ティス

2013年1月3日 (木) 15:50時点におけるあーるおーえむ (トーク | 投稿記録)による版

ティス(Tis)

創造主デュミナスにより造られたホムンクルス「テクニティ・パイデス」で、「テュガテール」を乗機とする。好戦的な性格で、手加減を知らない。一人称は「あたい」。ラリアーデスピニスと共に身体能力はシャッフル同盟すら歯が立たないほど。

機械帝国ガルファガイゾックの仲を取り持つ役目を与えられ、アルテアキラー・ザ・ブッチャーの援護を主として行動していた。時折、争いを繰り返す人類に対する批判を口にするガルファとガイゾックに同調するように発言するシーンがある。ティスもまた、彼らと同じように人類が好きではないのかもしれない。

最後は弱ったデュミナスを復活させるべく、その身を捧げるが、生まれ変わる時は
「あたいは、もうちょい大人になりたいわね。胸もこんなぺったんこじゃなく、ボインでさ、色っぽいの」と願った。
(以上はRの概要)

スーパーロボット大戦OGクロニクル』の八房龍之助氏の漫画『渡る世間は鬼ばかり』にも登場。このエピソードはOG2でギリアム・イェーガーが部隊に合流する前の時系列で、このエピソードではティスは既に「こちら側」の平行世界に転移して、「システムXN」を狙って古代の変形人型兵器を使っていた。一応、このサイドストーリーはOG外伝に関わる(後述)。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦R
機械帝国ガルファガイゾックの連絡役。様々な兵器を奪取してくる。完成直後のライトニングあるいはエターナルに挑むも返り討ちにされる。ラージの両足と左腕を壊すなど残虐な一面を見せる。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
「OG2.5」のみ登場。今回は顔見せ。
スーパーロボット大戦OG外伝
修羅との連絡役で、今回もツェントル・プロジェクトの無人兵器を奪取してくる。よく相手の引き立て役にことがあるが、今度はエクサランスでなく、Gコンパチブルカイザーによって返り討ちにされる。今回は意思に反してデュミナスに取り込まれてしまう。なお、ギリアムとの関連戦闘セリフが用意されているが、ゲーム内では接触すらなかった。前述の『渡る世間は鬼ばかり』で補完されている。

人間関係

デュミナス
創造主。
ラリアー
同じホムンクルス。
デスピニス
同じホムンクルス。
ラウル・グレーデン
スパロボR本編では、完成直後のエクサランス・ライトニングに戦いを挑み、完敗する。OG外伝ではお互い名指しで呼ばれるなど宿敵同士の関係。
フィオナ・グレーデン
スパロボR本編では、完成直後のエクサランス・エターナルに戦いを挑み、完敗する。OG外伝ではラージやミズホを傷を付けたら承知しないと過激な口草と共に気迫で、強気なティスをおどおどさせた。
ラージ・モントーヤ
スパロボR本編ではフィオナが主人公の場合、重傷を負わせた。
コウタ・アズマ
「オーバー・ゲートエンジン(OGエンジン)」を搭載するコンパチブルカイザーを狙って幾度も対戦する。

パイロットBGM

「ORIGINAL SIN」
スパロボRのテーマソング。
「BE A PERFECT」
スパロボOG外伝のテーマソング。

名台詞

「あたいは手加減を知らないからね!」
「人生前向きに生きなきゃダメでしょ。そりゃまぁ、後ろ向きになる気持ちも分からなくもないけどさ」
「あたいは生き抜く!生きて生き抜く!!」
強気で前向きなティスだが、上記のセリフと合わせて、普段は弱気なラリアーやデスピニス、母親のデュミナスを守ろうとする心強い気持ちから表れている。
ティス「あんたの言うとおり、自分のしたことには責任をとってもらうわよ!」
ラージ「ぐああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!」
ティス「大の大人が、両足を砕かれたぐらいで情けない悲鳴をあげないの」
デスピニス「ティス、ちょっとやりすぎなんじゃ…」
ティス「こいつの肝心の頭には、なにもしてないわよ…頭にはね」
ラージ「があああっっっっっ!」
ティス「左手もこれで使えない…残る右手はどうする?」
Rの終盤にて、時流エンジンに細工を施してデュミナスに重傷を負わせたラージの手足を折った時の場面。
「あたい達はデュミナス様に作られたテクニティ・パイデス。言わば、ホムンクルスなのさ」
「あたいらが何で子供の姿をしているか、教えてあげよっか」
「それはね、敵を油断させるためなんだ」
「その証拠に……あんた、デスピニスが敵だなんて思わなかったでしょ?」
OG外伝の中盤でデスピニスを囮にして、ラウルから時流エンジンを奪おうとした時の台詞。
「デュミナス様……あたい達……いい子だよ……。言うこと……聞くから……」
OG外伝、34話「生まれ落ちた過ち」より。
転空魔城内での決戦でデュミナスに取り込まれたときの台詞。ティス自身はとても悲しそうな心情であった。