差分

875 バイト追加 、 2022年5月11日 (水) 07:51
編集の要約なし
89行目: 89行目:  
:『Z』や『K』ではフォウのように条件付で生存し、シンと[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]と[[三角関係]]を形成する事に。『L』では無条件で生存し、条件付で味方加入する。
 
:『Z』や『K』ではフォウのように条件付で生存し、シンと[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]と[[三角関係]]を形成する事に。『L』では無条件で生存し、条件付で味方加入する。
 
;[[フレイ・アルスター]]
 
;[[フレイ・アルスター]]
:初登場の『[[第3次α]]』では原作同様に悪女的な一面が強調されており、他作品のキャラクター達からも嫌悪されるなどややマイナス方向に補正が傾いていたが、『[[J]]』、『[[W]]』と作品を重ねる内にキャラクター描写や性格も軟化していき、特にWでは原作や[[第3次α]]とは大きく異なる'''「きれいなフレイ」'''が描写され、また死亡もしない。
+
:初登場の『[[第3次α]]』では原作同様に悪女的な一面が強調されており、他作品のキャラクター達からも嫌悪されるなどややマイナス方向に補正が傾いていたが、『[[J]]』、『[[W]]』と作品を重ねる内にキャラクター描写や性格も軟化していき、特にWでは原作や[[第3次α]]とは大きく異なる'''「きれいなフレイ」'''が描写され、また死亡もしない。『DD』でも原作には近いものの、最終的には生存したまま綺麗に和解できている。
 
;[[パトリック・ザラ]]
 
;[[パトリック・ザラ]]
 
:元々強硬派だったとはいえ、現時点ではほぼ出る作品全てにおいて、人外の敵の実態や戦力を把握せずナチュラル殲滅を優先する言動を発するなど「目の前の現実が見えていない愚か者」として描かれている。
 
:元々強硬派だったとはいえ、現時点ではほぼ出る作品全てにおいて、人外の敵の実態や戦力を把握せずナチュラル殲滅を優先する言動を発するなど「目の前の現実が見えていない愚か者」として描かれている。
174行目: 174行目:  
:もはや「スーパーロボット大戦シリーズの中で新たなゲッターロボサーガを展開している」状況に近く、1つのユニットの大胆な肉付け補正から連なる「進化の果て」とさえ言えるかもしれない。
 
:もはや「スーパーロボット大戦シリーズの中で新たなゲッターロボサーガを展開している」状況に近く、1つのユニットの大胆な肉付け補正から連なる「進化の果て」とさえ言えるかもしれない。
 
;[[超獣機神ダンクーガ]]
 
;[[超獣機神ダンクーガ]]
:作品そのものに補正がかかった作品の最古参の一つ。[[ダンクーガ]]の[[スタッフ]]サイドの協力もあり、新作への出演の度に機体名などの設定が肉付けされ、遂に[[ファイナルダンクーガ]]まで登場した。
+
:作品そのものに補正がかかった作品の最古参の一つ。[[ダンクーガ]]の[[スタッフ]]サイドの協力もあり、新作への出演の度に機体名などの設定が肉付けされ、設定だけは存在していた[[ファイナルダンクーガ]]の実現、そして遂には『30』オリジナル形態[[アルティメットダンクーガ]]まで登場した。
 
:個々のキャラクターへの補正要素ではイゴール父子の生存が代表的で、特に[[アラン・イゴール|アラン]]は原作で戦死するキャラとは全く気付けないような水準で無条件に生存して(死亡後の筈が生存していて)自軍入りする扱いが多い。ゲーム内で登場する時には既にファイナルダンクーガ状態という参戦が増えている事も要因と思われる。
 
:個々のキャラクターへの補正要素ではイゴール父子の生存が代表的で、特に[[アラン・イゴール|アラン]]は原作で戦死するキャラとは全く気付けないような水準で無条件に生存して(死亡後の筈が生存していて)自軍入りする扱いが多い。ゲーム内で登場する時には既にファイナルダンクーガ状態という参戦が増えている事も要因と思われる。
 
;[[無敵超人ザンボット3]]
 
;[[無敵超人ザンボット3]]
216行目: 216行目:  
;[[少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん]]
 
;[[少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん]]
 
:'''やはり原作がロボットアニメですらなく、ロボは[[ゴマボ|一応出てくる]]ものの基本的に戦闘とは無関係の作風である。'''
 
:'''やはり原作がロボットアニメですらなく、ロボは[[ゴマボ|一応出てくる]]ものの基本的に戦闘とは無関係の作風である。'''
 +
;[[ゲッターロボDEVOLUTION -宇宙最後の3分間-]]
 +
:元は漫画にも関わらず、『30』のDLCで初参戦ならびに初映像化となり、原作者の一人である[[スタッフ:清水栄一|清水栄一]]氏の全面協力によりキャスティングとオリジナルBGMまで製作されている。
    
=== キャラクター別 ===
 
=== キャラクター別 ===
 
ここでは登場作品全体で目立った補正は無いものの、特筆性がある登場人物について記述する。
 
ここでは登場作品全体で目立った補正は無いものの、特筆性がある登場人物について記述する。
 
;[[張五飛]]
 
;[[張五飛]]
:スパロボでは原作に比べ全体的に空気を読めない言動が強調される事が多く、一種のネタキャラ的扱いを受けている。特に『[[64]]』では女性蔑視の発言で艦内の女性陣を敵にまわす、一人で敵陣に突っ込んだ挙句[[ズール皇帝|洗脳され]]'''迷言とともに'''戻ってくるなど、'''ある意味'''優遇された描写が多い。
+
:スパロボでは原作に比べ全体的に空気を読めない言動が強調される事が多く、一種のネタキャラ的扱いを受けていた。特に『[[64]]』では女性蔑視の発言で艦内の女性陣を敵にまわす、一人で敵陣に突っ込んだ挙句[[ズール皇帝|洗脳され]]'''迷言とともに'''戻ってくるなど、'''ある意味'''優遇された描写が多い。
 
:逆に『[[SC2]]』や『[[L]]』や[[Zシリーズ]]では、全編通してかっこいい言動が目立ったり、[[中島宗美|他作品のキャラクター]]を[[説得]]したりと別の方向性で補正がかかっている。
 
:逆に『[[SC2]]』や『[[L]]』や[[Zシリーズ]]では、全編通してかっこいい言動が目立ったり、[[中島宗美|他作品のキャラクター]]を[[説得]]したりと別の方向性で補正がかかっている。
 
;[[バーナード・ワイズマン]]
 
;[[バーナード・ワイズマン]]
284行目: 286行目:  
;[[ハザード・パシャ]]
 
;[[ハザード・パシャ]]
 
:『UX』で彼にかかる補正は、これまた他のキャラクター(後述の三輪)とは大きく異なり、'''原作以上に悪辣非道な人物として描かれる'''という非常に稀なもの。自軍部隊を「悪の集団」に仕立て上げたのは序の口に過ぎず、'''[[蒼穹のファフナー|他作品]]の[[小楯衛|登場]][[来主操|人物]]の殺害や[[キバの輩|モブ]][[ガラン軍兵士|キャラ]]を特攻兵器に仕立てる'''など、版権作品のキャラは勿論プレイヤーからの憎しみを一身に集めるレベル(『UX』のシナリオライターである岸本みゆき氏曰く「やりすぎた」)の悪事を行っている。
 
:『UX』で彼にかかる補正は、これまた他のキャラクター(後述の三輪)とは大きく異なり、'''原作以上に悪辣非道な人物として描かれる'''という非常に稀なもの。自軍部隊を「悪の集団」に仕立て上げたのは序の口に過ぎず、'''[[蒼穹のファフナー|他作品]]の[[小楯衛|登場]][[来主操|人物]]の殺害や[[キバの輩|モブ]][[ガラン軍兵士|キャラ]]を特攻兵器に仕立てる'''など、版権作品のキャラは勿論プレイヤーからの憎しみを一身に集めるレベル(『UX』のシナリオライターである岸本みゆき氏曰く「やりすぎた」)の悪事を行っている。
:悪役としての活躍やシナリオでの重要度は原作のそれを間違いなく上回っており、悪役としてはSRWシリーズでも最も強い補正を受けた人物の一人と言える。しかしその一方で、元々のキャラクターがややコミカル寄りである事を考えると、悪役ぶりがエスカレートしており、本来の魅力を損なっていると言えるのも確かである。また、本作には[[アンチクロス]]や[[ゴゴール]]等、原作においては彼に並ぶかそれ以上に残虐な振る舞いを見せたキャラクター達が登場しているにも関わらず、悪役としての見せ場がハザード一人に集中しがちであり、『K』において科学者キャラクターの活躍が[[サコン・シロウ|サコン先生]]に一極化していた問題点に近いとも言える。先の例のような残虐なキャラクターとは違い、まぎれもなく悪役でかつ正規の軍人であるため、社会的に悪辣な手を取れるキャラクターであったのも原因だろうか。
+
:悪役としての活躍やシナリオでの重要度は原作のそれを間違いなく上回っており、悪役としてはSRWシリーズでも最も強い補正を受けた人物の一人と言える。しかしその一方で、元々のキャラクターがややコミカル寄りである事を考えると、悪役ぶりがエスカレートしており、本来の魅力を損なっていると言えるのも確かである。また、本作には[[アンチクロス]]や[[ゴゴール]]等、原作においては彼に並ぶかそれ以上に残虐な振る舞いを見せたキャラクター達が登場しているにも関わらず、悪役としての見せ場がハザード一人に集中しがちであり、『K』において科学者キャラクターの活躍が[[サコン・シロウ|サコン先生]]に一極化していた問題点に近いとも言える。先のような残虐なキャラクターの例とは違い、まぎれもなく悪役でかつ正規の軍人であるため、社会的に悪辣な手を取れるキャラクターであったのも原因だろうか。
 
;[[人類軍]]
 
;[[人類軍]]
 
:原作では本編の30年以上前に結成された組織だが、『UX』では第1部終盤で上記のハザードらによって新たに設立された新興組織。原作では敵役ではあるものの紛れもなく人類のために戦っており、悪と断じることはできない組織だが、『UX』では[[地球連邦軍 (00)|00の連邦軍]]に参戦作品の味方キャラが集結し、人類軍にはハザードを筆頭に参戦作品の各悪役キャラクターの多くが集結した事から、完全に[[アロウズ]]のような悪の組織となっている。ファフナー系の機体がほとんど登場せず、オリジナル系の勢力がここに所属している事から、名前だけを借りたオリジナル系組織とも取れる。
 
:原作では本編の30年以上前に結成された組織だが、『UX』では第1部終盤で上記のハザードらによって新たに設立された新興組織。原作では敵役ではあるものの紛れもなく人類のために戦っており、悪と断じることはできない組織だが、『UX』では[[地球連邦軍 (00)|00の連邦軍]]に参戦作品の味方キャラが集結し、人類軍にはハザードを筆頭に参戦作品の各悪役キャラクターの多くが集結した事から、完全に[[アロウズ]]のような悪の組織となっている。ファフナー系の機体がほとんど登場せず、オリジナル系の勢力がここに所属している事から、名前だけを借りたオリジナル系組織とも取れる。
347行目: 349行目:     
;[[リュウセイ・ダテ]]
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
:『新』ではあまりにもふざけた一面が目立ったが、αシリーズ、OGシリーズでは『新』での言動がほとんどなく、所謂「王道主人公」的な人物となった。なお、『新』で見られた負の側面は[[テンザン・ナカジマ|とあるキャラクター]]へ受け継がれることとなる。
+
:『新』ではあまりにもふざけた一面が目立ったが、αシリーズ、OGシリーズでは『新』での言動がほとんどなく、所謂「王道主人公」的な人物となった。『新』で見られた負の側面はOGシリーズでは[[テンザン・ナカジマ|とあるキャラクター]]へ受け継がれることとなる。
 +
:一方『DD』のイベント「イングラムの回顧録」では、おかしくなったリュウセイが『新』時代の言動をするメタ的なセルフパロディとして[[ギャグイベント]]に昇華されており、『30』でも中断メッセージ内でネタにしている。
 
;[[アクセル・アルマー]]
 
;[[アクセル・アルマー]]
 
:2度に渡る性格改変が行われた珍しいキャラ。『OG2』においてはあまりにも自分勝手なキャラに改変された上に仲間にもなることなく死亡するなどマイナス方向に補正が働いてしまっていた。『A』でもラミアルートでは終始敵ではあったが、その扱いやキャラクター描写故に『A』のアクセルのキャラに親しんだプレイヤー達から大きな反発を受ける事に。『OGs』以降は『A』に近い形への性格面の大幅是正が行われ、GBA版OG2とは異なり生存し、『OG外伝』以降は味方キャラクターとして活躍する。OGシリーズで描写されなかった「記憶喪失のアクセル'''(所謂アホセル)'''」に関しても、『[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティアEXCEED]]』で補完されている。
 
:2度に渡る性格改変が行われた珍しいキャラ。『OG2』においてはあまりにも自分勝手なキャラに改変された上に仲間にもなることなく死亡するなどマイナス方向に補正が働いてしまっていた。『A』でもラミアルートでは終始敵ではあったが、その扱いやキャラクター描写故に『A』のアクセルのキャラに親しんだプレイヤー達から大きな反発を受ける事に。『OGs』以降は『A』に近い形への性格面の大幅是正が行われ、GBA版OG2とは異なり生存し、『OG外伝』以降は味方キャラクターとして活躍する。OGシリーズで描写されなかった「記憶喪失のアクセル'''(所謂アホセル)'''」に関しても、『[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティアEXCEED]]』で補完されている。
6,307

回編集