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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
 
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
| デザイン =  
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| デザイン = {{メカニックデザイン|カトキハジメ}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
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| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 分類 = [[パーソナルトルーパー]]<br />([[ヒュッケバインシリーズ]])
 
| 分類 = [[パーソナルトルーパー]]<br />([[ヒュッケバインシリーズ]])
| 生産形態 = 試作機
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| 生産形態 = 量産試作機
 
| 型式番号 = [[型式番号::RTX-010]]
 
| 型式番号 = [[型式番号::RTX-010]]
 
| 全高 = 20.8 m
 
| 全高 = 20.8 m
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*[[プラズマ・ジェネレーター]](OGシリーズ)
 
*[[プラズマ・ジェネレーター]](OGシリーズ)
 
| 浮揚機関 = [[テスラ・ドライブ]](トロンベ仕様)
 
| 浮揚機関 = [[テスラ・ドライブ]](トロンベ仕様)
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| フレーム = GIIフレーム
 
| 基本OS = [[TC-OS]]
 
| 基本OS = [[TC-OS]]
 
| 補助システム = グラビコン・システム
 
| 補助システム = グラビコン・システム
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*[[パイロット::ブルックリン・ラックフィールド]]
 
*[[パイロット::ブルックリン・ラックフィールド]]
 
*[[パイロット::エルザム・V・ブランシュタイン]]【RTX-010-02T】
 
*[[パイロット::エルザム・V・ブランシュタイン]]【RTX-010-02T】
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*[[パイロット::シズキ・シズカワ]]【RTX-010-03】
 
}}
 
}}
 
'''ヒュッケバインMk-II'''は『[[スーパーロボット大戦α]]』のリアル系[[登場メカ|主役メカ]]。
 
'''ヒュッケバインMk-II'''は『[[スーパーロボット大戦α]]』のリアル系[[登場メカ|主役メカ]]。
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[[EOT]]も解析済みの物が採用され、グラビコン・システムと呼ばれる重力制御装置を搭載し、重力場の壁である[[グラビティ・ウォール]]を発生させることが可能。またαシリーズやOGシリーズの1号機には[[T-LINKシステム]]を搭載している。
 
[[EOT]]も解析済みの物が採用され、グラビコン・システムと呼ばれる重力制御装置を搭載し、重力場の壁である[[グラビティ・ウォール]]を発生させることが可能。またαシリーズやOGシリーズの1号機には[[T-LINKシステム]]を搭載している。
   −
コックピットにはパーソナルファイターと呼ばれる脱出機能を兼ねた小型戦闘機を内蔵している。
+
コックピットから頭部にかけての部分は、脱出機能を兼ねた小型戦闘機「パーソナルファイター」へ分離が可能。
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ゲシュペンスト系の技術の採用の結果対コストでの性能評価が高くなり、連邦軍の次期主力機・[[量産型ヒュッケバインMk-II]]として正式採用されることになる。
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ゲシュペンスト系の技術の採用の結果、対コストでの性能評価が高くなり、連邦軍の次期主力機・[[量産型ヒュッケバインMk-II]]として正式採用されることになる。
    
=== αシリーズ ===
 
=== αシリーズ ===
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*型式番号:RTX-010-03
 
*型式番号:RTX-010-03
 
連邦軍の量産トライアルに提出された機体。[[量産型ヒュッケバインMk-II]]の採用に貢献したものと思われる。『OG1』では[[DC戦争]]の戦況悪化により[[ユアン・メイロン]]が無事かどうか心配する場面があったが、『第2次OG』では[[ガリルナガン]]の襲撃後に、現存するヒュッケバインシリーズの機体として[[カイ・キタムラ]]によって名前が挙がる。
 
連邦軍の量産トライアルに提出された機体。[[量産型ヒュッケバインMk-II]]の採用に貢献したものと思われる。『OG1』では[[DC戦争]]の戦況悪化により[[ユアン・メイロン]]が無事かどうか心配する場面があったが、『第2次OG』では[[ガリルナガン]]の襲撃後に、現存するヒュッケバインシリーズの機体として[[カイ・キタムラ]]によって名前が挙がる。
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『DD』にて[[シズキ・シズカワ]]の搭乗機体として登場。「'''ドライ'''」というコードネームで存在を秘匿され、表向きには既に解体済とされていた。Mk-IIIのグラビコン・システムを移植し、1号機と2号機とは異なりグラビトン・ライフルの2丁同時使用とG・テリトリーの使用が可能。
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2022年3月のイベント「ラスト・オブ・バニシングトルーパー」では、他機体が受けた[[ガリルナガン]]からの襲撃の後、3号機もまた襲撃を受けていたが、シズキによって一矢報いて何とか大破状態で生き延び、その後は[[ルスラン・マカロフ]]に回収されている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:リアル系主人公の初期機体。空は飛べず機体性能はそこそこだが、ソード、ライフルの他に気力105で使える格闘武器チャクラム・シューターの存在が大きく、P属性、射程1-3、クリティカル+30、EN消費10、地形適応良好で威力もある。1話から使える武器としては高性能なので、Mk-IIIに乗り換えるまではこちらを軸に戦うことになる。エースになれば気力条件を開幕から満たせるため、使っていくなら積極的に狙いたい。中盤にはGインパクト・キャノンが追加される。
+
:リアル系主人公の初期搭乗機。[[グルンガスト弐式|スーパー系主人公機]]と違い[[ヒュッケバインMk-III|後継機]]へ改造はしっかり引き継がれる。P1-3で威力、燃費、適応全て良しのチャクラムがとにかく便利で、[[エース]]になれば開幕から使えるの必要気力の低さもありがたい。中盤でGインパクト・キャノンが追加される。
:[[技能ポイント]]システムの影響で、格闘武器のチャクラムばかり使用していると、パイロットの格闘値ばかりが成長してしまう点には注意が必要。射撃値を伸ばすにはフォトン・ライフルも使用する必要があるが、この武器のみMK-IIIに改造値を引き継がないのが難点。Mk-IIIでボクサーを使うつもりなら格闘武器を、ガンナーを射撃武器を意識して使っていきたいところ。
+
:フォトンライフルは改造引継ぎ先が無く、Gインパクトキャノンがそれに当たる武器へ引き継がれるのにだけ注意したい。また、[[技能ポイント]]システムの影響でとにかく格闘を伸ばしやすいが、最終的に[[ヒュッケバインガンナー|ガンナー]]を使うなら殆ど無駄になってしまうのが難点。
:スーパー系主人公機の[[グルンガスト弐式]]とは違い、フォトン・ライフル以外の[[改造]]値はMk-IIIに引き継がれるため、ゲームスタート時から改造しても問題ない。ただしそのライフルの他にも、チャクラムの引き継ぎ先が射撃武器だったり、[[必殺武器]]であるGインパクト・キャノンの引き継ぎ先が、Mk-IIで言うライフル互換の武器になってしまうなど使い勝手が変わる点には注意。
+
:スーパー系主人公の恋人は当初はこの機体に乗っているが、加入前に破壊されてしまうため自軍で扱うことはできない。
:スーパー系で始めた場合は敵対中の恋人がこちらに乗っているが、加入前に破壊され[[虎龍王]]のパイロットとなるため、自分では使うことができない。その代わりイルムの乗る(今作は本機の色違いとなっている)[[ヒュッケバインEX]]が条件次第で使用可能になる。
+
:V字アンテナ中央部分が設定画と異なる白色になっている。Mk-IIIと混同してしまったのだろうか。
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
+
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
::[[EN]]と[[装甲]]が僅かにアップ。武器性能は変化ナシ。
 
::[[EN]]と[[装甲]]が僅かにアップ。武器性能は変化ナシ。
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
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:2022年3月のイベント「ラスト・オブ・バニシングトルーパー」にて参戦。2.5周年記念キャンペーンの一環としての登場。『第2次OG』にて存在が触れられていた3号機が[[シズキ・シズカワ|シズキ]]の機体として設定されており、名義は「ヒュッケバインMk-II3号機」。
 +
:ユニットの参戦と低レアパーツの入手はイベントだが、SSRパーツは同時開催の第10回制圧戦「狩人は凶兆と共に」の報酬となっている。
 +
:プレイアブルとしては'''『OG外伝』から15年ぶりの参戦'''で、グラフィックも新規に制作されている。
 +
:システム上空中は移動できない為忘れられがちだが、テスラ・ドライブを搭載し、イベント中でも飛行可能と明言されているにもかかわらず空B。
 +
;[[スーパーロボット大戦30]]
 +
:直接登場しないが、[[アズ・セインクラウス|アズ]]が主人公時の[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]のエーストークでブリットが嘗て乗っていた機体として「ヒュッケバイン」名義で話題に挙がる。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
 
:汎用[[パーソナルトルーパー]]。キョウスケ編の序盤で1号機が[[ブルックリン・ラックフィールド]]の乗機になる。リュウセイ編では合流後から使用可能。後半には[[エルザム・V・ブランシュタイン]]の乗機として2号機をカスタマイズした[[トロンベ]]仕様が登場するが、文字数の都合なのか「ヒュッケバイン・トロンベ」表記になっている。
 
:汎用[[パーソナルトルーパー]]。キョウスケ編の序盤で1号機が[[ブルックリン・ラックフィールド]]の乗機になる。リュウセイ編では合流後から使用可能。後半には[[エルザム・V・ブランシュタイン]]の乗機として2号機をカスタマイズした[[トロンベ]]仕様が登場するが、文字数の都合なのか「ヒュッケバイン・トロンベ」表記になっている。
 
:今作では最初からGインパクト・キャノンを装備しているので、格闘寄りステータスのブリットは[[ビルトシュバイン]]に乗せ換え、射撃寄りの[[リョウト・ヒカワ]]や[[ラトゥーニ・スゥボータ]]に譲ったほうが良い。
 
:今作では最初からGインパクト・キャノンを装備しているので、格闘寄りステータスのブリットは[[ビルトシュバイン]]に乗せ換え、射撃寄りの[[リョウト・ヒカワ]]や[[ラトゥーニ・スゥボータ]]に譲ったほうが良い。
:なおGBA版のOGシリーズではチャクラム・シューターが[[換装武器]]なので、他の機体でも使用できた。
+
:チャクラム・シューターが[[換装武器]]扱いになり、他の機体に装備させることが可能になった。グラフィックでは『α』と同様に左腕に装備しているが、演出は『α』のものとは異なるものになった。
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
+
:V字アンテナ中央部分の色は『α』と同じくMk-IIIと同様の白色に、トロンベもMk-IIIトロンベと同様の赤色に塗られている。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
 
:汎用パーソナルトルーパー。1号機のデフォルトパイロットはブリットのまま。Gインパクト・キャノン用にブリットを射撃向きに育てていると、格闘武器のみの[[虎龍王]]に乗り換えた時に苦労する。[[換装武器]]フォトン・ライフルの弾数が増加し、同武器とビームソードの武器改造費が安くなった。Mk-IIIのトロンベが登場するためか2号機は登場しなくなった。
 
:汎用パーソナルトルーパー。1号機のデフォルトパイロットはブリットのまま。Gインパクト・キャノン用にブリットを射撃向きに育てていると、格闘武器のみの[[虎龍王]]に乗り換えた時に苦労する。[[換装武器]]フォトン・ライフルの弾数が増加し、同武器とビームソードの武器改造費が安くなった。Mk-IIIのトロンベが登場するためか2号機は登場しなくなった。
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
+
:チャクラム・シューターは前作同様に換装武器扱いのままで、左腕に装備していないグラフィックに変更となった。
:チャクラム・シューターが本機の固有武器に戻り、他の機体間で使い回せなくなっている。また、エルザム機が「ヒュッケバインMk-II・トロンベ」と省略されなくなった。
+
:本作からV字アンテナ中央部分が設定画通りの紺色になった。
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
 +
:チャクラム・シューターが本機の固有武器に戻り、『OG1』までの装備しているグラフィックに戻った。
 +
:エルザム機が「ヒュッケバインMk-II・トロンベ」と省略されなくなった。V字アンテナ中央部分の色はフィギュア等と同様の黒色になった。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
 
:1号機が序盤から登場しATXチームが自軍にいる期間に使用可能。ただしブリットが[[グルンガスト参式]]に乗るようになったので、デフォルトパイロットが設定されておらず、使うには誰かを載せ替える必要がある。Gインパクト・キャノンの必要気力が110とさらに使いやすくなっている。とはいえ、話数少なく数多いユニットでどう扱うかが問題。2号機は未登場。
 
:1号機が序盤から登場しATXチームが自軍にいる期間に使用可能。ただしブリットが[[グルンガスト参式]]に乗るようになったので、デフォルトパイロットが設定されておらず、使うには誰かを載せ替える必要がある。Gインパクト・キャノンの必要気力が110とさらに使いやすくなっている。とはいえ、話数少なく数多いユニットでどう扱うかが問題。2号機は未登場。
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
 
:[[ヒュッケバイン問題]]の影響なのか、1号機と元の色に戻った2号機がガリルナガンによって破壊されてしまうため使用不可能。ちなみに、没データには射撃換装武器のアニメが存在する。その後3号機についても会話パートで触れられるが、本編には未登場。
 
:[[ヒュッケバイン問題]]の影響なのか、1号機と元の色に戻った2号機がガリルナガンによって破壊されてしまうため使用不可能。ちなみに、没データには射撃換装武器のアニメが存在する。その後3号機についても会話パートで触れられるが、本編には未登場。
 
:同じく破壊されるMk-IやMK-IIIとは異なり戦闘アニメで破壊されるため、使用できないヒュッケバインシリーズで唯一グラフィックが正規に見られる機体となっている。
 
:同じく破壊されるMk-IやMK-IIIとは異なり戦闘アニメで破壊されるため、使用できないヒュッケバインシリーズで唯一グラフィックが正規に見られる機体となっている。
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;[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX]]
 
:連邦軍の次期量産機の話題が挙がった際に、[[マリオン・ラドム]]がカーク・ハミルとヒュッケバインMK-IIを思い起こすシーンがある。ただし両者共に眼が黒線で隠されている。
 
:連邦軍の次期量産機の話題が挙がった際に、[[マリオン・ラドム]]がカーク・ハミルとヒュッケバインMK-IIを思い起こすシーンがある。ただし両者共に眼が黒線で隠されている。
 +
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=== 関連作品 ===
 +
;[[スーパーロボットスピリッツ]]
 +
:ゲーム本編には登場しないが攻略本掲載の前日譚小説で登場。
 +
:[[グルンガスト弐式]]と共に[[地球防衛軍]]の主力機として量産化されている。
 +
:[[ネビーイーム]]に向かうSRXチームを護衛する青い量産機と、SRXの合体を支援する黒いエルザム機が登場した。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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==== 固定武器 ====
 
==== 固定武器 ====
 
;ツインバルカン / バルカン砲
 
;ツインバルカン / バルカン砲
:頭部に内蔵されている武器。αシリーズでは前者、OGシリーズでは後者の表記。
+
:頭部に内蔵されている2門の機関砲。弾倉の小型化を図る為、実砲の全長を縮めたテレスコープ弾(CTA)を用いている。αシリーズでは前者、OGシリーズでは後者の表記。
 
;ライトソード / ビームソード
 
;ライトソード / ビームソード
:ビームで刀身を形成する非実体剣。OGシリーズでは[[換装武器]]のビームソードに変更された。
+
:ビームで刀身を形成する非実体剣。OGシリーズではビームソード名義になり高温のプラズマを力場に封じ込めて形成する切断機でEOTが使われているという設定になった。[[換装武器]]として設定されている。
 +
:『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「プロテクション I」で、サブアビリティは「照準値・運動性アップ I」。
 
;フォトン・ライフル
 
;フォトン・ライフル
:光子弾(フォトン)を発射する携行武装。OGシリーズでは換装武器。
+
:ヒュッケバインMk-IIが携行するライフル。光子弾(フォトン)を発射する兵器…ではなく、実際には中性粒子ビーム砲である([[ゲシュペンスト・タイプR|ゲシュペンスト]]のニュートロンビームと同じ)。発射システムや収束方法、直進手段にEOTが用いられているのが特徴で、標準的な装備だと思われがちだが、人型機動兵器戦においてヒュッケバインMk-IIの優位性を確立した画期的な武器である。「OGシリーズ」では換装武器。
:『α』の攻略本によると[[R-2]]のマグナ・ビームライフルの発展系とのことだが、OGシリーズでも同様かは不明。
+
:『α』の攻略本によると[[R-2]]のマグナ・ビームライフルの発展系とのことだが、「OGシリーズ」でも同様かは不明。
 
:『α』ではMk-IIIの武器に改造段階が引き継がれない。だがMk-IIIでガンナーを使う場合は、射撃の[[技能ポイント]]のためにこの武器を積極的に使っていきたい。
 
:『α』ではMk-IIIの武器に改造段階が引き継がれない。だがMk-IIIでガンナーを使う場合は、射撃の[[技能ポイント]]のためにこの武器を積極的に使っていきたい。
 +
:『DD』ではビーム属性のR必殺技。メインアビリティは「危険察知 I」で、サブアビリティは「照準値・運動性アップ I」。
 
;チャクラム・シューター
 
;チャクラム・シューター
:左腕に装備されているユニットから有線式の小型チャクラムを発射する。発射後チャクラムからは回転ノコギリのような刃が出現する。
+
:左腕に内蔵されているユニットから、有線式の小型チャクラムを発射する。発射後チャクラムからは回転ノコギリのような刃が出現し、チャクラム自体の刃と本体と接続しているワイヤーを併用、敵機に巻き付け切断する。
:『α』の攻略本によるとR-2の有線式ビームチャクラムの発展系とのことだが、OGシリーズでも同様かは不明。
+
:また[[T-LINKシステム]]とも連動しており、念動力者が使用すれば有線の範疇にとらわれない複雑な軌道でチャクラムをコントロールできるとされるが、ゲーム中では再現されていないため非念動力者でも問題なく使用可能である。
:『OG1』と『OG2』では換装武器で、グラフィックも手持ちの小型銃のような形状になっている。『OGs』からは『α』と同様の仕様に戻され固定武器となった。
+
:『α』の攻略本によるとR-2の有線式ビームチャクラムの発展系と記述されていており、OGシリーズでは2023年に発売したプラモデルのインストにてR-2の有線式ビームチャクラムの簡易版と説明されている。
:『α』ではMk-IIIのファング・スラッシャーに改造段階が引き継がれる。P属性で射程があり使い勝手がいいが、格闘武器扱いであるため多用していると格闘の技能ポイントが加算される点には注意が必要。ボクサーを使う場合はいいが、ファング・スラッシャーでは射撃武器扱いに切り替わる点にも注意が必要。
+
:GBA版のOGシリーズでは、着脱可能という設定から換装武器になっており、『OG1』では手持ちの小型銃から発射され、『OG2』では機体の目の前からチャクラムが出現する演出になっていた。『OGs』からは『α』と同様の仕様に戻され固定武器となった。
 +
:『α』ではMk-IIIのファング・スラッシャーに改造段階が引き継がれる。有射程のP属性であり使い勝手がいいが、格闘武器扱いなので多用していると格闘の技能ポイントが加算されてしまう。ボクサーを使う場合はいいが、後継のファング・スラッシャーは射撃武器扱いなので若干無駄が出る。まぁその欠点を補って余りあるほどガンナーが強いので大した問題点ではないが。
 +
:『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「[[見切り]] II」で、サブアビリティは「照準値・運動性アップ II」。
 
;Gインパクト・キャノン
 
;Gインパクト・キャノン
:グラビコン・システムにより発生した重力場を光線状に発射する大型キャノン砲。重力衝撃砲とも呼ばれる。
+
:グラビコン・システムにより発生した高重力結界を発射するキャノン砲。重力衝撃砲とも呼ばれる。
:どこからか射出されてきたキャノンをMk-IIの股間ブロックに接続して使用するため、接続位置がとにかくネタにされがちな武器。[[エクセレン・ブロウニング]]は「男らしい」という危険な発言をしている。
+
:ヒュッケバインのブラックホールキャノンが安全性と安定性に欠けていたため、別のEOT技術が使われている。
 +
:どこからか射出されてきたキャノンをMk-IIの股間ブロックに接続して使用するため、接続位置がとにかくネタにされがちな武器。[[エクセレン・ブロウニング]]は「[[カイラスギリー|男らしい]]」という危険な発言をしている。
 
:MK-II以外にも[[AMガンナー]]に4門装備されていたり、『[[スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY]]』では[[アイドネウス島]]に固定砲台として配備されている。
 
:MK-II以外にも[[AMガンナー]]に4門装備されていたり、『[[スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY]]』では[[アイドネウス島]]に固定砲台として配備されている。
 
:『α』では[[ロンド・ベル]]隊が[[南アタリア島]]を訪れた際にDC本部にて追加される。Mk-IIIのグラビトン・ライフルに改造段階が引き継がれるが、設定通りに攻撃力は低下してしまう。
 
:『α』では[[ロンド・ベル]]隊が[[南アタリア島]]を訪れた際にDC本部にて追加される。Mk-IIIのグラビトン・ライフルに改造段階が引き継がれるが、設定通りに攻撃力は低下してしまう。
 +
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。右手にフォトン・ライフル、左手にキャノン砲を手にした状態で現れ、ライフルを牽制で放ち急上昇、生じた相手の隙を使ってライフルを後腰部に収納してキャノンを接続する。メインアビリティは「グラビコン・システム」で、気力上限が増加し、気力が10上昇する毎に、攻撃力・照準値・運動性が増加する。Gインパクト・キャノン命中時、敵ユニットの気力を減少させる。敵ユニットの弱点属性で攻撃した際、攻撃力が増加。斬撃・特殊属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加。サブアビリティは「照準値アップ III」。
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==== 追加装備 ====
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;グラビトン・ライフルT
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:3号機の追加武装。2丁装備。元は008Lの強化案として改良され、3号機でテストをする話があったのだが、[[ガリルナガン]]の襲撃によって急遽実戦で使う羽目になり、一矢報いる為の一射の直後に破壊されてしまったため、一度限りの使用となってしまった。一射目を牽制で放ち、生じた相手の隙を使って回り込んで、二射目を直撃させ、最後に2丁同時射撃を撃ち込む。
 +
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。メインアビリティは「ウィング・ユニット」で、攻撃力・照準値・運動性が増加する。戦闘回数に応じて照準値・運動性が増加する。敵ユニットの弱点属性で攻撃した際、攻撃力が増加する。攻撃を選択した際の気力上昇量が1増加。サブアビリティは「運動性アップ III」。
    
==== [[換装武器]] ====
 
==== [[換装武器]] ====
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
<amazon>B000K1VXC8</amazon><amazon>B00096J5XS</amazon><amazon>B00096J5XI</amazon>
 
<amazon>B000K1VXC8</amazon><amazon>B00096J5XS</amazon><amazon>B00096J5XI</amazon>
 +
<amazon>B0BGND6TMB</amazon>
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==