だった。
 
*ルルーシュがよく使う「撃っていいのは~」の台詞は彼のオリジナルではなく、推理作家レイモンド・チャンドラーの[[小説]]作品に登場する探偵「フィリップ・マーロウ」の台詞からの引用である。
 
*ルルーシュがよく使う「撃っていいのは~」の台詞は彼のオリジナルではなく、推理作家レイモンド・チャンドラーの[[小説]]作品に登場する探偵「フィリップ・マーロウ」の台詞からの引用である。
 
*実の所、『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』のラストシーンにて「ルルーシュが本当に死亡したか」については不明である。皇帝ルルーシュの最期の後の描写があまりに少なく、劇中で不死身の人物(いわゆる「コード」持ち)は元ギアス能力者ということで彼も不死身になった可能性があるからである。小説版では「旅に出た[[C.C.]]が乗っていた馬車の御者が、C.C.の言葉に微笑む」という描写があるが……。
 
*実の所、『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』のラストシーンにて「ルルーシュが本当に死亡したか」については不明である。皇帝ルルーシュの最期の後の描写があまりに少なく、劇中で不死身の人物(いわゆる「コード」持ち)は元ギアス能力者ということで彼も不死身になった可能性があるからである。小説版では「旅に出た[[C.C.]]が乗っていた馬車の御者が、C.C.の言葉に微笑む」という描写があるが……。
**なお、ルルーシュの生存を示唆する材料はさりげなく提示されており、「C.C.が綺麗に折られた折鶴を持っていた(本人は折り紙が苦手)」「剣を受けた前後のフラッシュバックにコードのカットとスザクの墓のカット(=実は生きている)があった」「[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]のコードの紋章は右掌にあり、その子のルルーシュは同じところが血で隠れていた」等。状況類推のレベルにとどまっているが、これらを根拠に生存を信じるファンも数多い。
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**なお、ルルーシュの生存を示唆する材料はさりげなく提示されており、「C.C.が綺麗に折られた折鶴を持っていた(本人は折り紙が苦手)」「剣を受けた前後のフラッシュバックにコードのカットとスザクの墓のカット(=実は生きている)があった」「[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]のコードの紋章は右掌にあり、その子のルルーシュは同じところが血で隠れていた」等。状況類推のレベルにとどまっているが、これらを根拠に生存を信じるファンも数多い。なお、劇場版においては『復活のルルーシュ』へと繋がる流れからすると「一度死んだ」が、C.C.によって記憶などを失った状態だが蘇っている。
*福井県垂井町には彼の名セリフをもじった「全力でごみを捨てるな!!」というメッセージとギアスのマークが描かれた看板がある。
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*セガのゲーム『戦場のヴァルキュリア』に登場するマクシミリアンという金髪白衣の皇太子(担当声優はルルーシュと同じ福山潤氏)は当初は黒髪黒衣の予定だったが、設定面がルルーシュに似すぎるため変更されたというエピソードがある。
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*岐阜県垂井町には彼の名セリフをもじった「全力でごみを捨てるな!!」というメッセージとギアスのマークが描かれた看板がある。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 商品情報 ==
 
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