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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Tyranado]]
   
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
 
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
| デザイン = {{メカニックデザイン|天神英貴}}
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| デザイン = {{メカニックデザイン|天神英貴}}<ref>Gzブレイン『スーパーロボット大戦T パーフェクトバイブル』496頁。</ref>
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
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| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 生産形態 = 試作機
 
| 生産形態 = 試作機
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| 全長 = [[全長::17.8m]]
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| 重量 = [[重量::49.6t]]
 
| 動力 = [[動力::クォーク・ドライブ]]
 
| 動力 = [[動力::クォーク・ドライブ]]
 
| 開発 = VTXユニオン
 
| 開発 = VTXユニオン
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'''ティラネード'''は『[[スーパーロボット大戦T]]』の[[登場メカ]]であり、同作の主人公機。
 
'''ティラネード'''は『[[スーパーロボット大戦T]]』の[[登場メカ]]であり、同作の主人公機。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
巨大複合企業・VTXユニオンの「プロジェクトTND(Terrestrial Next Dream)」により開発された試作機。
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巨大複合企業・[[VTXユニオン]]の「プロジェクトTND(Terrestrial Next Dream)」により開発された試作機。
    
クォーク・ドライブというエンジンを搭載しており、高出力とそれによる高い推力を誇り空戦性能に優れる。運用面では統合戦術支援機・キャリアクスとの連携を前提とし、携行困難な武装は同機から射出して使用する。人型と支援機による連携コンセプトは『[[無敵ロボ トライダーG7]]』の[[トライダーG7]]と[[トライダー・シャトル]]を参考にした事が明かされている。
 
クォーク・ドライブというエンジンを搭載しており、高出力とそれによる高い推力を誇り空戦性能に優れる。運用面では統合戦術支援機・キャリアクスとの連携を前提とし、携行困難な武装は同機から射出して使用する。人型と支援機による連携コンセプトは『[[無敵ロボ トライダーG7]]』の[[トライダーG7]]と[[トライダー・シャトル]]を参考にした事が明かされている。
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機体名称は、[[英語]]のTornado(竜巻)とティラノサウルスに由来し、作品タイトルの「T」から始まる名称となっている。機体の外見は会社員が着るダークスーツをイメージしている。
 
機体名称は、[[英語]]のTornado(竜巻)とティラノサウルスに由来し、作品タイトルの「T」から始まる名称となっている。機体の外見は会社員が着るダークスーツをイメージしている。
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本来は単座機だが、性能試験時にスペックを引き出せない事が判明したため複座機に改修された経緯がある。
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本来は単座型であったが、火器管制が複雑でパイロット1人では十分にスペックを発揮できない事が性能試験を経て判明したため複座型へと改修されたという経緯を持つ。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
=== 単独作品 ===
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=== VXT三部作 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
:本作の主人公機。
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:初登場作品。本作の主人公機。
 
:性能はまさにリアル系と言った趣であり、序盤は遠距離攻撃に利があるが、第8話の武装追加で近接戦闘もこなせるようになる。
 
:性能はまさにリアル系と言った趣であり、序盤は遠距離攻撃に利があるが、第8話の武装追加で近接戦闘もこなせるようになる。
:また、全武器射撃兵装である為育成には困らない。最強武器が弾数、その手前がEN制なので、継戦能力も高い。武装の殆どが[[ビーム兵器]]故に[[海]]地形の相手には苦戦を強いられるが、本作では海の存在するマップが指で数えるほどしかない上にその範囲がいずれもごく僅かの為そのようなデメリットはあまり気にならないだろう。寧ろ[[ディストーション・フィールド]]持ちの敵ユニットに対して安定したダメージを与えられるというメリットの方が大きい。
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:また、全武器射撃兵装である為育成の方針が立てやすい。最強武器が弾数制、その手前がEN制であるため継戦能力も高い。武装の殆どが[[ビーム兵器]]故に[[海]]地形の相手には苦戦を強いられるが、本作では海の存在するマップが指で数えるほどしかない上にその範囲がいずれもごく僅かの為そのようなデメリットはあまり気にならないだろう。寧ろ[[ディストーション・フィールド]]持ちの敵ユニットに対して安定したダメージを与えられるというメリットの方が大きい。
:意外だが、オリジナル主役機に付き物の特殊能力や機能を持っていない。耐久面に難がある為、普段は長めの射程を活かしたアウトレンジ攻撃や[[援護攻撃]]に徹し、敵陣に突っ込む際には[[集中]]や[[鉄壁]]を使っておくと良い。
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:オリジナル主役機では珍しく特殊能力の類は所持していない。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
開発企業にてゲシュペンストと平行開発されているためか、マグナ~、メガ・バスター~等OGシリーズによく登場する武装名を思わせる名称が付いている。
 
開発企業にてゲシュペンストと平行開発されているためか、マグナ~、メガ・バスター~等OGシリーズによく登場する武装名を思わせる名称が付いている。
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
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==== 武装 ====
 
;ビーム・ベイオネット
 
;ビーム・ベイオネット
:2丁のビームガンで、ティラネード唯一の携行兵装。銃身下部のビーム銃剣で格闘戦にも即座に対応可能。
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:2挺のビームガンで、ティラネード唯一の携行兵装。銃身下部のビーム銃剣で格闘戦にも即座に対応可能。アタッシュケースがモデルになっている。
:下記のコンビネーションTNDが追加されるまではティラネード唯一のP武装である。
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:後述するコンビネーションTNDが追加されるまではティラネード唯一のP武装となる。
 
;マグナ・ビーム・ランチャー
 
;マグナ・ビーム・ランチャー
 
:中距離対応のビームライフル。
 
:中距離対応のビームライフル。
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:遠距離対応のビームランチャー。ビーム・ランスとしても使用可能。なお、第0話では使用不可。
 
:遠距離対応のビームランチャー。ビーム・ランスとしても使用可能。なお、第0話では使用不可。
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=== 必殺武器 ===
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==== 必殺技 ====
 
;コンビネーションTND
 
;コンビネーションTND
:キャリアクスとの連携した戦術パターン。第8話で追加される。TNDは「'''テリブル・ナイトメア・デリバリー'''」の略称。
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:キャリアクスと連携しての戦術パターン。第8話で追加される。TNDは「'''テリブル・ナイトメア・デリバリー'''」の略称。
 
:キャリアクスの援護を受けつつビーム・ベイオネットを連射しつつ接近、ランスモードのメガ・バスター・ストライカーで突貫する。
 
:キャリアクスの援護を受けつつビーム・ベイオネットを連射しつつ接近、ランスモードのメガ・バスター・ストライカーで突貫する。
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:第7話における[[ソードフィッシュII]]の「ビバップ・フォーメーションI」を元にメリルがパターンを構築した連携攻撃である(各種データのすり合わせやシミュレーションは[[エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世|エド]]が勝手に行って完成させた)。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;強化パーツのスロット+1。
 
;強化パーツのスロット+1。
:『V』『X』の主人公機と同様のボーナス。
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:『V』『X』の主人公機・[[ヴァングレイ]]や[[ゼルガード]]と同様のボーナス。
    
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
 
;プロフェッショナルの流儀
 
;プロフェッショナルの流儀
:サイゾウが搭乗時のBGM。
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:サイゾウ搭乗時のBGM。
 
;いつだって私なりのやり方で
 
;いつだって私なりのやり方で
:サギリが搭乗時のBGM。
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:サギリ搭乗時のBGM。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;キャリアクス
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;[[キャリアクス]]
 
:連携を行う統合戦術支援機。
 
:連携を行う統合戦術支援機。
 
;[[ティラネード・レックス]]
 
;[[ティラネード・レックス]]
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*名称については「'''ティラネーダ'''」という案があったが、[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサーが自分の名前と被るの避けるために没にした事を[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]第633回で明かしている。
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*名称については「'''ティラネーダ'''」という案があったが、[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサーが自分の名前と被る(「'''テ'''ィ'''ラ'''ネー'''ダ'''」になる)のを避けるために没にした事を[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]第633回で明かしている。
<!-- == 脚注 == -->
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**寺田Pは天神英貴氏と面識があり、一緒に仕事をしたいと考えていたところ、イニシャルと同じ『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で起用されることになった。機体名にはテンジンという案もあり、'''天神氏がデザインしたテンジンを天神氏(が[[ヒロスケ・アマサキ|声を担当したキャラ]])がサポートする'''という想定だったのだが、スタッフから「さすがにやりすぎ」と反対にあい却下された<ref>Gzブレイン『スーパーロボット大戦T パーフェクトバイブル』510頁。</ref>。
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== 脚注 ==
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{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:ていらねえと}}
 
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