差分

2,622 バイト除去 、 2019年12月20日 (金) 18:43
編集の要約なし
27行目: 27行目:  
敵地への電撃侵攻がコンセプトで、敵機からの集中攻撃を無効にするためにトランスフェイズ装甲とエネルギー偏向装甲「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」を装備している他、武装も強襲用の物を搭載している。背部のバックパックを上半身に被るようにする事で高速強襲形態となり、大気圏内でも飛行が可能になる。
 
敵地への電撃侵攻がコンセプトで、敵機からの集中攻撃を無効にするためにトランスフェイズ装甲とエネルギー偏向装甲「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」を装備している他、武装も強襲用の物を搭載している。背部のバックパックを上半身に被るようにする事で高速強襲形態となり、大気圏内でも飛行が可能になる。
   −
エネルギー偏向装甲「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」とは[[ブリッツガンダム|ブリッツ]]の搭載していたステルスシステム「ミラージュコロイド」の原理を応用した対ビーム防御システム。背部ユニットに装備されており、磁場を発生させてビームの軌道を偏向するというもの。フレスベルグの偏向装置も兼ねている。アグニ等の高出力ビームも容易に偏向可能。しかし、至近距離からのビームは曲げられず、ビームサーベルのような接近戦用武装への効果は限定される。また、実弾兵器も防げないが、TP装甲を持つ本機では問題にならない。使用時に大量の電力を消費するが、新型の大容量ジェネレーターやTP装甲の採用による省電力化により、充分実用的な稼働時間が確保されている。後に、この技術を応用した戦略兵器「[[レクイエム]]」が建造されている。
+
エネルギー偏向装甲「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」とは[[ブリッツガンダム|ブリッツ]]の搭載していたステルスシステム「ミラージュコロイド」の原理を応用した対ビーム防御システム。背部ユニットに装備されており、磁場を発生させてビームの軌道を偏向するというもの。フレスベルグの偏向装置も兼ねている。アグニ等の高出力ビームも容易に偏向可能。しかし、至近距離からのビームは曲げられず、ビームサーベルのような接近戦用武装への効果は限定される。また、実弾兵器も防げないが、TP装甲を持つ本機では問題にならない。使用時に大量の電力を消費するが、新型の大容量ジェネレーターやTP装甲の採用による省電力化により、充分実用的な稼働時間が確保されている。総合すると『至近距離でのビーム攻撃』しか決定打にならないという、高い防御力を持つ機体と言える。
   −
[[オーブ解放作戦]]時に初めて実戦投入され、[[カラミティガンダム|カラミティ]]、[[レイダーガンダム|レイダー]]と共に[[フリーダムガンダム|フリーダム]]や[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]と互角の戦いをしてみせた。その後も何度も交戦する。ボアズ攻略戦や第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にも参戦し、[[ジン (SEED)|ジン]]や[[ゲイツ (SEED)|ゲイツ]]を多数撃墜したが、[[デュエルガンダム|デュエル]]との戦闘でフレスベルグを直撃させて撃破したと思って油断した隙に、アーマーをパージして攻撃を防いだデュエルの接近を許してしまい、ビームサーベルでコクピットを貫かれ、撃破された。
+
=== 作中での様相 ===
 +
[[オーブ解放作戦]]時に初めて実戦投入され、[[カラミティガンダム|カラミティ]]、[[レイダーガンダム|レイダー]]と共に[[フリーダムガンダム|フリーダム]]や[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]と互角の戦いをしてみせた。
   −
上述の対デュエル戦で撃破された時の方法からも分かるように、原作中では『至近距離でのビーム攻撃』しか決定打にならないという、高い防御力を持つ機体だった。スパロボでもこの守りの堅さは再現されており、回避能力と相まって強敵である。
+
その後も何度も交戦する。
 +
 
 +
ボアズ攻略戦や第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にも参戦し、[[ジン (SEED)|ジン]]や[[ゲイツ (SEED)|ゲイツ]]を多数撃墜したが、[[デュエルガンダム|デュエル]]との戦闘でフレスベルグを直撃させて撃破したと思って油断した隙に、アーマーをパージして攻撃を防いだデュエルの接近を許してしまい、ビームサーベルでコクピットを貫かれ、撃破された。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 +
スパロボでも守りの堅さは再現されており、回避能力と相まって強敵である。
 +
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
75行目: 80行目:  
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
=== 強化型・バリエーション機 ===
 
=== 強化型・バリエーション機 ===
;フォビドゥンブルー
+
;[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%93%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC フォビドゥンブルー](SRW未登場)
:MSV。フォビドゥンをベースに開発した水中用MS(SRW未登場)。武装が水中用に変更されている他、ゲシュマイディッヒ・パンツァーを応用した対水圧機能を持ち、理論上は力場が展開されている限りどこまでも潜行することが可能。ただし物質的な耐圧殻が無く、'''エネルギーが切れたが最後即座に圧壊する'''という欠点がある。この事からテストパイロットには「フォビドゥン・コフィン(禁断の'''棺桶''')」と呼ばれ恐れられた。
+
:フォビドゥンをベースに開発した水中用MSの試験機。ゲシュマイディッヒ・パンツァーを応用した対水圧機能を持つ。
:『SEED DESTINY』公式サイトで紹介されているが実際に登場したのは後述のフォビドゥンヴォーテクスであった。
  −
;ディープフォビドゥン
  −
:MSV。フォビドゥンブルーのデータを受けて開発された制式採用機(SRW未登場)。ゲシュマイディッヒ・パンツァーを用いた対水圧機能は同じだが、コクピット周りに耐圧殻を施し、エネルギー切れ時の耐圧性の欠点を解消した。
  −
;フォビドゥンヴォーテクス
  −
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場した水中用の機体(SRW未登場)。フォビドゥンブルーの後継機で、見た目はほとんど変わっていないが、内部に改良が加えられており、性能が向上している。また、ディープフォビドゥンと同じくコクピット周りに耐圧殻を施している。
  −
:劇中では[[ヘブンズベース]]に配備されており、反[[ロゴス]]同盟軍の[[グーン]]や[[ゾノ]]を撃墜していたが、次第に物量で圧倒されて撃墜されていた。
  −
:スパロボ出演は未だ無いが、もし登場したら「水中用機体(大半の武器がダメージ減)」「二種の特殊装甲(フォビドゥンと同じで至近距離でのビーム攻撃以外軽減)」「量産型(雑魚として複数出現)」とかなり厄介な機体になるのは間違い無いだろう(設定が再現されればだが)。
  −
;ロートフォビドゥン
  −
:『DESTINY ASTRY R』に登場する機体(SRW未登場)。アクタイオン・プロジェクトのコンセプトに基に開発した機体で、同時に製造されたブラウカラミティとゲルプレイダーがオリジナルと同じ生体CPU用の機体をベースにしてるのに対して、上記のフォビドゥンヴォーテクスをベースにして製造されている。3機に共通するベース機の能力を2倍にして強化しつつ弱点をカバーするというコンセプトで開発されており、脚部にもゲシュマイディッヒパンツァー展開用のミラージュコロイド噴出装置が設置されており、全方位で対ビーム用磁場を展開可能となっている。
      
=== 関連機 ===
 
=== 関連機 ===
92行目: 88行目:  
;[[ブリッツガンダム|ブリッツ]]
 
;[[ブリッツガンダム|ブリッツ]]
 
:ブリッツと同系列のフレームであり、ミラージュコロイドの技術も応用している。
 
:ブリッツと同系列のフレームであり、ミラージュコロイドの技術も応用している。
 +
;[[レクイエム]]
 +
:ゲシュマイディッヒ・パンツァーの技術が応用されている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==