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ジオン公国軍(Zeon Force)とは、『[[機動戦士ガンダム]]』に登場する軍事組織。
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ジオン公国軍とは、『[[機動戦士ガンダム]]』に登場する軍事組織。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ジオン公国]]の軍隊。単に'''[[ジオン軍]]'''ともいう。
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[[ジオン公国]]の軍隊。単に'''ジオン軍'''ともいう。
    
支配者である[[ザビ家]]が軍においても強大な影響力を持ち、総帥と軍の総司令官を兼任している[[ギレン・ザビ]]をはじめとして、一族が各軍の司令官を務めている。
 
支配者である[[ザビ家]]が軍においても強大な影響力を持ち、総帥と軍の総司令官を兼任している[[ギレン・ザビ]]をはじめとして、一族が各軍の司令官を務めている。
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[[ミノフスキー粒子]]による有視界戦闘に対応する為に[[モビルスーツ]]を主体とした軍事力の編成に成功した後、[[アースノイド]]側の政府機関である[[地球連邦軍|地球連邦]]に宣戦布告する形で[[一年戦争]]を起こし、その序盤となる「一週間戦争」では毒ガスを用いた「コロニー潰し」によって、ジオンの意向に賛同しない28億人近くの同胞のスペースノイド達を虐殺。それによって住民を失ったサイド2のコロニーである「アイランド・イフィッシュ」を[[コロニー落とし]]に利用する「ブリティシュ作戦」によって、更に半数近くの地球人類を虐殺する凶行に出ている。
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[[ミノフスキー粒子]]による有視界戦闘に対応する為に[[モビルスーツ]]を主体とした軍事力の編成に成功した後、[[アースノイド]]側の政府機関である[[地球連邦政府|地球連邦]]に宣戦布告する形で[[一年戦争]]を起こし、その序盤となる「一週間戦争」では毒ガスを用いた「コロニー潰し」によって、ジオンの意向に賛同しない28億人近くの同胞のスペースノイド達を虐殺。それによって住民を失ったサイド2のコロニーである「アイランド・イフィッシュ」を[[コロニー落とし]]に利用する「ブリティシュ作戦」によって、更に半数近くの地球人類を虐殺する凶行に出ている。
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その後、大規模なモビルスーツ部隊を地球に降下させ、中盤までは戦況をリードしていたのだが、ただでさえ連邦側よりも国力や兵力で劣っているにも拘らず軍同士の反目が目立ち、突撃機動軍所属の[[マ・クベ]]が宇宙攻撃軍所属の[[ランバ・ラル隊]]に[[ドム]]を補給しなかったり、[[ソロモン]]攻略戦で[[グラナダ]]の突撃機動軍の艦隊が遅れるといった戦略的に問題と言える事態も何度か起こり、中には己個人の私利私欲や野望の為に、指揮下にあるジオン軍を私物化している者さえいた。
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その後、大規模なモビルスーツ部隊を地球に降下させ、中盤までは戦況をリードしていたのだが、ただでさえ[[地球連邦軍]]側よりも国力や兵力で劣っているにも拘らず軍同士の反目が目立ち、突撃機動軍所属の[[マ・クベ]]が宇宙攻撃軍所属の[[ランバ・ラル隊]]に[[ドム]]を補給しなかったり、[[ソロモン]]攻略戦で[[グラナダ]]の突撃機動軍の艦隊が遅れるといった戦略的に問題と言える事態も何度か起こり、中には己個人の私利私欲や野望の為に、指揮下にあるジオン軍を私物化している者さえいた。そもそも同じ軍組織であるにも拘わらずわざわざドズル・ザビ麾下の「'''宇宙攻撃軍'''」とキシリア・ザビ麾下の「'''突撃機動軍'''」という二つの軍隊が存在しているのは、ジオン公国を牛耳っているザビ家内部の対立が原因である。そしてこの争いに引きずられ、二つの軍隊にそれぞれ所属する者同士の仲も決して良いとは言えないものになってしまった。更にこの二軍団の他にギレン・ザビ麾下の「'''総帥府'''」や「'''親衛隊'''」等の戦力も存在しており、戦時中は連携を欠くという問題点が生じている。また後述するように戦後には数多くのジオン残党組織が現れるが、この派閥争いを引きずって残党同士のいがみ合い等も発生しており、連携が取れない遠因にもなっている始末。この為、一年戦争が描かれる一部の外伝作にて、敵対する連邦軍からも「'''ジオン軍には武人はいるが、軍人はいない(各個の職人技は凄いが集団行動が出来ないという意味)'''」という痛烈な皮肉をぶつけられる事になってしまった程である(しかも、一部の聡明な軍人を除いて、殆どの兵士達は「誉め言葉」としか解釈出来ない有様で、本当の意味に気付いていた者を嘆かせている)。
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そもそも同じ軍組織であるにも拘わらずわざわざ「宇宙攻撃軍」と「突撃機動軍」という二つの軍隊が存在しているのは、ジオン公国を牛耳っているザビ家内部の対立が原因である。そしてこの争いに引きずられ、二つの軍隊にそれぞれ所属する者同士の仲も決して良いとは言えないものになってしまった。また後述するように戦後には数多くのジオン残党組織が現れるが、この派閥争いを引きずって残党同士の連携が取れない遠因にもなっている始末。
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これらのような迷走の結果、連携の差によるオデッサ作戦での敗退<ref>この戦いではジオンがモビルスーツ主体であるのに対し、連邦側はモビルスーツを僅かしか投入出来ず、他の戦力は戦闘機や戦車、歩兵ばかりであったのだが、[[アムロ・レイ]]の搭乗する[[ガンダム]]の活躍や連邦軍の統制の取れた連携によって、その不利な状況を覆している。</ref>や、敵対する連邦軍がモビルスーツを解析して独自のモビルスーツの開発や量産化に成功したのを機に、一気に巻き返しを受けてしまう事になる。そして、大多数の一般兵はおろか熟練パイロットも喪失し、素人同然に等しい学徒兵を徴用をせざるを得ない程の人材不足に見舞われ、最終的に指導者であるザビ家の人間殆どが死亡したのが決定的となり、敗北。一年戦争終結によってジオン公国が降伏し共和制に移行したたため、公国軍は「'''ジオン共和国軍'''」へ再編成される事になった。
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これらのような迷走の結果、連携の差によるオデッサ作戦での敗退<ref>この戦いではジオンがモビルスーツ主体であるのに対し、連邦側はモビルスーツを僅かしか投入出来ず、他の戦力は戦闘機や戦車、歩兵ばかりであったのだが、[[アムロ・レイ]]の搭乗する[[ガンダム]]の活躍や連邦軍の統制の取れた連携によって、その不利な状況を覆している。</ref>や、敵対する[[地球連邦軍]]がモビルスーツを解析して独自のモビルスーツの開発や量産化に成功したのを機に、一気に巻き返しを受けてしまう事になり、大多数の一般兵はおろか熟練パイロットも喪失し、素人同然に等しい学徒兵を徴用をせざるを得ない程の人材不足に見舞われ、最終的に指導者であるザビ家の人間殆どが死亡したのが決定的となり、敗北した。
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しかし、一部の将校達は断固として自分達の敗北を認めず、共和政となった祖国であるジオンを離反し、[[テロリスト]]に落ちぶれてまで抵抗活動を続ける事になってしまう([[ジオン残党軍]]を参照)。
    
その後の顛末は、'''[[ジオン公国]]'''の項を参照。
 
その後の顛末は、'''[[ジオン公国]]'''の項を参照。
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=== 旧ジオン軍の残党 ===
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一年戦争終結によってジオン公国が降伏し共和制に移行した後も、宇宙や地球圏の各地で旧公国再興を掲げる残党勢力「'''旧ジオン軍'''」や「'''ジオン残党'''」が[[地球連邦政府|地球連邦]]に抵抗。戦力のほとんどは一年戦争からの自軍機・鹵獲機を維持・改修したもので、中には共食い整備もするなどかなり切羽詰った状態であるが、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]以降は、[[グリプス戦役]]や[[第1次ネオ・ジオン抗争]]において使用されたMSを[[ティターンズ]]や[[ネオ・ジオン]]の人員ごと手に入れたり、鹵獲や裏取引等によって入手・運用している。しかし、当時の主力MSと比較すれば旧式ばかりであることは否めない事実であり、[[ワッツ・ステップニー]]曰く「'''動く戦争博物館'''」と揶揄されるほどである。
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一方、残党軍に所属する者達の思想面に関しては統制されているとは言えず、ジオニズムを信奉して狂信的なまでに「ジオンの栄光」に固執している者や、ただ、単に連邦への憎悪や反抗のため潜伏している者や、過酷な潜伏・逃亡生活に疲れた事で潜伏先に定住して家庭を持った者もいれば、軍人としての誇りすら失ってただの略奪者やならず者に成り下がってしまった者、戦争や殺戮に飢えているだけの戦争屋紛いの者等と様々であり、残党軍の中でも最大勢力であった[[デラーズ・フリート]]が壊滅してからは、悪化の一途を辿ってしまった模様である。ラプラス戦争の時期に至っては、ジオンの消滅がほぼ決定的になった事で「スペースノイド独立」の望みが完全に断たれ、まともな抵抗活動も出来なくなるまで切り詰められた結果、'''自分の命と引き換えに一人でも多くの[[アースノイド]](軍人も民間人も問わず)を道連れにする'''という無理心中も同然で破壊活動を行う等、死に体の有様となってしまった。
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なお、一年戦争の後半にて、追い込まれたジオン軍側がモビルスーツを放棄する形で宇宙へ撤退したり、撃破されたMSの残骸やパーツが回収されずに多数残っていたのが原因で、終結直後は(連邦軍もだが)相当な数のジオニック・ツイマッド・MIP製モビルスーツが野晒しで残されてしまった結果、既に旧式化したものばかりとは言えジオンとは無関係の組織、勢力にまでモビルスーツの力を与えてしまう事になっている。「青の部隊」や「アフリカ解放戦線」といった[[テロリスト]]だけでなく、野盗や[[海賊]]といった反社会勢力が、それらを回収して修繕・改修を行い悪事に使用しており、いわゆる第1次ネオ・ジオン抗争の時期には、地球内での戦争・紛争をより混迷化させてしまっている。
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;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]、[[機動戦士Ζガンダム]]
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:一年戦争終結後からの反連邦活動は、デラーズ・フリートによる[[デラーズ紛争]]を始めとする混乱を地球圏に巻き起こし、結果として上層部が腐敗し始めていた[[地球連邦政府|地球連邦]]内では、「ジオン残党狩り」を名目に結成された[[ティターンズ]]が発言権を強め専横を極めていく要因になっている。その事もありティターンズと敵対する[[エゥーゴ]]や[[カラバ]]に参加する残党勢力も存在した。彼らの協力があったため、カラバは[[ディジェ|アムロ・レイ専用機]]を彼らの感情を刺激しかねない[[ガンダムタイプ]]にする事が出来なかったという話もある。
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;[[機動戦士Ζガンダム]]
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: グリプス戦役の中盤以降には、[[シャア・アズナブル]]も一時は滞在していた、ザビ家の遺児である[[ミネバ・ラオ・ザビ]]を神輿にした勢力[[アクシズ]]が参戦する。
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;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
  −
:先の戦役から存続していたアクシズは[[ネオ・ジオン]]と改名し、連邦政府に対して軍事行動を開始した。いわゆる第1次ネオ・ジオン抗争である。地球に潜伏していた一部の残党勢力はネオ・ジオンに合流しているが、一年戦争の時から戦っていたプライドの高い者や[[ギレン・ザビ]]を信奉する者が多くいた為に、ザビ家の遺児であるミネバを傀儡も同然にしている[[ハマーン・カーン]]や、一年戦争後に軍に入隊した者が多いネオ・ジオンそのものに反感を抱いた結果、あまり彼らと足並みを揃えようとはしなかった。この為、ネオ・ジオン側からも、自分達に合流したジオン残党等一部を除いて旧ジオン軍の残党勢の殆どは陽動や敵の戦力を削ぐための捨て駒程度のものとしてしか認識されていなかった。
  −
:ドワッジやディザート・ザクを使用していた[[デザート・ロンメル]]や[[シュツルム・ディアス]]を受領したサトー率いる部隊等がその最たる例である。一方で、ザク・マリナーを受領したエイン、ビーツ、フリン(全員SRW未登場)、ドワッジを使用していたアマサ・ポーラ(SRW未登場)の様に、プロの軍人としてネオ・ジオンと波長を合わせようとする者達も存在している。さらにネオ・ジオンとの合流を明確に拒否する形で反連邦活動を行っている旧ジオン軍勢力も存在するが、独力で連邦に打撃を与えることは叶わず、いたずらに治安を悪化させ反ジオン感情を高めるだけに終わっている。その為に連邦側はおろかジオン共和国やネオ・ジオンからも傍迷惑な存在であると認識されている。
  −
:また、ジオンとは無関係(後にネオ・ジオンの兵士と手を組むことになるが)である「青の部隊」や「アフリカ解放戦線」といった武装集団も[[ドワッジ]]や[[ゲルググ]]、[[アイザック]]、[[ディザート・ザク]]といったMS(資料によっては「ジオン残党からの戦利品」という記述あり)を運用してる。
  −
;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]
  −
:第2次ネオ・ジオン抗争時は、シャア率いるネオ・ジオンにハマーン派ネオ・ジオン残党の一部が合流しているが、旧ジオン軍の合流は確認されていない。
  −
;[[機動戦士ガンダムUC]]
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:ラプラス戦争では、ネオ・ジオンの残党を糾合した「[[袖付き]]」の首魁[[フル・フロンタル]]による決起の呼び掛けを受けた事で、世界各地に潜伏していた旧ジオン軍の残党勢力が地球連邦の首都である[[ダカール]]を襲撃。最終的には失敗に終わっているがダカールに壊滅的な被害を与える事に成功しており、OVA版ではダカールに続いて[[トリントン基地]]も襲撃をした。しかしこの時も旧ジオン軍はネオ・ジオンと反目していたらしく、[[アンジェロ・ザウパー]]から「忠義面して世界を滅茶苦茶にした戦争屋共」と酷評され、敵諸共攻撃されてしまうという酷い扱いを受けていた。
  −
;A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-(SRW未参戦)
  −
:一年戦争終結後、スペース・コロニーの建設と時を同じくして開拓されていた[[火星]]を制圧したキシリア派のジオン残党が「'''ジオンマーズ'''」を名乗り、火星を実効支配していたが、その支配に反感を持ち、離反したギレン派主体の組織「'''レジオン'''」が、ザビ家の末裔とされる少女「アリシア・ザビ」を旗印に、[[グリプス戦役]]から落ち延びた[[ティターンズ]]残党を迎え入れ、彼らが持ち込んだガンダムTR-6[インレ]を中核とするTR計画機を使いジオンマーズより火星を奪回。
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:[[宇宙世紀]]0089年の時点ではレジオンが火星を実効支配しており、ジオンマーズは地下への潜伏を余儀なくされている。
  −
:ジオンマーズはジオン残党の例に漏れずジオン系のMS・MAを主力としているが、レジオンは他のジオン残党に見られない特徴として、ティターンズ残党が持ち込んだ連邦系のMSを再生産し、主力機体として積極的に導入している。
  −
;[[機動戦士ガンダムF90]]
  −
:残党の一部には[[火星]]にまで逃れた勢力も存在し、一年戦争終結から実に40年近くも経った後の[[宇宙世紀]]0120年に、[[ザク]]や[[グフ]]といった一年戦争で活躍した機体を模したMSを使い決起している。旧型機を模したMSを使用するジオン公国軍の残党は、連邦から「'''オールズモビル'''」と呼称され、後に「オールズモビル戦役」と呼ばれる戦いを引き起こしている。これ以降は、ジオン共和国の自治権放棄、連邦政府による思想統制の影響もあってか公に旧ジオン軍の残党らしき勢力は出現して大規模な反政府運動は行っていない。
  −
:『A.O.Z Re-Boot』のジオンマーズは、オールズモビルの前身となったとされる。
  −
;機動戦士ガンダムシルエットフォーミュラ91(SRW未参戦)
  −
:U.C.0123年に放棄された7バンチコロニーに、ネオ・ジオン軍残党が隠れ住んでいた。この時代残党狩りは禁止されており彼らの生きる権利は政府によって保証されており保護の対象になっている。残党を祖先に持つ難民というべきか。
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;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]
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:[[ガルマ・ザビ|やんごとなきお方]]の命令を受け継いでいた残党の存在が明らかになったが、[[トビア・アロナクス]]と[[ハリソン・マディン]]が介入した時には全滅していた。
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=== ジオン公国の元兵士・信奉者が参加した組織 ===
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;[[機動戦士Ζガンダム]]
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: グリプス戦役では、[[シャア・アズナブル]]を始めとした元ジオン公国兵が[[エゥーゴ]]に合流し、スペースノイドを弾圧する[[ティターンズ]]と戦った。
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;ガイア・ギア(SRW未参戦)
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:[[シャア・アズナブル]]の思想に共鳴した人間達が作り上げた組織『ズィー・ジオン・オーガニゼーション』が登場する。
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:組織名にジオンという名前は入っているが、ジオン公国とは関係がない。また、ネオ・ジオンとも関連性を持たせようと付けた名前ではないと作中で明言されている。構成員の中には、ジオン公国の信奉者も存在したが、組織としての立ち位置はエゥーゴに近いと言える。
      
== 所属人物 ==
 
== 所属人物 ==
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;[[ランバ・ラル]]
 
;[[ランバ・ラル]]
 
:青い巨星の異名をもつモビルスーツパイロット。
 
:青い巨星の異名をもつモビルスーツパイロット。
:;[[クラウレ・ハモン]]
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;[[クラウレ・ハモン]]
::ランバ・ラルの内縁の妻。正式な軍人ではない。
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:ランバ・ラルの内縁の妻。正式な軍人ではない。
:;[[アコース]]、[[タチ]]、[[クランプ]]、[[コズン・グラハム]]
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;[[アコース]]、[[タチ]]、[[クランプ]]、[[コズン・グラハム]]
::ランバ・ラルの部下。
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:ランバ・ラルの部下。
    
=== 突撃機動軍 ===
 
=== 突撃機動軍 ===
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;[[シュタイナー・ハーディ]]
 
;[[シュタイナー・ハーディ]]
 
:潜入工作部隊である[[サイクロプス隊]]隊長。大尉。
 
:潜入工作部隊である[[サイクロプス隊]]隊長。大尉。
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;[[ミハイル・カミンスキー]]、[[ガブリエル・ラミレス・ガルシア]]、[[アンディ・ストロース]]、[[バーナード・ワイズマン]]
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:サイクロプス隊の隊員たち。
 
;[[シーマ・ガラハウ]]
 
;[[シーマ・ガラハウ]]
 
:海兵で構成された特務艦隊の司令代行として転戦した。中佐。コロニーへのG3ガス注入など、非道な作戦も実行している。
 
:海兵で構成された特務艦隊の司令代行として転戦した。中佐。コロニーへのG3ガス注入など、非道な作戦も実行している。
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;[[ノリス・パッカード]]
 
;[[ノリス・パッカード]]
 
:大佐。ギニアスの副官。
 
:大佐。ギニアスの副官。
;[[シュタイナー・ハーディ]]、[[ミハイル・カミンスキー]]、[[ガブリエル・ラミレス・ガルシア]]、[[アンディ・ストロース]]、[[バーナード・ワイズマン]]
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:[[サイクロプス隊]]の隊長と隊員たち。
   
;[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]、[[キグナン]]
 
;[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]、[[キグナン]]
:一年戦争時はシャアの部下。戦争を生き延びた後も[[クワトロ・バジーナ]]の部下として行動している。
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:一年戦争時はシャアの部下。戦争を生き延びた後も[[エゥーゴ]]で[[クワトロ・バジーナ]]の部下として行動している。
;[[ラカン・ダカラン]][[デザート・ロンメル]]
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;[[ラカン・ダカラン]]
;[[ケリィ・レズナー]][[カリウス・オットー]][[ノイエン・ビッター]]
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:一年戦争時軍属。戦争後は[[ネオ・ジオン]]([[アクシズ]])に所属。
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;[[カリウス・オットー]]
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:一年戦争時軍属。戦争後は[[デラーズ・フリート]]に所属。
 
;[[スベロア・ジンネマン]]、[[ヨンム・カークス]]、[[フラスト・スコール]]、[[ギルボア・サント]]
 
;[[スベロア・ジンネマン]]、[[ヨンム・カークス]]、[[フラスト・スコール]]、[[ギルボア・サント]]
:一年戦争時軍属だった者達。戦争後も残党組織(上から[[ネオ・ジオン]]([[アクシズ]])、[[デラーズ・フリート]][[袖付き]])に協力し連邦軍と戦っている。
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:一年戦争時軍属だった者達。戦争後は[[袖付き]]に協力し連邦軍と戦っている。
;[[ジオン兵]]:
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;[[デザート・ロンメル]]、[[ノイエン・ビッター]]
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:一年戦争時軍属。戦争後はアフリカでジオン残党として活動。
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;[[ケリィ・レズナー]]
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:一年戦争時軍属。戦争後は退役し民間人となっていたが、デラーズ・フリートへの参加を希望していた。
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;[[ジオン兵]]
 
:一般兵士。熟練兵が多いのか、一部作品では他勢力の一般兵より技能に優れている場合がある。
 
:一般兵士。熟練兵が多いのか、一部作品では他勢力の一般兵より技能に優れている場合がある。
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*[[ガトル]]
 
*[[ガトル]]
 
*ファット・アンクル
 
*ファット・アンクル
**ファット・アンクル改
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**[[ファット・アンクル改]]
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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:本編前は[[メガノイド]]戦役(『[[機動戦士ガンダム]]』の[[一年戦争]]に相当)にて、[[ホワイトベース隊]]と協力して[[ムゲ・ゾルバドス帝国|ムゲ帝国]]と戦った。それから、一年戦争前半(『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』の[[グリプス戦役]]に相当)を生き延び、[[ジャブロー]]に攻撃を仕掛ける。しかし、本編序盤にて[[シャア・アズナブル]]の部隊が交戦していた[[ロンド・ベル]]と共に[[バイストン・ウェル]]に召喚されてしまう。舞台が地上に移ってからは、ネオ・ジオンとして再編される。
 
:本編前は[[メガノイド]]戦役(『[[機動戦士ガンダム]]』の[[一年戦争]]に相当)にて、[[ホワイトベース隊]]と協力して[[ムゲ・ゾルバドス帝国|ムゲ帝国]]と戦った。それから、一年戦争前半(『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』の[[グリプス戦役]]に相当)を生き延び、[[ジャブロー]]に攻撃を仕掛ける。しかし、本編序盤にて[[シャア・アズナブル]]の部隊が交戦していた[[ロンド・ベル]]と共に[[バイストン・ウェル]]に召喚されてしまう。舞台が地上に移ってからは、ネオ・ジオンとして再編される。
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
:ジオン残党として登場。当初はデラーズ・フリートの協力者だったがエギーユの戦死とシャアの行方不明により、地上部隊はギニアスをリーダーに再編、宇宙部隊はガトーの提案でネオ・ジオンに編入される。
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:既に壊滅しておりジオン残党として登場。当初は[[デラーズ・フリート]]の協力者だったがエギーユの戦死とシャアの行方不明により、地上部隊はギニアスをリーダーに再編、宇宙部隊はガトーの提案でアクシズのネオ・ジオンに編入される。
 
:[[シャドウミラー]]のいた世界では異星人の襲来を機に地球連邦と和解している。
 
:[[シャドウミラー]]のいた世界では異星人の襲来を機に地球連邦と和解している。
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
240行目: 207行目:  
:原作準拠の設定で登場するが、'''名有りキャラクターの大半が原作での死亡シーンを乗り越え、生存する'''。めぼしい戦死キャラはドズルとドレン、[[黒い三連星]](原作より死亡が遅い上に回避可能)、覚悟の上での戦死を遂げる[[デギン・ザビ|デギン]]、ほぼ病死に近いギニアスぐらいのもの。名有りキャラクターの死亡回避はスパロボではいつもの事だが、ジオン軍だと割と珍しい。
 
:原作準拠の設定で登場するが、'''名有りキャラクターの大半が原作での死亡シーンを乗り越え、生存する'''。めぼしい戦死キャラはドズルとドレン、[[黒い三連星]](原作より死亡が遅い上に回避可能)、覚悟の上での戦死を遂げる[[デギン・ザビ|デギン]]、ほぼ病死に近いギニアスぐらいのもの。名有りキャラクターの死亡回避はスパロボではいつもの事だが、ジオン軍だと割と珍しい。
 
:ネオ・ジオンとは「実質ジオン軍の一部だが、名義上は別組織」といった関係。更にデギンの死を受けて、キシリアと彼女に賛同する者たちが「正統ジオン」として独立し、[[コネクト・フォース]]との協力路線を取る。
 
:ネオ・ジオンとは「実質ジオン軍の一部だが、名義上は別組織」といった関係。更にデギンの死を受けて、キシリアと彼女に賛同する者たちが「正統ジオン」として独立し、[[コネクト・フォース]]との協力路線を取る。
 +
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
 +
:舞台が地球ではないのでガンダム大陸の一国家扱い。首都はザビ市。ガンダム大陸を統治するエゥーゴとは特に反目していなかったが、近隣のアクシズ国で勃興した新政権「ネオ・アクシズ」により滅ぼされる。
    
=== 『UC』準拠 ===
 
=== 『UC』準拠 ===
246行目: 215行目:  
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
:ファット・アンクル改が初登場。第19話[[ELS]]移送ルート「歴史の裏に消えた者達」の出撃前イベントにてジュアッグ、ゾゴック、イフリート・シュナイド、ドワッジ、[[カプール]]のユニットアイコンが出現、その後他のジオン残党の機体とともに'''自爆する'''。ゾゴックとイフリート・シュナイドは今回が初登場である。
 
:ファット・アンクル改が初登場。第19話[[ELS]]移送ルート「歴史の裏に消えた者達」の出撃前イベントにてジュアッグ、ゾゴック、イフリート・シュナイド、ドワッジ、[[カプール]]のユニットアイコンが出現、その後他のジオン残党の機体とともに'''自爆する'''。ゾゴックとイフリート・シュナイドは今回が初登場である。
 +
:トリントン襲撃に失敗したあと、[[ヴェイガン]]の[[ゼハート・ガレット]]に拾われ、捨て駒同然の扱いで(ただしジオン兵は覚悟の上での参加であり、特攻を望まない兵は下船させている)連邦の戦時本部ロストロウラン襲撃に参加した。
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
:ネオ・ジオンの地上部隊(宇宙から地上へ侵攻し、そのまま地球を生活の場にしている兵士達)という扱いで登場。
 
:ネオ・ジオンの地上部隊(宇宙から地上へ侵攻し、そのまま地球を生活の場にしている兵士達)という扱いで登場。
 +
;[[スーパーロボット大戦30]]
 +
:版権は『1st』、時代は『[[機動戦士ガンダムNT|NT]]』だが、扱いは『UC』とほぼ同様。
 +
:ジオン残党がダカールやジャブローへの襲撃を企てており、それらを防衛するミッションが存在する。
    
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
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