差分

1,460 バイト追加 、 2023年7月24日 (月) 19:11
1行目: 1行目: −
== マークエルフ(Mark Elf) ==
+
{{登場メカ概要
 +
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|蒼穹のファフナー}}
 +
| デザイン = {{メカニックデザイン|鷲尾直広}}
 +
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦K}}
 +
| SRWでの分類 = [[機体]]
 +
}}
   −
*[[登場作品]]:[[蒼穹のファフナー]]
+
{{登場メカ概要
*分類:[[ファフナー]]・ノートゥングモデル
+
| タイトル = スペック
*形式番号:Mk.XI
+
| 分類 = [[ファフナー]]・ノートゥング・モデル
*全高:35m
+
| 型式番号 = [[型式番号::Mk.XI]]
<!-- *重量:---t -->
+
| 全高 = 35 m
<!-- *[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]: -->
+
| 所属 = [[竜宮島]]・[[アルヴィス]]
<!-- *装甲材質: -->
+
| パイロット = [[パイロット::真壁一騎]]
<!-- *開発者: -->
+
}}
*所属:[[竜宮島]]・[[アルヴィス]]
+
'''マークエルフ'''は『[[蒼穹のファフナー]]』の[[登場メカ]]。
*主なパイロット:[[真壁一騎]]
+
== 概要 ==
*メカニックデザイン:鷲尾直広
+
[[竜宮島]]製の[[ファフナー]]であるノートゥング・モデルの一機、ファフナー・Mk.XI(マークエルフ)。「エルフ」は[[ドイツ語]]の『11』を意味する。
 
  −
[[竜宮島]]製の[[ファフナー]]であるノートゥングモデルの一機、ファフナー・Mk.XI(マークエルフ)。「エルフ」は[[ドイツ語]]の『11』を意味する。
      
近接汎用タイプの機体で、[[マークアイン]]、マークツヴァイ、[[マークドライ]]、[[マークツヴォルフ]]は同型機。元々のカラーリングは空色だったが、第2話で大破した際に紺色のファフナー・マークツヴァイのパーツを流用して修復されたため、カラーリングが紺色になった。
 
近接汎用タイプの機体で、[[マークアイン]]、マークツヴァイ、[[マークドライ]]、[[マークツヴォルフ]]は同型機。元々のカラーリングは空色だったが、第2話で大破した際に紺色のファフナー・マークツヴァイのパーツを流用して修復されたため、カラーリングが紺色になった。
19行目: 22行目:  
竜宮島に[[フェストゥム]]が襲来した際に[[真壁一騎]]が搭乗しこれを撃退。以降物語中盤まで、一騎の能力もあり主力として活躍する。
 
竜宮島に[[フェストゥム]]が襲来した際に[[真壁一騎]]が搭乗しこれを撃退。以降物語中盤まで、一騎の能力もあり主力として活躍する。
   −
一騎が島を離れた際に一緒に持ち出されたが、[[ジークフリードシステム]]と[[皆城総士]]の支援もなくフェストゥムや[[人類軍]]のファフナー相手に苦戦を強いられる。最終的に新国連の手に渡り、機体のコアは[[マークザイン]]へと移植、機体は解体されている。
+
一騎が島を離れた際に一緒に持ち出されたが、[[ジークフリードシステム|ジークフリード・システム]]と[[皆城総士]]の支援もなくフェストゥムや[[人類軍]]のファフナー相手に苦戦を強いられる。最終的に新国連の手に渡り、機体のコアは[[マークザイン]]へと移植、機体は解体されている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦K]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦K}}
:スポット参戦のみ。修復エピソードが無い為、最初からカラーリングは紺色。お気に入り選択時など、一部の場面で空色のカラーリングが見られる。
+
:初登場作品。スポット参戦のみ。修復エピソードが無い為、最初からカラーリングは紺色。お気に入り選択時など、一部の場面で空色のカラーリングが見られる。
;[[スーパーロボット大戦UX]]
+
:なお、モルドヴァ基地戦では一騎は[[グノーシス・モデル]]ではなく本機でスポット参戦する。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
 
:プロローグでは空色で登場。今回はちゃんと正式参戦する。Kと性能はほぼ同じであり、バランスの取れた機体。改造値は[[マークザイン]]に引き継がれるため活躍させるなら早期改造は必須。
 
:プロローグでは空色で登場。今回はちゃんと正式参戦する。Kと性能はほぼ同じであり、バランスの取れた機体。改造値は[[マークザイン]]に引き継がれるため活躍させるなら早期改造は必須。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 +
==== 本体装備 ====
 +
;ナックルガード
 +
:格闘時に展開される手甲装甲。
 +
:SRWでは武装としては未採用。
 +
;レージングカッター
 +
:腕部に内蔵された切断力を持つロケットワイヤー。
 +
:SRW未採用。
 +
;マインブレード
 +
:敵に突き刺した後に爆発する短刀。脛の関節を曲げたところに収納。
 
;デュランダル
 
;デュランダル
:携行式の銃。UXプロローグで登場する初期タイプがゲーグナーの代わりに装備している。
+
:三点バースト式ハンドガン。小型で携行性に優れるが威力は低い。腕部にマウント。
 +
:UXプロローグで登場する初期タイプがゲーグナーの代わりに装備している。
 +
 
 +
==== 選択装備 ====
 
;ゲーグナー
 
;ゲーグナー
:小型のレーザー兵器。
+
:小型のレーザー兵器。充分な火力を保有しているがエネルギー装填が必要なのが欠点。
;マインブレード
  −
:敵に突き刺した後に爆発する短刀。
   
;ルガーランス
 
;ルガーランス
:槍型の刺突武器。敵を刺し貫いた後、敵の内部で刀身を展開しレールガンの弾を零距離で叩き込む。
+
:騎兵槍にも似た刀剣型の武器。敵を刺し貫いた後、敵の内部で刀身を展開しレールガンの弾を零距離で叩き込む。
:Kでは、[[トドメ演出]]の時に一瞬だけ空色のカラーリングになる。
+
:Kでは、[[トドメ演出]]の時に一瞬だけ空色のカラーリングになり、前期OPの最後の画面に向かって飛んでくる本機が再現されている。
 
;レールガン
 
;レールガン
:実弾の射撃武器。電磁誘導で加速した弾丸を射出する。
+
:実弾の射撃武器。電磁誘導で加速した弾丸を射出し、充分な威力を持つ。
 
:Kでは原作再現で'''毎回レールガンが収容台ごと射出されて敵に突き刺さる'''。UXでは地面に突き刺さるようになったが、'''UX脱走中でも収容台ごと飛んでくる'''(由紀恵が射出してくれていたのかもしれないが)。
 
:Kでは原作再現で'''毎回レールガンが収容台ごと射出されて敵に突き刺さる'''。UXでは地面に突き刺さるようになったが、'''UX脱走中でも収容台ごと飛んでくる'''(由紀恵が射出してくれていたのかもしれないが)。
   48行目: 62行目:  
;ノルンシステム
 
;ノルンシステム
 
:[[バリア]]。攻撃やバリアを張ることができる無人のサポート兵器。
 
:[[バリア]]。攻撃やバリアを張ることができる無人のサポート兵器。
;[[ジークフリードシステム]]
+
;[[ジークフリード・システム]]
:
+
:[[皆城総士]]をサブパイロットとして共有する。当然ながら、総士がいないと使用できない。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
67行目: 81行目:  
:典型的なリアル系のボーナス。
 
:典型的なリアル系のボーナス。
   −
== 機体[[BGM]] ==
+
== 機体BGM ==
 
;「ナイトヘーレ開門」
 
;「ナイトヘーレ開門」
 
:ファフナー系汎用。
 
:ファフナー系汎用。
75行目: 89行目:  
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;マークツヴァイ
 
;マークツヴァイ
:同型機。マークエルフが大破した為、マークツヴァイのパーツを流用して修復された。
+
:同型機。マークエルフが大破した為、マークツヴァイのパーツを流用して修復された。……というか、外装全てに加えてコアまでツヴァイから移植されたため、改修後のマークエルフは実質的に'''ほぼマークツヴァイ'''である。
 
;[[マークアイン]]<br />[[マークドライ]]<br />[[マークツヴォルフ]]
 
;[[マークアイン]]<br />[[マークドライ]]<br />[[マークツヴォルフ]]
 
:同型機。
 
:同型機。
82行目: 96行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*マークエルフという名称は、原作を務めた冲方丁氏が執筆した『微睡みのセフィロト』の[[主人公]]が所属している[[組織]]の名前が初出である。実は、冲方氏はこれらを書籍が再販されるまですっかり忘れていたという逸話がある。
+
*マークエルフという名称は、原作を務めた冲方丁氏が執筆した『微睡みのセフィロト』の[[主人公]]が所属している[[組織]]の名前が初出である(ちなみに一番から一二番目、つまりファフナーの数だけの組織が存在する)。実は、冲方氏はこれらを書籍が再販されるまですっかり忘れていたという逸話がある。
 
**もっとも、ファフナーに使用されたのはただの流用というわけではなく、冲方氏の執筆する作品のキャラクターや組織はたいていが「月」「数」などの「[[暦・年号|暦]]」に由来しているのが、大きな理由である。
 
**もっとも、ファフナーに使用されたのはただの流用というわけではなく、冲方氏の執筆する作品のキャラクターや組織はたいていが「月」「数」などの「[[暦・年号|暦]]」に由来しているのが、大きな理由である。
 
**ちなみに、マークエルフの後継機たるマークザインも「存在」の他にも「実数」を意味している。冲方氏曰く「ある種の強迫観念的な必然性がある」とのことである。
 
**ちなみに、マークエルフの後継機たるマークザインも「存在」の他にも「実数」を意味している。冲方氏曰く「ある種の強迫観念的な必然性がある」とのことである。
匿名利用者