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下半身はおそらくバビロニア神話の「上半身は人間で腰部もしくは下半身がサソリの怪物」であるギルタブリル(ギルタブルル)がデザインのモチーフと思われる。また上半身がドクロなのもギルタブリルの上半身は死神のような姿であるとされる説を採り入れたものとも推測できる。生命体に明確な敵意を持っており、その呪詛は生けるもの全てを汚染し壊死させる力で満ちている。ヴォルクルスを崇める神殿には石材から金属体のひとつひとつにまでその呪詛が篭っており、崩落に巻き込まれた場合、万一魔装機に搭乗していたとしても助からないとされる(魔装機に宿る精霊、コクピットに座る操者、その全てに必殺の汚染が浸透するため)。
 
下半身はおそらくバビロニア神話の「上半身は人間で腰部もしくは下半身がサソリの怪物」であるギルタブリル(ギルタブルル)がデザインのモチーフと思われる。また上半身がドクロなのもギルタブリルの上半身は死神のような姿であるとされる説を採り入れたものとも推測できる。生命体に明確な敵意を持っており、その呪詛は生けるもの全てを汚染し壊死させる力で満ちている。ヴォルクルスを崇める神殿には石材から金属体のひとつひとつにまでその呪詛が篭っており、崩落に巻き込まれた場合、万一魔装機に搭乗していたとしても助からないとされる(魔装機に宿る精霊、コクピットに座る操者、その全てに必殺の汚染が浸透するため)。
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このように物体に対して非常に強い干渉能力を持っており、人間の精神を暗示で支配することを皮切りに、機械の分子構造を自由自在に操る魔力を備え、死の淵に瀕した人間を留めた事まである。正式な契約を交わした者には特に強い暗示を送り込んでいて、その洗礼を授かった者達はヴォルクルスとその眷属に逆らうことを赦されない。背信行為にはほぼ死で報いており、「羈絏」を授かりながら神殿を破壊した者は、いかなる事情があれど(怨敵壊滅が目的であっても)激痛に苛まれながら死に至るという。なお、契約には強弱があり、全ての信徒に「羈絏」を授けているわけでもない。信者にしても、現世利益(死者蘇生及び恋愛)を追求して入信する者が混じっているため、背信行為を行った者全てが死に絶えるわけではない(現に「地上人召喚事件」時、神官サフィーネと助祭ガエンは分身に攻撃を加えても無事であった)。
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このように物体に対して非常に強い干渉能力を持っており、人間の精神を暗示で支配することを皮切りに、機械の分子構造を自由自在に操る魔力を備え、死の淵に瀕した人間を留めた事まである。正式な契約を交わした者には特に強い暗示を送り込んでいて、その洗礼を授かった者達はヴォルクルスとその眷属に逆らうことを赦されない。背信行為にはほぼ死で報いており、「羈絏」を授かりながら神殿を破壊した者は、いかなる事情があれど(怨敵壊滅が目的であっても)激痛に苛まれながら死に至るという。なお、契約には強弱があり、全ての信徒に「羈絏」を授けているわけでもない。信者にしても、現世利益(死者蘇生、または恋愛など)を追求して入信する者が混じっているため、背信行為を行った者全てが死に直結するわけではない(現に「地上人召喚事件」時、神官サフィーネと助祭ガエンは分身に攻撃を加えても無事であった)。
    
=== [[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] 第一章 ===
 
=== [[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] 第一章 ===
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=== [[地上人召喚事件]](共通) ===
 
=== [[地上人召喚事件]](共通) ===
各地に眠る分身が復活を果たしていき、最終的にふたつの分身が融合した完全体の分身がグリモルド山の地下神殿の祭壇に降臨する。完全体の分身でない中途半端な(上半身と下半身が分かれた)者達は知性がなく、Aクラス魔装機に匹敵するパワーをもって破壊衝動のままに暴れるのみ。物体への干渉力も弱いらしく、映像等にその姿を記録することが出来ないらしい。[[OGシリーズ]]の戦闘を見る限りでは、分身体の内上半身に当たる部分の方が若干意思のようなものを備えており、下半身に当たる方はほとんど怨念や本能で動いているようだ。
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各地に眠る分身が復活を果たしていき、最終的に2種の分身が融合した完全体の分身がグリモルド山の地下神殿の祭壇に降臨する。完全体の分身でない中途半端な(上半身と下半身が分かれた)者達は知性がなく、Aクラス魔装機に匹敵するパワーをもって破壊衝動のままに暴れるのみ。物体への干渉力も弱いらしく、映像等にその姿を記録することが出来ないらしい。[[OGシリーズ]]の戦闘を見る限りでは、分身体の内上半身に当たる部分の方が若干意思のようなものを備えており、下半身に当たる方はほとんど怨念や本能で動いているようだ。
    
このときの復活は、契約により自らの自由を束縛していたヴォルクルスへの復讐を目論んだシュウが関与したもので、「死後復活」の後遺症で契約に関する記憶を失った彼が操る[[ネオ・グランゾン]]のパワーに押し負けて後退。己に従属することを拒んだシュウへの怒りから、復活時の生贄になった魔神官ルオゾールをナグツァートごと取り込み彼への刺客として放つのであった(「第二章」の邪神ルート)。
 
このときの復活は、契約により自らの自由を束縛していたヴォルクルスへの復讐を目論んだシュウが関与したもので、「死後復活」の後遺症で契約に関する記憶を失った彼が操る[[ネオ・グランゾン]]のパワーに押し負けて後退。己に従属することを拒んだシュウへの怒りから、復活時の生贄になった魔神官ルオゾールをナグツァートごと取り込み彼への刺客として放つのであった(「第二章」の邪神ルート)。
    
=== [[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] ====
 
=== [[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] ====
さらなる復活のために大量の流血を欲てしおてり、「[[シュテドニアス南北戦争]]」を引き起こさせた黒幕の一人と目される。計二度に及んだ「類似の法則」([[サティルス・ギャレール|サティルス]]が無限の力を与えてくれると信じていた[[オンガレッド・キレシナ|オンガレッド]]、エルシーネを崇拝した1200余名の兵士が持つ信頼していた者に裏切られた想い)に従った生贄の儀式の力で三度目の復活を果たす。完全復活を目前としたヴォルクルスの魂に呼応して鳴動する大地の中から姿を現す邪神の神殿と分身達、それをみて怯えるラ・ギアスの人々の負の感情で世界は危機に晒されたのだが、今回の復活事変も「[[アンティラス隊]]」とシュウの共闘により未然に防がれる。破壊神は再び雌伏の時につくのであった。
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さらなる復活のために大量の流血を欲しており、「[[シュテドニアス南北戦争]]」を引き起こさせた黒幕の一人と目される。計二度に及んだ「類似の法則」([[サティルス・ギャレール|サティルス]]が無限の力を与えてくれると信じていた[[オンガレッド・キレシナ|オンガレッド]]、エルシーネを崇拝した1200余名の兵士が持つ信頼していた者に裏切られた想い)に従った生贄の儀式の力で2度目の復活を果たす。完全復活を目前としたヴォルクルスの魂に呼応して鳴動する大地の中から姿を現す邪神の神殿と分身達、それをみて怯えるラ・ギアスの人々の負の感情で世界は危機に晒されるのだが、今回の復活事変は「[[アンティラス隊]]」とシュウの共闘により未然に防がれる。破壊神は再び雌伏の時につくのであった。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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