「ブレンパワード (TV)」を編集中
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− | + | *1998年4月8日 ~ 11月11日放映(WOWOW) 全26話 | |
− | + | *初参戦スパロボ:[[第2次スーパーロボット大戦α]](2003年) | |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 原作は『[[ガンダムシリーズ]]』でお馴染みの富野監督作品。永野護の有機的なメカデザインを筆頭にあたたかく、且つ生物的な作風が特徴。これまで予定変更が重なり迷走しはじめると断片的に出てきていた精神的なテーマが初めから主眼に置かれ、丁寧に描かれた富野氏の監督作では稀有な作品。一方で演出的に説明を極力避け、展開や会話の流れもめまぐるしいという氏に時々見られる傾向も顕著な作品でもある。 | |
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『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』に影響されて制作されたとの話もあるが、監督が本作において設定していた仮想敵作品は『もののけ姫』であるらしい。キャッチコピーが「'''頼まれなくたって生きてやる'''」であることからもその意気込みが伺える(『もののけ姫』のキャッチコピーは「生きろ。」)。 | 『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』に影響されて制作されたとの話もあるが、監督が本作において設定していた仮想敵作品は『もののけ姫』であるらしい。キャッチコピーが「'''頼まれなくたって生きてやる'''」であることからもその意気込みが伺える(『もののけ姫』のキャッチコピーは「生きろ。」)。 | ||
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== ストーリー == | == ストーリー == | ||
− | + | 自然災害で荒廃した近未来の地球。 | |
+ | この時代、謎の海底遺跡[[オルファン]]から定期的に生み出される「[[プレート]]」が人々の恐怖の一つになっていた。プレートはランダムに地上のどこかに落下し、それは周囲のさまざまなものを吸収してしまうのだ。 | ||
しかし、偶然にそのプレート災害に遭遇した少女[[宇都宮比瑪]]はそこに取り込まれることなく、代わりにプレートから生み出された謎の生体ロボット・[[ブレンパワード (兵器)|ブレンパワード]]の適任者になってしまう。そこに現れたのは、プレートの回収を続ける謎の秘密結社[[リクレイマー]]の機体・[[グランチャー]]だ。ブレンパワードという存在を危険視する彼らは、比瑪を救うためにそれを抹消しようとする。しかし、比瑪はなんと逆に生まれたばかりのブレンを守るために、それに乗り込んでグランチャーと戦い、撃退する。 | しかし、偶然にそのプレート災害に遭遇した少女[[宇都宮比瑪]]はそこに取り込まれることなく、代わりにプレートから生み出された謎の生体ロボット・[[ブレンパワード (兵器)|ブレンパワード]]の適任者になってしまう。そこに現れたのは、プレートの回収を続ける謎の秘密結社[[リクレイマー]]の機体・[[グランチャー]]だ。ブレンパワードという存在を危険視する彼らは、比瑪を救うためにそれを抹消しようとする。しかし、比瑪はなんと逆に生まれたばかりのブレンを守るために、それに乗り込んでグランチャーと戦い、撃退する。 | ||
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: | : | ||
;[[伊佐未翠]] | ;[[伊佐未翠]] | ||
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*[[メカ&キャラクターリスト/学園]] | *[[メカ&キャラクターリスト/学園]] | ||
− | === [[ブレンパワード ( | + | === [[ブレンパワード (兵器)|ブレンパワード]] === |
;[[ユウ・ブレン]] | ;[[ユウ・ブレン]] | ||
:勇のブレン。ネリー・ブレンに取り込まれる。 | :勇のブレン。ネリー・ブレンに取り込まれる。 | ||
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;[[ヒメ・ブレン]] | ;[[ヒメ・ブレン]] | ||
: | : | ||
− | ;[[ラッセ・ブレン]] | + | ;[[ラッセ・ブレン]]、[[ラッセ・ブレン]](二代目) |
: | : | ||
;[[ナンガ・ブレン]] | ;[[ナンガ・ブレン]] | ||
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=== [[リクレイマー]]の[[アンチボディ]] === | === [[リクレイマー]]の[[アンチボディ]] === | ||
− | ==== [[グランチャー ( | + | ==== [[グランチャー (兵器)|グランチャー]] ==== |
;[[グランチャー]] | ;[[グランチャー]] | ||
:[[リクレイマー (一般兵)|リクレイマー]]が乗る一般的なカラーリングのタイプ。 | :[[リクレイマー (一般兵)|リクレイマー]]が乗る一般的なカラーリングのタイプ。 | ||
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:ナッキィの初期の愛機。[[オルファン]]に呼ばれなかったことを恨み、[[グランチャー (兵器)|グランチャー]]では唯一[[オルファン]]に敵対した。現在ではイベントのみでユニットとしての登場はしていない。 | :ナッキィの初期の愛機。[[オルファン]]に呼ばれなかったことを恨み、[[グランチャー (兵器)|グランチャー]]では唯一[[オルファン]]に敵対した。現在ではイベントのみでユニットとしての登場はしていない。 | ||
− | ==== [[バロンズゥ ( | + | ==== [[バロンズゥ (兵器)|バロンズゥ]] ==== |
;[[バロンズゥ]] | ;[[バロンズゥ]] | ||
: | : | ||
− | + | ;[[クインシィ・バロンズゥ]]([[イイコ・バロンズゥ]]) | |
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+ | ;[[ハイパーバロンズゥ]] | ||
+ | :[[バロン・マクシミリアン]]が搭乗する、巨大化した[[バロンズゥ]]。その力は凄まじく、[[J]]では[[秋津マサト|マサト]]曰く「[[ゼオライマー]]に匹敵するエネルギー量」を持っていると言わしめるほど。 | ||
=== その他のメカ === | === その他のメカ === | ||
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: | : | ||
;[[バイタルジャンプ]] | ;[[バイタルジャンプ]] | ||
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:;「IN MY DREAM」 | :;「IN MY DREAM」 | ||
::作詞・作曲:真行寺恵里 / 編曲:伊藤真太郎 / 歌:真行寺恵里 | ::作詞・作曲:真行寺恵里 / 編曲:伊藤真太郎 / 歌:真行寺恵里 | ||
− | :: | + | ::煽情的な歌詞もさることながら、'''「(本作のロボットは申し訳程度に登場する一方で)本作の女性キャラクターの全裸姿が延々と流れる」という衝撃的な内容のOP映像'''が、特に有名である。 |
− | :: | + | ::真行寺恵里氏の歌手デビュー曲である。『第2次α』『J』で採用。 |
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;エンディングテーマ | ;エンディングテーマ | ||
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:;「愛の輪郭(フィールド)」 | :;「愛の輪郭(フィールド)」 | ||
::作詞:井荻麟 / 作曲・編曲:菅野よう子 / 歌:KOKIA | ::作詞:井荻麟 / 作曲・編曲:菅野よう子 / 歌:KOKIA | ||
− | ::子守唄風の歌詞もさることながら、''' | + | ::子守唄風の歌詞もさることながら、'''「写真家・荒木経惟氏が撮影した(艶めかしい)花のスチール写真が延々と流れる」ED映像は、ある意味でOP映像よりも気まずい思いをする'''内容であろう。 |
::アニメソングのカバーアルバム集『百歌声爛 女性声優編II』において、[[カナン・ギモス]]役の[[声優]]である朴璐美氏が本曲の一部を歌っている。 | ::アニメソングのカバーアルバム集『百歌声爛 女性声優編II』において、[[カナン・ギモス]]役の[[声優]]である朴璐美氏が本曲の一部を歌っている。 | ||
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;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | ||
:初参戦作品。ストーリーの中心でもある。ストーリーの重要地点でもある[[オルファン]]が色々と苦労している([[核ミサイル]]を撃たれそうになったり、[[ネオ・ジオン]]&[[木星帝国]]を相手にした最終決戦の地になったり)。原作での[[キスシーン]]も一枚絵で見れる。 | :初参戦作品。ストーリーの中心でもある。ストーリーの重要地点でもある[[オルファン]]が色々と苦労している([[核ミサイル]]を撃たれそうになったり、[[ネオ・ジオン]]&[[木星帝国]]を相手にした最終決戦の地になったり)。原作での[[キスシーン]]も一枚絵で見れる。 | ||
− | : | + | :小隊員の理想形といっても過言ではない特徴を備えているユニットであり、本作の肝である小隊システムの多様性を高める事に一役買っている。 |
− | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』では未参戦だが、[[ルアフ・ガンエデン|霊帝ルアフ]]との決戦でオルファンについて「生体宇宙船」という遠まわしな表現で言及されている。 | |
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
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;[[スパロボ学園]] | ;[[スパロボ学園]] | ||
:[[ネリー・ブレン]](勇)と[[ヒメ・ブレン]]が参戦。海への地形適正が高い数少ない機体となっている。 | :[[ネリー・ブレン]](勇)と[[ヒメ・ブレン]]が参戦。海への地形適正が高い数少ない機体となっている。 | ||
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== 各話リスト == | == 各話リスト == | ||
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|第2話||運命の再会|||||| | |第2話||運命の再会|||||| | ||
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− | |第3話||勇の戦い | + | |第3話||勇の戦い||||| |
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|第4話||故郷の炎|||||| | |第4話||故郷の炎|||||| | ||
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|} | |} | ||
− | == | + | == 主要スタッフ == |
− | + | ;制作 | |
− | + | :サンライズ(第1スタジオ) | |
+ | ;監督 | ||
+ | :富野由悠季 | ||
+ | ;メーンデザイン | ||
+ | :いのまたむつみ(キャラクター)、永野護([[アンチボディ]]、一部キャラクター) | ||
+ | ;音楽 | ||
+ | :菅野よう子 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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=== サウンドトラック === | === サウンドトラック === | ||
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− | + | *[[登場作品]] | |
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